ギターが弾けない人でもカッコいいギターフレーズを作れるVirtual Guitaristシリーズや、簡単操作でリズムが作れるBeatmakerシリーズなど、音楽制作をとても簡単に、非常に効率よくスピーディーに行えるツールを次々とリリースしているドイツのプラグインメーカー、UJAM。そのUJAMが、ピアノ演奏が苦手な人やピアノが弾けない人でも、まるで熟練したピアニストが演奏しているかのようなピアノトラックを簡単に作り上げることができるプラグインとして開発したのがVirtual Pianistシリーズです。
現在、SCORE、VIBE、VOGUE、RELICという4つの製品がリリースされており、それぞれ異なる音楽ジャンルやシチュエーションに特化したピアノサウンドを提供しています。そのVirtual Pianistシリーズの全製品が、6月18日から6月30日までの期間限定で、通常価格の税込10,600円から大幅に値下げされた税込7,800円均一で販売されています。しかも今回は単なるセールではないんです。日本だけでなく台湾、韓国と合同で実施される国際的なGroup Buy(共同購入)キャンペーンとなっており、3か国合計の購入者数が300本を超えるごとに、購入者全員にVirtual Pianistが1本ずつプレゼントされるという画期的な仕組みになっています。最大で900本に達すれば、1本購入するだけでVirtual Pianistシリーズ全4製品を入手できてしまうという、常識外れのお得なキャンペーンとなっているので、どんなものなのか紹介してみましょう。

6月30日までUJAM Virtual PianistのGroup Buyを実施中
国際的なGroup Buyで、みんなで盛り上げればさらにお得に
UJAMは以前からときどきGroup Buy(共同購入)キャンペーンを実施してきました。これは購入者数に応じて特典が増えていくユニークなセール方式で、過去にはBeatmakerシリーズやUsynthシリーズでも好評を博していました。しかし今回のVirtual Pianistキャンペーンが特に注目すべきなのは、日本単独ではなく台湾、韓国との3か国合同で実施されているという点です。

Virtual Pianist SCOREの画面
キャンペーンの仕組みは以下の通りです。期間内に日本、台湾、韓国の3か国合計でVirtual Pianistシリーズの購入本数が300本に到達するごとに、購入者全員にVirtual Pianistを1本プレゼントされます。つまり、300本で1本プレゼント、600本で合計2本プレゼント、そして900本に達すると合計3本がプレゼントされる仕組みです。
期間内購入者 | 特典 |
300本 | Virtutal Pianist 1個プレゼント |
600本 | Virtural Pianistさらに1個プレゼント(合計2個) |
900本 | Virtural Pianistさらに1個プレゼント(合計3個) |
たとえば、最新のVirtual Pianist RELICを1本だけ7,800円で購入したとして、もし3か国合計で900本の購入が達成されれば、後日3本のVirtual Pianistがプレゼントされるため、結果的にVirtual Pianistシリーズ全4製品を7,800円で入手できてしまうという計算になります。通常であれば1本税込み10,600円なので、4製品の合計価格は42,400円になりますから、これは本当に破格の内容といえるでしょう。
この国際的な共同購入という発想は、音楽制作プラグインの世界では珍しい取り組みです。日本、台湾、韓国のDTMユーザーが一丸となって購入目標を達成していく過程は、まさに音楽を通じた国際協力といった感じですよね。
Virtual Pianistとは一体どんなプラグインなのか
Virtual Pianistシリーズは、UJAMの他の製品と同様に「専門的な知識や技術がなくても、プロレベルのサウンドを簡単に作れる」というコンセプトで開発されたプラグインです。一般的なピアノ音源とは大きく異なり、まず鍵盤を1つだけでも押すとピアノフレーズが自動的に演奏される仕組みになっています。以下はVirtual Pianist RELICの使用例です。
これを見ると、だいたい雰囲気がわかると思います。Virtual PianistはそのRELICを含め、現在リリースされているのは以下の4製品です。
簡単操作でプロレベルのピアノトラックを作成
Virtual Pianistシリーズの使い方は、UJAMの他の製品と同様に非常にシンプルです。基本的には鍵盤がスイッチの役割を果たしており、それぞれの鍵盤がイントロ用、メイン用、フィル用、エンディング用などに割り当てられています。

各鍵盤がスイッチとして機能する形になっている
たとえば、C1の鍵盤を押すとイントロフレーズが演奏され、C2を押すとメインのコードバッキングが始まり、C3を押すとフィルインが挿入される、といった具合です。押した鍵盤に応じて自動的にピアノフレーズが演奏されるため、実際にピアノが弾けなくても、まるで熟練したピアニストがその場で演奏しているかのような自然なピアノトラックを作り上げることができます。
さらに、画面上のパラメータを調整することで、演奏スタイルや音色を細かく変化させることも可能です。たとえば、演奏の強弱、音の響き方、演奏のタイミングなどを調整することで、楽曲に最適なピアノサウンドに仕上げることができます。

各パラメーターを調整することで音色が変化したり、演奏が変化する
また、作成したピアノフレーズはDAWにドラッグ&ドロップすることでMIDIデータとして取り込むことができるため、後から細かい編集を加えることも可能です。この機能により、Virtual Pianistで作ったフレーズをベースに、さらに自分なりのアレンジを加えていくという使い方もできます。
各製品の特徴と使い分け
Virtual Pianistシリーズの4製品は、それぞれ明確に異なるコンセプトで開発されているため、作りたい楽曲のジャンルやイメージに応じて使い分けることが重要です。
SCOREは最もオールラウンドな製品として、初めてVirtual Pianistシリーズを使う方にもおすすめです。バラード、ポップス、ロック、ジャズ、クラシックなど、ほぼすべてのジャンルに対応できる豊富なプリセットが用意されており、どんな楽曲制作にも対応できる頼もしい存在です。

