藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。




その場にいるような立体的なサウンドをどのように録音するか、というテーマは重要でありながら、なかなか難しい問題ですよね。単に高級なマイクを使えば立体的になるわけではないし、ステレオでマイクを設置すれば上手に録れるというわけでもありません。

かといって、リバーブを掛ければいいわけでもないし、ステレオイメージャーのようなエフェクトを掛ければ、臨場感あふれる音になるのか、というとそうでもないのが、難しいところなんです。そうした中、難しいテクニックなしに、極めてシンプルで簡単に立体的なサウンドで録音できるユニークなマイクがありました。iPhoneiPadiPod touchなどで利用できるDOMINO 2MIC(ドミノツーマイク)というのがそれ。DSPで信号処理することで、そうした立体的なサウンドを実現するようなのですが、どんなものなのか試してみました。


立体的にサウンドを収録できるDOMINO 2MICを試してみた
 
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ご協力してくださった方も多いと思いますが、DTMステーションでは、DTMユーザーに向けたさまざまなアンケート調査を行っています。「使っているDAW調査」や「WindowsとMacの比率調査」また「好きな音源メーカー調査」……などなどですが、毎年同じ調査をしてその推移の変化を時系列的にも観測しているのが「使っているオーディオインターフェイス調査」です。

ちょうど先月、2017年2月の調査として「あなたは、どこのメーカーのオーディオインターフェイスを使ってますか?」というものを行ったところですが、その結果、初めてSteinberg/YAMAHAがシェア1位となり、しかも昨年まで1位だったRoland/EDIROLを大きく引き離して圧倒的な1位へと躍進したのです。でも、なぜ急にここまでSteinberg/YAMAHAのオーディオインターフェイスのシェアが伸びたのか、少し検証してみたいと思います。


先日実施したアンケートで、Steinberg/YAMAHAのオーディオインターフェイスのシェアが1位になった
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2014年1月に鳴り物入りで誕生したまったく新しいDAW、Bitwig Studio。ドイツ・ベルリンにあるBITWIG社が開発したWindows、MacさらにはLinuxで動作するDAWです。新しいDAWと言われるStudio Oneでさえ誕生から12~13年が経過している中、ゼロからスタートしたBitwig Studioは国内外で大きな話題になり、これを活用するユーザーもジワジワと増えてきているところです。

そのBitwig Studioが初のメジャーバージョンアップを果たし、Bitwig Studio 2として本日3月1日、リリースされました。ダウンロード版の国内発売は3月中旬、パッケージ版は4月に入ってからとのことですが、日本発売に先駆け、Bitwig Studio 2を入手して、試すことができたので、これがどんなDAWなのか実際に試してみました。「Bitwigの名前は聞いたことあるけど、イマイチよく分からない」という未体験者も多いと思うので、ここでは改めてBitwig StudioとはどんなDAWなのか、という視点から紹介してみたいと思います。

※【追記】2017年3月10日
本日よりダウンロード版が発売されました

Modulators
 
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昨年末に第2期が終了したアニメ作品『響け!ユーフォニアム2』。いまだに喪失感を引きずっている人も少なくないようですが、その『響け!ユーフォニアム2』がiPhoneアプリになって帰ってきました!そう、以前にも記事で紹介した『ふこうよアンサンブル ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』がVer 2.0へとアップデートし、『響け!ユーフォニアム2』対応となったのです。もちろん、アプリは従来どおり無料です。

このアプリは、ヤマハ開発した楽器演奏評価技術、「virtana(ヴィルターナ)」というものを用いて、管楽器演奏支援アプリケーションとして誕生したもの。ユーフォニアムはもちろんのこと、フルートやアルトサックス、B♭トランペットなど対象とした練習用のアプリではあるけれど、小学校で習ったソプラノリコーダーにも対応しているし、まったく管楽器が吹けない人でも、アニメの世界に没入できるアプリとして十分楽しめるものとなっています。以前にも記事にしているので、ここではアップデートポイントを中心に簡単に紹介してみたいと思います。


『ふこうよアンサンブル ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』Ver.2のオープニング画面
 
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ときどき、昔のDTMについて振り返る「DTM温故知新」シリーズ。今回、振り返ってみるのは20年前、1997年にYAMAHAが出したプラグインボードについてです。いまプラグインといえば、VSTやAudio Units、AAXなど、DAWをソフトウェアで拡張するものを意味しますが、まだPCのスペックが低かった20年前は、ハードウェアのプラグインで音源を拡張するというコンセプトの製品が存在していたんですよね。

当初、XG音源を拡張するXGプラグインシステムとして3製品がリリースされたプラグインボードは、その後DTM音源のみならず、YAMAHAのシンセサイザ、MOTIFシリーズなどの拡張できるModular Synthesis Plug-in Systemへと進化し、計12製品が発売されてきました。これらプラグインボードとは何だったのか、私の手元にある当時のカタログなどを見ながら、振り返っていきましょう。


YAMAHAが出したハードウェアのプラグイン、PLG100シリーズ
 
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昨年末にImage-Lineから「FL Studio Mobileの新バージョン3がリリースされ、大きく変わった」というメールやメッセージがいろいろ来ていたけど、忙しくて放置したままでいました。が、iOS版の無料アップデートだけはしていたので、ふと開いてみたら、まったく違う完成されたDAWに変わっていてビックリ。しかもこれ、iPadとiPhoneだけのアプリということではないんですね。

Androidも同じFL Studio Mobile 3.xへと進化して、iOS版とまったく同じ機能を装備していました。さらに、買ってはいないけど、Windows PCおよびWindowsモバイルで使えるバージョン、そしてなんとFL Studio 12上で動作するプラグインバージョンまであって、それぞれがまったく同じものとなっているんです。何が起こっているのか、これがどんな機能を持っていて、何ができるのかをちょっと試してみました。


iPad、iPhone、Android、Windows、そしてFL Studio 12のプラグインとしても動く、FL Studio Mobile 3
 
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The Beatlesの「Strawberry Fields Forever」のドラムサウンドを手元で再現できたり、James Brownの「Sex Machine」、Led Zeppelinの「Black Dog」、Michael Jacksonの「Rock With You」……といった数々の名盤のドラムサウンドをDTMによるソフトウェア音源で再現できて、自分で自由に鳴らせるとしたら、ちょっと革命的だと思いませんか?

そんなことを誰でも簡単にできてしまうという画期的な音源が先日発売されました。PREMIER SOUND FACTORYからリリースされた「Drum Tree」(税別36,980円)という音源がそれ。レコーディング現場において「あんな音にできたらいいんだよね……」とよく言われる60年代、70年代を中心に、現代にいたるまでの名盤をピックアップした上で、それとソックリな音を再現できるようにプロのレコーディングエンジニアがこだわりぬいて作り上げた音源なのです。容量にして17GB、すべて24bit/96kHzでサンプリングされているDrum Treeを企画・開発したレコーディングエンジニアのichiroさんにお話しを伺いつつ、実際に使ってみたので、紹介してみたいと思います。


PREMIER SOUND FACTORYからリリースされたドラム音源、Drum Tree
 
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