藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。


タグ:WebMIDI

今年の1月14日に誕生したPicotune(ピコチューン)というサイトをご存じですか?私も以前Twitterでこのサイトを知って、アクセスしてみたんです。するとシンプルながらすごく楽しいシステムになっていて、いわゆるチップチューン音源が楽しめるのと同時に、ちょっと懐かしい感じもするMIDIデータ共有サイトになっていたんですよね。

このPicotuneを開発し、サイト運営しているのは現在、慶應義塾大学(SFC)の4年生である古林峻(こばやししゅん)@cagpieさん。SFCといえば先日「YouTubeで次々とDTM作品を発表するAKB48の竹内美宥さんが目指す夢」の記事で紹介した竹内さんも在籍しているキャンパス。いろんな人材がいるんだなぁ……、と改めて感心した次第です。今回、その古林さんにお会いして、開発した経緯なども伺ったので、Picotuneをどう楽しめばいいかとともに紹介してみたいと思います。


チップチューンでMIDIファイルを再生し、共有できるサイト、PicotuneはSFCの古林俊さんが開発した

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電子楽器の世界において、今年の一大ニュースであり、大ヒットとなったヤマハのreface。FM音源を復活させたreface DXや昔のエレピサウンドを蘇らせたreface CP、バーチャルアナログシンセであるreface CSに70年代サウンドを彷彿させるビンテージコンボオルガンのreface YCと見た目ににもカワイくカッコいいrefaceの4機種はいずれも大ヒットで、なかなか入手が難しい状況のようです。

そのreface、ミニキーながら、鍵盤がよくできているだけに、単体で弾いているだけでも楽しく、すぐ何時間も経ってしまうから困るのですが、そこに留まらず、まだまだ進化しているんです。12月3日からはSoundmondo(サウンド・モンド)というサービスがβ公開され、これを通じて世界中のユーザーと音色のやりとりが可能になったんです。つまり世界中の人たちが作った音色をごく簡単にタダで入手できるし、自分の作った音色がアメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地域の人たちに使われるようになるんです。音色版SNSという感じなんですが、これがなかなかよくできているので、紹介してみたいと思います。


Soundmondoを利用してブラウザでrefaceの音色管理を実現
 
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DTMにおける重要な要素であるMIDI。規格が制定されたのは30年以上前のことなのに、今も現役どころか、ますます幅広く使われています。確かに最近はMIDIケーブルを利用するケースは少なくなりましたが、ソフトシンセを制御するためにPC内部でMIDIが使われているのはもちろん、USBを通してMIDIの通信がされたり、Wi-FiBluetoothを通じてMIDI信号が行き交うなど、さまざまな場面で大活躍中。

そんなMIDIについて改めて考えてみよう、というイベント「Think MIDI 2015」が12月12日、13日の2日間、東京・六本木のラフォーレミュージアム六本木で開催されます。ここでは、さまざまな展示が行われる一方で、浅倉大介さん、伊藤賢治さん、氏家克典さん、大島ミチルさん、千住明さん、冨田勲さん、服部克久さん、向谷実さん……といったミュージシャンが集結して、トークイベントやライブを繰り広げます。またMIDIの考案者である梯(かけはし)郁太郎さんも対談に参加されるのも貴重な機会だと思いますよ。このイベントの総監督には松武秀樹さん、そして音楽プロデューサーは篠田元一さんが担当するなど、ものすごく豪華な顔ぶれとなっているのも、今回のイベントの大きな魅力です。そのThink MIDI 2015の内容が明らかになったので、その中身を紹介するとともに、篠田さんに見所を伺ってみました。


Think MIDI 2015が12月12日、13日、ラフォーレミュージアム六本木で開催される

 
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最近、MIDIケーブルを利用する機会は少なくなったし、新しくDTMを始めたユーザーの中にはMIDIをまったく知らない人もいるかもしれません。でも、PCで音楽制作を行う上でMIDIは今でもベースとなっている規格であり、まさに縁の下の力持ち。「とはいえ、30年も前の規格でしょ」という方もいるかもしれませんが、実は今も着実に進化を続けているんですよ。

本来は競合であるヤマハ、ローランド、コルグといった楽器メーカーの技術者が定期的に集まって、MIDIの新しいあり方についての協議を行うとともに、海外との交渉なども行っているという事実をみなさんは知ってましたか!? 先日そのメーカーが集まっているAMEI(音楽電子事業協会)の「Web MIDIワーキンググループ」の会議にお邪魔して取材させてもらったので、最新の状況についてレポートしてみたいと思います。


ヤマハ、コルグ、ローランドの技術者が集まり、和気あいあいとWeb MIDI標準化に関する会議中。
 
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Google Chromeは楽器です」という記事タイトルを見て、同意していただける人はどれだけいるでしょうか?きっと多くの方は「何を馬鹿なことを言ってるんだ」と思っていると思いますが、この後、記事を読み進め、リンク先へとアクセスすると「ホントだ!」、「どうなってるんだ!?」と叫ぶ方が続出するだろうと思いますよ(笑)。

DAW上のプラグインのソフトシンセなどを起動させることで、コンピュータを楽器として利用できるのは当たり前の時代になりましたが、もっともっと簡単にブラウザを楽器として使えるような時代に入ったのです。DTMステーションでも、これまで「ブラウザDTM」と名付けていろいろな事例を紹介してきましたが、最新版のGoogle Chrome 43というバージョンが登場したことによって、本当にだれでも簡単に利用できるようになったので、紹介していきましょう。


ブラウザのGoogle Chromeは楽器なんです!
 
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エフェクトやソフトシンセなのどのプラグイン。普通はDAWの中に入っていたり、パッケージソフトを購入したり、オンライン上のフリーウェアやシェアウェアなどをダウンロードして使いますよね。でも、そのプラグインをユーザー自身が好きなものを簡単に作って使う時代がやってきそうです。

といっても、プログラムの知識なんて基本的に不要です。しかも、そのオリジナルのプラグインはWebブラウザを使って作れる……というのです。「ブラウザでプラグインって、あまりにも無関係で意味不明!」と思ってしまう人も多いと思いますが、実はそんな不思議な世界が、もう目の前にやってきているんですよ。


CubaseのプラグインにChromeで作ったシステムを利用する!?
 
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DTMステーションで、これまでいろいろな切り口で紹介してきたブラウザ上で実現するブラウザDTM。この世界に、ついにかなり本格的なDAWが登場しました。スウェーデンのPlaywerk ABという会社がスタートさせたSoundtrapというサービスがそれ。ソフトをインストールすることなく、ブラウザでSoundtrapサイトにアクセスするだけで、DAWへと変身し、Windows、MacはもちろんAndroidでも使えるというものなのです。

MIDIトラックもオーディオトラックも扱うことができ、レコーディングからエディット、ミックスまで可能。外部のMIDIキーボードで演奏してブラウザ上のソフトシンセを鳴らしてリアルタイムレコーディングもできるし、ギターを接続してのオーディオレコーディングやボーカルのレコーディングも可能。しかも、ブラウザ上の各種エフェクトを通してリアルタイムにモニターすることだってできてしまうのです。実際、どんなものなのか使ってみたので紹介してみましょう。


Windows、Mac、Androidでもブラウザ上でDAWが実現できるSoundtrap 

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