Banner B0
640x200伸縮サイズ
Banner B1
640x200伸縮サイズ
Banner A0(728x90)伸縮サイズ

楽器が弾けなくても歌で演奏できる音源や、超々図太いサウンドの音源など、Wavesのインストゥルメント全部入りセットが10/31まで18,000円

Wavesについて、どん印象を持っているでしょうか?「エフェクトプラグインの老舗でしょ」とか「プロの現場でよく使われているエフェクトプラグインだよね」といった、エフェクトプラグインの会社というイメージが強いと思います。ですが、近年ではソフトウェア音源の開発に力を入れており、ここ5、6年の間にインストゥルメント開発人材が大量にWavesに入っているとのことなのです。以前大手楽器メーカーでシンセを開発していたエンジニアや某大手競合ソフト音源メーカーで著名製品を開発していた人材などが、続々とWavesに転職し、世界各地でインストゥルメントの開発に従事しているのです。実は、私自身もWavesの音源をしっかり使ったことがなかったので、改めて試してみたところ、かなり強力で、使えそうと思える音源がいっぱいという印象でした。

現在リリースされているインストゥルメント音源は、全部で12種類。その12種類、全部が入ったInspire Virtual Instruments Collectionが、10/1~10/31の期間は通常84,000円(税別)のところ18,000円(税別)という破格で販売されています。またこの12種類の中の、ピアノ音源を始めとする鍵盤系5種をまとめたPianos & Keysバンドルも、通常36,000円(税別)のところ、10,000円(税別)で販売されています。高いクオリティのモデリング音源からユニークな発想のソフトシンセまで、Wavesのインストゥルメント音源を試してみたので紹介してみましょう。

Wavesの音源が全部入ったInspire Virtual Instruments Collection

Banner B2
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner B3
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner A1(728x90)
伸縮サイズ


Wavesは、日本でも知名度が高く、ビンテージモデリング系や有名なエンジニアのシグネチャーモデル、便利なオリジナルのプラグイン……など、これまで200個を超える製品をリリースしている、イスラエルに本社を構えるプラグインメーカー。長年音楽業界を支えてきたプラグインを作っているWavesであり、プロ御用達のメーカー。高級ソフトというイメージが強かったWavesが、最近は激安でセット製品を提供することもあり、つい値段につられて買ってしまった……という人も少なくないと思います。

そのWavesも最近はインストゥルメントの開発に力を入れており、リリースしている音源もだんだん増えてきました。その数が全部で12種類になり、それがInspire Virtual Instruments Collection、そしてPianos & Keysというセットでも販売されているのですが、どんなものがバンドルされているか、まとめてみたのが下の表です。

Pianos & Keys Inspire Virtual Instruments Collection
Grand Rhapsody Piano
Electric 88 Piano
Electric Grand 80 Piano
Electric 200 Piano
Clavinet
Flow Motion FM Synth
Element 2.0 Virtual Analog Synth
Codex Wavetable Synth
Morphoder
Bass Slapper
Bass Fingers
OVox Vocal ReSynthesis

このどれもが完成度が高く、使えそうな音源ばかりですが、個人的に特に面白い音源だと思ったのが、OVox Vocal ReSynthesis。これは、ボコーダーに分類されるプラグインなのですが、自分の声でベースを鳴らしたり、シンセを演奏できる、ユニークなプラグイン。楽器が演奏できない人でも演奏できる楽器なんです。Waves独自のORS(Organic ReSynthesis)というテクノロジーを搭載しているとのことで、これがほかにないユニークなサウンドを実現しています。具体的には音声を

・アンプリチュード

・ピッチ

・フォルマント

の3種類に分解、それを再合成することにより、オリジナルの表現を残しつつも、高い音質でボーカルを加工できるようになっている、とのこと。WaveがOVox Vocal ReSynthesisのデモ動画を上げているので、これを見てみると、どんなものか分かると思います。

いかがでしょうか?発表されたのはNAMM 2020と、最近出てきたOVox Vocal ReSynthesisは、単にボコーダーとして使うだけではなく、自分の歌でさまざまな音色のシンセを演奏できてしまうのです。モーフィング、チューニング、ハーモナイズ、ボコーダー、トークボックスといったボーカルエフェクトを操作し、王道スタイルの太いサウンドから、かなりユニークなサウンドまで作ることが可能。さらにOVox Vocal ReSynthesisは、MIDI出力機能を搭載しているので、これを使うことで、歌声や鼻歌のメロディをリアルタイムにMIDIに変換し、まったく別の音源を鳴らすこともできます。

OVox Vocal ReSynthesisでオーディオをMIDIにリアルタイム変換することが可能

MIDI変換して出力したデータは、その後DAWに持って来て、エディットすることも可能。鍵盤が演奏できないけど、メロディをMIDI入力したいときなど、単純に声をMIDIに変換するインターフェイスとしても使えますね。ただし、Logic Pro Xの場合、その仕様上、OVox Vocal ReSynthesisでMIDI出力機能を使えないので、このリアルタイム変換はできないので、その点は注意が必要です。とはいえ、これだけの機能・性能を持っているので、OVox Vocal ReSynthesisだけのために18,000円を払ってもまったく損はないだろうと思いますが、いかがでしょうか?

