プラグインって何?

DTM初心者にとって、よくわからないモノのひとつにプラグイン(Plug-in)というものがあります。プラグインというのは、DTMだけの用語ではなく、電子機器やソフトウェアにおいて機能拡張、仕様変更をおこなうために規格化された差し替え可能なモジュールのことを意味しています。

これをDTMの世界だけに限っていえば、エフェクト(エフェクター)およびソフトシンセ(ソフトウェアシンセサイザ、ソフトウェア音源)を追加するためのソフトウェアを意味し、DAW(Digital Audio Workstation)においては必須の機能となっています。


プラグインは規格化されたものではありますが、その規格自体が複数あるのがややこしいところです。具体的にいうとWindowsにおいては
●VST/VSTインストゥルメント
●DirectX/DXi
●RTAS
の大きく3種類、Macにおいては
●AudioUnits(AU)
   ●VST/VSTインストゥルメント
●RTAS
●MAS
の大きく4種類があります。

VST/VSTインストゥルメント、RTASはWindows、Macともに存在しますが、やはりOSが異なるため、Windows版のものをMacにインストールしたり、Mac版のものをWindowsにインストールすることはできません。また、VST/VSTインストゥルメント、DirectX/DXiと区切っているのは、それぞれエフェクト用プラグインとソフトシンセ用プラグインを区別して呼んでいるためです。またVSTインストゥルメントのことをVSTiと呼ぶこともあります。

このように複数のプラグインの規格があるのは、ユーザーにとってはあまり好ましいことではありませんし、プラグインをわかりにくくしている問題点ではありますが、各DAWメーカーがそれぞれ独自規格を作ってきたことが背景にあります。

簡単に紹介するとVST/VSTインストゥルメントはCubaseなどを開発するSteinbergのプラグイン規格、DirectX/DXiはMicrosoftのOS拡張機能をベースにSONARなどを開発するCakewalkの、RTASはProToolsなどを開発するAvid Technology(Digidesign)の、AudioUnits(AU)はGarageBandやLogicを手がけるAppleの、そしてMASはDigital Performerなどを開発するMark of the Unicorn(MOTU)のプラグイン規格となっています。

自分がどのDAWを使っているかによって、利用可能なプラグイン規格が変わってきますので、まずはそれをよくチェックしておくといいでしょう。中には、複数のプラグイン規格に対応しているものもありますから、それにマッチしたものを入手してインストールしてください。

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