藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: ニュース情報

QUAD-CAPUTRE(UA-55)の発売から6年。本当に久しぶりという感じでRolandからDTMのメインストリームとなるオーディオインターフェイス、Rubix 22が発売されます。これはRolandの新オーディオインターフェイス、Rubixシリーズの第1弾となるもので、24bit/192kHzに対応した2IN/2OUT+MIDI IN/OUTで、実売価格17,000円前後(税抜き)というもの。

露骨な比較はやめておきますが、SteinbergのUR22mkIIと真っ向勝負する形で出てきた製品であり、Windows、Macで利用できるのはもちろんiPhone/iPadでも利用できるようにするなど、現在のDTMシーンにマッチする形で、Rolandが自信を持って出してきた製品です。発売直前の量産モデルを一足早く触ってみたので、実際どんな製品なのかレポートしてみたいと思います。


Rolandの新オーディオインターフェイス、Rubix 22 

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以前にも何度か紹介してきた音声合成システムの、VOICEROID(ボイスロイド)。株式会社エーアイの音声合成エンジンを利用した株式会社AHSが企画・販売するソフトウェアで、とっても人間的で自然な声で簡単にしゃべらせることができる合成を実現することができる製品です。AHSが手がけているため、結月ゆかり東北ずん子など、同じ声で歌うVOCALOID製品があるのも楽しいところです。

そのVOICEROIDはこれまでに少しずつ進化してきていましたが、このたび初のメジャーバージョンアップを果たし、VOICEROID2となって6月9日より2つのキャラクタ製品「琴葉茜・葵(ことのはあかね・あおい)」、「結月ゆかり」が発売されます。今回のVOICEROID2では感情表現ができるパラメータが搭載され、その設定によって、まったく違ったニュアンスでしゃべるようになったのが大きなポイント。実際どんな製品に仕上がったのか、紹介してみましょう。


感情を表現するパラメータも搭載され、大幅に強化された音声合成システム、VOICEROID2

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9月9日=909の日(実際には米国時間が設定されたようですが)、Rolandは数多くのビンテージ機材の復刻版を製品発表しました。先週からすでにリーク情報がネットで出回っていたので、すでにご存じの方も多いとは思いますが、やはり909の日だけに、その1つはTR-909。新製品の名前としてはTR-09(9月23日発売、実売価格50,000円前後[税別])というもので、Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ第2弾の一つとなっています。

また、同じRoland Boutiqueシリーズとして、TB-303を復刻したTB-03(9月23日発売、実売価格45,000円前後[税別])、さらにはボコーダーのVP-330を復刻したVP-03(9月23日発売、実売価格45,000円前後[税別])も登場し、昨年発売されたJP-08(Jupiter-8の復刻版)、JU-06(JUNO-106の復刻版)、JX-03(JX-3Pの復刻版)にシリーズ追加された格好です。さらに、AIRAシリーズとしてはSYSTEM-8(9月23日発売、実売価格148,000円前後[税別])という新兵器を投入。こ名前や見た目からSYSTEM-1の上位版と思ったら、実はまったく新たに設計し直したニューモデルとのこと。PLUG-OUTの仕組みを利用することでJUPITER-8JUNO-106(出荷当初は入っておらず、年明けに無償ダウンロードで対応する予定)を再現しているのもポイントのようです。いずれも発売は9月末を予定しているとのことですが、先日、実物を見てきたので、これらがどんなものなのか、DTM視点を交えつつ紹介してみたいと思います。


Rolandが9月9日に、さまざまなビンテージ機材を復刻した新製品を発表

 
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自分の作った音楽作品をどんなメディアに収めて、配布・販売するか。「そんなのCDに決まってるだろ!」という人は多いとは思いますが、最近ダウンロード型に切り替える人も増えてきています。とはいえ、同人即売会などを考えると、モノとして形のあるものが欲しいと考える人は少なくないでしょう。そこで注目を集めているのがカード型の音楽メディアです。

