藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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今年1月に「無料版のPro Toolsが登場する」ということで大きな話題になったPro Tools|Firstの配布がいよいよ始まったようです。Pro Tools|Firstは主にエントリーユーザーをターゲットにしたPro Toolsであり、「プロと同じツールを誰にでも」というコンセプトで誕生したソフトです。実際画面のユーザーインターフェイスや基本的な機能も、プロのレコーディングの世界で業界標準となっているPro Toolsを踏襲したものとなっています。

配布が始まったとはいえ、まだ誰でもすぐ入手できるというわけではなく、「Pro Tools|Firstが欲しい!」とメールアドレスや名前、仕事などの情報を登録したユーザーに対して少しずつ案内を始めているという段階。世界中にいる膨大な人が登録しており、順番に案内していることから、入手可能になるまではもう少し時間がかかる可能性もありそうです。そうした中、いくつかの情報をつかんだので紹介していきましょう。


ついに、無償版Pro ToolsであるPro Tools|Firstが公開になった
 
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IAを展開する1st PLACEが、先日、同社のARIA ON THE PLANETSシリーズの第2弾となるソフト、ONE(オネ)を発売しました。IAONEというまさに姉妹が誕生したのですが、実はそのONEの歌声合成エンジンにはIAとはまったく異なるHMMという技術を用いたCeVIO(チェビオ)を採用していたのです。

CeVIOについては、これまでもDTMステーションで何度か取り上げてきましたが、別に1st PLACEがCeVIOに乗り換えたというわけではないようで、IAとONEを並行して扱っているんですよね。これはどういうことで、何を狙っているのでしょうか?私も非常に気になっていたのですが、先日1st PLACEの代表取締役社長でプロデューサーの村山久美子さんと、アシスタントディレクターの塚田恵佑さんにお話しを伺うことができたので、インタビュー形式で紹介していきたいと思います(以下、敬称略)。


1st PLACEの村山久美子さん(左)と塚田恵佑さん(右)

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これからDTMにチャレンジしてみたい…という人も多いと思います。DTMステーションとしても、ぜひそうした初心者ユーザーを応援していきたいと考えていますが、最初はなかなかハードルが高く感じられるかもしれません。とくにDTMによって、どんなことが可能になるのか、何ができるかを理解するのは、難しい点もあるでしょう。

そこで、これから3回に渡ってDTMで何ができるのかを紹介する短期連載をしてみたいと思います。「DTMをはじめよう!」、「DTM初心者のためのオーディオインターフェイス選び 2015」といった記事も併せてお読みいただきたいのですが、そのDTMをする上で必須となる中枢的なソフトがDAW=Digital Audio Workstationというもの。SONAR、Cubase、Logic、Studio One、ProTools……とさまざまなものがあり、基本的にはどれでも同様なことができますが、ここでは米Cakewalk社のSONAR PLATINUMを例に、紹介していきます。


DAWの代表の一つ、CakewalkのSONARを用いてDTM入門を展開していきます
 
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オーディオインターフェイスメーカーとしては後発で、まだこの世界に参入したばかりのZOOMですが、まさに破竹の勢いで強烈な製品を次々と打ち出しています。これまでもTAC-2TAC-2RUAC-2といった製品を紹介してきましたが、今回試してみたのはThunderbolt対応のオーディオインターフェイス、TAC-8です。この名称から8IN/8OUTのオーディオインターフェイスなのかな……と思っていたら、18IN/20OUTというスペック。

実際に使ってみたら、ちょっと驚くほどHi-Fiな製品であり、本当にクリアなサウンドのいい高音質。しかも、レイテンシーが極めて小さくてすごく気持ちよく使えるんですよね。Thunderbolt対応ということもあって、TAC-2やTAC-2Rと同様にMac専用のオーディオインターフェイスではあるのですが、どんな製品なのか紹介してみたいと思います。


Thunderbolt接続で18IN/20OUTのオーディオインターフェイス、TAC-8
 
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すべて打ち込み、ライン録りという楽曲の場合はともかくとして、DTMの音楽制作をする場合、マイクは非常に重要なアイテムですよね。いくらサンプリングレートを上げたってマイク性能が悪ければまともな音で録ることはできないし、高級なオーディオインターフェイスを使ったって、マイクがボトルネックになってしまう可能性は高いのです。

実際、音の違いもオーディオインターフェイスの差よりもマイク性能の差のほうが大きく出るので、どんなマイクを選ぶかは重要なポイントです。そんな中、先日sE Electronicsというメーカーのコンデンサマイクリボンマイクを使ってみました。個人的にはリボンマイクを使ったのは初めてだったのですが、定番のマイクと比較して、どんな違いがでるのか、実際にレコーディングした結果も見ながら紹介してみることにしましょう。


ニコニコ生放送の番組、DTMステーションPlus!番外編でマイクの録り比べ実験をしてみました。歌ってくれたのは大山藍さん。
 
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すでに持っているよ!」という人も多いとは思いますが、意外と知られれていない絶対GETしておくべきiPhoneアプリがあるので、改めて紹介しておきますね。今年1月にヤマハから無料で公開されたYamaha Synth Bookというもの。表向きは「ヤマハのシンセサイザ40年の歴史を1冊の本にまとめたものをアプリ化した」というものなのですが、そのオマケ(?)のコンテンツとしてAN2015という強力なバーチャルアナログシンセサイザが搭載されていて、これが結構つかえるんですよね。

1月のNAMM SHOWに合わせて発表されたアプリでしたが、4月のMusikmesseに合わせてv1.5にバージョンアップしたタイミングで、Inter-App AudioAudiobusに対応するなど、ほかのアプリとの連携もできるようになっているんです。しかも、これが無料で公開されているのですから、入手しておかなくては損ですよね。実際どんなアプリなのかを簡単に紹介しておきましょう。


ヤマハが無料提供しているiPhone用のバーチャルアナログシンセ、AN2015
 
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イギリスのプロオーディオ機器メーカー、Prism Soundってご存知ですか?ADA-8XRなどのハイエンドAD/DAコンバーターやTitanAtlasといった超高級オーディオインターフェイスを出しているメーカーであり、業務用のスタジオやプロミュージシャンの間でもよく話題になっているメーカーです。

そのPrism Soundの中でエントリーモデルと位置づけられるLyra 1およびLyra 2という製品があります。従来定価40万円、50万円という価格だったのが、最近の価格改定で大幅に値下げされ、定価305,000円、432,000円(税抜き)となったのだとか(実売価格については、楽器店さんにお問い合わせください)。それでも一般ユーザーにとっては十分過ぎるほど高価な製品ではありますが、先日Lyra 2を借りる機会があったので、これがどんな製品なのか、数多くある手頃価格のオーディオインターフェイスとどう違うのかを試してみました。


定価43万円の超高級USBオーディオインターフェイス、Prism Sound Lyra 2を使ってみた
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