藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。




DTMステーションで、これまでいろいろと紹介してきたDOTEC-AUDIOのプラグイン。ちょうど3年前、DeeCompとともに彗星のように登場した日本のプラグインメーカー、DOTEC-AUDIOは、レバーをグイッと持ち上げるだけで爆音にすることができるマキシマイザーのDeeMaxや、スライダーひとつでいい感じに音を太くしてくれるDeeFatなど、これまでの常識を覆すユニークで、かつプロも使える実用性を打ち出すプラグインを次々とリリースしてきました。その数は有料のプラグインが9製品、DeeGateDeePanpotなど無料のプラグインまで入れれば13製品にもなっています。

まさに日本のWavesといった感じのDOTEC-AUDIOですが、これまで基本的にネットのダウンロード販売を中心に展開してきています。各製品とも5,000円程度と安く、1度購入したユーザーには大きな割引をすることも多くのファンを集めてポイントだと思います。そのDOTEC-AUDIOが一般の楽器店などで販売するMEGA PACKという全部入り製品を激安価格で発売しています。「せっかくなら、まとめて欲しい!」という人にとっては安く入手できるチャンスです。一方、DOTEC-AUDIOでは製品リリース後に、エンジン強化を図ったり、便利な機能を追加するアップデートがどんどん行われていきたので、主なアップデートポイントを、開発者であるフランク重虎さんに伺ってみました。


DOTEC-AUDIOの全部入りパッケージ、MEGA PACKが登場

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9月21日、iPhone XSおよびiPhone XS Maxが発売されました。価格がますます高くなったこともあり、これまでのように大ヒットで品薄というわけではなさそうですが、今年も近所のauのお店で予約をして、発売日に購入してみました。私が選んだのはiPhone XSの256GBのシルバー。手が小さいからか、以前iPhone 6 Plusを買った時に持ちにくくて仕方なく、「今後絶対、Plusは買わない!」と決めたので、今回もMaxではなく、小さいほうにしたわけです。

まだ入手してから1日で、細かな点まで完全なチェックができているかどうか怪しい点はありますが、DTM関連のアプリ、またMIDI機器やオーディオインターフェイスなどのハードウェアがうまく動作するのかチェックしてみました。音質性能など細かなチェックは後日AV Watchのほうで記事にしていくつもりですが、まずはざっくりとしたファーストインプレッションということでレポートしてみましょう。


iPhone XSがDTMで問題なく使えるか、いろいろ検証してみた

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iZotopeのボーカル・エフェクト、VocalSynthがバージョンアップし、VolcalSynth2として先日発売されました。ボーカル・エフェクトといっても、リバーブとかディエッサー、コンプなど、ボーカルをキレイに整えるためのものではなく、いわゆるボコーダーであり、トークボックスでもあり、ロボ声エフェクトであり、ピッチ補正ピッチシフターなど……さまざまな機能を持つ最先端エフェクト。しかも、昔ながらのボコーダーというわけではなく、歌声の母音を強制的に違うものに置き換えることができるなど、最新技術によって従来にないユニークな機能がいろいろと搭載されたプラグインなのです。

6月にネット放送番組であるDTMステーションPlus!でVocalSynth2を特集した際、「後日、VocalSynth2を記事としてレポートします」と宣言していたのに、なかなか記事ができていなかったため、多くの方からPUSHをいただいておりました。ごめんなさい。改めて、このVolcalSynth2とはどんなプラグインなのか、紹介してみたいと思います。


iZotopeのVocalSynth2は新世代のソフトウェアボコーダー

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世界最大の楽器メーカー、ヤマハ。その中枢にK's Lab(ケーズラボ)という研究グループがあるのをご存知ですか?Dr.Kこと国本利文(くにもととしふみ)さんが率いるK's Labは物理モデルといわれるシステムの研究を30年以上続けてきた世界にも類を見ない最高クラスの研究グループ。ここから、古くはVL1VP1といった楽器、またRIVAGE PM10などの業務用コンソール、身近なところでいえばTHRシリーズという小型ギターアンプなど、さまざまな製品が生み出されてきました。

