藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。


カテゴリ: プラグイン(VST RTAS AudioUnits)

VOCALOIDが4年ぶりにバージョンアップし、VOCALOID5として本日7月12日よりヤマハから発売されます。このVOCALOID5はダウンロード専用製品となっており、ボーカロイド公式ショップから購入可能。製品としては4つのボイスバンク(従来でいうところの歌声ライブラリ)を持つVOCALOID5 STANDARDが25,000円(税抜)、8つのボイスバンクを持つVOCALOID5 PREMIUMが40,000円(税抜)となっています。

これまでのVOCALOIDと同様にスタンドアロンで動作するほか、VSTiおよびAudio Unitsのプラグインとしても動作するため、WindowsおよびMacにおけるほぼすべてのDAWでVOCALOID5を組み込んで使えるようになります。UIも大きく変わると同時に、より簡単に高いクォリティーでの打ち込みを実現できる新たな制作フローが導入され、VOCALOIDが劇的な進化を遂げています。実際、何がどのように進化したのか、一足早くVOCALOID5に触れてみたので、その内容を紹介してみましょう。


VOCALOIDが4年ぶりのバージョンアップを果たし、VOCALOID5として発売開始


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Audio Unitsといえば、普通はMacのプラグインを思い浮かべますよね。Logic ProGarageBandをはじめ、Mac上のDAWの多くがサポートするプラグインフォーマットであり、エフェクトもインストゥルメントも、数多くのラインナップが揃っています。でも、Audio UnitsはmacOS上のDAW用プラグインとしてだけでなく、iPhone、iPadで利用できるiOS用のプラグインとしても存在していることをご存知ですか?

まあ、iOS上のAudio Units(正確にはAudio Units Extention)という規格は2年ほど前に誕生しているので、いま突然始まったというものではありません。その数は着実に増えてきており、それらを活用できるDAWやユーティリティも増えてきています。将来的にはInter-App AudioAudiobusは廃れて、Audio Unitsが主流になるんだろうな……と想像しているところ。そんな中、とってもシンプルながら軽くて便利なアプリ、AUHostなるものが小久保佳則さんという方によって開発され、たった120円でリリースされました。試してみると、なかなか便利なものだったので、改めてiOS上のAudio Unitsとは何なのかも含めて、紹介してみたいと思います。


iOSのプラグインエフェクト、Audio Unitsを起動できる簡易ホストアプリ、AUHost

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以前に「ギター経験のなくても本気のプレイができるメタル系・超ギター音源、Heavier7Stringsがスゴイ!」、「日本語マニュアルもリリース。まだまだ進化するメタル系・超ギター音源、Heavier7Strings」という記事でも紹介したことのあった、Windows/Mac対応でスタンドアロン、VST、AU、AAXで動作するヘビメタ・ギター音源のHavier7Strings

その後も着実に進化を続けており、現在Heavier7Strings 1.2.1というバージョンになり、エフェクトがさらに増えたり、レイテンシーが改善されたり、エフェクトラックを単独で使用可能になるなど、さまざまな改善が加えられています。また現在セール期間中で通常の$249から20%オフの$199での購入が可能となっているチャンスなので、改めてこの音源について紹介するとともに、最新機能についてもチェックしてみたいと思います。


ヘビメタサウンドの7弦ギター音源、Heavier7Strings

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6月19日、AbilitySinger Song WriterSound it!などで知られる日本のソフトウェアメーカー、インターネット社からMS EQ COMPというVSTプラグインが、Windows、Macに対応する形でリリースされました。Ability Proで使えるのはもちろんのこと、CubaseでもStudio OneでもFL Studioでも使える強力なプラグインでありながら、今回はなんと無料での配布とのこと。

一言でいえば普通のステレオトラック、マスタートラックに刺すことでMS処理が可能となり、Mid、Sideそれぞれ独立してEQ処理、コンプ処理ができるというプラグイン。とくにマスタートラックに刺すことで大きな力を発揮してくれそうです。とはいえ、MS処理って何?という人もいると思うので、MS EQ COMPの使い方について簡単に紹介してみたいと思います。


無料公開されたインターネット社のVSTプラグイン、MS EQ COMP

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ソフトシンセメーカーとして著名なオランダのRob Papen(ロブ・パペン)。以前にも「オランダの音源メーカー、Rob Papenのソフトシンセが面白い!」という記事で紹介したことがありましたが、BLUEPREDATORSubBoomBassBLADE……など数多くのユニークな音源を出しているメーカーです。

そのRob Papenから、また新しいシンセサイザ、Go2(ゴーツー)が発売されました。モーフ・オシレーターという非常にユニークで不思議な仕組みのシンセサイザとなっており、ほかの音源ではありえない、面白い音を作り出すことが可能となっています。WindowsでもMacでも使うことができ、プラットフォームもVST、AU、AAXと何でもOK。しかも、価格は5,000円(税別)と激安ですからかなり気になる存在です。実際どんなシンセサイザなのか、ちょっと試してみました。


Rob Papenの新音源、Go2

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マキシマイザのDeeMax、音をいい感じに太くしてくれるDeeFat、知識不要で機能してくれるDeeEQ、音像を思いきり広げてくれるDeeWider……などなど、ユニークでありながら、即、現場で使える強力なエフェクトを次々とリリースしているDotec-Audioが、また新たな製品を開発してくれました。今回、発売するのはグラフィックEQのような感じで直感的な操作ができるコンプレッサ、DeeGraphCompというもの。最初に話を聞いたときは「何だそれ!?」と思ったのですが、これはまさに発明といえるまったく新しいタイプのエフェクトで、今までにない音作りを可能にするツールだったんです。

