藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: プラグイン(VST RTAS AudioUnits)

先日、知人から「これ、スゴイよ!」と教えてもらって試してみたのがu-he(英語読みでユーヒー、ドイツ語読みならウーヘー)のRepro-1というソフトシンセ。ご存知の方からは「今さら、何を言ってるんだ!」と馬鹿にされそうではありますが、状況を理解しないままにデモ版をインストールして音を鳴らしてみて、驚きました。

なんだ!この分厚いサウンドは!」、と。画面を見て、これはあのシーケンシャルサーキットのProphet-5?と思ったら、単音しか出ません。そう、これProphet-5をモノフォニック化して1981年に発売されたPro-Oneをアナログモデリングした音源だったんですね。Prophet-5をモデリングした音源は、NIのPro-53やArturiaのProphet Vほか、いくつかがありますが、サウンドの完成度、質の高さという意味ではそれらを圧倒するんじゃないでしょうか…。国内ではディリゲントが代理店として、今年3月に発売されていたようですが、ノーマークでした。というわけで、今さらながらRepro-1について紹介してみたいと思います。


SEQUENCIAL CIRCUITのPro-Oneを再現したu-heのRepro-1

>>この記事の続きを読む

ギター・アンプシミュレーター&エフェクトとして、現在最高峰といわれているのがLine 6Helixです。ラックタイプのHelix Rack、そしてフロアにおいて使うタイプのHelix Floorは、いずれも20万円前後となかなか簡単には手を出せないシステムではありますが、多くのプロギタリストが導入しているので、「できるなら入手してみたい!」と思っている方も多いと思います。

そうした中、先日Helix Nativeというソフトウェア版がリリースされ、ハードウェア版とまったく同じ音が出せるようになったのです。価格は$399,99とそれなりの値段ではあるものの、ハードウェア版であるHelix Rack、Helix Floorより断然入手しやすい価格になっています。さらにHelixファミリーPOD Farmシリーズの登録ユーザーであれば、より手ごろな価格で購入可能となっているのもポイント。このHelix Nativeとはどんなものなのか、実際に試してみたので、簡単に紹介してみたいと思います。


手前にあるのがHelix Rack、それをソフトウェア化したのが画面に映っているHelix Native

>>この記事の続きを読む

Serato DJというソフトをご存知でしょうか?これはSerato社が開発するDJソフトでPioneer DJ、AKAI Professional、Numark、Reloop、Roland……とほとんどすべてのDJ機器メーカーがバンドルしているため、事実上のスタンダードといっていいソフトです。

そのSerato DJで培ったノウハウを元に、SeratoからWindows/MacのVSTおよびAudioUnitsで動作するプラグインタイプのサンプラー、Serato Sampleが12,000円で発売されました。サンプラーといっても、いわゆるプレイバックサンプラーとは異なり、現代版ReCycle!といった感じのソフト。つまりオーディオをスライスしたりチョップしたりして、サウンドを自由に組み替えたり再構築できるというユニークなソフトなのです。実際試してみたので、これがどんなソフトなのか紹介してみましょう。


Seratoが新たに発売したプラグイン形のサンプラーソフト、Serato Sample
>>この記事の続きを読む

SPIREというソフトシンセをご存知でしょうか?EDM系の世界では、ここ最近よく話題になる音源であり、SERUM(Xfer Records)、Nexus2(reFX)、Massive(Native Instruments)、Sylenth1(Lennar Digital)などと並んで評される定番音源。WindowsおよびMacのVST、AU、AAXの64bit/32bitで動作する、まさに今風なシンセサウンドを出せる音源です。

突き刺さるようなリードサウンドから、FutureBASSのキラキラ系サウンド、図太いシンセベースなど、EDMの即戦力としてすぐに活用できるものとして、使われています。すごく音作りがしやすい音源であるだけに、EDMに限らずさまざまなジャンルでの活用が可能なのですが、これまでは海外サイトからドル決済で購入するしかなかったのです。しかし7月からディリゲントが輸入代理店として取り扱う形で、国内で正式発売され、日本語でのサポートも受けられるようになりました。価格も23,000円(税別)と手ごろなSPIREを使ってみたので、どんな音源なのか紹介してみましょう。


Reveal Soundのソフトシンセ、SPIRE
>>この記事の続きを読む

Pocket Operatorという電卓みたいなシンセサイザをご存じですか?スウェーデンにあるTeenage Engineeringというメーカーが2年前に最初の製品を発売し、現在までにリズムマシン、ベースマシン、チップチューンシンセなど、7種類のラインナップが揃っている機材です。

見た目が30年前のゲームウォッチみたいな感じだし、価格も7,980円(税込み)~という設定なので、単なるオモチャだろう…なんて舐めてかかってはいけません。これ、実はかなり本気なシンセサイザなんですよ。私個人的にも最初のシリーズ3製品が発売されてすぐにリズムマシンのPO-12[rhythm]とベースマシンのPO-14[sub]を購入していたのですが、記事にする機会を逃したままになっていました(DTMステーションPlus!の番組では紹介したことがありましたが…)。そうしたら、いつのまにかラインナップが増えてきていて、先日見たら、トンでもなくブっ飛んだ発想のリズムマシン、PO-32[tonic]というものが登場していたので、思わず買っちゃいました。どんな機材なのか、紹介してみましょう。


7台揃った、Teenage EngineeringのPocket Operatorシリーズ
>>この記事の続きを読む

iZotope(アイゾトープ)というソフトウェアメーカー、DTMユーザーであれば知っている、または名前は聞いたことがあるという人がほとんどだと思います。ここはアメリカ・マサチューセッツ州ボストンにあるオーディオ技術開発メーカーであり、ここで開発されたプラグインはレコーディングスタジオはもちろん、ゲーム会社のサウンドチーム、放送局など、世界中のオーディオを扱う人たちにとって必須のツールとなっています。

