藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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昨年「自分の声をキャラクターの声にリアルタイム変換するSFのような技術、リアチェンvoiceが楽器フェアに登場!」という記事で紹介した、クリムゾン・テクノロジーが名古屋大学・戸田智基教授〔元奈良先端科学技術大学院大学)の研究グループと共同で開発したリアチェンvoice。その後、テレビのニュース番組などでも取り上げられていたので、ご覧になったことがある方も多いと思います。そのデモを見たときには、非常に驚いた一方で、リアチェンvoiceはあくまでも業務用の機材であり、こんなものを一般ユーザーが使えるようになるのは遥か先のこと……と思い込んでいました。

ところが、それからちょうど1年が経過した本日、なんとリアチェンvoiceがというiPhone版のアプリとして登場し、しかも無料で入手できるようになったのです。標準で「くりむ蔵」というキャラクタの声に変換可能となっているほか、オプションとして声優の佐藤聡美さんがCVを務める「東北ずん子」(3,800円)、同じく声優でMIDI検定1級保持者でもある小岩井ことりさんがCVの「声乃ツバサ」(3,800円)、そして謎のキャラクター「キューティー・エイロアン ペロロ」(2,900円)の3つのキャラクターが用意され、内部課金の形で購入可能となっているのです。つまり、女性ユーザーはもちろん、男性ユーザーでも自分がしゃべると、リアルタイムに東北ずん子や、声乃ツバサの声に変換することができちゃうのです。実際、どんなものなのか紹介してみましょう。


クリムゾンテクノロジーからリリースされた、リアチェンvoice~ジュラ紀版
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女子中高生を中心に爆発的なヒットをしている音楽SNSアプリのnana。つい先日、登録ユーザー数が500万人を突破したということで、その勢いは止まらないようです。このnanaではアップロードした曲にユーザーが重ね録りをして再アップロードする「コラボ機能」があるために、コーラスを重ねて行ったり、楽器をセッションしていくことがでるのが大きな魅力で、DTMユーザーにとっても非常に使える作品発表の場となっています。

先日も「初心者DTMerの投稿先にピッタリ!? ついにnanaがPC直アップロードに対応」という記事で取り上げたところですが、10月24日、さらにnanaアプリが大型アップデートを行われました。今回のアップデートはiOS、Androidとも同時に行われ、内蔵エフェクトとしてサンプリングリバーブ(コンボリューションリバーブ)が搭載されるなど、DTMユーザーから見てもかなりマニアックな感じ。さらにiPhone/iPad上のGarageBandからの直アップロードもサポートされているのもポイントです。実は工夫することでGarageBandだけでなく、CubasisAuriaなど各種iOSのDAWで作ったデータもUPすることが可能となっているのです。実際どんなアップデートがなされたのか紹介してみましょう。


音楽SNSアプリのnanaが大幅なアップデートを行った

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10月24日、Steinbergから波形編集ソフト兼マスタリングソフトである、WaveLabの新バージョン、WaveLab 9.5がリリースされました。ラインナップとしては上位版のWaveLab Pro 9.5(オープン価格:実売62,640円前後)およびWaveLab Elements 9.5(オープン価格:実売10,800円前後)の2つで、従来バージョンであるWaveLab 9などからのバージョンアップは、Steinbergサイトからオンラインで購入できるようになっています。

今回のWaveLab 9.5の最大の特徴ともいえるのは、スペクトラムエディターの大幅強化で、これによって、Photoshopで写真の中の電線や電柱を消すかのごとく、オーディオの中からノイズを取り除くことができる、オーディオインペインティング機能などが利用可能となったのです。またそれとは別にノイズ除去プラグインスイート「RestorRig」が搭載されたり、エラー修正機能が強化されるなど、ノイズやエラーの除去といったことが非常にしやすいツールになっています。さらに再配布可能なDDP Playerなる便利なツールが用意され、マスタリングにおける決定版的なツールに進化したのがポイント。具体的にどんな強化がなされたのか、紹介していきましょう。


