藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: ニュース情報

毎年恒例、年末のバージョンアップの季節。ことしは例年より3週間ほど早い11月15日にCubaseの新バージョンが誕生しました。今回発売されるのはCubase Pro 9.5Cubase Artist 9.5Cubase Elements 9.5の3ラインナップ。またこのタイミングで非売品で製品バンドル版であるCubase AICubase AI 9.5になるとのこと(現時点ではCubase LE 9.5が登場するのかどうかは不明)。通常、x.5というバージョンは上位2つのバージョンだけの対応で、Elements以下は対象外だっただけに、今回はちょっと異例の展開となっています

その背景にはCubaseのオーディオエンジンを従来の32bit浮動小数点処理(32bit-float)のものから64bit浮動小数点処理(64bit-float)のものへ載せ替えることがあるようです。32bit-floatで不満があった方はほとんどいないのでは…と思うものの、競合他社が64bit-floatで高音質を謳っているからには負けていられない、ということなのでしょう。エンジン側の体制が整った今、少しでも早くと時期を前倒しし、全ラインナップで戦いに挑む、ということなんだと思います。そこで、Cubase 9.5のファーストインプレッションとして、エンジン部分を中心に何が変わったのかなどを紹介していきましょう。


11月15日、例年より3週間近く早くCubaseの新バージョン、Cubase 9.5がリリース

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先週、10月29日に音系・メディアミックス同人即売会 [M3](エム・スリー)が東京流通センターで開催されました。春と秋、年に2回のペースで行われているM3、まだご存じない方もいると思いますが、初めてこの様子を見たら、カルチャーショックを受けること間違いなしのイベントなんです。「CDが売れない」、「音楽が売れない」と言われている昨今ではありますが、ここには日本全国から万単位での人が訪れ、各ブースに行列をなして、CDが飛ぶように売れていくんです。

膨大な広さの会場には、1,000以上のサークル、個人がCDを販売するブースがズラリと並び、そこにおびただしい数の人が詰めかけるという構図。これを見ると「どこがCD不況なのか?」と思ってしまいますよね。しかも開催時間は午前11時~午後3時半までという短期決戦で、開催日もたった1日だけというのも面白いところ。同人即売会だから、メジャーはおらず、インディーズ、個人ばかりですが、著名なプロも結構見受けられるのも昨今のM3の特徴です。今回、私も久しぶりM3に行ってきたので、会場で見つけた知人を写真で紹介しつつ、M3とはどんなイベントなのかを紹介していきます。また記事の最後では、DTMステーションとしての決意(!?)を宣言しますね。


とにかく膨大な人たちがCDを買いに集まりごった返す、M3

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11月2日、Abletonから約4年ぶりとなるLiveの新バージョン、Live 10が発表されました。発売は2018年の第一四半期予定で、国内では代理店のハイリゾリューションから発売されます。ラインナップとしては上位版のLive 10 Suite(実売価格:84,074円税別)、標準版のLive 10 Standard(実売価格:52,593円税別)そして、エントリーモデルのLive 10 Intro(実売価格:12,778円税別)の3種類です。エデュケーショナル版を除くLive9シリーズはLive 10リリースまでの期間中、通常価格から20%オフのセールプライスが適用され、11/2以降に購入した人はLive 10への無償アップグレードライセンスが付与されます。

Live 9が2013年に発売されて以来のメジャーバージョンアップとなるLive 10は、4つの新しいデバイス、完全にリデザインされたサウンドライブラリ、ワークフローを加速する洗練されたツールをはじめとした新たなエッセンスが導入されているとのこと。まあ、まだモノを入手していないので、分からないこともありますが、便利な機能が追加されているようなので、資料をもとに紹介しましょう。


Ableton Live 10が2018年の初頭(1月~3月)に登場する
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7月23日、石川県金沢市で、CubaseファンミーティングPROという非常にユニークなDTMイベントが行われ、金沢市内からはもちろん、全国各地から100人以上の人が集まりました。これはCubaseユーザーやDTMに興味がある人が集まる珍しいイベントであり、地元の楽器店van vanが主催し、YAMAHAが後援する形で開催されたものです。