そうカードに書かれたコードを利用することで、音楽データをダウンロードできるというもので、最近はメジャーレーベルの作品でも、そうしたカードで販売しているものが出てきています。そして、こうしたカードを生産する会社がいくつか存在していますが、その多くは既存のレコード会社が展開するプロ向け、メジャーレーベル向けのもので、一般ユーザーが利用できるサービスは限られていました。そんな中、先日クリプトン・フューチャー・メディアSONACAというサービスの展開をスタートし、100枚で9,800円(サーバー側料金も込み)という手ごろな価格での注文をオンラインから行えるようになったのです。このSONOCA、同人即売会用としての発行や、名刺代わりに用意しておく音楽メディアとして、なかなかよくできているんです。どんなメディアなのか、紹介してみましょう。


クリプトン・フューチャー・メディアが「SONOCA」というスマホ用音楽カードの制作サービスを開始した
 
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みなさんは、DAWを動かすPCってどんなものを使ってますか?Windows PCを使っている人、Macを使っている人、またデスクトップPCの人、ノートPCの人などそれぞれだと思います。私自身は、仕事柄、WindowsもMacもいろいろ使っていますが、メインマシンとしては長年自作のデスクトップPCを使っています。そして以前は半年に1度くらい、最新マシンを作っては、ヤドカリのように新しいPC環境へと引っ越していたのですが、最近はあまりPC自体への魅力も薄れてしまって、2年半も使い続けていたのです。

とはいえ、数か月前からマシンの調子がやや怪しくなってきたのと、さすがにこのままでは時代遅れになるのでは……なんて思うようになり、久しぶりに新しいマシンを組んでみたのです。みなさんの参考になる点もあるのではないかと思うので、どんなマシンなのかについて紹介してみたいと思います。


Core i7 6700を搭載した小型なDTM専用PCを作ってみた

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シンセやDTM機材、プラグイン、DAWなど、いつだって新製品の登場というのはワクワクするもの。そうした新製品がドッと出てくるのが世界で行われる展示会です。DTMが関連する分野では1月のNAMM Show(アメリカ)、4月のmusikmesse(ドイツ)、冬の楽器フェア(日本)……などがあるわけですが、今年はちょっと異変があります。

それはmusikmesseの直前に、SUPERBOOTH16なる新イベントがドイツ・ベルリンで行われるということ。このSUPERBOOTHを一言で表せば「電子音楽とそれにまつわる電子楽器の祭典」。同じドイツのイベントではありますが伝統的なmusikmesseとはちょっと違うもののようですね。3月31日に始まったそのSUPERBOOTH16を皮切りに、Prolight+Sound、Musicmesseと続くドイツでのスパーウィーク。DTM機材の楽器店としても知られているRock oN Companyでは、これらのイベントを立て続けにWebレポートしていくとのこと。そこで、国内でこれら情報を取りまとめているRock oN Company恒吉隆治さん、竹本裕司さんに、今年のチェックのポイントなどを伺ってみました。


3月31日~4月2日にドイツ・ベルリンで行われたイベント、SUPERBOOTH16

 
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梯(かけはし)郁太郎さんをご存じですか?ローランドの創業者であり、元社長、元会長。数多くの電子楽器、シンセサイザを生み出してきた天才エンジニアであり、1983年にMIDIを生み出した張本人。そのMIDIの功績が称えられ、2012年には「テクニカル・グラミー・アワード」を受賞されており、名実ともに世界の電子楽器業界における第一人者ともいえる人物です。

その梯さん、昨年はローランドの現経営陣と経営方針の違いが明確になってしまい、袂を分かつ、という事態になったのです。そのため、多くの人たちが心配していたのですが、本日11月6日、大きな動きがありました。そう、梯さんが新たなメーカーである、ATV株式会社を設立し、電子楽器や映像機器を出していくことが明らかになったのです。東京・水道橋にあるホテルで新製品発表会が開催され、ここで電子ドラム音源ビデオコンバータがお披露目されたので、その内容について、まずは速報としてレポートしてみましょう。