10月24日、WaveLab Pro 9.5およびWaveLab Elements 9.5がリリースされた
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最近、DTMステーションでも人工知能AIネタが増えてきていますが、今度はヤマハによる「人と一緒に演奏することができるAI」の登場です。10月27~29日に日本科学未来館で開催されるデジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)で人間×AIによるライブが披露されるほか、アニメ「響け!ユーフォニアム」の世界に入り込めるAI搭載のiPhoneアプリが展示され、来場者といっしょにユーフォニアムやトランペットでの合奏が可能になるというのです。

でも、そもそもAIが人と一緒に演奏するとはどういう意味なんでしょうか?AIなんてなくたって、クリックさえあれば昔からコンピュータと人間のセッションは可能でしたし、シーケンスによるプレイをカラオケととらえれば、クリックなんてなくても一緒に演奏できます。しかし、このヤマハのAIを利用すれば、より人間的な演奏が可能になるのだとか……。実際どういうもので、どんなメリットがあるのか、先日、このシステムを開発したヤマハ株式会社、研究開発統括部 第1研究開発部 音楽AIグループの前澤陽さんにいろいろ伺ってみました。


「響け!ユーフォニアム」のキャラクタがAI機能を持ち、合奏相手になってくれる

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先日、「【DTMステーション×Amazonコラボ企画:第1弾】DTMをはじめよう!初心者向けDTM製品の選び方。お勧めオリジナル・セット製品も紹介!」としてAmazonとDTMステーションのコラボ企画について紹介しました。今回はその第2弾として、Amazonを利用した、DTM関連のお勧め商品、お得な商品、そしてDTMステーション・オリジナルのセット商品について紹介していきます。

前回もお伝えしたとおり、この企画ではDTMステーションのサイト側でDTMお勧めセットを紹介する一方で、Amazonサイト側でも『さあ、DTMをはじめよう』というタイトルの元、DTMステーションお勧め機材を数多くピックアップしていくという内容になっています。DTM初心者の方はもちろん、中・上級ユーザの方、またプロミュージシャンのみなさんにとっても、いろいろな発見があると思うので、ぜひ覗いてみてください。まずは、第2弾となるオリジナル・セット商品を3つ紹介し、続けてDTMステーションのピックアップ製品をいろいろ紹介していきましょう。どんなものがあるか、眺めるだけでも結構楽しいと思いますよ!


ただいま、DTMステーションxAmazonコラボ企画実施中!

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DTMステーションというWebサイトを長年運営してきて、こんな基本的なこともしっかり書いていなかったのか……との反省から、今回は今さらながら「DTMとDAWの違い」ということについて紹介してみたいと思います。確かに、初めてDTMの世界に触れる人にとっては、同じ3文字の用語であり、Dから始まる似たような略語。何が違うのか、同義語なのか、わかりくいかもしれませんね。

もちろん、ご存じの方から見れば「いやいや、そもそも比較する用語じゃないから」なんて指摘されるとは思いますが、初めての方にとっては「???」というところでしょう。一方でDAWは世界共通用語だけれど、DTMは国内でしか通用しない用語だったりもするのです。そうした言葉の背景も含めて、見ていきましょう。


DTMとDAWって何が違うの!?
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先週リリースされて、すでにいろいろなところで話題になっているので、ご存じの方も多いと思いますが、アメリカのiZotopeからマスタリングツールのOzone(オゾン)および、トラック調整&ミックスツールのNeutron(ニュートロン)がそれぞれバージョンアップして、Ozone 8そしてNeutron 2となりました。いずれもMac、Windowsで動作するプラグインであり、OzoneもNeutronも別商品として独立したソフトですが、お互いが連携する機能を持ち、セットで使うことでより大きな効果が得られるようになっているのです。

中でも注目すべきはOzone 8に搭載された「Master Assistant」という、人工知能を用いた自動マスタリング機能です。実際ちょっと試してみたところ「もう、これでいいじゃん!」というかなり満足度の高い仕事をしてくれるのです。この結果を見てしまうと、今後マスタリングエンジニアの方々の仕事がなくなるのでは……と心配になるほどです。Ozone 8もNeutron 2も、最上位版であるAdvanceというエディションを試してみました。いずれもかなり多機能なソフトなので、全部を紹介しているとキリがないのですが、人工知能関連の部分を中心に触ってみて面白かったところをいくつかピックアップしてみたいと思います。


Ozone 8とNeutron 2がリリースされたので、さっそく試してみた
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