藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


タグ:AMEI

DTMにおいて、今も重要な意味を持つMIDI。そのMIDIの規格の管理を行うと同時に、MIDI検定試験制度の運営を行っているのが、一般社団法人音楽電子事業協会、通称AMEIです。このAMEIはヤマハローランドコルグカワイティアックカシオズーム……といった楽器メーカーからインターネットクリプトン・フューチャー・メディアなどDTM系のソフト会社までが揃う業界団体であり、ここでMIDIの新規格が議論されたり、次世代のMIDI企画に関する調査や研究も業界横断的に行われているのです。

そうした中、MIDI発祥のキッカケや、黎明期のMIDIについて調査研究を行っている研究者や学生がいて、AMEIの事務所に頻繁に訪れて調べものをしている……という話を先日AMEIの事務局から聞きました。彼らが何に関心を示しているのか、私もちょっと興味があったので、少し話を伺ってみました。


AMEIに何度も訪れてMIDIに関する調査研究を行っている3人の学生、研究者
>>この記事の続きを読む

音声信号処理により、自分の声をまったく別の人の声に変換するというSFのような技術が登場してきました。東京・世田谷区にあるクリムゾンテクノロジーが開発した「リアチェンvoice」というのがそれ。リアル&リアルタイムに音声を変換する、ということから名付けられているそうですが、すでに8月から販売も開始されているという現実となっている技術なのです。

奈良先端科学技術大学院大学の戸田智基客員教授(名古屋大学教授)戸田智基教授の研究グループとクリムゾンテクノロジーによる共同開発で、製品は標準版プロ版の2種類。実際、どのくらい使えるものになっているのかを見てきましたので、紹介してみたいと思います。


リアルタイムにしゃべる声をキャラクターの声に変換するリアチェンvoice
 
>>この記事の続きを読む

国内でMIDI規格に関しての管理を行うとともに、MIDIの新仕様・新規格の検討・制定などを行っているの機関がAMEI(一般社団法人音楽電子事業協会)です。AMEIはMIDI検定を実施する機関としても知られていますが、そのAMEIがこのたび新たな試みを2つ同時にスタートさせました。

ひとつはMIDI規格そのもののオープン化であり、これまで30年余り積み重ねてきた全仕様書を無償公開し、AMEIのWebサイトからダウンロード可能となりました。もう一つはソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービスGitHubに、アカウント(amei-music)の運用を開始したということです。一般ユーザーの方にはピンと来ないかもしれませんが、実例なども示しながら、この2つの試みについて考えてみたいと思います


AMEIが公開したCreators' HubによってドローンとMIDIの融合も可能になる!?
 
>>この記事の続きを読む

先日も「DTMユーザー、ミュージシャン必見!『Think MIDI 2015』が12月に開催」という記事でお伝えしたとおり、12月12日、13日の2日間、東京・六本木にあるラフォーレミュージアム六本木でMIDIについて改めて考えてみよう、というイベント「Think MIDI 2015」が開催されます。

1981年のMIDI誕生から34年経った今も、DTM、電子楽器の世界の中枢であり続けるMIDIは、これまでどんな役割を果たしてきたのか、今どんな意味を持ち、これからどう変わっていくのでしょうか?「Think MIDI 2015」の総監督を務める松武秀樹さんにお話しを伺ってみました。みなさんご存じの通り松武さんは、日本シンセサイザ・プログラマー協会の代表理事であり、その昔、YMOの4人目のメンバーと言われた方。MIDI登場前のアナログシンセサイザー時代から活躍してきた松武さんにとってのMIDIがどう関わってきたのかも気になるところなので、いろいろと聞いていきましょう。


「Think MIDI 2015」の総監督である松武秀樹さんにお話しを伺いました

>>この記事の続きを読む

DTMにおける重要な要素であるMIDI。規格が制定されたのは30年以上前のことなのに、今も現役どころか、ますます幅広く使われています。確かに最近はMIDIケーブルを利用するケースは少なくなりましたが、ソフトシンセを制御するためにPC内部でMIDIが使われているのはもちろん、USBを通してMIDIの通信がされたり、Wi-FiBluetoothを通じてMIDI信号が行き交うなど、さまざまな場面で大活躍中。

