藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。


カテゴリ: ニュース情報

今年1月のNAMM Showのタイミングで、AvidからPro Toolsの新バージョン、Pro Tools 2018がリリースされました。さらに4月8日のNAB ShowでPro Toolsラインナップの名称の変更が発表されました。具体的にはPro Tools | HDの名称がPro Tools | Ultimateへ変わったのが大きなポイントですが、Pro Toolsを初めとするAvidクリエイティブ・ツールのラインナップもいろいろ変わっているので、変更の詳細はAvidのサイトをチェックいただければと思います。

さて、Pro Tools 12からPro Tools 2018へという名前へ大きく変わったのは、最近のさまざまなソフトウェアのネーミングに則った形に見えますが、実際の機能としては、どんな変化があるのでしょうか?以前「Pro Tools 12はお金を払い続けないと使えなくなるという噂…は間違い!?」といった記事を書いたこともありましたが、DTMユーザーから見て大きな変化はあったのでしょうか?今回は、その辺の状況について見ていきます。


名称が変わったPro Tools 2018のラインナップ

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東京では音系・メディアミックス同人即売会 [M3]というものが春・秋と年に2回開催され、1,000を超えるブースが並び、1万人を超える来場者があるなど、すごい賑わいとなります。私と作曲家の多田彰文さんで始めた新レーベル、DTMステーションCreativeも次回、4月29日に開催されるM3-2018春に参加することを発表したところですが、こうした音楽の同人即売的なイベント、東京以外は……というとほとんど存在しないのが実情です。

そんな中、6月3日、大阪のなんば駅の真上、難波御堂筋ホールで「音けっとin大阪なんば」というイベントが開催されることになりました。現在、150ブース規模で参加サークルを募集しており、参加費は2,000円で、早いもの勝ち。先日その存在を知り、DTMステーションCreativeとしても参加申し込みを行ったところです。今回が初開催となる「音けっと」とはどんなイベントで、何を目指しているのか、実際どのように運営を行い、来場者をどの程度見込んでいるのか……などなど気になることもいっぱいです。そこで「音けっと」の主催者である底辺亭底辺(@teihenteiteihen)さんに、Skypeを使ってインタビューしたので、その内容について紹介してみましょう。


6月3日、大阪で音系の同人即売会、「音けっとin大阪なんば」が開催される


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すでに多くのみなさんもご存知のとおり、昨年11月、SONARを開発するCakewalk社の親会社である米Gibson BrandsがSONARの開発や製造・販売の打ち切りを発表し、Cakewalkは事実上解散状態になってしまいました。最終版のSONARは今でも使えるものの、未来を絶たれたSONARユーザーにとっては、行き場のない状況になっていました。親会社であるGibson自体の経営危機が報道されている状況を考えると、仕方ない選択だったのかもしれません。

そんな中、先週世界を駆け巡ったのが、シンガポールのBandLab Technologiesという会社がGibsonからCakewalkを買い取り、ソフトウェア資産やブランドなどの全権を掌握したというニュース。詳細が発表されていなかったので、事実関係がよく見えていなかったのですが、BandLab TechnologiesのCEO兼共同創設者であるメン・ルー・クォック(Meng Ru Kuok)さんとコンタクトをとることができ、今後の展開について話を聞くことができたので、最新情報として紹介していくことにしましょう。


Cakewalkを買収したBandLabのCEO、メン・ルー・クォック(Meng Ru Kuok)さん

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1月25日~28日で開催されている世界最大の楽器関連の展示会、NAMM SHOW 2018。実は私がこのNAMM SHOWに行くのは今回が初。ずっと行ってみたいと思っていながら、なかなか行くキッカケがなかったのですが、今回たまたま、機会に恵まれて参加することになりました。噂には聞いていましたが、膨大な規模の展示会なんですね。

その大手メーカーから、名前も聞いたことない小さなメーカーまで、さまざまなメーカーがブースを出展してさまざまな製品を展示しているのですが、私が最初に行ってみたのは、日本の小さな小さなメーカー、SONICWAREのブース。ここでELZ_1というユニークなシンセサイザが初披露されるということで見てきたので、紹介してみましょう。


NAMM SHOW 2018がスタート

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1月25日~28日の4日間、米カリフォルニア州・アナハイムで開催されるNAMM Show 2018に向けて、各楽器メーカーなどが新製品を続々と発表しだしていますが、KORGも本日さまざまな製品を発表しました。アナログシンセのフラグシップモデル、prologueやドラムマシンのKR-55 Provolcaシリーズ用のミキサーであるvolca mixなどなど…。まだ私自身も、実物を見ているわけではないのですが、発表内容を見ると、いろいろ楽しそうなものがいっぱいです。

私も今年はNAMM Showに参加する予定なので、詳細については、実際にモノを見て、触ってからレポートしてみたいと思っていますが、まずは各製品についてごく簡単に紹介してみたいと思います。


KORGがフラグシップアナログシンセのprologueのほか、各種製品を一挙発表

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Alesis(アレシス)というと、みなさんはどんな製品イメージを持ちますか?人によってデジタルレコーダーのADATを思い浮かべる方や、Quadrasynthなどのシンセを思い浮かべる方、またiPadやiPhone用のオーディオインターフェイスや、USB接続のMIDIキーボードをが頭に浮かぶ方もいると思います。でも、いまAlesisは電子ドラムの世界で、飛躍的に伸びており、数多くの製品を展開しているってご存知でしたか?