Virtual Pianistは共通プラットフォームのプラグインとなっており、各製品はそのライブラリ(拡張音源)として提供されている
VIBEは、ファンクやソウル系の楽曲制作には必須のアイテムといえるでしょう。特に70年代スタイルのファンクや、現代のネオソウル、R&Bなどを制作する際には、VIBEでしか表現できないグルーヴ感があります。手弾きでは再現困難な、微妙なタイミングのズレやアクセントが絶妙に組み込まれており、プロのソウルピアニストが演奏しているかのような仕上がりを実現できます。
VOGUEは、エレクトロニックな要素を含んだモダンなポップスやダンスミュージック制作に威力を発揮します。従来のアコースティックピアノサウンドだけでなく、エフェクトが効いたシンセピアノのようなサウンドも収録されており、現代的な楽曲に求められるスタイリッシュさを演出できます。

サウンドにヴィンテージ感を演出できるRELIC
RELICは、最も個性的な製品として、楽曲にヴィンテージな味わいを加えたい場合に重宝します。完璧に調律されたグランドピアノでは表現しきれない、使い込まれたアップライトピアノならではの温かみのあるサウンドは、フォーク、カントリー、インディーロックなどの楽曲にぴったりです。
Group Buyキャンペーンの詳細と参加方法
今回のGroup Buyキャンペーンに参加するには、6月18日から6月30日23:59までの期間中に、メディアインテグレーションのオンラインストアでVirtual Pianistシリーズのいずれかを購入する必要があります。価格は全製品とも税込7,800円均一となっています。
注意すべき点として、UJAMメーカー直販サイトや海外販売店での購入は、今回のキャンペーン対象外となります。必ずメディアインテグレーションのオンラインストアで購入する必要があります。
特典の受け取りについては、キャンペーン期間終了後の7月4日から7月17日23:59までの期間に専用の申請フォームが公開される予定です。このフォームで購入したライセンス番号を登録することで、購入本数の達成状況に応じた特典を受け取ることができます。
特典として提供されるVirtual Pianistは、通常販売版とは異なる特別なマークが入ったシリアル番号となり、7月31日23:59までにUJAMユーザーアカウントに登録する必要があります。期限を過ぎると無効化されてしまうため、注意が必要です。
また、複数本購入した場合は、購入本数に応じて引き換えコードが提供されるため、友人と共同で購入するという方法も可能です。たとえば、友人と2人で1本ずつ購入し、特典で得られたVirtual Pianistを分け合うといった使い方もできます。
UJAMが切り開く新しいDTMの世界
今回のVirtual Pianistシリーズのキャンペーンは、単なるセールを超えた意味を持っています。日本、台湾、韓国という3か国のDTMユーザーが共同で目標達成を目指すという国際的な取り組みは、音楽制作の世界に新しい協力の形を提示しているといえるでしょう。
UJAMは従来から「専門知識がなくても高品質な音楽制作ができる」というコンセプトで製品開発を続けてきました。Virtual Pianistシリーズも、その理念を体現した製品として、多くのDTMユーザーに愛用されています。特に、楽器演奏経験が少ない初心者から、時間効率を重視するプロまで、幅広いユーザーにとって価値のあるツールとなっています。

Virtual PianistからDAWのトラックへドラッグ&ドロップするだけでフレーズを作っていくことも可能
今回のGroup Buyキャンペーンは、そうしたUJAMの製品哲学を多くの人に体験してもらうための絶好の機会といえます。通常では手の届きにくい価格帯の製品を、みんなで協力することでより安価に入手できる仕組みは、DTM初心者にとっても参入しやすい環境を作り出しています。
また、国際的な共同購入という形式は、DTMコミュニティのグローバル化を象徴する出来事でもあります。インターネットの発達により、音楽制作はもはや国境を越えた活動となっており、今回のキャンペーンはその流れを加速させる一助となりそうです。
Group Buyは6月30日まで。ぜひ、この機会にゲットしよう!
Virtual Pianistシリーズは、ピアノ演奏が苦手な方や、効率的に楽曲制作を進めたい方にとって、非常に強力なツールです。通常価格では躊躇してしまう方も、今回の7,800円という特別価格であれば手を出しやすいのではないでしょうか。
しかも、みんなで購入すればするほどお得になるGroup Buyの仕組みにより、最大で全4製品を7,800円で入手できてしまう可能性があります。日本、台湾、韓国の3か国合計で900本という目標は、決して不可能な数字ではありません。
6月30日23:59というキャンペーン終了まで、残り少ない時間となってきました。Virtual Pianistシリーズに興味を持っていたという人はもちろん、今回たまたま知ったという人にとっても、手に入れておいて絶対損のない企画です。また、すでに購入を決めている方は、SNSなどで情報を共有することで、目標達成により近づける可能性も上がりそうですね。現状の3か国の合計購入数は以下のサイトで確認することが可能となっています。
UJAMのVirtual Pianistシリーズが提供する「誰でも簡単にプロレベルのピアノトラックを作れる」という体験を、この特別な価格で味わってみてはいかがでしょうか。音楽制作の新しい可能性が、きっと見つかるはずです。
【関連情報】
UJAM Virtual Pianist Group Buy 2025キャンペーンページ
【価格チェック&購入】
◎MIオンラインストア ⇒ Virtual Pianist Group Buy 2025:SCORE
◎MIオンラインストア ⇒ Virtual Pianist Group Buy 2025:VIBE
◎MIオンラインストア ⇒ Virtual Pianist Group Buy 2025:VOGUE
◎MIオンラインストア ⇒ Virtual Pianist Group Buy 2025:RELIC
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