藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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DTMステーションというWebサイトを長年運営してきて、こんな基本的なこともしっかり書いていなかったのか……との反省から、今回は今さらながら「DTMとDAWの違い」ということについて紹介してみたいと思います。確かに、初めてDTMの世界に触れる人にとっては、同じ3文字の用語であり、Dから始まる似たような略語。何が違うのか、同義語なのか、わかりくいかもしれませんねん。

もちろん、ご存じの方から見れば「いやいや、そもそも比較する用語じゃないから」なんて指摘されるとは思いますが、初めての方にとっては「???」というところでしょう。一方でDAWは世界共通用語だけれど、DTMは国内でしか通用しない用語だったりもするのです。そうした言葉の背景も含めて、見ていきましょう。


DTMとDAWって何が違うの!?
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先週リリースされて、すでにいろいろなところで話題になっているので、ご存じの方も多いと思いますが、アメリカのiZotopeからマスタリングツールのOzone(オゾン)および、トラック調整&ミックスツールのNeutron(ニュートロン)がそれぞれバージョンアップして、Ozone 8そしてNeutron 2となりました。いずれもMac、Windowsで動作するプラグインであり、OzoneもNeutronも別商品として独立したソフトですが、お互いが連携する機能を持ち、セットで使うことでより大きな効果が得られるようになっているのです。

中でも注目すべきはOzone 8に搭載された「Master Assistant」という、人工知能を用いた自動マスタリング機能です。実際ちょっと試してみたところ「もう、これでいいじゃん!」というかなり満足度の高い仕事をしてくれるのです。この結果を見てしまうと、今後マスタリングエンジニアの方々の仕事がなくなるのでは……と心配になるほどです。Ozone 8もNeutron 2も、最上位版であるAdvanceというエディションを試してみました。いずれもかなり多機能なソフトなので、全部を紹介しているとキリがないのですが、人工知能関連の部分を中心に触ってみて面白かったところをいくつかピックアップしてみたいと思います。


Ozone 8とNeutron 2がリリースされたので、さっそく試してみた
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ドイツ製、アメリカ製を中心に海外ソフトばかりのDAWの中で、実質的に現在唯一の国産DAWといえるのが、インターネットのABILITYです。3年前にSinger Song Writerからの大幅な機能向上で上位版のABILITY Proおよび標準版のABILITY Elementsとして名称も新たに誕生したこのDAW、その後も着実に成長を続けてきました。

そして10月10日、これまでのバージョン2.0(正確にいうと何度かのアップデートがあったことで2.02.8というバージョン)から2.5になり、さまざまな機能強化がなされました。このバージョンアップはABILITY 2.0 ProユーザーもABILITY 2.0 Elementsユーザーも無償で行うことができる太っ腹企画。さっそくその新バージョンを試してみたので、どんな機能強化がされたのかその概要について紹介してみたいと思います。


ABILITY ProおよびABILITYが2.0から2.5へ無償バージョンアップ
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みなさんはミキサーって普段使ってますか?「ウチのDTM環境にそんな大きいもの置けないよ」、「ミキサーはDAWの中にあるから十分」、「結構高そうだしなぁ……」なんて思いから、そもそも持つことを検討していない人も多いのではないでしょうか?でも実際に、DTM環境に小型ミキサーを置いてみると、やっぱりとっても便利です。

ちょうど、YAMAHAがアナログミキサーのMGシリーズについてSNSを通じた「ヤマハはたらくアナログミキサー投稿キャンペーン」というものを10月10日~11月28日の期間で実施するということだったので、改めてMG10XUという機材を使ってみました。Amazonやサウンドハウスでの実売が22,800円と手ごろな価格でありながら、「ここまでのことができるのか!」と驚くほどの機能がいろいろで音質的にも抜群です。発売されたのは約3年前で、決して新しい機材ではないのですが、ご存知ない方も多いと思うので、改めて紹介してみたいと思います。