そんなMIDIについて改めて考えてみよう、というイベント「Think MIDI 2015」が12月12日、13日の2日間、東京・六本木のラフォーレミュージアム六本木で開催されます。ここでは、さまざまな展示が行われる一方で、浅倉大介さん、伊藤賢治さん、氏家克典さん、大島ミチルさん、千住明さん、冨田勲さん、服部克久さん、向谷実さん……といったミュージシャンが集結して、トークイベントやライブを繰り広げます。またMIDIの考案者である梯(かけはし)郁太郎さんも対談に参加されるのも貴重な機会だと思いますよ。このイベントの総監督には松武秀樹さん、そして音楽プロデューサーは篠田元一さんが担当するなど、ものすごく豪華な顔ぶれとなっているのも、今回のイベントの大きな魅力です。そのThink MIDI 2015の内容が明らかになったので、その中身を紹介するとともに、篠田さんに見所を伺ってみました。


Think MIDI 2015が12月12日、13日、ラフォーレミュージアム六本木で開催される

 
>>この記事の続きを読む

最近、MIDIケーブルを利用する機会は少なくなったし、新しくDTMを始めたユーザーの中にはMIDIをまったく知らない人もいるかもしれません。でも、PCで音楽制作を行う上でMIDIは今でもベースとなっている規格であり、まさに縁の下の力持ち。「とはいえ、30年も前の規格でしょ」という方もいるかもしれませんが、実は今も着実に進化を続けているんですよ。

本来は競合であるヤマハ、ローランド、コルグといった楽器メーカーの技術者が定期的に集まって、MIDIの新しいあり方についての協議を行うとともに、海外との交渉なども行っているという事実をみなさんは知ってましたか!? 先日そのメーカーが集まっているAMEI(音楽電子事業協会)の「Web MIDIワーキンググループ」の会議にお邪魔して取材させてもらったので、最新の状況についてレポートしてみたいと思います。


ヤマハ、コルグ、ローランドの技術者が集まり、和気あいあいとWeb MIDI標準化に関する会議中。
 
>>この記事の続きを読む

現在、楽曲制作、サラウンド作品制作、演奏会スタッフなど幅広く、活動している相原耕治さんは、MIDI検定をいち早く取得したという人です。1999年にMIDI検定3級の試験が開始されると同時に3級を取得し、翌年2級の筆記試験が始まるとそれに合格。さらに次の年には2級の実技試験のスタートと同時に取得するなど、いずれも第1回目のMIDI検定に飛びついたそうです。

先日MIDI検定の記事を書いたとき、国内の初取得者の一人が相原さんだ、ということを伺い、個人的にも知っている方だったので、先日改めて相原さんに会って話を聞くことができました。個人的にもちょっと疑問に思っていた「MIDI検定って何か役に立つの?」という点を単刀直入にぶつけてみたところ、いろいろ興味深い答えが返ってきたので、紹介してみましょう。


第1回目のMIDI検定の資格を取得したという相原耕治さん
 
>>この記事の続きを読む

MIDI検定」という資格試験が10年以上前からあったのってご存知ですか?私も始まった当初から気になりつつも、「受けてみて落ちたら恥ずかしいし……」なんて見て見ぬふりをしていたのです。しかしDTMの世界もMIDIだけで制作している少数派であり、DAWを用いてオーディオを使うのが当たり前の時代。MIDI知識だけの資格って、どれだけ需要があるんだろうか……と、ちょっと不思議に思っていました。

そうした中、先日知人から「MIDI検定って名前だけど、今はデジタルオーディオ、DAW関連の出題も多くて、結構勉強になって面白いよ」という話を聞いたのです。気になってみてみると、なるほどDTMユーザーにとって役立ちそうな情報がいっぱいあるではないですか!MIDI検定を主催する一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)に許可をとって、その過去問題を掲載させてもらったので、何問かチャレンジしてみてください!


MIDIだけでなくオーディオも出題されるようになったMIDI検定
 
>>この記事の続きを読む

このページのトップヘ