こんなピアノタッチのMIDIキーボードを探してた!コストパフォーマンスに優れたALESISのPrestigeとPrestige Artist

みなさんはDTMで作曲する際に、どこのメーカーのMIDIキーボードを使用されていますか?最近ではシンプルなものから独特な機能を搭載しているものまで、幅広く発売されているので、自分の用途にあったMIDIキーボードを見つけることができていると思います。コンパクトなものがいい、ドラムパットが付いていてほしい、ツマミがたくさんあるほうがいい……など、人によってこだわりポイントは違い、多くの場合では、そのニーズに合った製品が存在しています。

ただ、これだけの種類があるのにも関わらず、88鍵ピアノタッチのMIDIキーボードで、手軽な価格のものはなかなかありませんでした。そうしたとき、今年の6月に発売されたALESIS(アレシス)のPrestige(40,800円税込)とPrestige Artist(53,800円税込)が、価格的にも比較的手軽で、ハンマーアクション鍵盤の本格的なピアノタッチなのにも関わらず、USB接続でPCにMIDI信号を送ることができるのです。必要な機能だけ付けてるからこそ、コストを抑えることができているそうなのですが、本体にスピーカーが付いているので、通常の電子ピアノのようにも使うことも可能。ピアニストDTMerにおすすめなこの機材が、実際どんなものなのか紹介していきましょう。

こんなピアノタッチのMIDIキーボードを探してた!コストパフォーマンスに優れたALESISのPrestigeとPrestige Artist


たびたびDTMステーションでも登場しているALESIS、古くはADATを開発しデジタルMTRで世界をリードしてきた会社。またALESIS Quadrasynthなど往年の名機といわれるシンセサイザーを開発してきたメーカーでもあります。最近では「自由度抜群のショルダーキーボード、 ALESIS VORTEX WIRELESS 2はワイヤレスで加速度センサー付きで3万円弱。DTMでも超便利な機材だった」や「幅広い製品展開で電子ドラム市場を席捲するALESISの製品戦略」という記事でも紹介しているように、低価格ながらも高クオリティな製品を多数開発しているブランド。ちなみにご存じの方も多いと思いますが、現在ALESISはAKAIやM-Audio、Numark、DENON Professional、marantz professionalなどのブランドを抱える米inMusicのブランドの1つとなっています。

そんなALESISから今年の6月に発売されたのが、今回紹介するPrestigeとPrestige Artist。まずは、上位版のPrestige Artistから見ていきましょう。

ALESISが発売する高品位なデジタルピアノ、Prestige Artist

Prestige Artistは、88鍵ハンマーアクション鍵盤搭載デジタルピアノとなっており、最大同時発音数256音の自然なサウンドが特徴の機材。本体に内蔵されている音色数は30種類で、ピアノ以外にもオルガンやシンセなどの音色が収録されています。

上位版にPrestige Artistには、ピアノ、オルガン、ストリングス、シンセなどの音色が30種類搭載されている

また本体には、50Wのスピーカーが搭載されており、自宅で使うのであれば余裕を持った出力が可能です。このスピーカーからのサウンドは歪みなく、クリアなサウンドとなっています。

十分な出力レベルを持ったスピーカーが搭載されている

搭載されている機能は、5種類リバーブエフェクトやアルペジエーター、キーボード全域を同じ音階から始まる2つのゾーンに分割できるレッスンモード、演奏の録音と再生が可能なユーザーソングモード、メトロノームがあります。これらの機能は、中央のノブで操作し、ディスプレイに操作結果が表示されるようになっています。

リバーブやアルペジエーターと共に充実した機能を搭載

一方、Prestigeですが、こちらも88鍵ハンマーアクション鍵盤搭載デジタルピアノであり、Prestige Artistと同じく50W(25Wx2)のスピーカーを搭載しています。こちらの同時発音数は128音となっており、音色は16音色搭載。

Prestigeには、16種類の音色が搭載されている

5種類リバーブエフェクトやアルペジエーター、レッスンモード、ユーザーソングモード、メトロノームなどは、Prestige Artistと同じではありますが、操作パネルを見ると分かるようにボタンの数が少なくなっており、こちらは鍵盤に割り振られたキーで操作するようになっています。

