藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: プラグイン(VST RTAS AudioUnits)

M-AUDIOOXYGEN(オキシジェン)と聞いて、「なんか懐かしい!」と思う人も少なくないと思います。10年ほど前にDTM用のMIDIキーボードとして一世風靡した製品ですが、その後も徐々に進化を続けており、会社がinMusicになった現在、すごく手ごろな価格で発売されていたんですね。61鍵、49鍵、25鍵の3タイプがあるのですが、たとえばAmazonの値段で見ると61鍵でも19,800円(税込み)49鍵なら12,960円という低価格です。

なんとなくフル鍵盤のキーボードって高価だというイメージがありましたが、最近のUSB-MIDIキーボードってこんな手ごろなものになっていたんです。写真からも分かるとおりOXYGENは単なるキーボードではなくコントローラとしても使えるし、リズムパッドなどとしても使える機材。以前、ニコニコ生放送のDTMステーションPlus!でも取り上げたことがありましたが、改めて製品を借りて試してみたので、紹介してみたいと思います。


M-Audioの最新キーボード、OXYGEN 61を使ってみた
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アメリカ・シアトルにあるメーカー、Tracktionから新たなDAW、Waveformが誕生しました。これは以前にもDTMステーションで紹介したことのあるTracktionの新バージョンともいえるソフトで、従来製品からユーザーインターフェイスを大きく変え、名称も変更して新登場したというものです。

WindowsMacだけでなく、LinuxUbuntu 14.04さらにはRaspberry Piでも使えるというこのWaveformは、オーディオもMIDIもDAWとしての機能を一通り備える一方、作曲支援機能を充実させたのが大きな特徴となっています。「そんなこといったって今さらDAWを乗り換えるつもりはないな…」という人も大丈夫。使い慣れたDAWは利用しつつ、Waveformの便利な機能だけ取り入れて活用するといった使い方も可能となっているのです。実際どんなDAWなのか、紹介してみましょう。


Tracktionが開発した新DAW、Waveform
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A.O.M.というプラグインメーカーをご存知ですか?マスタリングリミッターのInvisible LimiterやパラメトリックEQのtranQulizr、パンナーのCyclic Panner、ステレオ音像操作のStereo Imager D……などなど、かなり玄人好みのするツールを出している日本のメーカーで、ネットダウンロード販売の形で海外にも積極的に攻めに行っています。

そのA.O.M.製品をフィーチャーする形で、Steinbergが「A.O.M.プラグインエフェクト プレゼントキャンペーン」というものを展開しています。これは7月31日までの期間のキャンペーンで、Steinberg製品を購入すると、A.O.M.のプラグイン、計4つがもらえるというものです。実際、その一つをゲットして試してみたので紹介してみましょう。


「A.O.M.プラグインエフェクト プレゼントキャンペーン」で配布中のInvisible Limiter Nano
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先日、MOKというアメリカの3人のベンチャー企業が開発したまったく新しいソフトウェアシンセサイザ、Waverazor(ウェーブレイザー)が$150(現在は発売記念キャンペーンで半額の$75)でダウンロード販売が開始されました。これは、今年1月のNAMM SHOWで発表されて、大きな話題ともなったので見かけた方もいるかもしれませんが、現在特許出願中というまったく新しいシンセサイザであり、波形を自ら作っていくというユニークな方式となっています。

フィルターやエンベロープを動かすといった従来のシンセとは異なり、波形そのものをいじって新しい音を作り出すという音源なんです。先日MOKの中心メンバーで、Waverazorの開発者であるRob Rampley(ロブ・ランプリー)さんが来日し、私の事務所に遊びに来てくれたので、これがいったいどんな音源なのか、話を伺いつつ、実際に試してみました。


先日発売されたMOKのソフトシンセ、Waverazor 

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AKB48チームBのメンバーである竹内美宥(Twitter:@take_miyu112)さん。慶應義塾大学(SFC)に通う傍ら、Logic Pro Xを使って作曲したり、楽曲を打ち込んだり、レコーディングもしている思い切りのDTMユーザーなんです。実際に制作した作品を竹内さん自らYouTubeに次々とアップしており、見てみるとどれもかなりいい出来。ちょっと昔の歌謡曲のカバーなどをいろいろ発表しているのもグッとくるところです。

その竹内さんに、4月に放送したDTMステーションPlus!のゲストとして出演していただき、DTM話とともに、歌も披露してもらったのですが、ご覧いただけたでしょうか? 番組の中だけでは話し足りなかったので、改めて竹内さんにインタビューさせてもらうとともに、どんな機材をどう使っているのか、今後DTMとどう付き合っていき、どんなことを目標にしているのかなど、伺ってみました。なお、今回の取材と撮影場所は、DTMステーションPlus!の番組を使わせていただいている音楽学校メーザー・ハウスで行いました。


AKB48 チームBのメンバー、竹内美宥さんのDTMへの取り組みについていろいろ伺った

 
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ラップを上手に歌うのって、とってもすごく難しいですよね。その最大の理由はリズムに言葉が完全に同期しないと、間が抜けてしまうからでしょう。もちろん、上手に歌うために、ひたすら練習に練習を重ねるというのが王道なわけですが、DTMの技術を利用してカッコいいラップを仕上げるという方法もあるんです。