YAMAHAの10ch入力を持ちUSBでPC接続も可能な小型ミキサー、MG10XU

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DTMステーションで、過去何回か取り上げてきた、ポータブルオーディオワークステーション、KDJ-ONE。コンパクトで軽い機材ながら、シンセサイザー、シーケンサ、エフェクト、サンプラーなど音楽制作に必要な機能を一通り備えるとともに、タッチディスプレイ、キーボード、スピーカーまで備えることで、これ1つで何でもできてしまうというスーパーマシン。デザイン的にもゲーム機っぽい雰囲気で、心惹かれるものがあります。このKDJ-ONEについては2年半前にアメリカのクラウドファンディング・サイト、Kickstarterでの支援を募る形で実質的な販売を行ったので、「そういえば、だいぶ前に見た!」なんて覚えている方も多いと思います。

ただ、メーカーであるサイバーステップでは、想定以上に開発が難航し、現時点ではまだユーザーの手元にモノが届いていない状況でした。しかし、小型デジタルDJ機器であるGODJを開発する仙台のメーカー、JDSoundが昨年末から助っ人として開発・生産チームに加わったことで、状況は大きく好転。ようやく生産スタートの段階にたどり着いたようです。「ついに量産機の第1号が届きます!」という連絡を一昨日、サイバーステップの社長、佐藤類さんからいただき、すぐに見に行ってきました。5種類のカラーバリエーションのホンモノが一挙に勢ぞろいした姿はなかなかのもの。質感もすごくよくて、グッときます。ちょうど9月末から日本のクラウドファンディングであるMakuakeでも予約販売を開始していますが、実際どういう状況なのかも、いろいろ聞いてきたので、レポートしてみましょう。



ついに量産体制に入ったゲーム機風小型DAW、KDJ-ONE

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DTMステーションとしては初の試みとなるのですが、Amazonとコラボする形で、DTM製品のお買い物企画を実施することになりました。第1弾として行うのは、これからDTMを始めてみよう、という初心者の方にとってお勧めのハードウェア機材やソフトウェアを紹介するとともに、セットで購入すれば普段より結構安く入手できるという特典付きの企画です。

これはDTMステーションのサイト側でDTMお勧めセットを紹介する一方で、Amazonサイト側でも『さあ、DTMをはじめよう』というタイトルの元、DTMステーションお勧め機材を数多くピックアップしていくというもの。DTM初心者の方はもちろん、中・上級ユーザの方、またプロミュージシャンのみなさんにとっても、いろいろな発見があるのでは…と企画となっています。初回となる今回は、DTM製品選びの基本的な考え方をお伝えするとともに、DTMステーション×Amazonのオリジナルセット商品3つを紹介してみたいと思います。


DTMステーションとAmazonが共同で行うコラボ企画を開始しました!

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9月29日に発売された待望の機材、Roland Boutique TR-08。すでに多くの方がご存知の通り、これは1980年に発売されたRolandのリズムボックス、TR-808、通称ヤオヤをRoland自ら今の時代に復刻させたもの。RolandのACB(Analog Circuit Behavior)テクノロジーという技術を用いて、アナログ回路を完全に再現させたものだけに、音はまさにホンモノです。

もっともTR-808は、3年前に発売されたRoland AIRA TR-8で、すでに復刻済ではあったものの、新たにチューニングするとともに、なんといってもグッとくるのがこのデザイン。まさに当時の機材のデザインをそのまま踏襲するとともに、コンパクトなサイズに収めているんですね。Roland Boutiqueシリーズは、私もJUNO-106を復刻させたJU-06、モノフォニックシンセ機能を搭載したA-01など、いくつかを個人的に購入していましたが、TR-08も数量限定生産ということだったので、予約して発売日にGETしました。これ単体でも十分楽しめる機材ではありますが、DAWと連携させることで、よりTR-08の威力を引き出すことができることが確認できたので、その手順、方法などを紹介してみたいと思います。


Roland Boutique TR-08をDAWと連携させてみた
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