藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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ご存知のとおり日本の楽器メーカーは世界のトップを走っており、家電メーカー、クルマメーカーが沈みつつある中、今も力強く突き進んでいます。YAMAHA、Roland、KORG、KAWAI、TAMA、SUZUKI、CASIO……、さらにレコーディング機材、エフェクターメーカーも入れればTEAC、ZOOMなどなど。読者の中には、「え?それって日本のメーカーだったの?」なんてところもありそうですが、日本のメーカーは強いのです。

でも、安穏としていたらいつ追い越されるか分からない過酷な競争の世界であることも確か。事実、中国メーカーが近年、着実に力をつけてきており、世界進出をしてきているのです。「でも、中国製品なんて、質が低くて、使い物にならないでしょ」なんて甘いことを考えている状況ではなくなりつつあります。そんな中、中国最大規模の楽器メーカー、Cherub Technology(チェルブテクノロジー)が日本進出を決め、4月23日に第1弾となる製品の発売を開始しました。具体的にはギター用のマルチエフェクターであるCerberus(ケルベロス、市場予想価格33,600円)、デジタルワイヤレスシステムのB-2(同13,800円)、そしてクリップ式ギターチューナーのWST-530(同1,200円)のそれぞれ。日本の担当者にも話を伺うとともに、製品を触ってみたので、簡単に紹介してみましょう。


中国から大手電子楽器メーカー、Cherub Technologyが日本上陸

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マキシマイザのDeeMax、音をいい感じに太くしてくれるDeeFat、知識不要で機能してくれるDeeEQ、音像を思いきり広げてくれるDeeWider……などなど、ユニークでありながら、即、現場で使える強力なエフェクトを次々とリリースしているDotec-Audioが、また新たな製品を開発してくれました。今回、発売するのはグラフィックEQのような感じで直感的な操作ができるコンプレッサ、DeeGraphCompというもの。最初に話を聞いたときは「何だそれ!?」と思ったのですが、これはまさに発明といえるまったく新しいタイプのエフェクトで、今までにない音作りを可能にするツールだったんです。

いわゆるコンプレッサとして使えるのはもちろんなのですが、ダッキングを作りだしたり、テープの逆再生的なサウンドを生み出すことができるなど、非常に面白い使い方ができるエフェクトなのです。Dotec-Audioがこれまで打ち出してきた、「レバー一つでいい感じに操作する」というUIではなく、まさにグラフィックEQのような見た目、操作感。価格は5,000円(税抜き)で、従来製品と同様Windows(64bit/32bit)およびMacのプラグインとして利用でき、VSTAUAAXのプラグイン環境で動作するというものです。実際、これがどんなエフェクトなのか、紹介してみましょう。


新発明のDotec-Audioのエフェクト、DeeGraphComp

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ギタリストにとって、いまやスマホは万能アイテムともいえる機材となってきました。つまりアプリを立ち上げればアンプシミュレーターにもなるし、ディストーション、ディレイ、コンプ、フランジャー……などとして使えるマルチエフェクターにもなるし、ここでレコーディングもできる上、ネット接続することでいろいろな人たちとコラボというかセッションできてしまう時代です。ただ、そのスマホとギターを接続するのがちょっと面倒だったりもします。

だったら、スマホと直結できるギターを作ってしまおう、と実践してしまったのが音楽コラボアプリのmelocy(メロシー)を運営している株式会社ignoteの代表、中西孝之さん。日本のギターメーカーであり、音楽教育事業なども展開する株式会社ESPのクラフトマン養成学校、ESPギタークラフト・アカデミーの協力を得て、インターフェイス内蔵の melocyギターを完成させたのです。DTMステーション的にも、なかなか興味をそそられるこの melocyギターとはどんなものなのか、中⻄さんとESPギタークラフト・アカデミー講師の高橋泰典さんにお話しを伺ってみました。


iRig2を内蔵したユニークなギター、melocyギター誕生!

