藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。




ホラー映画やホラーゲームにおいて、非常に重要な役割を果たすのがサウンドです。静けさの中で「ギーッ…」と開くドアの音、突然の「ガタッ」という物音……背筋が凍るような気がします。もちろん、効果音だけでなくおどろおどろしい不気味さを持った音楽というのも非常に重要なキーとなっており、映像と音をマッチさせることで恐怖を表現することができます。そうしたホラーサウンドは、どのようにして作られているのでしょうか?

先日、国際的な電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP 2017」が開催されましたが、その中の特別セミナーとして行われた「NATIVE SESSIONS - BEHIND THE SCENES OF BIOHAZARD 7」において、12月14日に配信予定のサバイバルホラー「バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション」に関する制作舞台裏を開発元のカプコンのサウンドチームが明かしてくれました。ここではフォーリーと言われる効果音レコーディングやクリーチャーボイス(モールデッドの声)の収録の実演、さらにはNative InstrumentsKONTAKTをベースに、カプコンが独自開発した音源、REMM(Resident Evil Music Modular)を用いた音楽制作など、普段見ることができないゲームサウンド制作の裏側を見ることができたので、その概要について紹介してみたいと思います。


先日、日本科学未来館で行われたMUTEK.JP 2017の特別セミナー、「Native Sessions-Behind the Scenes of BIOAHAZARD 7
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PCのプラグイン型やスタンドアロン型、またiPhone/iPadで使えるものなど、さまざまなギターアンプシミュレーターが登場し、性能を競い合っている中、本家であるギターアンプのほうも大きく進化してきています。先日発売されたFenderのギターアンプ、Mustang GTシリーズはパワフルなホンモノのギターアンプでありながら、これ自体がWi-Fi機能を装備しており、インターネットを経由してプリセットトーンのダウンロードなどができてしまうのです。

しかもWi-Fiだけでなく、Bluetooth経由でiPhone/iPadAndroidPCと接続でき、これらと有機的な連動が可能なほか、リアにはmicroUSB端子を装備しており、ここを介してギターアンプのサウンドをそのままレコーディングすることも可能になっているのです。この前代未聞ともいえるギターアンプ、Mustang GT40をちょっと使ってみたので、どんな機材なのか紹介してみたいと思います。


世界初、Wi-Fi機能を搭載したFender Mustang GT40を使ってみた

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DTMの打ち込みで難しいと言われてきた楽器の代表的存在がギターです。いくら高品位なサンプリングを用いても、普通にMIDI入力したのでは、どうしてもギターのダイナミックさを表現することができず、何か機械的、シンセサイザ的な音色になってしまうからです。そのため打ち込みでギターっぽさを出すためには、ピッチコントロールを駆使してビブラートとチョーキングを表現したり、6本ある弦を鳴らすタイミングを微妙にズラしてストロークを表現するなど、まさにギターリストのプレイの一挙手一投足を真似しながら細かなMIDI入力をしていく必要があるのです。

当然ギターの知識と経験が豊富でないと、そんな入力はできないし、膨大な手間もかかります。そんなことをするくらいなら自分でそれなら自分で弾くか、ギタリストに頼んでレコーディングしてもらったほうがよほど簡単ということになってしまいますが、そんな知識も手間も不要で、手軽に本気のギタープレイを打ち込みで再現できる音源が出てきています。その一つがThree-Body Technologyという会社が開発したHeavier7Stringsというメタル系のギター音源。実際に試してみたところ、打ち込みではもちろん、MIDI鍵盤でリアルタイムに弾いても、まさに本気のギター!というサウンドになってくれる、感激ものの音源なんです。どんな音源なのか紹介してみましょう。


メタル系を中心としたギターサウンドを作り出せる強力でリアルなギター音源、Heavier7Strings

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まさに前代未聞ともいえるすごいセミナーが行われるという情報が入りました。『作曲で必要な目から鱗のコツを教えます』、『クリエイターに必要なミックスダウンの手法を伝授!』という面白そうなセミナーをセットで1万円。しかし、参加者にはMiDiPLUSのMIDIキーボード、オーディオインターフェイスの計6種の中から1点お持ち帰りという、トンでもない企画が行われるというのです。11月25日の福岡を皮切りに大阪、東京、札幌、仙台と5都市で開催されるようなのです。