2011年にスタートして、今年で7年目になるという歴史あるCubaseファンミーティング、今回はゲストに音楽プロデューサー・アーティストのkors k(@S2TB_korsk)さん、アーティストでDAW女子会でもお馴染みのYUC'e(@yuce_e)さん、そしてプロデューサーの鈴木ヒロトさんが参加。そしてkors kさん、YUC'eさんの楽曲のCubaseプロジェクト実物を公開するとともに、その音作りの秘密を披露するなど、DTMユーザーにとっては非常に興味深い内容となっていました。その様子はFresh! by Cyber AgentSOUND ROASTERでも放送していたので、ご覧になった方もいるかもしれませんが、現地に取材に行ってきたので、その内容について紹介してみたいと思います。


7月23日、金沢で、CubaseファンミーティングPROが開催された

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QUAD-CAPUTRE(UA-55)の発売から6年。本当に久しぶりという感じでRolandからDTMのメインストリームとなるオーディオインターフェイス、Rubix 22が発売されます。これはRolandの新オーディオインターフェイス、Rubixシリーズの第1弾となるもので、24bit/192kHzに対応した2IN/2OUT+MIDI IN/OUTで、実売価格17,000円前後(税抜き)というもの。

露骨な比較はやめておきますが、SteinbergのUR22mkIIと真っ向勝負する形で出てきた製品であり、Windows、Macで利用できるのはもちろんiPhone/iPadでも利用できるようにするなど、現在のDTMシーンにマッチする形で、Rolandが自信を持って出してきた製品です。発売直前の量産モデルを一足早く触ってみたので、実際どんな製品なのかレポートしてみたいと思います。


Rolandの新オーディオインターフェイス、Rubix 22 

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以前にも何度か紹介してきた音声合成システムの、VOICEROID(ボイスロイド)。株式会社エーアイの音声合成エンジンを利用した株式会社AHSが企画・販売するソフトウェアで、とっても人間的で自然な声で簡単にしゃべらせることができる合成を実現することができる製品です。AHSが手がけているため、結月ゆかり東北ずん子など、同じ声で歌うVOCALOID製品があるのも楽しいところです。

そのVOICEROIDはこれまでに少しずつ進化してきていましたが、このたび初のメジャーバージョンアップを果たし、VOICEROID2となって6月9日より2つのキャラクタ製品「琴葉茜・葵(ことのはあかね・あおい)」、「結月ゆかり」が発売されます。今回のVOICEROID2では感情表現ができるパラメータが搭載され、その設定によって、まったく違ったニュアンスでしゃべるようになったのが大きなポイント。実際どんな製品に仕上がったのか、紹介してみましょう。


感情を表現するパラメータも搭載され、大幅に強化された音声合成システム、VOICEROID2

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9月9日=909の日(実際には米国時間が設定されたようですが)、Rolandは数多くのビンテージ機材の復刻版を製品発表しました。先週からすでにリーク情報がネットで出回っていたので、すでにご存じの方も多いとは思いますが、やはり909の日だけに、その1つはTR-909。新製品の名前としてはTR-09(9月23日発売、実売価格50,000円前後[税別])というもので、Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ第2弾の一つとなっています。

また、同じRoland Boutiqueシリーズとして、TB-303を復刻したTB-03(9月23日発売、実売価格45,000円前後[税別])、さらにはボコーダーのVP-330を復刻したVP-03(9月23日発売、実売価格45,000円前後[税別])も登場し、昨年発売されたJP-08(Jupiter-8の復刻版)、JU-06(JUNO-106の復刻版)、JX-03(JX-3Pの復刻版)にシリーズ追加された格好です。さらに、AIRAシリーズとしてはSYSTEM-8(9月23日発売、実売価格148,000円前後[税別])という新兵器を投入。こ名前や見た目からSYSTEM-1の上位版と思ったら、実はまったく新たに設計し直したニューモデルとのこと。PLUG-OUTの仕組みを利用することでJUPITER-8JUNO-106(出荷当初は入っておらず、年明けに無償ダウンロードで対応する予定)を再現しているのもポイントのようです。いずれも発売は9月末を予定しているとのことですが、先日、実物を見てきたので、これらがどんなものなのか、DTM視点を交えつつ紹介してみたいと思います。


