低音が海外成功のカギ!?英語圏でヒット曲を飛ばす日本人、Ryosuke”Dr.R”Sakaiさんの挑戦

宇多田ヒカル、BABYMETAL、ピコ太郎など、日本人が海外チャートを賑わすケースが徐々に出てきていますが、作曲・編曲・プロデュースにおいて、アメリカ、オーストラリアなどで活躍している日本人がいるのをご存じでしょうか?国内でも、Happiness、 Crystal Kay,、Ms.OOJA、中島美嘉、アンジェラ・アキ、剛力彩芽……といったアーティストへの楽曲提供をしている、Ryosuke”Dr.R”Sakaiサカイ・リョウスケさんです。

サカイさんは、30歳で歯医者さんから作曲家・音楽プロデューサーへ転身したという異色の経歴の持ち主ですが、現在は日本に拠点を置きつつも、海外を飛び回り、アメリカやオーストラリア、カナダ、スウェーデンといった国々のアーティストや作曲家とともに「コーライティング(Co-Writing)」という形で次々と曲を作り上げては、ヒットチャートに乗せているんです。実際、どんな活動をしているのか、日本と海外では何がどう違うのかなど、話を伺ってみました。

国内外で幅広く活躍するRyosuke”Dr.R”Sakaiさん


--まずはプロフィールをお伺いしたいのですが、サカイさん、元歯医者さんだった…なんて話を伺いましたが……。
サカイ:東京出身ではあるんですが、九州の歯科大学に入り、在学中からクラブで音楽をやってました。地元のシンガーやラッパとかの曲を提供したりプロデュースしたり、九州各地でライブして回っていましたが、卒業して東京に戻ったんです。できるなら音楽で食っていきたかったけど、もちろんそう簡単ではなく、音楽を傍らに参考書を持って歯科医の国家試験の勉強をしていました。結局1年目は落ちてしまい、2年目でようやく合格。そこから歯医者を探したんですけど、「音楽をやりながら歯科医を」なんて思っていたから、どこもかしこも書類審査でダメでね(笑)。でも1軒だけ風変りな歯医者さんがいて、採用してくれたんですよ。何の経験もないから、本当にそこでゼロから教えてもらってね……。ボクも不器用じゃないから、1年後には、そこそこできるようになり、2年目には自分の患者さんを持って任されるようになり、1日40~50人を診ていましたよ。

--本当の歯医者さんだったんですね!
サカイ:歯医者として7~8年勤務していましたね。ただ、最初は歯医者がほとんどだったけれど、2年目くらいに自分でクリエイター会社をつくって、そこの初代社長を1年やり、コンペなどに出していました。もっとも歯医者やりながら社長をやったら、音楽を作る時間が無くなっちゃうので、社長の座は友人に譲ったんですけどね。そんな中、Crystal Kayちゃんのシングルを2曲連続で作曲させてもらい、そこから徐々に音楽の仕事が増えていったんです。院長も応援してくれて、歯医者の仕事を少しずつ減らしてはいったのですが、このまま中途半端に歯医者を続けるのも罪な気がして、音楽専業にしたのが5年ほど前のことです。

--そんな最近まで!サカイさん、海外でいろいろ活躍されているようですが、最初のキッカケはどういうことだったんでしょうか?
サカイ:中島美嘉さん、アンジェラ・アキさん、剛力彩芽さんなど、音楽の仕事が増えていったのはよかったけれど1年に25曲くらいやるようになりちょっと疲弊してきたんですよ。もともとR&Bだったのに、「切ないバラードでお願いします」なんてオーダーが多くて、もうちょっと刺激が欲しいな、と思うようになったのです。そんな中、心機一転というのもあって、4年前にニューヨークのスターリング・サウンド(STERLING SOUND)という有名なマスタリングスタジオに、ほとんどアポ無しで見学にいったんですよ。まあ、以前そこに仕事を頼んだことがあったので、その伝手を使ってお願いしたところ、OKがでたんです。そのときはクリス・ゲリンジャー(Chris Gehringer)というエンジニアに案内してくれ、彼が手掛けたジェイソン・ムラーズ(Jason Mraz)というアーティストの曲を聴かせてもらったんです。ちょっと衝撃を受けました。すごく広い部屋で、下にゴムがはいっていて、絶対に振動しないというスタジオだったのですが、まるで目の前で歌っているかのような音でね……。そうしたら、彼が「ビッグなサウンドだぜ!リョウスケもビッグなサウンドを持ってきたら、俺たちがもっとビッグにしてやるから!」って。でもビッグなサウンドって何だろう??と思い、それを追いかけることがここ何年間かの自分のテーマにもなっているんですよ。

都内にあるサカイさんのプライベートスタジオ。見てもわかる通りかなり広い
--そこからアメリカでの仕事につながっていくのですか?

