DTMにおいて、音を加工するエフェクトや、音を鳴らすインストゥルメントなどのプラグインは、欠かすことのできない必須の存在ですよね。そのプラグインの世界において、長年にわたりトップクラスのシェアを持っているのが、みなさんご存知のWavesです。これまでも何度かその製品を取り上げてきましたが、現在国内代理店であるメディア・インテグレーションが【日本限定】Waves バンドル&アップグレード特別価格キャンペーンを4月15日まで実施しています。
今回のプロモーションは買い切り型のバンドル製品が対象となっており、新規購入とアップグレードの双方が非常に手頃な価格になっています。特に新規購入で注目なのが、Diamondが34,100円(税込)、そしてHorizonが41,800円(税込)という日本限定ならではの価格設定で、Wavesのプラグインを買うなら日本が今一番安い状況となっているのです。ちなみになぜWavesのプラグインが、これほど安く販売されているのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか?それは決して品質を落としたからではなく、Wavesの長い歴史の中でプラグインが標準化され、多くの製品がすでに開発費を回収できているからなのです。今回は、そんなWavesがプラグインという文化をどう作ってきたのか、そしてキャンペーンで狙うべきバンドルについて紹介していきましょう。
ソフトウェアプラグインという概念を生み出したWavesの歴史
現在、当たり前のようにDAWのミキサーへコンプレッサやイコライザを立ち上げ、音楽を再生しながらリアルタイムに音作りを行っているこの環境。いまでこそ一般的な光景ですが、もちろんDTMの黎明期からそうだったわけではありません。この当たり前となったソフトウェアプラグインという概念そのものを牽引してきた存在こそが、Wavesなのはご存知でしたか?
1992年10月Wavesが初のオーディオプラグインであるQ10を発売した初期のころは、Digi Design Sound Designer IIといった波形編集ソフト上で、このQ10やL1といったプラグインが動作していました。Q10は10個の帯域を細かく調整できるイコライザで、当時のハードウェアでは実現が難しかった精密な処理をデジタルで可能にした画期的なツールでした。また、L1は音のピークを抑えて全体の音圧を上げるマキシマイザというジャンルを確立し、その後の音楽業界の音作りに多大な影響を与えたことで知られています。
当時は現在のようなリアルタイムの処理ではなく、パラメータを設定してから演算を行い、オーディオファイルに直接結果を書き込むという処理が基本でした。そこから技術が進歩し、VSTやTDMといった規格が登場して、DAW上でリアルタイムにエフェクトを動かせる時代が到来します。このとき、Wavesは即座にこれらの規格に対応し、ハードウェアのアウトボードと同等以上の高品位なエフェクトをパソコン上で使える環境を開発しました。ただ単に規格に対応しただけでなく、現代におけるソフトウェアプラグインという概念そのものを確立し、プロの現場に定着させたメーカーなのです。
もしWavesが初期にクオリティの低い製品を出していたら、いまでもまだハードウェアの機材を使ったアナログミックスが主流の時代だったかもしれませんね。それほどWavesのデジタル処理技術は当時の音楽制作の現場に影響を与え、ハードウェアのアウトボードからソフトウェアへの置き換えを進めたというわけなのです。
200以上のプラグインが廃盤にならず開発費を回収済み
長い歴史を持つWavesですが、製品寿命の長さも大きな特徴。初期に開発された歴史的なプラグインから最新のものまで廃盤になったものがなく、現在でも継続してアップデートが行われています。その結果、Wavesが提供するプラグインの総数は200を超えているのです。
これほど膨大な数のプラグインを、新しいOSが出るたびに検証し、アップデートし続けるのは大変な労力なはず。それでもWavesは、そのタイミングタイミングで最新となるOSに完全に対応することで、たとえば10年前、20年前のプロジェクトでも確実に開けるよう、徹底して互換性を維持し続けているのです。一方で、それほど手間暇をかけて維持されているプラグインが、なぜ現在これほど手頃な価格で入手できるのか。それは、冒頭でも書いたように長きにわたって世界中で販売され続け、多くの製品がすでに開発費を回収できているからなのです。決して安かろう悪かろうというわけではなく、音響処理においてなくてはならない必須のツールだからこそ、いいものを誰でも購入できる価格設定となっているのです。
サブスクリプション完全移行の撤回と買い切り版への注力
プラグインの販売形態について、現在は毎月や毎年定額を支払うことで利用できるサブスクリプション方式を採用してるメーカーが多く存在しています。Wavesもすべてのプラグインが利用できるサブスクリプションのプランを展開しており、多くのクリエイターに利用されています。
一方で、一定の費用が発生し続ける仕組みではなく、一度購入したら長く使いたいというユーザーのニーズも存在します。記憶に新しい方も多いと思いますが、Wavesは2023年の3月に、サブスクリプション方式への完全移行と、買い切り版である永続ライセンスの販売終了を発表したことがありました。しかし、この発表に対して世界中のユーザーから大きな反発があり、Wavesは数日後に方針を撤回して買い切り版の販売を継続したという経緯があります。
こうした背景もあり、現在では定額制だけでなく、買い切り型のパッケージ販売にも改めて力を入れているのです。特に日本国内においては買い切り型を好んで長く使うユーザーが多いこともあり、国内代理店であるメディア・インテグレーションが日本限定セールという形で独自のプロモーションを実施しています。
上位バンドルDiamondがPlatinumと同じ価格で買える!?