Rolandが9月9日に、さまざまなビンテージ機材を復刻した新製品を発表

 
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自分の作った音楽作品をどんなメディアに収めて、配布・販売するか。「そんなのCDに決まってるだろ!」という人は多いとは思いますが、最近ダウンロード型に切り替える人も増えてきています。とはいえ、同人即売会などを考えると、モノとして形のあるものが欲しいと考える人は少なくないでしょう。そこで注目を集めているのがカード型の音楽メディアです。

そうカードに書かれたコードを利用することで、音楽データをダウンロードできるというもので、最近はメジャーレーベルの作品でも、そうしたカードで販売しているものが出てきています。そして、こうしたカードを生産する会社がいくつか存在していますが、その多くは既存のレコード会社が展開するプロ向け、メジャーレーベル向けのもので、一般ユーザーが利用できるサービスは限られていました。そんな中、先日クリプトン・フューチャー・メディアSONACAというサービスの展開をスタートし、100枚で9,800円(サーバー側料金も込み)という手ごろな価格での注文をオンラインから行えるようになったのです。このSONOCA、同人即売会用としての発行や、名刺代わりに用意しておく音楽メディアとして、なかなかよくできているんです。どんなメディアなのか、紹介してみましょう。


クリプトン・フューチャー・メディアが「SONOCA」というスマホ用音楽カードの制作サービスを開始した
 
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みなさんは、DAWを動かすPCってどんなものを使ってますか?Windows PCを使っている人、Macを使っている人、またデスクトップPCの人、ノートPCの人などそれぞれだと思います。私自身は、仕事柄、WindowsもMacもいろいろ使っていますが、メインマシンとしては長年自作のデスクトップPCを使っています。そして以前は半年に1度くらい、最新マシンを作っては、ヤドカリのように新しいPC環境へと引っ越していたのですが、最近はあまりPC自体への魅力も薄れてしまって、2年半も使い続けていたのです。

とはいえ、数か月前からマシンの調子がやや怪しくなってきたのと、さすがにこのままでは時代遅れになるのでは……なんて思うようになり、久しぶりに新しいマシンを組んでみたのです。みなさんの参考になる点もあるのではないかと思うので、どんなマシンなのかについて紹介してみたいと思います。


Core i7 6700を搭載した小型なDTM専用PCを作ってみた

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シンセやDTM機材、プラグイン、DAWなど、いつだって新製品の登場というのはワクワクするもの。そうした新製品がドッと出てくるのが世界で行われる展示会です。DTMが関連する分野では1月のNAMM Show(アメリカ)、4月のmusikmesse(ドイツ)、冬の楽器フェア(日本)……などがあるわけですが、今年はちょっと異変があります。

それはmusikmesseの直前に、SUPERBOOTH16なる新イベントがドイツ・ベルリンで行われるということ。このSUPERBOOTHを一言で表せば「電子音楽とそれにまつわる電子楽器の祭典」。同じドイツのイベントではありますが伝統的なmusikmesseとはちょっと違うもののようですね。3月31日に始まったそのSUPERBOOTH16を皮切りに、Prolight+Sound、Musicmesseと続くドイツでのスパーウィーク。DTM機材の楽器店としても知られているRock oN Companyでは、これらのイベントを立て続けにWebレポートしていくとのこと。そこで、国内でこれら情報を取りまとめているRock oN Company恒吉隆治さん、竹本裕司さんに、今年のチェックのポイントなどを伺ってみました。


3月31日~4月2日にドイツ・ベルリンで行われたイベント、SUPERBOOTH16

 
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