フリーウェアのDTMソフトっていろいろあるけど、どれがまともに使えるソフトなのか分からなくって…という人も多いでしょう。実は私自身もそうで、ときどきDTMマガジンのフリーソフト特集などを見ながらも、あまりにもいっぱいすぎて、結局使っていなかったりするのです。

そこで、そのDTMマガジンのフリーウェア記事執筆でもお馴染みの、大須賀淳さんにイチオシのフリーウェア3本をピックアップしてもらいました。その1つ目が、MinimoogシミュレータのRA Mowgというソフトです。


 Minimoogを再現するWin(VSTi)プラグイン、Mini Mowg
実は、大怪我の入院生活から復帰した際、どう記事を作ろうか病院でいろいろと考えていました。当面、外に出かけることはできそうにないので、取材記事は難しいし…、と。そこでふと思い浮かんだのが、Twitterのタイムライン上に流れていた大須賀さんへのコンタクト。



無理なお願いにもかかわらず、フリーウェア3本をピックアップしてくれた大須賀淳さん

お勧めフリーウェアを3本教えてください」とTwitter上でお願いしたところ、出張中にも関わらず、すぐに細かい解説や画面キャプチャ付きでメールをいただいたのです。

そのひとつがRA Mowgというわけですが、大須賀さんからのコメントは以下のとおり。

ビンテージシンセの代表格であるMinimoogをシミュレートしたシンセプラグインです。同種のソフトはフリー、製品共にいくつかありますが、RA MowgはMinimoog特有のオシレータ波形を再現しており(これがフリーでは少ない!)、実機のユニークな「あの雰囲気」が欲しい人には特におススメ。ちなみに、同開発元ではArp Odysseyを再現した「Oddy-Free 」、Prophet-5を再現した「Prophanity」などのビンテージ系ソフトシンセも配布しており、どれも非常に素晴らしいサウンドを持っています。

Windows用のVSTiなのですが、さっそくダウンロードして試してみました。

確かに、これ、すごいですよ。Minimoogを知らない人でも、かっこいいアナログシンセとしてすぐに活用できます。


RA Mini Mowgはスタンドアロンでも利用可能

また、ダウンロードしたファイルを解凍したところ、EXEファイルが入っているので「おや?」と思ったら、スタンドアロンでも動き、画面上の鍵盤や接続したMIDIキーボードでリアルタイムに演奏することができるんですね。もちろん、ASIOドライバを用いた低レイテンシーな状態で。

さらにうれしいのがプリセット音色がいろいろと用意されていること。これならアナログシンセ初心者でも、すぐに凄い音を実感して楽しむことができます。これはぜひ使ってみる価値がありますよ。


プリセット音色もいろいろ用意されている

大須賀さんお勧めのほかの2本も順次紹介する予定です。

【RA Mowg】
開発元:Roberson Audio
環境:Win(VST)

【大須賀淳さん】
Twitter:@jun_oosuga