先日も「人工知能プラグイン、Neutronはホントに使い物になるのか!?」という記事を書きましたが、昨年登場したNeutron(ニュートロン)などは、「Track Assistanat」というボタン一つでトラックの音調整を行ってくれる画期的なソフトとして大きな話題となりました。そのNeutronに加え、マスタリングソフトのOzone、オーディオリペアソフトのRXというiZotopeの3大ソフトのエントリー版をまとめたiZotope Elements Bundleという製品が7月1日より発売されます。価格はオープン価格(実売価格は19,800円)ですが、8月1日までの1か月間はイントロパック期間として14,800円(税抜き)の激安価格。ここには、そのTrack Assistant機能もフル搭載されてるから、これだけでも入手しておくべき価値のある製品だと思います。実際、どんなことができるソフト群なのか簡単に紹介してみましょう。


Neutron、Ozone、RXの3本のエントリー版をセットにしたiZotope Elements Bundleが発売

>>この記事の続きを読む

イギリスのSPITFIRE AUDIO(スピットファイア・オーディオ)という音源メーカーをご存知ですか? テレビドラマや映画、またアニメなどのBGM、いわゆる劇伴の作曲・制作にすごくいいと、プロミュージシャンの間でとてもよく話題になっている音源メーカーで、海外でも最近爆発的な人気になっているのだとか……。

これまでNative InstrumentsKONTAKT用ライブラリとして、オーケストラ音源を中心に膨大なライブラリを作ってきたメーカーですが、今年4月に同社初のシンセサイザ音源、BT PHOBOS(BTフォボス)をリリースしたところです。さらに、いまちょうど10周年を迎えたということで、先日、Red Bull Studios Tokyo Hall(東京都渋谷区)で記念イベント「SPITFIRE AUDIO 10TH ANNIVERSARY」が開催されました。これに合わせてSPITFIREの共同創設者であるChristian Henson(クリスチャン・ヘンソン)さんが来日し、インタビューに応じてくれたので、SPITFIRE AUDIOについていろいろと伺ってみました。


SPITFIRE AUDIOの共同創設者であるChristian Hensonさんに話を伺った
>>この記事の続きを読む

Cubaseのスペシャリストとしてお馴染みの青木繁男さん。「YAMAHAのビデオで見た」、「Cubase関連のイベントでセミナーをしていたのを見かけた」……といった方も多いのではないでしょうか?その青木さんの本職は、超売れっ子のプロデューサーであり、アーティストのプロデュース、楽曲提供、アレンジ、ミックス、ライブマニピュレーターなどさまざまな業務をこなされています。普段、青木さんのTwitterを見ていても日々全国を飛び回りながら仕事をされて「これだけ忙しい人もいないのでは?」と思うほど。

先日、その青木さんの自宅スタジオに伺いし、実際どんなマシン環境を使い、どんな音源を利用して仕事をされているのかなどいろいろ聞いてみました。もちろんDAWは最新のCubase Pro 9で、制作用に使っているのはカスタマイズされたハイスペックなWindows PC。音源はいっぱい入っているけれど一番多様しているのはNative InstrumentsKOMPETELE 11 ULTIMATEとのことでしたが、なかなか知れない面白いネタもいっぱいだったので、インタビュー形式で紹介していきましょう。



Cubaseのスペシャリストとして誰もが知っている青木繁男さんの自宅スタジオで話を伺った
>>この記事の続きを読む

5月29日、スウェーデンのPropellerhead Software(プロペラヘッド・ソフトウェア)からReasonの新バージョン、Reason 9.5がリリースされました。Reason 9からのマイナーバージョンアップということで、Reason 9ユーザーは無償アップデートが可能となっているのですが、2000年登場のReason史上でいうと、まさに画期的なバージョンアップとなっています。

というのも、これまで禁断とされてきたVSTプラグインに対応してしまったのです。1か月前に「ReasonがVST対応する」というニュースが流れたときには「ええ?今さらか?」とも思いましたが、現時点のDTMでVST対応って当たり前の話すぎて、本来話題にもならないようなネタ。でもReasonだけはちょっと特別でもあるんですよね。このリリースされたばかりのReason 9.5をちょっと使ってみたので紹介してみたいと思います。


ついにVSTプラグイン対応したReason 9.5がリリースされた
>>この記事の続きを読む

M-AUDIOOXYGEN(オキシジェン)と聞いて、「なんか懐かしい!」と思う人も少なくないと思います。10年ほど前にDTM用のMIDIキーボードとして一世風靡した製品ですが、その後も徐々に進化を続けており、会社がinMusicになった現在、すごく手ごろな価格で発売されていたんですね。61鍵、49鍵、25鍵の3タイプがあるのですが、たとえばAmazonの値段で見ると61鍵でも19,800円(税込み)49鍵なら12,960円という低価格です。

なんとなくフル鍵盤のキーボードって高価だというイメージがありましたが、最近のUSB-MIDIキーボードってこんな手ごろなものになっていたんです。写真からも分かるとおりOXYGENは単なるキーボードではなくコントローラとしても使えるし、リズムパッドなどとしても使える機材。以前、ニコニコ生放送のDTMステーションPlus!でも取り上げたことがありましたが、改めて製品を借りて試してみたので、紹介してみたいと思います。


M-Audioの最新キーボード、OXYGEN 61を使ってみた
>>この記事の続きを読む

このページのトップヘ