Prestige Artistとは、メニュー操作の違いもある

譜面台、電源アダプターは、両機種共通で付属しており、リアパネルに関しても同一のものが装備されています。サステインペダルは、どちらも付属していますが、Prestige Artistはペダル型に対し、Prestigeはスイッチ型となっています。

サステインペダルは、それぞれ違うものが付属している。画像はPrestige Artistに付属しているサステインペダル

リアパネルには、ライブやレコーディングなどを行うときに使うLINEの出力端子、オケなどを入力するためのAUX入力端子、サステインペダル端子、ペダルユニット端子、DC電源アダプター入力、そしてUSBポートを装備しています。ちなみにフロントパネルには、3.5mmのイヤホン端子と標準ジャックの2系統が搭載されています。

Prestige ArtistとPrestige共通のリアパネル

USB-MIDI出力端子が搭載されているので、これをPCに繋いで、MIDIキーボードとして使えるわけですが、DTMでの使用がメインであれば、個人的にはPrestigeがおすすめ。機能は、上記の違いであり、鍵盤自体はどちらも同じハンマーアクションだから、打ち込み用のMIDIキーボードとして使うだけならば安いPrestigeでも十分そうです。いずれにせよ、Prestige ArtistとPrestigeは、88鍵の電子キーボードとしては、とてもコンパクトなサイズ感となっているので、自宅でも場所を取りません。アコースティックピアノをずっと弾いていて、ピアノの鍵盤に慣れている方でDTMも始めてみようと思っている方はもちろん、これからピアノを練習しようと思っている方にも最適な機材だと思います。

Prestige(上)、Prestige Artist(下)。DTMでの使用はもちろんのこと、ピアノ初心者にもおすすめなPrestige

ちなみに両機種ともMelodicsのフリーレッスン60回分、3ヶ月間のSkooveプレミアムオンラインレッスン、TakeLessons | Liveによる2ヶ月間の無料オンラインレッスンが付属しているのも面白いポイント。

「Melodicsはコンピュータやタブレットなどにダウンロードして使用できるピアノレッスン用ソフトウェアです。楽しみながらキーボードのスキルアップができます。Melodicsには様々なレッスンがあり、自分のペースでレッスンを進めることができます。現代の音楽ジャンルの楽曲を再生しながら練習し、フィードバックを受けることができます」

「Skooveではすべてのレッスンでバーチャルガイドの指導を受けることができ、バーチャルガイドが練習中の演奏を聴きながらリアルタイムでフィードバックします。サポートが必要なときは、Skooveの経験豊富なミュージシャンチームが1対1であなたの質問にお答えします。毎月新しいレッスンが追加されるので新鮮な気分でレパートリーを増やし続けることができます。また新しい音楽理論のヒントやテクニックを使ったピアノ・ゲームも用意されています。」

「アメリカ最大のレッスンサービスTakeLessons | Liveでは、先生のオンライン指導を受けることができます。クラスメートと一緒に先生に質問したりしてレッスンを楽しみましょう。毎月たくさんのレッスンが用意されていますので、ご自分のペースでレパートリーを増やすことができます。」

とそれぞれ、公式ページでは紹介されています。最近では、こういったピアノレッスンのサービスも充実してきてるので、これを機会に試してみてみるのもよさそうです。

以上、PrestigeとPrestige Artistについて紹介しました。多機能なMIDIキーボードがいろいろなメーカーから発売されている一方、ピアノ鍵盤を搭載しているMIDIキーボードはなかなか存在しなかったと思います。この機材であれば、自宅での練習、オーディオでのレコーディング、ステージピアノとしての使用、そしてMIDIキーボードとしてDTMで利用することができます。こうしたピアノタッチの鍵盤は、好みもあったりするので、ぜひ機会があれば楽器屋さんなどで試奏してみてはいかがでしょうか?

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Prestige製品情報
Prestige Artist製品情報

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