藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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ライブ演奏をネットで配信してみたい……そんな思いを持っている人は少なくないと思います。また実際に試してみたけど、イマイチ思った通りにいかなくて……、なんていう人も結構いるのではないでしょうか?確かにやろうと思えば、パソコンもカメラも用意することなく、スマホ一つで結構な高画質での配信が可能です。でも、ライブ演奏で重要視したいのは音質です。せっかくのいい演奏、いい歌声でも、音質がショボいとすべて台無しになってしまいますから。

そんな中、iPhoneMiNiSTUDIOというコンパクトな機材の組み合わせを持って日本全国を回り、高品位な音でライブ放送をしている人がいます。それがシンガーソングライターのLOVE(@loveyanen)さんです。LOVEさんは全国47都道府県回るライブツアー「LOVE VOYAGER TOUR」や「夜LOVEやねん」というライブ番組を、このシンプルな構成で放送をしているとのこと。実際、どんな使い方をしているのか、どう活用しているのかを伺ってみました。


普段、iPhoneとMiNiSTUDIOを使ってネットでの生放送を行っているというLOVEさん

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ここ数年、毎年5月に取材に行っている「クリエーターズキャンプ真鶴」。これは東京から東海道線で向かって小田原の少し先にある真鶴町で行われているイベントで、プロの作曲家が集まって泊りがけでコーライティング(共同制作)を行ったり、一般の人がコーライティングを体験できるワークショップがあったり、音楽にまつわるハッカソンが行われるなど、ほかにはないユニークなことが行われるというもの。

今年もそのクリエーターズキャンプ真鶴に参加してきたのですが、その初日冒頭に、非常に興味深いトークセッションが開催されてました。それは最新ヒット曲を次々と打ち出している、まさに新進気鋭の若手作曲家5人が集まり、ヒット曲を生み出せるようになったキッカケ、そのコツをつかんだ瞬間について、話すというもの。その作曲家としてはCarlos K.(@CarlosK11)さん、Akira Sunset(@Akira_Sunset)さん、丸谷マナブ(@manabu_marutani)さん、Soulife佐々木望(@nozomusasaki)さんと河田総一郎(@soichiroK)さん)のお二人が登場。さらに司会進行や聞き手としては、ソニー・ミュージックレコーズのプロデューサーである灰野一平さん、NEWSの元プロデューサで現在フリーで活躍する伊藤涼(@ito_ryo)さん、そしてクリエーターズキャンプ真鶴全体をまとめるオーガナイザーでもあった音楽プロデューサーで、「山口ゼミ」や「ニューミドルマンラボ」主宰の山口哲一(@yamabug)さんが担当するという、超豪華なセッション。どんな内容だったのか、その一部を紹介してみましょう。


5月4日に神奈川県真鶴町で行われた作曲家5人によるセミナー

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オーディオインターフェイスについて調べていると、よく見かけるキーワードの一つにDSPというものがあります。これはDigital Signal Processorの略であり、辞書で調べれば「デジタル信号処理に特化したマイクロプロセッサ」などと記載されています。でも、このDSPが何であるかをしっかり理解できている人って、結構少ないのではないでしょうか?初心者はもちろんのこと、DSP搭載オーディオインターフェイスを駆使している人でも、実は正確に把握できている人は少ないかもしれません。

このDSPはオーディオインターフェイスに限らず、デジタルエフェクターに搭載されていたり、AVアンプなどのオーディオ機器にも数多く使われているほか、実は携帯電話やデジタルカメラ、カーナビ……とさまざまなところにも搭載されているものなのです。このDSPがあると、どんなことができて、どんなメリットがあるのか、できるだけ分かりやすく紹介してみましょう。


オーディオインターフェイスなどに搭載されているDSPって何だ!?

