藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。




先日、幕張メッセで行われた国内最大のゲームの展示会、東京ゲームショウ2017。4日間で25万人以上が訪れたとのことですが、その東京ゲームショウのブースの1つで、ちょっと面白いモノが展示、配布されていました。そう写真を見れば分かるとおり、段ボールのキーボードであり、ここにある23鍵を使って演奏可能というものなのです。

その展示・配布をしていたのは、先日「800万円超の究極のシンセが誕生!?ビーマニ開発者が率いる日本のベンチャーがNAMMに出展だ!」という記事でも紹介した超高級シンセを開発中のYudo(株式会社ユードー)。800万円のシンセと段ボールのキーボードのギャップが激しすぎて笑ってしまいましたが、ユードーは何を狙っているのでしょうか? ブースに立って来場者に説明をしていた社長の南雲玲生(なぐも・れお)さんを捕まえて、話を伺ってみました。


東京ゲームショウで段ボールのキーボード、KAMI-OTOを配布していたユードーの南雲玲生さん
>>この記事の続きを読む

2年前のDeeCompが登場して以来、あの過激なインパクトのマキシマイザー、DeeMAXをはじめ、さまざまなプラグインを怒涛のようにリリースしてきた、日本のプラグインメーカー、Dotec-Audio(ドーテック・オーディオ)。今年4月にマルチエフェクトのDeeFXを出してからは、しばらく新製品が止まっていましたが、9月26日、新しいプラグイン、DeeChannelTool(税込み2,500円、Deeシリーズユーザーなら1,000円)をリリースしてきました。

開発者であるフランク重虎さんがふとアイディアを思いついて、突然製品化したらしいのですが、かなり便利に使えるツールです。もっとも内容的には奇抜な機能というわけではなく、ステレオの片チャンネルをソロにしたり、位相反転したりM/Sバランスを調整するなど、比較的地味なもの。DAWのコンソールをいじればある程度できる機能かも…とも思うものの、実際にコンソール操作ではやりにくいため、すごく重宝しそうなんです。でも、そもそもチャンネルツールって何のために役立つの?という人も少なくないと思うので、簡単に紹介してみたいと思います。


Dotec-Audioから5か月ぶりの新製品、DeeChannelToolが登場
>>この記事の続きを読む

低価格ながら、かなり品質の高いDTM機材をいろいろ開発しているメーカーとして知られる台湾のメーカー、MiDiPLUSの製品が国内でも9月25日より発売されることが発表されました。第一弾として発売されるのはUSB-MIDIキーボードのX miniシリーズ4製品と、USBオーディオインターフェイスのSTUDIO 2およびSTUDIO mの計6製品です。

発売前に少し使わせていただいたのですが、ミニ鍵盤のX miniシリーズはキータッチがすごくしっかりしていて、国内流通しているミニ鍵盤の中でもトップクラスといっていいクォリティー。気になる価格は25鍵のX2 miniが8,100円(Amazonでの税込み実売価格)、37鍵盤のX3 miniが9,900円、49鍵盤のX4 miniが12,300円、61鍵盤のX6 miniが14,300円と、いずれもかなり安い設定となっています。一方オーディオインターフェイスのSTUDIO mが9,720円、STUDIO 2が12,420円と、こちらも安く抑えられています。実際どんなものなのかレポートしてみましょう。


台湾メーカーのMiDiPLUSが日本上陸。USB-MIDIキーボード4製品と、オーディオインターフェイス2製品を発売開始

>>この記事の続きを読む

先日、東京・御茶ノ水にあるイシバシ楽器 御茶ノ水本店SOUTHの特設会場で、ちょっと面白いイベントが行われました。以前にも「プニュプニュする新触感。フランス生まれのMIDIコントローラー、Touché(トゥーシェ)が気持ちいい!」という記事でも紹介した、仏Expressive E社のTouchéを、キーボードプレイヤーである氏家克典さんがデモンストレーションするというセミナーイベントです。