今回取り上げるのはイギリスSynchro Arts社のVocAlign Project 3(ボーカライン・プロジェクト3)という16,800円のソフト。これを使うことで、まったく同期していない別々のトラックをドンピシャに合わせてしまうことができるんです。ホントにグダグダなラップが、めちゃめちゃカッコいいものへと変身させることができるので、その手法について紹介してみたいと思います。


VocAlign Project 3を用いてラップをリズムに合わせ込んでみた
 
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超強力でかつレバー一つで音圧を爆上げできることで一世風靡したDeeMax。そのDeeMax
を開発したDotec-Audioでは、これまでに、音を太くするプラグインのDeeFat、誰でもいい感じの音質に整えられるDeeEQ、音量を自動的に整えてくれるDeeTrimなど、ユニークで非常に実用的なプラグインを続々とリリースしてきました。

そのDotec-Audioの動きを見ながら、「いつかは強力なエフェクトを作ってくれるのでは……」と期待していた人も多いと思います。私もそんな一人であるのですが、ついに待望のエフェクトがDotec-Audioから誕生しました。見た目にもド派手で、合体ロボ!というイメージのこの新製品は、DeeFX。ディストーション、フィルター、ディレイの3大エフェクトを1つに統合したプラグインで、それぞれがワンパラメータで操作できる強力な武器となるものです。開発者であるフランク重虎さんにもお話を伺ったので、これがどんなプラグインなのか紹介していきましょう。


Dotec-Audioから待望のエフェクト製品、DeeFXが誕生! (Photo by らいと)

 
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ボーカルエディットソフトというと、みなさんは何を思い浮かべますか?antaresのAuto-Tuneや、CelemonyのMelodyne、またSONARからの撤退で少し影が薄くなったRolandのV-VOCALなどがありますが、もうひとつイギリスのSynchro Arts社が出すRevoice Proというソフトがあるのをご存じでしょうか?

Synchro Artsは別々のオーディオデータの抑揚のタイミングをピッタリ合わせるVocALignというソフトで一躍有名になったソフトメーカー。そして今回試してみたRevoice ProはそのVocALignの上位版として2012年にリリースされたソフトです。ボーカルのピッチやタイミングを修正できるのはもちろんのこと、異なる2つのボーカルトラックのタイミングを合わせることや、1つのボーカルトラックからハーモニートラックを派生させる強力なダブラー機能を備えているなど、Revoice Proならではの機能もいろいろ備えているのが特徴です。ちょうど、いまVer 3.3へのアップデート・キャンペーンを実施中とのことだったので、改めてこのRevoice Proとはどんなソフトなのか紹介してみたいと思います。


英Synchro Arts社のボーカルエディットソフト、Revoice Pro 3.3を使ってみた
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作曲家の方やアレンジャーの方と話しをする際、「最近どんな音源を使ってますか?」とよく聞いているのですが、そうした中、よく話題になるのが米output社の音源です。先日も「新進気鋭の米メーカー、outputのmovementが面白すぎる!」という記事で、同社の音源のようなエフェクトを紹介しましたが、そのoutputから、またまたユニークな音源が発売されました。

Analog Stringsというストリングス音源がそれ。Native InstrumentsKONTAKT5 Player上で動作する39GB超(圧縮時20GB)の大容量音源なんですが、オーケストラ系のストリングス音源とは大きく異なるもので、シネマティック系トラックを作成したり、クラブ系サウンドを作成するのを得意とする、非常にユニークな音源であり、作家にとってとても強力な武器となる音源なんです。実際、どんなものなのか、紹介してみましょう。

 
いま世界中が注目する音源メーカー、outputから新たな製品がリリースされた
 
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音楽制作をする上で、もっとも大切なことの一つが、いいモニター環境を整えることです。モニター環境がよくないと正しい音で評価できないし、自分でいいと思って作った音が、結果としてその通りの音にならないからです。また自宅のDTM環境で作業する場合と、スタジオや出先のヘッドホン環境では音が違ってしまうのも困った問題であり、その解決はほとんど不可能のようにも思います。

ところが、どんな環境下においても、理想的なモニター環境に整えてくれるという不思議なプラグインが存在します。「モニター環境とプラグインって無関係では!?」と妙に感じる方がほとんどではないかと思いますが、ちょっと魔法のようなシステムになっているんです。ヨーロッパのSonarworksという会社が開発したキャリブレーション=補正を行うシステムがそれ。WindowsおよびMacのVSTAUAAXおよびRTASのプラグイン環境で利用できるソフトの4月からの国内発売を前に、Sonarworksから共同設立者で製品担当副社長のMartins Popelisさん、グローバルセールスのKarlis Briedisさんのお二人が来日し、お話を伺うことができたので、紹介していきましょう。

 
理想的環境を作るという不思議なプラグインSonarworksの日本発売に向けてお二人が来日

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