藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。




KORGの「Mono/Poly」と聞いて、「懐かしい!」という方も少なくないはず。このMono/Polyが誕生したのは1981年。まさにYMO全盛期にPolysixと同時に発売されたMono/Polyは、149,000円と当時としては低価格ながら、4VCOによってポリフォニックを実現できるという画期的なアナログシンセサイザでした。

数多くのミュージシャンに使われ、多くの音楽を生み出してきたMono/Poly。このMono/PolyをKORG自らが、iPad/iPhone用のアプリ「iMono/Poly」として復活させ、本日8月23日により発売を開始しました。もちろん単に復元したというだけではなく、オリジナルの機能、音を完全に残しつつ、機能的には大きく進化させた上で、現在の音楽シーンに合う形で完全に新たに作った音色がズラリと揃っているのです。実際、どんなシンセなのか紹介してみましょう。


36年前のシンセを復刻させる形でKORGからリリースされたiPad/iPhone用のアプリ、iMono/Poly

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お待ちいただいていた方には大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、昨年末に発売されたSteinbergのCubase 9の解説書「Cubase 9 Series 徹底操作ガイド」(リットーミュージック発行)がようやく完成し、昨日8月21日に発売となりました。「もう間もなくCubase 9.5とかが出ちゃうんじゃないの!?」、なんて声も聞こえてはいましたが、すべて私の処理能力不足が原因です。申し訳ありません。

競合の書籍が複数、とっくに出てしまっている中、出遅れは否めませんが、少しでも挽回するための、完全なステマ・宣伝記事ですので(こう宣言した時点でまったくステルスじゃないけど)、笑って読み飛ばしていただいて結構です。また遅れたことへのお詫びとして電子書籍版と紙の本を合わせて計3冊、読者プレゼントさせていただこうと思います。「もうすでに予約して買っちゃったよ!」という方もいらっしゃるとは思いますが、電子書籍版と紙の書籍を合わせてご利用いただくと、便利かもしれません(!?)のでご応募いただければ、と。


Cubase 9 Series徹底操作ガイドの出版記念として紙書籍版と電子書籍版をプレゼント!

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先日ZOOMから発表され、8月末の発売が予定されているデジタルミキサー、LiveTrak L-12(実売価格、税込み68,000円前後)。24bit/96kHzで動作するデジタルミキサーで、入力はモノラル8ch+ステレオ2ch×2の計12chの入力を持つとともに、USBでPCと接続すればオーディオインターフェイスとして使えたり、さらには各ミキサーチャンネルの入力をそのままパラでWAV録音できるなど、かなり考え抜かれた仕様となっているんです。

私もニュース記事で見かけて知り、「これはかなり、良さそう!」と思い、すぐにZOOMに連絡してみたところ、発売前の製品を少しお借りすることができました。まだ、軽く触った程度ではありますが、DTMユーザーにとってはかなり理想的なミキサーとなっていたので、実際どんな機能、性能を持った製品なのか、紹介してみたいと思います。



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先日、とっても不思議なMIDIコントローラーTouché(トゥーシェ)が発売されました。これはフランスのExpressive Eという会社が開発したもので、パッと見は、「ん?ちょっと変わったフットペダル!?」といった形、大きさなのですが、木製のシックなデザインであり、手でコントロールするというもの。

実際に触っていると、プニュプニュ、ポニョポニョと動くなんとも不思議な触感であり、指ではじけば、ボヨヨ~ンと振動するもの。触っているだけでも気持ちがいい、このTouchéは木製の“スキン”が微細な振動や圧力も敏感に捉えて、それをMIDI信号やCV信号に変換。これでソフトウェアシンセサイザでもハードウェアシンセサイザでもコントロールすることができ、まるでアコースティック楽器を触れているかのような演奏を可能にするというのです。実際どんなものなのか紹介してみたいと思います。


フランス生まれの不思議なコントローラー、Touché
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Cubaseの操作画面がしっかり描画され、オーディオインターフェイスのUR22もテレビで流れる、DTMを1つのテーマにしたアニメが現在、放映されているって知ってましたか?『天使の3P!(スリーピース)』というのがそれ。過去のトラウマからひきこもり気味の高校生、貫井響が、密かに曲制作し、動画サイトに投稿するのを趣味にしていたところ、小学校5年生の少女3人に、とあることをお願いされて……というストーリーの7月にスタートしたアニメです。

その曲制作に使われていたのがCubase Pro 9であり、番組のクレジットを見ると、協力としてSteinbergCubase Pro 9YAMAHAのロゴも並んでいるとともに、「Cubase cooperation青木繁男」と、DTMステーションでもお馴染みのCubaseスペシャリストの青木さんの名前が出てるんですよね。先日、原作者である蒼山サグ(@SagAoyama)さん、レコード会社ランティスの制作部の石原尚亮さん、そして青木(@groundescape)さんに、このアニメの背景や、Cubaseのシーンをどう作っているのかなど伺ってきました。


Cubase Pro 9を使った制作シーンが頻繁に登場する現在オンエア中のアニメ、『天使の3P!』
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DTMにおいて、今も重要な意味を持つMIDI。そのMIDIの規格の管理を行うと同時に、MIDI検定試験制度の運営を行っているのが、一般社団法人音楽電子事業協会、通称AMEIです。このAMEIはヤマハローランドコルグカワイティアックカシオズーム……といった楽器メーカーからインターネットクリプトン・フューチャー・メディアなどDTM系のソフト会社までが揃う業界団体であり、ここでMIDIの新規格が議論されたり、次世代のMIDI企画に関する調査や研究も業界横断的に行われているのです。

そうした中、MIDI発祥のキッカケや、黎明期のMIDIについて調査研究を行っている研究者や学生がいて、AMEIの事務所に頻繁に訪れて調べものをしている……という話を先日AMEIの事務局から聞きました。彼らが何に関心を示しているのか、私もちょっと興味があったので、少し話を伺ってみました。


AMEIに何度も訪れてMIDIに関する調査研究を行っている3人の学生、研究者
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8月5日、東京渋谷のライブハウス、DESEO mini with VILLAGE VANGUARDにおいて、第6回目となるDAW女子会が開催されました。「DAW女子会?何だそれ?」という人、「DAWを使ってる女子が集まって飲み会でもするの?」なんていう人も多いと思いますが、これはDAW女シンガーソングライターとして活躍していて、ポニーキャニオンからのメジャーデビューが決まっている小南千明さんが主催するライブイベント。ここでステージに上がるのは、DAWを使ってる曲を作っている女性アーティストのみ。観客のほうは女子はもちろん、男子もOKであり、実際には8割近くが男性だったりしたのですが、とっても盛り上がったライブイベントになりました。

総じて言えるのは、どのアーティストもすごくクォリティーの高い、ということ。それはVol.6に限らず、これまでのDAW女子会すべてに共通する点ですが、今回また改めてそう感じました。きっと、今後、DAW女子会出演者の中から大物アーティスト、著名作家が続々と誕生するはず、と思っていますが、今回のDAW女子会、実際どんなDAWや機材が使われていたのか、という観点から紹介してみたいと思います。


8月5日に開催された小南千明 Presents DAW女子会Vol.6 夏祭りSPECIAL
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