藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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みなさんは、最近、楽器屋さんに足を運んでいますか?「この時代、何でもネットで情報は入手できるし、買い物もネットで安くできるので、わざわざリアル店舗なんて行く必要ない」、そう思っている人も少なくないでしょう。でも、やっぱりお店だからこその面白さ、楽しさ、そして新しい発見なんてありますよね。

私個人的には本屋さんと楽器屋さんは、なるべく行くようにしているのですが、よく行く楽器屋さんの1つがイシバシ楽器の東京・渋谷店。先日その店員さんが某ボカロPであることを知り、少し話をしてみたら、なかなか面白かったんです。普段はデジタルコーナーに立ち寄るだけだったのですが、こうやって話をしてみると、改めて、楽器屋さんの活用法などを知ることができました。また、DTM初心者ユーザーにお勧めの機材なども聞いてみたので、そうした情報も併せてリアル店舗の活用法について考えてみましょう。


イシバシ楽器・渋谷店に伺いました!

 
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イギリスのプロ・オーディオの名門、Focusriteから新たなオーディオインターフェイス、Scarlett(スカーレット) G2シリーズ6機種、全8製品が一機に発表されました。今回登場したのは、これまでも人気のあったScarlettシリーズの第2世代となるもので、見た目は大きく変わらないものの、これまでの24bit/96kHz対応から24bit/192kHz対応になるとともに、マイクプリアンプ性能が向上し、さらにレイテンシーが往復で2.74msecと非常に小さくなっているのがポイント。

そして何よりも驚くのがその価格。エントリーモデルである2IN/2OUTでマイクプリが1つというScarlett Solo G2の場合、10,000円(税別)という値段設定となっているのです。しかも、Ableton Live LiteFocusrite Red2 & Red3 Plugin SuiteSoftube Time and Tones Bundleといったプラグインに加え、各社オーディオインターフェイスの中で、初めてPro Tools|Firstをバンドルしてきたのです。しかも、このPro Tools|Firstは通常のフリー版に入っているプラグインエフェクト10種類に加え、12種類のプラグインエフェクトがバンドルされているというFocusriteの特別バージョン。実際、どんな製品であるのか、試してみました。


新たに登場したFocusriteのScarlett G2シリーズ。上からSolo、2i2、2i4
 
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6月23~25日、アメリカのNashvilleで行われる楽器の展示会、Summer NAMM 2016において日本のベンチャー企業である株式会社ユードーが出展し、800万円以上の価格になるという究極のシンセサイザー、NEUMAN KEYBOARDを発表することが明らかになりました。最近のシンセサイザー業界は、アナログ復古・アナログ回帰という流れが大きくなっている中、今回ユードーが発表するのは完全なデジタル・シンセサイザ

世界初の超大型タッチスクリーンパネル搭載したシンセサイザであり、世界中のトップ・ミュージシャンのニーズに応える、使いやすさと弾きやすさを徹底的にこだわった、という機材。76鍵盤を搭載する近未来的デザインの機材ですが、なんとオーディオ出力端子もなければ、MIDI入出力、ペダル端子もなく、すべてワイヤレス。できれば電源ケーブルさえなくそうという、まったく普通ではない機材のようです。オーダーメイドの開発となるため、年間6台の生産を目指す、とのことですが、そもそも800万円以上するシンセサイザーが世の中に受け入れられるものなのか、それに応えられるキータッチの鍵盤をベンチャー企業で作ることができるのか、開発者であるユードーの社長、南雲玲生(なぐも・れお)さんに話を伺ってみました。


6月23日から始まる米Summer NAMMでの発表が予定されているNEUMAN KEYBOARDのデザイン

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サンレコなどの雑誌、またWebの記事で、プロのレコーディングエンジニアのインタビューを見ていると、昔からよく登場してくるのが、緑色のプラグイン、McDSPの製品群です。なんとなく憧れを持ちつつも、Pro Tools専用のプラグインという印象が強かっただけに、CubaseSONARStudioOneFL StudioABILITY……といったDAWのユーザーにとっては無縁のもの、と思っていた人も多いのではないでしょうか?