先日そのK's Labが豊岡からヤマハ本社内の新社屋、ヤマハ21号館(イノベーションセンター)へ移動し、装いも新たになりました。その際、K's Labの主要メンバーに、これまでどんな研究・開発に取り組んできたのか、さまざまな角度から話を伺ってみました。なかなか入ることができない、世界最先端の研究所は、これまでどんなことに取り組み、どんな成果を上げてきたのか、月1回ペースの3回の連載でレポートしてみたいと思います。その第1回目となる今回は、K's Labスタートのキッカケとなった、ある論文の発掘と、それによって作られた楽器という話からスタートしてみましょう。


ヤマハの研究グループ、K's Labを訪ねてみた

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古くはYAMAHAのKX5、RolandのAX-1、KORGのRK-100など、ステージでよく使われていたショルダーキーボード。その後、各社とも撤退していき、数少ない現行製品として注目を集めているのがAlesisVORTEX WIRELESS 2という製品です。このVORTEX WIRELESS 2は今年2月に発売された製品で、名前からも分かる通りワイヤレスでMIDI信号を飛ばせるのが大きな特徴の37鍵キーボード。

これ自体に音源機能は備えていませんが、外部MIDI音源モジュールやPC上のソフトシンセを活用することで、機動性高く活用することができるのです。7月にDTMステーションPlus!のゲストとしても登場いただいたビジュアル系バンド「摩天楼オペラ」のキーボーディスト、彩雨(@opera_ayame)さんもVORTEX WIRELESS 2をライブで活用しているとのこと。先日、全国ツアーのファイナルとして赤坂BLITZで行われたステージも見学してきたところです。加速度センサーでユニークなプレイができるといったメリットがある一方、USB端子を備えているからワイヤードでPCと連携でき、しかも数多くのソフトウェアをバンドルするなど、DTM用にも超優秀な機材なのです。実際どんなキーボードなのか、紹介してみましょう。


Alesis VORTEX WIRELESS 2をステージ上で弾く、摩天楼オペラの彩雨さん Live Photo : 土屋良太(artoy)
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6月に「TRANCE系アイドルグループd-girlsのリミックスコンテスト!優勝者は赤坂BLITZでのワンマンで作品披露&ご招待」という記事でもとりあげたTRANCE系アイドルグループのd-girlsd-girlsDTMステーションの共同企画として行ったリミックスコンテストも84件という多くの応募をいただき、無事に終えることができました。

そのリミックスコンテストの結果発表会も兼ねた赤坂BLITZでのワンマンライブ講演には700人もの観客が詰めかけ、大成功。メジャーからリリースされているわけではない、いわゆる地下アイドルですから、正直なところ、こんな大きな会場が埋まるのだろうか……と不安に思っていたのですが、この動員数には驚きました。そのd-girlsのライブについて、DTM的観点から少しレポートしてみたいと思います。


赤坂BLITZで行われたd-girlsのライブには700人の観客が詰めかけた

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アメリカのソフトウェア音源メーカー、Spectrasonics(スペクトラソニックス)の代表的な製品、Omnisphere(オムニスフィア)が先日バージョンアップしてOmnisphere v2.5となりました。今回のバージョンアップの目玉となるのはHardware Synth Integration機能の搭載。KORGやMOOG、Roland、Sequential、Novation……と数多くメーカーのシンセと有機的な連携をし、完全にハードウェアの実機を使って音を出している感覚でOmnisphereを鳴らすことができるのです。

いわゆるフィジカルコントローラでの操作とはまったく別感覚で、各ハードウェアシンセの操作感、音のニュアンスをOmiisphereに融合し、大きく拡張してしまうユニークなもの。しかも従来のOmnisphere 2のユーザーであれば無償でのバージョンアップと太っ腹。とはいえ、「そもそもOmnisphereがどんな音源なのかよく知らない」という人も少なくないと思います。そこで改めてSpectrasonicsとはどんなメーカーであり、Omnisphereがどんな特徴を持った音源で、どのような歴史を歩んできたのかなど、その基本から紹介してみたいと思います。


SpectrasonicsのOmnisphereがv2.5にハードシンセとの連携機能が目玉


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