藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。




DTMステーションで、これまで何度か取り上げてきた魔法のようなことを実現するプラグインメーカーのドイツZynaptiq(ザイナプティク)。人工知能でミックス、マスタリングができるINTENSITYやステレオミックスからドラムを消せる魔法のツールのUNMIX DRUMS、既存曲のコードを自在に変えられる魔法のツールPITCHMAP……などなど。

そのZynaptiqから非常に強力なリバーブプラグイン、SUBSPACEがWindowsおよびMac用に、無料でリリースされました。Zynaptiq製品の国内代理店であるエムアイゼブンジャパンによるとZynaptiq製品の認知度向上のための無料公開とのことですが、これがまた強力で、かなり利用価値が高そうなリバーブなんです。実際自分でも入手し、インストールした上で、試してみたので、どんなエフェクトなのかを紹介してみましょう。


Zynaptiqのリバーブ、SUBSPACEを無料で入手できる

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ドイツのSteinberg(スタインバーグ)が開発し、ヤマハが販売するという強力なタッグの元、少しずつシェアを伸ばしてきているDorico(ドリコ)。歴史ある楽譜作成ソフトであるFinale(フィナーレ)や、多くのプロユーザーも使っているSibelius(シベリウス)などにどう戦っていくかを工夫しているようですが、初期バージョンが発売されてから2年の間、着実にバージョンアップを繰り返し、機能を追加していきています。

この5月にDorico 2.0としてメジャーバージョンアップを果たすとともに、上位版のDorico Pro(市場想定価格57,600円)とエントリー版のDorico Elements(市場想定価格9,900円)の2ラインナップに分かれたところですが、先週Dorico 2.1へとアップデートし、プレイバック機能を中心に強化が図られています。実際どんなことができるようになったのか、紹介してみましょう。


Steinbergの楽譜作成ソフト、Dorico Pro 2.1


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以前、何度も記事にしたことのあったDTM入門者用のDAW、ドイツMAGIX社製のMusic Maker。私も監修という立場で「はじめてのMusic Maker ~ 音楽を創ろう」という入門書をバージョンアップごとに計4回作ったことがあるので、思い入れのあるDAWでもあるのですが、その最新バージョンとなるMusic Maker 2019が8月24日、ソースネクストから14,504円(税抜)で発売されました。また発売記念キャンペーンとして9月2日までの期間、9,800円での販売となります。

ご存知の方も多いと思いますが、国内での発売元は数年前にAHSからソースネクストへ変更されており、ソースネクスト版を購入している方も少なくないかもしれません。AHS時代にあった最後のバージョンMusic Maker MX2から数えると6世代ほど新しくなっているとのこと。実際どんなソフトなのか、改めて紹介してみましょう。


新たに発売されたMusic Makerの最新版、Music Maker 2019

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「ギターは持ってる」、「コードくらいはある程度押さえられる」、「けど、カッコよく弾けるというにはほど遠い」……そんな思いの人は少なくないのではないでしょうか?教則本を読んでもなかなかうまくいかないし、YouTubeの教則ビデオなんかも試してみても、そう簡単にはいかないものです。TAB譜の見方くらいは分かるけど、思ったようにはなかなか弾けないものですよね。

そんな中、これなら弾けるようになるかも!と思わせてくれる強力なiOSアプリ、PhraseStock(フレーズストック)が誕生しました。別にiPhoneがギターを弾くのではないですよ!プロのギタリストが監修して作られた850円の学習アプリで、自分がさまざまなフレーズを弾けるように丁寧に教えてくれるというもの。ギター初心者にとってももちろん、結構弾ける人にとってもアプリ名通り、弾けるフレーズをストックしていくためのツールとして有効なようです。実際どんなアプリなのか紹介してみましょう。


ギター、ベースのフレーズを覚えるための教則アプリ、PhraseStock

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Ravenscroft(レイブンスクロフト)というアメリカのピアノメーカーをご存知ですか?とても独特な音の響きを持つピアノを作るオーダーメイドのメーカーで、フラグシップであるModel 275は3,000万円もするコンサートグランドであり、国内にもそう多くはありません。そのRavenscroft公認のソフトウェア音源、その名もズバリ、Ravenscroft 275VI Labsというアメリカのメーカーが開発しています。

サンプリング容量35GB(ロスレス圧縮によりファイル容量は5GB強)という膨大なデータで、オリジナルをリアルに再現しており、ほかのピアノ音源とは明らかに異なるサウンドを実現しているので、「ちょっと違ったサウンドに仕立てたい」というときに、大きな威力を発揮してくれそうです。サンプラーとしてのエンジンにはUVI Workstationを使っているのですが、そのRavenscroft 275の輸入販売を行っているFOMIS Soundwares LAB内藤朗さんにいろいろお話を伺ってみました。


3,000万円のピアノを忠実に再現するRavenscroft 275

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エレピサウンドを代表するRhodes Piano(ローズ・ピアノ)。数多くのメーカーが、Rhodes Pianoの物理モデリング音源を出したり、サンプリング音源を出す中、世界的にも非常に高い評価を受けているのが、日本の音源メーカー、PREMIER SOUND FACTORYが出す音源です。これまでMark1 Stage Premier 96kSUITCASE Premierという2つの音源がありましたが、これらの機能を強化するとともに、2つセットにしたMK-1 Collectionという製品がリリースされました。

PREMIER SOUND FACTORYは以前「ビートルズやツェッペリン、モータウンサウンドなどを忠実に再現!?名盤のドラムサウンドをリアルに出せるDrum Treeとは?」や「お箏のほぼ全奏法をカバーする純国産・高音質音源『箏姫かぐや』誕生」といった記事でも紹介したメーカー。高品位なサンプリングに徹底的にこだわる音源メーカーが、「もはや、ここから何かを改善することは不可能」と言い切るMK-1 Collectionとはどんな音源か紹介しましょう。またPREMIER SOUND FACTORYは同じエレピ音源でWurlizerをサンプリングしたWurly Premier Gを無償でリリースすることも発表されたので、併せて紹介しましょう。


Rhodes Pianoをリアルに再現するMK-1 Collection

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以前、何度か紹介し、大きな話題になったヘビメタギターサウンド音源のHeavier7Strings。これは北京にあるThree-Body Technologyというベンチャー企業が生み出した超リアルなソフトウェア音源で、中国の技術のスゴさを思い知らされると同時に、思い切りヘビメタ好きな人たちが4年もかけて作り上げたんだなと、胸が熱くなる思い入れを感じました。

そのThree-Body Technologyが先日、第2弾製品、OwnTHDをリリースしました。今度はソフトウェア音源ではなく、エフェクト。それもサチュレーションにターゲットを絞ったものであり、ギター用にはもちろんのこと、ドラム、ベース、キーボード、ボーカルなど、さまざまな音源を簡単に気持ちいいサウンドに仕上げてくれるというもの。現在において、サチュレーションエフェクトというのは、そう珍しいものではないのですが、このOwnTHDは手軽に自分だけのオリジナル・サチュレーションサウンドを作り出せる、という点を前面に出したユニークなプラグインです。価格はアメリカドルで$129ですが、現在発売記念で$89。日本円で計算すると税抜きで1万円ちょっとです。実際どんなものな試してみたので紹介してみましょう。


簡単に自分だけのサチュレーションサウンドが作れるOwnTHD

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