いわゆるコンプレッサとして使えるのはもちろんなのですが、ダッキングを作りだしたり、テープの逆再生的なサウンドを生み出すことができるなど、非常に面白い使い方ができるエフェクトなのです。Dotec-Audioがこれまで打ち出してきた、「レバー一つでいい感じに操作する」というUIではなく、まさにグラフィックEQのような見た目、操作感。価格は5,000円(税抜き)で、従来製品と同様Windows(64bit/32bit)およびMacのプラグインとして利用でき、VSTAUAAXのプラグイン環境で動作するというものです。実際、これがどんなエフェクトなのか、紹介してみましょう。


新発明のDotec-Audioのエフェクト、DeeGraphComp

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音圧爆上げプラグイン、DeeMaxで一世風靡した日本のプラグインメーカー、Dotec-Audioが、またすごいモノを開発してくれました。今回新たに発売されたDeeWider(ディーワイダー)は、音像を思い切り広げるタイプのプラグインで、ジャンルとしてはステレオイメージャー(ステレオエンハンサーともいう)の一つ。でも、従来のステレオイメージャーと異なり、極端なまでにステレオ感を広げることが可能で、しかも元の雰囲気を壊すことなく破綻しないのが最大の特徴。

従来のDotec-Audio製品であるDeeMaxDeeFatDeeEQなどと同様、レバーをグイッと持ち上げるだけの単純操作で難しさは皆無。それなのに、いい感じに音が広がっていくのです。最大まで持ち上げると、「ちょっとやりすぎでしょ!」と思うほどに、音像が広がるのです。もちろんWindows、Macどちらでも使え、VSTAUAAXと全環境に対応しながら価格は2,500円と激安。いったい、これがどんなものなのか、なぜここまで不思議なことが実現できているのか、探ってみました。


Dotec-Audioがリリースしたステレオイメージャー、DeeWiderを使ってみた

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制作している楽曲に箏(こと)の音を取り入れたいというケースはよくあると思います。そして各種マルチ音源には「KOTO」といったサウンドがあるので、それを使って間に合わせてるというケースは少なくないと思います。でも、本気で箏を使いたいとなったとき、この手の音源だとサウンド的な物足りなさを感じると同時に、さまざまな壁にぶつかると思います。そもそも、どんな奏法があって、どのように表現するのが正しい箏の使い方なのかという知識がないと、うまく使うことができないからです。

そして、単に1つのサンプリング音で済むようなものではなく、奏法によってサウンドも大きく変わってくるし、フレーズも独特なものがあるからこそ、箏の味が出てくるのです。そうした箏の流儀をしっかりと表現できる、純国産の音源が登場しました。PREMIER SOUND FACTORYが出した「箏姫かぐや」というのがそれ。Native InstrumentsKONTAKT 5および無料のKONTAKT 5 PLAYERに対応したこの音源は24bit/96kHzでのサンプリングされた高音質。箏のほぼすべての奏法をカバーした非常に優れた音源となっているのです。実際、どんなものなのか紹介してみたいと思います。


24bit/96kHzサンプリングのお箏の音源、「箏姫かぐや」が誕生
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NAMM Showで見た製品の中で個人的にスゴイと思ったものの一つが、イタリアIK Multimediaが展示していたAmpliTube LeslieおよびT-RackS Leslieという製品です。これはギター/ベースアンプシミュレータのAmpliTubeにレスリースピーカーを組み込んだもの、およびミキシング/マスタリングソフトのT-RackSにレスリースピーカーを組み込んだというものです。

実際に会場でデモしているサウンドを聴いても、まさに!という音だったのですが、これはレスリースピーカーの本家であるハモンドUSA鈴木楽器製作所の研究開発部門とIK Multimediaの共同開発による製品とのこと。つまり本家お墨付きのホンモノのサウンドなんですね。IK Multimediaの開発トップである、CTOのDevide Barbiさんにもお話を伺ったので紹介してみましょう。


レスリースピーカーを再現するAmpliTube Leslie、T-RackS Leslieが3月発売

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DTMの世界を激変させるといっても過言ではない製品が、米Universal Audioから発表されました。日本での実売価格が税抜き58,000円前後のArrow(アロー)という製品で本日から発売開始です。一言でいえばプロの世界で使われている音を実現させるハードウェア。誤解を恐れずに表現すれば、プロ用のビンテージ機材を目の前で再現し、ズバリその音でレコーディングできてしまう機材なのです。

ご存知な方のために別の表現をすれば、Arrowとは世界中で使われているapolloのエッセンスをエントリーユーザーにも実現してもらえるモデルであり、2入力/4出力で、UAD-2のDSPコアが1つ、Unison対応のオーディオ入力を2系統持つというシステムが激安価格で登場したというもの。接続がThunderbolt 3(USB-Cポート)でバスパワーでの電源供給となっているのです。そのため、かなり新しいPCでないと動作しないのがネックではありますが、WindowsでもMacでも今後の普及が確実視されているThunderbolt 3なので、2018年からの新DTM環境に多大な変化をもたらせる可能性があるわけなのです。まずは、速報版という形で、このUniversal AudioのArrowについて紹介してみましょう。


Universal Audioから新製品、Arrowが誕生


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