藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


先日「世界最小のハードシンセ!?“πλ²”は12,600円」という記事で、ドイツPloytec社のπλ²(ピーエルスクエアド)という手のひらに乗る小さなシンセサイザを紹介しました。それに対抗するかのように、また小さなシンセサイザ“Gembox Synth”が4,500円(送料が別途600円かかります)で誕生しました。これを開発、販売するのは日本人のフリーのエンジニア、g200kg(@g200kg)さんです。

このGembox Synthの写真を見て「あれだ!」と思った方もいると思いますが、文具店で売っている磁石付クリップボックスである「ゼムボックス」に収まっているから、この名前なんですね。これもπλ²と同様、MIDI端子からの電源供給だけで動作し、なんと内蔵スピーカーから音も出ちゃうんですよね。このGembox Synthの発売は、g200kgさんのTwitterでのアナウンスで気づいたのですが、さっそく購入するとともに、g200kgさんから開発についての話も聞くことができたので、紹介してみたいと思います。


クリップの箱に納められた小さなハードウェアシンセ、Gembox Synth
 
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DTMに必須のハードといえばPC、オーディオインターフェイス、そしてUSB-MIDIキーボードでしょう。USB-MIDIキーボードは決して派手な機能を持つ機材ではありませんが、DAWを使う上でなくてはならないし、その機能、使い勝手がDAWの操作性を大きく左右する重要なアイテムです。

各社からいろいろな製品が発売されているので、どれを選ぶかは難しい問題ですが、先日、KORGから発売されたtaktile(タクタイル)は、キーボードとしての機能はもちろんながら、コントロールサーフェイスとして、ドラム入力などに使うパッドとして、さらにKaossilator的デバイスとして使うことができます。また搭載しているX-YパッドをPCのマウス替わりに使う機能まで用意されているなど、まさに全部入りの新世代キーボードなのです。どんなものなのか気になっていたので、KORGにお願いして借りてみたので、使用感などを紹介してみたいと思います。


KORGのtaktile-49を使ってみた

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今年1月にRolandからTASCAMへとセンセーショナルに移籍したDAW、SONAR X3。バージョンアップすべきかどうか迷っている人も少なくないと思います。まだSONAR X3のユーザー情報も少ないため、どんなメリットがあるのか、自分の目的が適うものなのか、ハッキリと掴めていない人もいるでしょう。

とくに気になるのがVOCALOIDとの相性です。もちろん、従来通りVOCALOID3 EditorでエクスポートしたWAVファイルを読み込んで……という使い方はできますが、初音ミクV3にバンドルされているクリプトン・フューチャー・メディアのPiapro Studioと組み合わせて使ってみたところ、とても使い勝手のいい環境を構築することができたので、その方法や使い方などについて紹介してみたいと思います。


相性は抜群によかったSONAR X3とPiapro Studio
 
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音楽制作の工程の中で、なかなか分かりにくく難しい作業のひとつがマスタリングです。マスタリングは、まさに音楽制作の最終工程に位置し、音作りの総仕上げを行う部分。そのマスタリングの良し悪しが、作品のイメージを大きく決定づけるといっても過言ではない重要な工程でもあるのですが、何をどうすればいいのか、見当もつかないという人も少なくないでしょう。

今回取り上げるPositive Grid社のFinal Touchは、その最終工程であるマスタリングをiPadで行ってしまうというツール。もちろんMacやWindowsのDAW環境でミックスダウンしたデータに適用することができ、非常にわかりやすく、また使い方によっては派手に音を変えてしまうことも可能なツールなのです。iPadの新しい使い方を提案するものといえそうですが、実際、どんなことができ、どのようにして使うのかを紹介してみたいと思います。


iPadでマスタリングを実現するためのアプリ、Final Touch
 
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ドイツのZynaptiq(ザイナプティック)という会社をご存じですか?会社ロゴの下には「science , not fiction(フィクションではなく科学である)」と書かれた妙なベンチャー企業なのですが、実際、魔法のようなソフトウェアをいろいろと作っているのです。現在あるのは、PITCHMAP(リアルタイム・ポリフォニック・ピッチ・プロセッサー)、UNVEIL(リアルタイム・リバーブ調整およびシグナル・フォーカシング)、UNFILTER(トーナル・コンターのアダプティブ・リニアライゼーション)、UNCHIRP(非可逆コーデック・アーチファクト除去)の4本。

国内ではエムアイセブンジャパンがダウンロード販売の形で扱っており、価格はいずれも43,200円(UNCHIRPは近日発売予定)。ただタイトルだけ見ても、どんなソフトなのかさっぱり分からないかもしれません。でも、デモを見てみればその魔法のような威力は一目瞭然。今回はそのPITCHMAPという不思議なソフトについて紹介してみたいと思います。


魔法のツールをいろいろ開発しているzynaptiq
 
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8bitゲームサウンド好きな方ならば、多くの人がお世話になっているのではと思う、YMCKのフリー音源、「Magical 8bit Plug」。WindowsでもMacでも利用することができ、結構マニアックに音作りができることから、幅広い層から支持を受けているプラグインです。
 
そのMagical 8bit Plugが5年ぶりにバージョンアップをし、Macの64bitに対応するとともに、新たにビブラート機能が追加されるなど、より強力な機能に進化しています。この新バージョン4月1日に公開されたのですが、さっそく使ってみたので、改めて紹介してみたいと思います。


5年ぶりのバージョンアップとなったMagical 8bit Plug
 
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以前はソフトシンセメーカーであったフランスのArturia(アートリア)。最近はSPARK LEのようなドラムマシンを作ったり、MICROBRUTEのようなアナログシンセを作るなど、面白い製品を次々と開発していましたが、またトンでもない発想の面白い製品を出してきました。それが、4月4日に国内で発売となる(一部ではすでに出荷されているようですが……)、BEATSTEPという標準価格17,800円の製品です。

パッと見は、パッドやノブのついたUSB-MIDIコントローラのように思えるのですが、これは内部にマイコンを搭載し、スタンドアロンで動作する立派なシーケンサなのです。もちろん、単に昔のシーケンサを復活させたというわけではなく、PC上のDAWと連携させたり、iPadやiPhoneとつないで利用できると同時に、MIDIシンセサイザ、さらにはアナログシンセサイザでも利用できる、まさにオールマイティーな現在の最新シーケンサとなっているのです。非常に多彩な機能を装備したBEATSTEPについて紹介してみましょう。


Arturiaが発売したオールマイティー接続のステップシーケンサ、BEATSTEP
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