RolandのV-DrumsやYAMAHAのDTX、そしてATVのaDrumsなどの国産の電子ドラムメーカーがいる中、Alesisは低価格帯のNITRO KIT(ナイトロ・キット)やBURST KIT(バースト・キット)、手ごろな価格ながらすべてメッシュ・ドラムヘッドを採用したCRIMSON MESH KIT(クリムゾン・メッシュ・キット)、さらには超高性能で多機能なSTRIKE KIT(ストライク・キット)など豊富なラインナップでシェアを伸ばしてきているのです。先日、そのAlesisの電子ドラムの企画・開発を行うとともに、グローバルセールスも担当するティム・ルート(Tim Root)さんが来日したので、Alesisが何を狙っているのか、日本メーカーとどう戦おうとしているのかなど、いろいろと話を伺ってみました。


先日来日した、Alesisのドラム&パーカッションのディレクター兼セールスマネジャーのティム・ルートさん

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年末も押し迫ってくる中、今年最後のDTMなお買い物を検討している人も少なくないと思います。「何かいいものないかな……」と新製品をチェックするのも楽しいところですが、この1年を振り返ってどんな製品が売れていたのをチェックするのも、いろいろな発見につながります。

現在AmazonとDTMステーションでのコラボ企画を実施している中、先日「Amazonが年間ランキング大賞2017を発表、DTM各カテゴリをチェック!」として、オーディオインターフェイス、DAW、ソフトウェア音源、モニターヘッドホンの4つのカテゴリの年間ランキングを紹介しましたが、今回はその後半としてDTMセット、MIDIデバイス、モニタースピーカー、マイクの4カテゴリについて見ていくことにしましょう。


Amazonの2017年のDTMセットにおけるベストセラー製品
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毎年恒例、年末のバージョンアップの季節。ことしは例年より3週間ほど早い11月15日にCubaseの新バージョンが誕生しました。今回発売されるのはCubase Pro 9.5Cubase Artist 9.5Cubase Elements 9.5の3ラインナップ。またこのタイミングで非売品で製品バンドル版であるCubase AICubase AI 9.5になるとのこと(現時点ではCubase LE 9.5が登場するのかどうかは不明)。通常、x.5というバージョンは上位2つのバージョンだけの対応で、Elements以下は対象外だっただけに、今回はちょっと異例の展開となっています

その背景にはCubaseのオーディオエンジンを従来の32bit浮動小数点処理(32bit-float)のものから64bit浮動小数点処理(64bit-float)のものへ載せ替えることがあるようです。32bit-floatで不満があった方はほとんどいないのでは…と思うものの、競合他社が64bit-floatで高音質を謳っているからには負けていられない、ということなのでしょう。エンジン側の体制が整った今、少しでも早くと時期を前倒しし、全ラインナップで戦いに挑む、ということなんだと思います。そこで、Cubase 9.5のファーストインプレッションとして、エンジン部分を中心に何が変わったのかなどを紹介していきましょう。


11月15日、例年より3週間近く早くCubaseの新バージョン、Cubase 9.5がリリース

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先週、10月29日に音系・メディアミックス同人即売会 [M3](エム・スリー)が東京流通センターで開催されました。春と秋、年に2回のペースで行われているM3、まだご存じない方もいると思いますが、初めてこの様子を見たら、カルチャーショックを受けること間違いなしのイベントなんです。「CDが売れない」、「音楽が売れない」と言われている昨今ではありますが、ここには日本全国から万単位での人が訪れ、各ブースに行列をなして、CDが飛ぶように売れていくんです。

膨大な広さの会場には、1,000以上のサークル、個人がCDを販売するブースがズラリと並び、そこにおびただしい数の人が詰めかけるという構図。これを見ると「どこがCD不況なのか?」と思ってしまいますよね。しかも開催時間は午前11時~午後3時半までという短期決戦で、開催日もたった1日だけというのも面白いところ。同人即売会だから、メジャーはおらず、インディーズ、個人ばかりですが、著名なプロも結構見受けられるのも昨今のM3の特徴です。今回、私も久しぶりM3に行ってきたので、会場で見つけた知人を写真で紹介しつつ、M3とはどんなイベントなのかを紹介していきます。また記事の最後では、DTMステーションとしての決意(!?)を宣言しますね。


とにかく膨大な人たちがCDを買いに集まりごった返す、M3

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11月2日、Abletonから約4年ぶりとなるLiveの新バージョン、Live 10が発表されました。発売は2018年の第一四半期予定で、国内では代理店のハイリゾリューションから発売されます。ラインナップとしては上位版のLive 10 Suite(実売価格:84,074円税別)、標準版のLive 10 Standard(実売価格:52,593円税別)そして、エントリーモデルのLive 10 Intro(実売価格:12,778円税別)の3種類です。エデュケーショナル版を除くLive9シリーズはLive 10リリースまでの期間中、通常価格から20%オフのセールプライスが適用され、11/2以降に購入した人はLive 10への無償アップグレードライセンスが付与されます。

Live 9が2013年に発売されて以来のメジャーバージョンアップとなるLive 10は、4つの新しいデバイス、完全にリデザインされたサウンドライブラリ、ワークフローを加速する洗練されたツールをはじめとした新たなエッセンスが導入されているとのこと。まあ、まだモノを入手していないので、分からないこともありますが、便利な機能が追加されているようなので、資料をもとに紹介しましょう。


Ableton Live 10が2018年の初頭(1月~3月)に登場する
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