藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
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タグ:ポケット・ミク

1980年代、TV アニメ“うる星やつら”にシンセサイザサウンドを使ったさまざまな劇中歌を作成したことで知られると同時に、Fairlight CMIを活用してポストYMOとして注目を浴びたTPOのメンバーでもあったキーボード奏者であり、作曲家の安西史孝さん。

その安西さんは、「アナログシンセサイザの面白さ、楽しさを、より多くの人たちに伝えたい」と、いろいろ活動されているのですが、最近、トンでもないことをやっていたのを発見しました! なんと50年も昔に誕生したアナログシンセサイザの元祖、Moog Modular IIIを使って、ポケット・ミクをコントロールして「はちゅねみく」と歌わせるという妙な実験を行って、ニコニコ動画で公開しているんです。先生、何やってんすか(笑)。このあまりにもミスマッチな組み合わせが楽しいので、これがどんな仕組みで動いているのか安西さんに伺ってみました。


バックに映るMoog Modular IIIでポケット・ミクをコントロールする安西史孝さん(右)と入鹿山剛堂さん(左)
 
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ポケット・ミクeVY1シールドの心臓部にはヤマハ製のLSI、NSX-1が搭載されています。そしてNSX-1の機能であるeVocaloidで歌声合成を実現しているのですが、音を聴いてみるとPCで鳴らす初音ミクV3VY1V3などとは声質や表現力などに違いがあることも感じます。でも、eVocaloidがVOCALOIDと何がどう違うかというと、具体的な情報はあまり出ていないようです。

そもそも、なぜeVocaloidと表記方法が微妙に違うのか、歌声の合成方法に違いがあるのか、VOCALOIDの歌声ライブラリをeVocaloidにインポートするといったことは可能なのか……、ちょっと考えただけでも気になることがいっぱいあります。そこで、その辺の詳細を探ろうと、先日、浜松にあるヤマハ本社に伺い、eVocaloidとVOCALOID3の開発者に話を聞いてきました。


ロゴもちょっと異なるeVocaloidとVOCALOID、何がどう違うのか? 

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最近では空前の大ヒット機材となっている学研・大人の科学の「ポケット・ミク」。eVocaloidによるボーカルを単体で鳴らせ、USBでPCと接続すれば、eVocaloidのコントロールができるだけでなくGM音源が鳴り、XGフォーマットのエフェクトも使えるなど、多くの機能を搭載しながら4,980円という価格は衝撃的で、いまだ品薄状態が続いているようです。

そのポケミクや以前紹介したeVY1シールド、単体で音を出すとキレイに聴こえるのに、オーディオインターフェイスを経由させると“ブーン”というハムノイズが出て困っている人も少なくないのではないでしょうか?実はこれ、グランドループと呼ばれる現象で結構難しい問題なのです。それを回避する方法が登場してきたので、紹介してみたいと思います。


ポケット・ミクの出力にPocket DIを組み合わせることでグランドループを回避

 
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4月3日に発売されて空前の大ヒット製品となっている大人の科学マガジン特別編「歌うキーボード ポケット・ミク」。eVocaloid初音ミクとして歌わせることができるだけでなく、GM音源XGエフェクトとして利用できるこの機材が4,980円というのは安すぎる!と、私も2台購入してしまいましたが、複数台購入したという方も結構いるのではないでしょうか?

そのポケット・ミク、単体でも十分に楽しむことができますが、PCと接続すると、可能性は大きく広がります。そして、続々と登場している「Webアプリ」というものを利用することで、想像もしなかった面白いことがいろいろできるのですが、その存在を知らない人も少なくないでしょう。DTMの経験がまったくない人でも簡単に使える、Webアプリについて紹介してみたいと思います。


ポケット・ミクはWebアプリとの組み合わせで、その実力を存分に発揮させることができる 

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楽器を開発し、製品化するのはヤマハやローランド、コルグ……といった大きいメーカーがすること、という概念が最近、急に変わってきています。iPadのシンセアプリに代表されるソフトウェアの楽器が個人によって企画、開発されているだけでなく、ハードウェアの電子楽器でも個人発、ミニ企業発というものが登場してくるようになりました。

今回紹介するVOCALOOPもその一つ。ヤマハからスピンアウトしたエンジニア、加々見翔太さんが開発するVOCALOOPは、日本語ボーカル・ループシーケンサ・ガジェット。以前紹介したボーカロイドのハードウェア、eVY1シールドをコアにしたシステムとして、現在製品化を目指しているとのこと。そのプロトタイプともいえるソフトウェアを無料で公開しており、eVY1シールドを持っていれば、VOCALOOPの面白さをすぐに体験できます。さらには間もなく発売される学研のポケット・ミクでも利用できるようになるとのことなので、多くの人が使えそうです。そのVOCALOOPとはどんなものなのか、加々見さんに話を伺ってみました(以下、敬称略)。


VOCALOOPのモックアップを持つ、開発者の加々見翔太さん
 
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大人の科学マガジン特別編として4月3日に発売されることが発表された「歌うキーボード ポケット・ミク」。すでに、いろいろなメディアでも取り上げられ、発表初日にはAmazon総合で1位を記録するなど、大きな話題になっています。これはPCを必要とせず、本体だけで初音ミクを歌わせることができる、とっても手軽な機材。ボーカロイドなど使ったことのない子供でも、すぐに楽しむことができ、価格も4,980円ととっても手ごろです。

でも、このポケット・ミクはオモチャなどという次元に留まらない、トンでもない機材なんです。その秘密は、ここに備わっているUSB端子と内蔵されているNSX-1というICチップ。これらを利用することでPCからコントロールすることが可能で、初音ミクの歌声で自由自在に歌わせることができると同時に、強力なシンセサイザ音源として活用することができるのです。発売に先駆けて、ポケット・ミクを入手することができたので、ここではUSBデバイスとしての側面を中心にポケット・ミクについて紹介してみたいと思います。


4月3日に学研から発売が予定されている、「歌うキーボード ポケット・ミク」
 
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