いつ見ても「さすが、氏家さん上手い!」と感激する氏家さんのプレイですが、Touchéにおいては「なるほど、そういう使い方ができるのか!」と目の前でのプレイを見て驚いた次第です。見学するだけのつもりで行ったのですが、試しにビデオ撮影してみたら、思いのほかリアルに撮れたので、そのビデオを並べる形で、改めてTouchéの面白さ、不思議さについて紹介してみたいと思います。


氏家さんによるTouchéのセミナーイベントがイシバシ楽器店で行われた

>>この記事の続きを読む

オーディオインターフェイスの性能を表す重要な項目の一つがレイテンシー=音の遅延です。遅延時間が小さければ小さいほど、高性能というわけで、各社ともここにしのぎを削っており、年々その性能は向上してきています。そうした中、また新たなオーディオインターフェイスがPreSonusから誕生しました。バナー広告などで「超低レーテンシーの世界へ、QUANTUM誕生」というものを見かけた方も多いと思いますが、1Uのラックマウントサイズのオーディオインターフェイス、QUANTUMというものです。

接続はThunderboltで、アナログ・デジタル合わせて26IN/32OUTの入出力を備え、最高で24bit/192kHzまで対応したQUANTUM。Macはもちろんのこと、Windowsでも利用可能で、PreSonusのStudio Oneはもちろんのこと、Cubase、FL STUDIO、Ableton Live、Reason、Logic……と一通りのDAWで利用可能です。さらにiPadやAndroidからリモートコントロールできるといったユニークな機能も搭載されているのですが、実際、どんな機材なのかレポートしてみましょう。



>>この記事の続きを読む

先日、知人から「これ、スゴイよ!」と教えてもらって試してみたのがu-he(英語読みでユーヒー、ドイツ語読みならウーヘー)のRepro-1というソフトシンセ。ご存知の方からは「今さら、何を言ってるんだ!」と馬鹿にされそうではありますが、状況を理解しないままにデモ版をインストールして音を鳴らしてみて、驚きました。

なんだ!この分厚いサウンドは!」、と。画面を見て、これはあのシーケンシャルサーキットのProphet-5?と思ったら、単音しか出ません。そう、これProphet-5をモノフォニック化して1981年に発売されたPro-Oneをアナログモデリングした音源だったんですね。Prophet-5をモデリングした音源は、NIのPro-53やArturiaのProphet Vほか、いくつかがありますが、サウンドの完成度、質の高さという意味ではそれらを圧倒するんじゃないでしょうか…。国内ではディリゲントが代理店として、今年3月に発売されていたようですが、ノーマークでした。というわけで、今さらながらRepro-1について紹介してみたいと思います。


SEQUENCIAL CIRCUITのPro-Oneを再現したu-heのRepro-1

>>この記事の続きを読む

iPhoneやAndroidのスマホを用いて、誰とでも簡単にコラボ=セッション可能な超人気アプリのnana。以前DTMステーションでも「女子中高生が熱狂するnanaのレコーディングセミナーに潜入してみた!」、「いまnanaへのDTM作品投稿でモテモテってホント!?」といった記事で取り上げたことがありました。

現在のユーザー数は400万人で、1日5~6万の新規投稿があるという、すごいサービスになっているのですが、DTM作品をUPする上で大きなネックがありました。それは、WAVファイルを直接アップロードできないため、一度アナログ化した上で、スマホを使って録音しなくてはならず、面倒だし、音質も劣化してしまうという点です。しかし、9月13日ついに念願のPCからの直アップロードが可能となり、手軽にそして高音質で投稿が可能となったのです。これにより、DTMユーザーの投稿先としてnanaがなかなか魅力的なものになってきました。実際、どのように投稿するのか、どんなメリットがあるのかについて見てみたいと思います。


nanaにPC直アップロード機能が搭載された

>>この記事の続きを読む

このページのトップヘ