藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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譜面作成ソフトというと、FinaleとかSibeliusといったソフトが頭に浮かぶ人が多いと思います。でも、それらとはまったくアプローチの異なるNotion(ノーション)というイギリス生まれのソフトがあるのをご存じですか?これは譜面作成ソフトでありながら、演奏性に主眼が置かれた、いわばMIDIシーケンサ。Notionの標準MIDI音源と同時にVSTiプラグインで演奏させたり、そこに各種プラグインでエフェクトを掛けるなど、これ1本で打ち込みによる曲作りができてしまうのです。

しかも、iPad版のNotionもあり、これと連携も可能になっていたり、Notionで出来上がった曲は、Studio One形式でエクスポートできるというのも大きなポイントなんです。従来の譜面作成ソフトとは、明らかにコンセプトの異なる、この音楽制作寄りなNotionについて紹介してみましょう。


PreSonusの譜面作成ソフト、Notion。強力なMIDIシーケンサ機能も装備している
 
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近オーディオインターフェイスも二極化が進んでいるようです。24bit/192kHzが扱える性能を持ちつつ2万円以下で入手できる手軽な製品がある一方、さまざまな機能を搭載し、オーディオインターフェイスの範疇を超えるようなシステムも登場してきています。そんな高機能な製品、UltraLite AVB(直販価格:99,360円[税込み])がMOTUから新たに発売されました。

UltraLite AVBは18IN/18OUTの24bit/192kHz対応USBオーディオインターフェイスであると同時に、48chのデジタルミキサーとしても機能するので、これをオーディオインターフェイスと統合させることもできるし、スタンドアロンのデジタルミキサーとして機能させることができます。さらにはライブステージなどで多チャンネルをノイズレス・低レイテンシーで伝送できるステージI/Oとしても活用できるし、ADATとアナログをリアルタイム変換するためのオプティカルI/Oとして使ったり、スタジオでシステム拡張装置としても利用できるなど……とにかく多機能なデジタルオーディオシステムとなっているのです。そのコアにはAVBというシステムがあるのですが、いったいどんなシステムなのか紹介してみたいと思います。


MOTUの超高機能、高性能なインターフェイス、UltraLite AVB
 
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VOCALOID4が発表されてから、3か月。ようやくヤマハのVY1V4だけでなく、結月ゆかり、そして巡音ルカの新バージョンと次々と新歌声ライブラリが発売されてきました。このVOCALOID4では、唸(うな)るような声のグロウルが歌えるようになったり、2種類の歌声間の音色をモーフィングできるクロスシンセシスが可能になったり、実際に鳴らした時のピッチ、ビブラートを波形で表示させるピッチレンダリング機能などが搭載されたというのがヤマハのいう新機能でした。

ところがクリプトン・フューチャー・メディアのVOCALOID4対応製品、巡音ルカ V4XにはヤマハのいうVOCALOID4の新機能とは別にE.V.E.C.という新しい機能が搭載されているのです。実際発売された巡音ルカ V4Xを触ってみたところ、これが強烈な機能であったのと同時に、エディタソフトであるPiapro Studioがさらに強力なツールへと進化していました。実は、これが巡音ルカ V4Xにとってだけでなく、従来のVOCALOID3製品にとっても大きな魅力を持ったソフトにもなっているのです。どんな内容なのかレポートしてみたいと思います。


エディタソフトであるPiapro Studio上で歌う巡音ルカ V4X

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国産DAWであるAbilityやSinger Song Writerの開発元としてお馴染みのインターネット社から、定番の波形編集ソフト、Sound it!が久しぶりにバージョンアップされ、Sound it! 8 Premium for Windows(以下Sound it! 8)として発売されました。DAWと違い、波形編集ソフトって、やや地味な印象をお持ちの方も少なくないと思います。確かに派手さは少ないかもしれませんが、今回のSound it!は、DTMユーザーにとっても、非常に便利で嬉しい機能がいっぱいなんです。