次世代のボイスコントロール・シンセ/ボーカルエフェクト・プロセッサーOVox Vocal ReSynthesis

またWaves最初のシンセサイザーElement 2.0 Virtual Analog Synthもかなり面白い音源です。見た目やサウンドは伝統的なアナログシンセサイザーのインストゥルメントなのですが、「CPU Killer」という恐ろしい名前のプリセットが存在します。これは、ベンチマーク的な測定ツールとして使われることもあるので、それで知っている方も居るかも知れませんね。

ベンチマークテスト的な使われ方をされることもあるElement 2.0のプリセットCPU Killer

Element 2.0 Virtual Analog Synthは、Full Resetの状態、いわばオシレーターのスッピン状態で鳴らしてみると、その凄さが分かりやすいのですが、ほかのソフトシンセと比べても圧倒的に音が太いです。単純な矩形波ではあるけれど、ここにCPU処理能力が必要というのは、ちょっと不思議な気もしたのですが、そういうことなんですね……。この図太いサウンド、ここからフィルター加工していくことで、ハードウェアのアナログシンセのような暖かさが得られるのです。しかもハードウェアではできないマトリックスを組むことが可能なので、複雑なサウンドを作っていくことができます。プリセットもシンプルで汎用性の高いものが多く、こうったシンプルなソフトシンセを1個持っておくとなにかと便利だと思います。

ぶっといサウンドを鳴らすことのできるElement 2.0 Virtual Analog Synth

さらにWavesのインストゥルメント音源の中には、FMシンセ音源のFlow Motion FM Synthというものもあり、画像を見てもらうと分かるように4つのオシレーターを搭載しています。FMシンセとはいえ、YAMAHAのDXなどとはちょっと違った方向の音源で、より自由に、さらに複雑なサウンドを作ることができるのが大きな特徴。とくに、オシレーターにおいてサイン波だけでなく、ノコギリ波、矩形波ほか、さまざまな波形が利用できるのも複雑な音にできる大きな要因です。またフィルターが使えるのもDXとの大きな違いでもあります。画面を見ると分かる通り、GUIが工夫されており、すべてのパラメータが視覚化されているので、比較的操作しやすいのもポイント。また1ステップずつ音色を作り、スナップショットを作成することで、16ステップのシーケンサー1つ1つ別の音色を鳴らすこともできます。

4つのオシレーターを搭載しているFMシンセ音源Flow Motion FM Synth

Flow Motion FM Synthの中心部分をクリックすると、パネルが切り替わり、フィルターやアンプ、EQ、FXなどのコントローラーも配置されています。また1000種類以上のプリセットも用意されており、FM音源らしいサウンドが大量に収録されているので、まずプリセットの音色から始めてみると、Flow Motion FM Synthをどんどん理解していけると思います。

裏側のパネルには、フィルターやアンプ、EQ、FXなどが装備されている

まだまだWavesのインストゥルメント音源は存在するのですが、すべて紹介していたらキリがないので、最後にPianos & Keysを少し紹介して終わりにします。前述したようにPianos & Keysには、Grand Rhapsody Piano、Electric 88 Piano、Electric Grand 80 PianoElectric 200 Piano、Clavinetがバンドルされており、これらはクラシカルな鍵盤楽器のサンプリング音源となっています。

Pianos & Keysには、Wavesのサンプリング音源が収録されている

Pianos & Keysについては、高山博さんとフジファブリックの金澤ダイスケさんの対談記事「高山博 × 金澤ダイスケ(フジファブリック)Waves Pianos & Keys クロストーク」が面白く、プロのキーボーディスト目線から見たWaves音源が語りつくされています。また、実際のサウンドとしては、以下のYouTubeが一つの参考になると思います。

実際使ってみたところ、パラメータがシンプルで使いやすく、それでいて幅広い音作りができる印象でした。サンプリング容量が膨大なだけあって、出音はかなりいい感じです。Wavesのサンプリング音源って、ちょっと想像しにくかったのですが、専門でサンプリング音源を作っているメーカーと肩を並べるクオリティですね。そんなPianos & Keysにもバンドルされているような、Wavesのサンプリング音源は、高解像度(HD)と通常版(SD)の2つが用意されており、自分の環境に合ったバージョンが選べたり、スタンドアローンで動くものもあるので、楽曲制作だけでなくライブパフォーマンスに使うこともできます。またNKS対応もしているので、Native InstrumentsのMIDIキーボードKOMPLETE KONTROLやMASCHINEを使って、効率よく直観的に音色づくりすることが可能です。

以上、Wavesのインストゥルメント音源について紹介しましたが、Pianos & Keysは音源1個あたり2,000円、Inspire Virtual Instruments Collectionは音源1個あたり1500円、と爆安で手に入ります。また今後、新作のインストゥルメント音源のリリースも控えているらしく、この先もどんどん強力な音源を開発してくれるはずです。今現在リリースされている音源はInspire Virtual Instruments Collectionで、すべて手に入るので、この機会に入手してみてはいかかがでしょうか?

※2020.10.20追記
2020.10.13に放送した「DTMステーションPlus!」から、第161回「Roland Cloudで手に入れよう!ZenbeatsとZENOLOGY Pro」のプレトーク部分です。「楽器が弾けなくても歌で演奏できる音源や、超々図太いサウンドの音源など、Wavesのインストゥルメント全部入りセットが10/31まで18,000円」から再生されます。ぜひご覧ください!

【関連情報】
Inspire Virtual Instruments Collectionの製品情報
Pianos and Keys製品情報
Inspire Virtual Instruments Collection期間限定特売ページ
Pianos and Keys期間限定特売ページ

【価格チェック&購入】
◎メディア・インテグレーション ⇒ Inspire Virtual Instruments Collection
◎メディア・インテグレーション ⇒ Pianos & Keys

Commentsこの記事についたコメント

1件のコメント
  • ワビサビ

    youtube拝見しました、Wavesの音源良いですね「使える音」が多いと思いました。

    2020年10月12日 3:53 AM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です