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この4月に大学に入学した、進級した、また会社に入社した……という人も多いと思います。これを機会にパソコンを一式揃えてみよう、できるならこれでDTMを始めてみたい……なんて思っている人も少なくないのではないでしょうか?もちろん、新たにパソコンを購入する、DTMを始めるといった場合、その選択肢は数多くあります。でも、せっかく始めるなら、スタート時点で他の人とちょっと差をつけたワンランク上を狙ってみたいと思いませんか?そう、単なる初心者向けセットを選ぶのではなく、プロの環境に匹敵するものを最初から導入してしまう、というワザです。

もちろん、いきなり難しい機材を何百万円も出して導入するなんていうのは無理。でも、比較的シンプルなシステムでありながら、そうした環境を実現する機材が今年登場してきたのです。そのキーとなるのがUniversal AudioArrowという小さなハードウェアです。これをMacやWindowsと接続することで、プロも顔負けなDTM環境を構築できるのです。たとえば、最新のiMacならArrowとも相性がよく、Arrowとセットで20万円以下での導入も可能です。実際、iMacとArrowをセットにすると、どんなことが実現可能なのか、紹介してみたいと思います。


Arrowを使って、ワンランク上のDTMをはじめてみよう

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先日「Pro Tools 2018となって何が変わったのか、無料版のPro Tools|Fristはどう進化しているのか、Avid本社の開発者に聞いてみた」という記事でも紹介した、Pro Tools 2018。トラックプリセットやプレイリストの強化など機能面が充実するとともに、クラウドでのコラボレーション機能によって、いま話題のコーライティング用ツールとしても強力なツールとなってきています。さらに無料版のPro Tools|Fristでもコラボレーションに参加できるようになるなど、コーライティング機能もより充実していています。

もっとも便利になったとはいえ「Pro Toolsはオーディオレコーディング用でしょ」、「打ち込みをするには不向き」……という印象を持っている方が多いのも事実。実際のところPro ToolsのDTM機能が、最新のPro Tools 2018でどうなっているのか、Avid内山雄介さんにお話を伺いながら、打ち込みやミックスでのPro Tools活用術を紹介してみましょう。


起動画面も変わってブラッシュアップされた感のあるPro Tools 2018
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先日、PreSonusから16chのムービングフェーダー搭載のFaderPort 16(実売価格 税込125,000円)がリリースされ、1chのFaderPort(同19,800円)、8chのFaderPort 8(同64,800円)と合わせて、3つのラインナップとなりました。従来は、その価格から完全にプロ用というイメージの強かったムービーングフェーダーも、FaderPortのおかげですっかりDTMユーザー御用達グッズへと変わってきました。

ただ、DTMユーザーの中にはFaderPortを知らない人、さらにはムービングフェーダーの存在そのものを知らない人も少なくないようです。また、実際にFaderPortの動作を見て「何これ?お化けが操作してるの?」なんて驚く人がいるのも面白いところ。そこで、改めてムービングフェーダーとはどんなものなのか、FaderPortがあるとどのように便利になるのかについて紹介してみたいと思います。


FaderPort 16も登場し、3ラインナップに。DAWにとって必需品のFaderPortとは!?
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プロ御用達のビンテージ機材で知られるNeve(ニーヴ)。これはRupert Neve(ルパート・ニーヴ)さんという方が設計したミキシングコンソールやコンプレッサ、EQ、マイクプリなどなどさまざまな機材を意味するもので、これらの製品は今も多くのスタジオで使われています。そのNeveさんは1960年代以降、複数のブランドに関わるとともに、数多くの製品を生み出してきたのです。そしてNeveさんは現在も現役のエンジニア。2005年にRupert Neve Designs社を立ち上げ、マイクプリのPortico、チャンネルストリップのShelford、ヘッドホンアンプのRNHPなど数多くのヒット製品を作っているのです。

このたび、そのRupert Neve DesignsとSteinbergYAMAHAがタッグを組む形で非常にユニークなオーディオインターフェイスが開発されました。世界的に大ヒットのオーディオインターフェイス、URシリーズの新ラインナップとして4IN/2OUTのUR-RT2(オープン価格、実売想定価格は税抜き38,50038,700円)、そして6IN/4OUTのUR-RT4(同64,50064,800円)で4月24日より発売されます。この発表に先立ち、先日、乃木坂のソニー・ミュージックスタジオでUR-RTを用いたレコーディングテストを兼ねた内覧会が行われたので、その内容を紹介してみましょう。


Rupert Neve Designsのトランスフォーマーが入ったUR-RTシリーズが誕生

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