さて、ここからは【日本限定】Waves バンドル&アップグレード特別価格キャンペーンについて詳しく見ていきましょう。
Wavesは年間を通してさまざまなセールを実施していますが、今回のプロモーションは主に上位バンドルがお得に購入できるという内容となっています。たとえば新規購入の場合、Diamondが通常478,500円のところ34,100円(税込)、Horizonが通常638,000円のところ41,800円(税込)で販売されており、まさに今、日本が世界で一番安く購入できる大チャンスとなっています。
しかも注目なのが、PlatinumとDiamondが34,100円と同額になっている点。DiamondはPlatinumに、ノイズ除去やラウドネスメーターを中心に15種類のプラグインを追加された上位バンドル。同じ価格で、1つ上のバンドルが手に入る絶好のタイミングとなっているのです。
| バンドル名 | 通常価格(税込) | セール価格(税込) | 割引率 |
| Platinum | 319,000円 | 34,100円 | 89% |
| Diamond | 478,500円 | 34,100円 | 93% |
| Horizon | 638,000円 | 41,800円 | 93% |
| Mercury | 1,212,200円 | 169,800円 | 86% |
通常価格と比べるとかなり安く、少しおかしいのではないかと疑ってしまうほどの価格設定ですが、これは紛れもない事実。実際に、最上位版であるMercuryは当時100万円ほどしており、Wavesは昔高かったという印象がある方も多いのではないでしょうか?前述のとおり、多くの製品がすでに長年の販売によって開発費を回収し元を取っているからこそ、現在はここまでの価格にできるというわけです。
ちなみにDiamondバンドルには、ミックスやマスタリングに必要な基本的なツールがほぼすべて網羅されておりQ10やL1はもちろん、さらに進化したL3シリーズのマキシマイザや、空間をシミュレートするリバーブ、ノイズ除去やラウドネスメーターなど、プロ品質の楽曲制作を完結させるための定番プラグインが揃っています。
さらに上位のHorizonバンドルには、Diamondの内容に加えて有名スタジオのアウトボードをモデリングしたアナログモデリング系のコンプレッサやイコライザが多数追加されています。Chris Lord-AlgeやJack Joseph Puigといった著名なエンジニアのサウンドを再現したシリーズも含まれており、より温かみのあるアナログライクな音作りを楽しむことができるようになっています。

Horizonバンドルは、アナログモデリング系が追加されている
また、すでに下位のバンドルを持っている人向けには、GoldからDiamondへのアップグレードが22,000円(税込)など、上位バンドルへのアップグレード特別価格も用意されています。まだWaves製品を使ったことがない人はもちろん、この機会に制作環境をアップデートしたい人にとって、とても導入しやすい価格設定になっていますね。
そして見逃せないのが、アップグレードを行うと「1年間のWUP」が無償で付帯するという点です。
最新環境を維持する「WUP」とは? 本プロモではWUP更新も25%オフに
Wavesの仕組みで必ず知っておきたいのが、この「WUP(Waves Update Plan)」の存在。WUPとは、Waves製品を長期的・安定的に使用するためのメンテナンスプランのことで、加入している期間中は以下のような手厚いサポートを受けることができます。
・新バージョンのプラグイン提供
・不具合修正・パフォーマンス改善
・Waves Centralによる最新管理環境の利用
前述の通り、Wavesは古いプロジェクトでも確実に開けるよう互換性を維持していますが、OSやパソコン本体、DAWのメジャーアップデートを行った際、プラグインが古いバージョンのままだと突然使えなくなるリスクが生じます。つまり環境を新しくした場合は、それに合わせてWavesプラグインもアップデートする必要が出てくる場合がある、ということです。
今回の「【日本限定】Waves バンドル&アップグレード 年度末・年度始め 特別価格キャンペーン」では、アップグレードでの1年間のWUP付きだけでなく、そのWUPの更新自体も25%オフで提供されています。すでに上位バンドルを持っていてアップグレードの必要がないユーザーにとっても、制作環境を安心して次年度へ引き継ぐための最適な機会となっていますね。
以上、Wavesの日本限定セールと、その背景にあるWavesの歴史について紹介しました。サブスクだけでなく買い切り版にもしっかりと注力されているのは、日本のユーザーにとって嬉しいポイントですね。DiamondやHorizonといった上位バンドルを手に入れることで、ミックスの幅は確実に広がるはず。ぜひキャンペーン期間中に、チェックしてみてはいかがでしょうか?
【関連情報】
【日本限定】Waves バンドル&アップグレード 年度末・年度始め 特別価格キャンペーン
【価格チェック&購入】
◎MIオンラインストア ⇒ Waves Platinum
◎MIオンラインストア ⇒ Waves Diamond
◎MIオンラインストア ⇒ Waves Horizon
◎MIオンラインストア ⇒ Waves Mercury








コメント