たとえば自由に曲間調整したギャップレスCDが簡単に焼けたり、DSDファイルの読み書きができたり、オリジナルのACIDizedファイルを作成できたり、さまざまなエフェクト処理ができたり、さらに今回の新バージョンでは、RolandのR-MIXそっくりなオーディオ処理機能が搭載されるなど、便利なツール、使える機能がテンコ盛り。さっそく、どんなソフトになっているのかを紹介してみたいと思います。


3月19日にインターネット社から発売された波形編集ソフト、Sound it! 8 Premium for Windows
 
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歌声合成ソフトの代名詞的存在がヤマハのVOCALOIDですが、それとはまったく異なる技術で誕生したのが、DTMステーションでも何度か紹介してきたCeVIO(チェビオ)です。名古屋工業大学が開発した技術をベースに出来上がったソフトであり、歌声(ソング)と同時に喋り(トーク)もできるというのがユニークなところですが、2013年9月に登場して以来、歌声のキャラクタが「さとうささら」の一人だけで選択肢がほかにないとう状況が続いていました。

そこに先日、カラオケのJOYSOUNDを展開するエクシングが、「Color Voice Series」というシリーズ名で新たな歌声を製品化してきたのです。VOCALOIDでいうところの歌声ライブラリをCeVIOではソングボイスと呼んでいるのですが、その歌声を聴いてみると、VOCALOIDの歌声とはまったく雰囲気が異なります。力強い男性の声でロックを歌ったり、いかにもという年配女性の声で演歌を歌うなど、「コンピュータによる歌声合成って、こんなこともできるのか!」とちょっと驚くほどなんです。でも、なぜエクシングが歌声合成ソフトの世界に参入したのか、どうしてこんな歌い方ができるのでしょうか?エクシングでソングボイスの開発を行った石原圭悟さん、またエディタソフトであるCeVIO Creative Studioの開発を担当したブイシンクの川出陽一さんにお話を伺ってみました。


エクシングからCeVIO用のソングボイスとして「Color Voice Series」6製品が発表された
 
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Line 6から強力なギターアンプシミュレータで、かつUSBオーディオインターフェイスでもあるという、ユニークな機材、AMPLIFi TTが発売されました。以前にもシリーズ製品であるAMPLIFi 75AMPLIFi 150を記事で紹介したことがありましたが、これらとはだいぶコンセプトの違う機材であり、より手軽に楽しむことができ、DTM用途としても扱いやすい製品となっているのです。

iPadやiPhoneなどのiOSデバイスだけでなく、Androidデバイスとも連携することができ、かつPCと組み合わせてレコーディングもできるというこのAMPLIFi TT、本当にさまざまな使い方ができるのですが、ここではDTM的にどのように活用できるのか、という観点から見ていきたいと思います。


iOS、Android からも操作でき、オーディオインターフェイスにもなるギターアンプシミュレータ、AMPLIFi TT

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Steinbergから、また新たなUSBオーディオインターフェイス、UR242が発表されました。現在、オーディオインターフェイス市場でのトップセールス製品であるUR22UR12などのURシリーズの新ラインナップとして登場したこのUR242はマイクプリアンプ×2、入力×4、出力×2ということで、この型番になっているようで、スペック的には24bit/192kHzに対応したモデルです。

WindowsでもMacでも、さらにはiPadでも利用することが可能で、DAWであるCubase AIのダウンロード版も付属して、実売価格が20,000円程度(税抜)ととても手頃な製品となっているようです。とはいえ、現在URシリーズはエントリーモデルのUR12から、1Uラックマウント型のUR824まで6ラインナップとなるので、UR242がどんな位置づけなのかが気になるところ。そこで、他の機種とどう違うのかも整理しながらチェックしてみたいと思います。


Steinbergの新しいオーディオインターフェイス、UR242 

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