6月になって、そのMcDSPから6050という新しいチャンネルストリップがリリースされ、さらには6月15日からは「68%オフ」なんていうトンでもないキャンペーンが始まったので、ちょっと気になって見てみたら、昨年からVST対応となり、MacでもWindowsでも、ほとんどすべてのDAWで使えるようになっていたんですね!本当にWindowsのCubaseやSONARでも使えるのか試してみたので、ちょっと紹介してみましょう。


Windows版のCubaseおよびSONARで緑のエフェクトを使ってみた!

 
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すでにご存じの方も多いと思いますが、6月1日、Cakewalkが驚く発表をしました。ひとつはSONARのMac版を開発中であり、すでにアルファ版が動いている、ということ。もう一つはSONARのバージョンアップに関してライフタイム・フリー・アップデート(生涯無料アップデート)という制度を導入するということです。

Mac版の話はなんとなく噂にはあったものの、どちらも寝耳に水という感じで、SONARを長年見てきた私としても本当に驚く内容でした。それと同時に、いきなりの方針変更に、「この先本当に大丈夫なの?」と不安に感じたのも正直なところ。ただ、国内のCakewalk製品の発売元であるTASCAMに確認したところ、「ライフタイム・フリー・アップデートは今だけの3か月限定の特別キャンペーンで、SONARの大々的なプロモーションです」とのこと。永続的なものではないんですね。だとしたら、今が1度限りの大チャンスということのようです。具体的に今回の2つの発表がどういうもので、どんな意味を持つのかを考えてみましょう。


SONARに大変革。Mac版が登場し、ライフタイム・フリー・アップデートの実施も決定

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iOSのランキングを見ていて昨日気づいたのですが、イギリスのSupertintinという会社から「テキスト音楽」(TextMusic)という、ちょっと面白くて便利な840円のiPhone/iPad用アプリが出ていました。実際に購入して試してみたところ、これ、数字を使ってフレーズを入力していくツールで、結構素早く打ち込んでいくことができるんですよね。

入力結果はもちろんMIDIファイルとしてエクスポートできるから、電車の中でiPhone使って曲入力をして、「続きはDAWで」といった使い方が可能だから、なかなか便利なんですよ。いわゆる「数値入力」というのとはかなり違い、「MML入力」に近い感覚のもの。どうやって使うのかを紹介してみましょう。


数字で入力していくMIDIシーケンサ、「テキスト音楽」
 
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縦横20cmの四角いパッドは、スポンジのようなふわふわ素材。ここを「指でなぞる」、「押す」、「叩く」、「手の平で全面を押す」といった操作をすることで、演奏したり、ステップシーケンサのパターンを作り出したり、リズムを鳴らしたり、エフェクト操作をしたり……そんな新感覚のまったく新しい楽器、「CMG」=THE CELL MUSIC GEARが発表され、現在日本のクラウドファンディングサイト、Makuakeで購入者を募っています。CMGの販売予定価格は37,800円(税込)ですが、Makuakeで早めに申し込むと25%OFFの28,000円(税込)で入手できるようになっています(Makuake購入サイトはこちら)。

CMG自体から直接音が出るわけではなく、MacやWindowsなどと接続して使うものなのでコントローラーといったほうが正確かもしれません。でも、いわゆるUSB-MIDIコントローラーに留まらないもっと多様なコントロール、操作ができるのが大きな特徴となってるんです。実際、そのプロトタイプを触ってみたので、やわらか楽器「CMG」とは何なのかを紹介してみましょう。


やわらか楽器、CMGを手にする楽器デザイナーの中西宣人さん(左)と、タッチエンスの木鋪大樹さん(右)
 
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