そのセミナーを主催するのは、アーティストでは浜崎あゆみ、倖田來未、SonarPocket、AAA、Sexyzone、テゴマス、NEWS、SDN48…今年上映された映画「チアダン」では劇中歌を多数担当する作詞、作曲家・プロデューサーの伊橋成哉さん、そしてももクロ、BABYMETAL、気志團、クラムボン、柴咲コウ、神田沙也加、KEYTALK…ゲームFINAL FANTASYのミキシングを手掛けるエンジニアの戸田清章さんのお二人。「これって詐欺じゃないの?、大丈夫!?」なんて声も聞こえてきそうですが…。実際なぜそんなことが可能なのか、お話も伺ったので紹介してみましょう。


作曲とミックスの2つのセミナーを1万円で受講するとDTM機材がもらえるという前代未聞のセミナーが開催に

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DTMステーションでも、これまで度々取り上げてきた、DAW女(ダウジョ)シンガーソングライターの小南千明さん。ポニーキャニオンからのメジャーデビューも決まり、まさにDTM界のホープともいえる小南さんですが、そもそもどんなキッカケでDAW、DTMと出会い、そのスキルを習得してきたのか興味のある方も多いと思います。そして普段どうやって曲を作っているのかというのも気になるところでしょう。

ファンの方であれば小南さんがStudio Oneユーザーであり、apollo twinNektor Impactを駆使していることはご存知だと思いますが、これらの機材を選択するに至った背景にもいろいろなストーリーがあるようなのです。そこで、DTMステーションとして小南さんの幼少から振り返る形でどのようにDAW女シンガーソングライターが誕生したのか、そしてどういう楽曲制作を行っているのかなど、じっくりとインタビューしてみました。


DAW女シンガーソングライターの小南千明さんにインタビューしてみました

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毎年恒例、年末のバージョンアップの季節。ことしは例年より3週間ほど早い11月15日にCubaseの新バージョンが誕生しました。今回発売されるのはCubase Pro 9.5Cubase Artist 9.5Cubase Elements 9.5の3ラインナップ。またこのタイミングで非売品で製品バンドル版であるCubase AICubase AI 9.5になるとのこと(現時点ではCubase LE 9.5が登場するのかどうかは不明)。通常、x.5というバージョンは上位2つのバージョンだけの対応で、Elements以下は対象外だっただけに、今回はちょっと異例の展開となっています

その背景にはCubaseのオーディオエンジンを従来の32bit浮動小数点処理(32bit-float)のものから64bit浮動小数点処理(64bit-float)のものへ載せ替えることがあるようです。32bit-floatで不満があった方はほとんどいないのでは…と思うものの、競合他社が64bit-floatで高音質を謳っているからには負けていられない、ということなのでしょう。エンジン側の体制が整った今、少しでも早くと時期を前倒しし、全ラインナップで戦いに挑む、ということなんだと思います。そこで、Cubase 9.5のファーストインプレッションとして、エンジン部分を中心に何が変わったのかなどを紹介していきましょう。


11月15日、例年より3週間近く早くCubaseの新バージョン、Cubase 9.5がリリース

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11月15日、KORG Gadgetの新バージョンがリリースされました。その新バージョンの目玉機能となるのは、あの音圧爆上げマキシマイザーであるDotec-AudioDeeMaxを搭載したということ。まさに最強のツール同士のコラボレーションです。ご存じのとおり、KORG GadgetにはMac版とiOS版がありますが、それぞれKORG Gadget for Mac v1.5KORG Gadget for iOS v3.5にバージョンアップするとともに、DeeMaxが搭載されているのです。

でも、なぜKORG GadgetとDeeMaxが出会ってしまったのか、そこにどんなやり取りがあり、どのようにして開発されていったのか。従来のVST、AU、AAXで動作するプラグイン版とどう違い、ホントにiPhoneやiPadでもDeeMaxが動作するのか……。そうした点について、開発者みんなに集まっていただきお話を伺ってきました。伺ったのはKORGの中島啓さんと高橋和康さん、そしてDotec-Audioのフランク重虎さんと飯島進仁さんの4人です。


ついに、あのDeeMaxがKORG Gadgetの中に統合された!

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