新楽器メーカー、ATV株式会社の設立を発表した、梯郁太郎さん
 
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すでに海外からのリーク記事、リーク写真がいっぱい出回っているので、もう、ご存じの方も多いとは思いますが、本日10月1日、ついにRolandから新製品、Roland Boutique(ブティーク)が正式に発表されました。10月下旬発売予定だという、この新製品群、80年代のRolandのビンテージシンセをご存じの方であれば、歓喜する機材となっています。

そう、JUPITER-8JX-3PJUNO-106の往年の名機、Rolandのアナログシンセ3機種を現代に蘇らせた製品なのです。2年前、やはりRoland自らがTR-808TB-303などを復刻したAIRAシリーズが話題になりましたが、今回の製品はAIRAとは別ラインナップ。こちらRoland Boutiqueシリーズはデザインもオリジナルを彷彿させるもので、見た目にもグッと来ますよね!まさに当時を知る人にターゲットを絞り込んだ製品なだけに、限定数量販売となるようです。機種によっては、すぐに売り切れる可能性もありそうですが、まずはRoland Boutiqueとはどんな製品なのかを紹介してみましょう。


往年の名機、3機種を復刻させたRolandのRoland Boutiqueシリーズ
 
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昨日9月25日に発売されたiPhone6siPhone6s Plus。私個人的には今回は見送ろうと思っていたんです。だって、あんまり見た目も変わらないし、これといってすごく進化した感じもしなかったので……。毎年買い替えるのもバカバカしいですからね。ただ、昨日、今日とTwitterやFacebookを見ていたら、「買った!」という報告やら写真やらがいっぱいUPされていて、ちょっと悔しく思い、予約もしてなかったのに、さっき思い立って買ってきてしまいました!

これまでiPhone6 Plusを使っていたのですが、このデカさには1年経っても馴染めず、この際小さいのにしてしまえ!とiPhone6sのほうを買ってきたのです。iPhone6 Plusの下取り価格が妙に安いので、これを捨ててしまうのはもったいなく感じ、これを保持したままの2台持ちです。当然片方はSIMなしですけどね。というわけで、毎年恒例の新iPhone、新iOSのDTM環境動作チェックを行ってみました。


iPhone6sを買ったので、さっそくDTM環境についてチェックしてみた(下はこれまで使っていたiPhone6 Plus)
 
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先日の記事「SONARの新製品が発表に。国内もサブスクリプション制に移行する!?」で大きな話題となったSONARの新バージョン。DSDの対応といった機能もさることながら、年間でのライセンス契約という販売方法に多くの関心が集まったようです。すでにAdobeがサブスクリプション制度を導入しているほか、DAWの世界でもPro Toolsがサブスクリプション制度の導入を発表している中、SONARもサブスクリプション制度に移行するとしたら、どうするべきか……といった議論がユーザーの間でなされていたわけです。

そのSONARの新バージョンが2月19日、国内でもTASCAMから正式に発表されました。発表内容によれば、「サブスクリプションではなく、メンバーシップ制という大きく異なるもので、価格的にみてもユーザーメリットがあるものだ」というのです。でも、それって単なる名前のすり替えではないのか、結局毎年お金を払い続けなければならないのではないのか、ライセンスが切れたら使えなくなるのではないか……など疑問もいっぱい。そこで国内におけるCakewalk製品の発売元、TASCAMの小泉貴裕さん(ティアック株式会社 音響機器事業部 ミュージックインダストリービジネスユニット 事業企画部 企画販売促進課 課長)に気になる疑問を片っ端からぶつけてみました(以下、敬称略)。


国内でも、3月上旬よりSONAR新バージョンの発売が開始される
 
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