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iOS上には、DAWやソフト音源、エフェクト、リニアPCMレコーダー……とさまざまな音楽関連アプリがありますが、日本発のアプリというと、まだまだ少ないのが実情。そんな中、日本のベンチャー企業が開発したPiascoreというアプリおよび、その関連アプリがリリースから7年半を経過した先日、累計で1000万ダウンロードを達成しました。歴史あるアプリなので、使っているという方も多いとは思いますが、ユーザーの77%が海外とのことなので、「知らなかった!」という方も少なくないかもしれません。

Piascore一言でいえば、楽譜を紙ではなくiPadで表示させる楽譜リーダーであり、重い楽譜を持ち歩くことなくペーパーレス化が実現できるというもの。もちろん、世界中のユーザーに受け入れられている背景には、単に楽譜表示するだけでなく、便利な譜めくり機能を装備していたり、膨大なクラシック音楽の楽譜が無料でダウンロードできたり、メトロノームやチューナー、ピアノ機能なども備えるなど、すごく便利なツールになっていることがあります。実際どんなアプリなのか紹介してみましょう。


iPadを利用した電子楽譜リーダー、Piascore

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さまざまなところで話題になる人工知能AI。音楽の世界でも自動作曲や自動マスタリング、自動ミキシング……など、さまざまなツールが登場するとともに進化をしてきているわけですが、演奏という面でも人工知能による取り組みが行われています。先日、ヤマハの研究機関で生み出された演奏にまつわる人工知能技術では、人の弾く演奏に合わせて伴奏してくれるというもの。クリックを聞いて人がシーケンスデータに合わせるのではなく、人による自由な演奏にコンピュータが合わせてくれるというものです。しかも単にテンポだけでなく、演奏が盛り上がってフォルテ気味になってくると、伴奏も強くなったり、それに合わせたリフが加わるなど、従来の人とシーケンサの関係とは大きくことなるシステムです。

さらにその人工知能と映像を組み合わせたシステムをヤマハと博報堂アイ・スタジオが共同開発した「Duet with YOO(デュエットウィズユー」というものが、先日アメリカで行われた音楽・映画・インタラクティブの祭典「SXSW2018」で発表されたものですが、そのシステムが現在、東京のヤマハ銀座ビルで展示されており、5月22日までの期間、誰でも人工知能とのセッションを無料で体験できるようになっているのです。どんなシステムなのか紹介してみましょう。


進化するYAMAHAのAIシステム。人のテンポ、強さ、ノリに合わせてセッションしてくれる

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音楽制作において非常に重要な位置を占めるモニター環境。ここがいい加減な音だと、当然ながら作品の仕上がりも曖昧なものになってしまいます。レコーディング時のモニターが大事であるのはもちろんのことながら、ミックス、マスタリングを自分で行う場合、いかに正確に音を捉えることができるかによって、最終的な音のクオリティーが決まってくるといっても過言ではありません。

そのミックスやマスタリング用のモニター専用に、レコーディング用とは別のシステムを導入し、しっかりと聴くことができる環境を整えるというのも一つの手。ここでは、4月26日に国内発売されたばかりで、現在のモニターシステムにおいて最高品質といってもいい、RMEADI-2 DAC(実売価格税抜:150,000円)について紹介してみたいと思います。


モニターシステムに最高峰のシステム、RME ADI-2 DACを使ってみる

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4月29日に開催された、音系・メディアミックス同人即売会 [M3]。ここは1,000を超える同人サークルがブースを構え、万単位の人がここにCDを買いに集まるという、他にない非常に面白いイベントです。春と秋に1日ずつ開催されているのですが、今回、ちょうど20周年となるM3 2018春に、DTMステーションとして作った新レーベル「DTMステーションCreative」で初出展してきました。M3については、以前も何度か取材し「実はCDが売れてないのはメジャーだけ!? 万単位の人が押し寄せ、CDを買い漁る、音系・メディアミックス同人即売会[M3]」、「1万人超がCDを買い急ぐ、音系・同人展示即売会M3の威力」といった記事で紹介してきましたが、今回は売り手の立場でM3の面白さを体験してきたわけです。

それなりのパワー、コストをかけて作ってきたCDですが、「これが本当に売れるものなのか?」「人は来てくれるのか?」「トラブルなくブースを運営できるのか?」「実は行列ができたりしないのか?」……などなど不安と期待が交錯する中、出展した結果、数多くのお客さんにいらしていただくことができました。まずは、ご来場いただき、CDをご購入いただいたみなさんに深くお礼を申し上げます。そして、今回のM3についての売上情報をリアルな数字でお伝えするとともに、これまでかけた費用を含めた詳細な収支情報をすべて公開してみたいと思います。


M3 2018春でのDTMステーションCreativeブース。左から小寺可南子さん、藤本、多田彰文さん

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