サカイ:その時はニューヨークに1か月程度いたのですが、あくまでも見学だったので、仕事と直接関係はありませんでした。でも、日本に帰ってきたら、すべてが小さく見えちゃったんですよ。ドアでも部屋でも何でも……。「ビッグなサウンドのためには、これじゃあいかん!大きいところに移ろう!」と思い、帰国した1週間後にこのスタジオを借りたんですよ。日本の音楽も楽しいけれど、やっぱり洋楽が好きだったということもあり、海外に出てみたいと強く思うようになり、ソニーミュージックのとある人に相談をしてみたんです。そうしたら「LAで海外向けのことをやっていこうという企画があるにはある。何も道はないけれど、やってみる?」と言われ、とりあえず飛び込んでみたんです。それが2014年の2月。2週間程度ではあったけれど、そこで、はじめて外人と一緒に曲を作るという経験をしたんですよ。自分の思っている洋楽を、やみくもに作って、日本に持って帰ってきたら、「いいね!サカイさん行けるんじゃない!」なんて褒められたので、せっかくだからとアメリカのソニーATVミュージックパブリッシングの副社長に聴いてもらったんです。そうしたら、「良さが1個も分からない!、まったく理解もできない」ってけちょんけちょんに言われてしまいました。そこが本当の意味でのスタート。なんとかチャレンジしたいと、それから足しげくLAに行くようになったんです。

その後、LAには頻繁に行くことに… 

 
--成果は出てきたんですか?
サカイ:簡単ではなかったです。2か月後に行ったとき、共同制作をする相手として、ランクを上げた作家を当ててくれたんですよ。またグラミー賞を取っている人もその中にいたりして……。自分でも事前にトラックを作って持っていったんですが、「サカイさん、こんなんじゃ太刀打ちできない。こんなの出してたんじゃあ、こういった人達とは一生仕事ができなくなっちゃうよ」と忠告を受けてしまいました。力の差を感じましたね。悔しいから毎晩徹夜でトラックを作って……。そんな中、アメリカのJASRACというべき、ASCAPという団体のイベントで、著名プロデューサーによるセミナーを見たんです。スピーカーのメーカーが協賛のセミナーだったんですが、「最前列には座らないでくれ、耳がおかしくなってもしらないぞ!」と言われ、サウンドが鳴らされたんですが、衝撃的な爆音でした。いろんなところが揺れるうちに、天井の一部が「ビシッ」ってひびが入っちゃって……。低音の鳴り、日本人によるものとまったく違う。普通に音楽を聴くのとは明らかに違う体験でした。そのASCAPのエクスポの打ち上げに参加させてもらったのですが、そこで著名音楽出版社のピーターというおじさんとたまたま仲良くなったんです。ボクが「もともと歯医者で、アメリカで夢をつかむために来ているんだ」って話をしたら、デンティスト!デンティスト(Dentist=歯医者さん)!といって気に入ってくれてね(笑)。そしたら、次の7月に来たときに、「サカイさん、今度バリ島に行きませんか?」と誘われたんです。

サカイさん個人としては初めてのソングライティング・キャンプに参加するためバリ島へ

--アメリカに行ったのに、今度はバリ島??

サカイ:そうなんですよ、何やら世界で一番ゴージャスなソングライティング・キャンプがバリ島で行われ、そこにアメリカ、イギリス、オーストラリア、スウェーデンなどから、いままさにに売り出し中の著名プロデューサー達が集まってくるんだけど、そこに1つだけプロデューサー枠が空いたから、来てみないかというんです。40~50人の応募はあったけれど、なんか面白そうだから、ここにデンティストを当てはめてみないかということになったらしく、呼んでもらったんです。よく分からないけれど、行ってみたら、トンでもないところでした。デミ・ロヴァート(Demi Lovato)やジェイソン・デルーロ(Jason Derulo)のシングルを書いている売れっ子プロデューサーや、ケイティ・ペリー(Katy Perry)の曲を書いている人がスウェーデンから来てたり……。そんな大物ばかり20~30人いる中に急に放り込まれたんですよ。アジア人が1人ポツン、と。ここでは、毎朝朝食をとってコーヒーを飲んでいるときに、その日のチームが発表され、3~4人で1組となって、スタジオに入って1日で1曲作るんです。毎回違うメンバーで、5日間で4曲作りました。それが、ボクにとって初めてのソングライティング・キャンプでした。そのときにできた1曲が昨年アメリカのテレビドラマの主題歌となり、もう1曲は今年3月にオーストラリアでエリザベス・ローズ(Elizabeth Rose)とういアーティストのアルバムリード曲になり、それがオーストラリアの総合チャートで6位になりました。


バリのキャンプには、各国から大物のクリエイターが 集合する中、唯一のアジア人としてサカイさんが参加

 
--いきなりすごいことになっていったんですね。
サカイ:バリは本当にすごい大変でした。みんなで寝泊まりしながら、音楽を一緒に作っていくから、本当に仲よくなれる。みんな仕事というより、本当に音楽を楽しんでいるというのも、すごく刺激になりましたね。その経験を生かして、またその年の10月にLAに行ったんです。それまでは低音の出し方が全然分からなくて、「リョウスケのトラックの低音は全然よくない」なんてシンガーにまでダメ出しされていたのが、そのころになって、ようやく洋楽でのローの出し方のポイントを、なんとなくつかんできたんですよね。そうした中、さっきの「デンティストをカワイがろうぜ!」と言ってくれたピーターが関わってくれる形で、アメリカのテレビドラマのほか、リミックスも3曲ほどやらせてもらい、結局昨年は諸々で5曲がアメリカでリリースされました。でも、そこから、また少し悩んじゃったんですよね。どうやったら日本人が海外のマーケットで立ち振る舞えるんだろうか……って。当初は和楽器を使ってみたらどうだろう……なんてことも考えたのですが、そんな小手先の技を使ったって仕方がないと、改めて昨年10月にLAに行ってきました。日本っぽくなんてことは関係なく、とにかくカッコいい曲をやろう、とね。そのとき作った1曲が、アメリカの有名な音楽出版社の会議で取り上げられたんです。その会議では全曲がブラインドでチェックされるのですが、ボクの曲が流されたときに、社長が、このトラックを作ったのは誰だ?と言われ、「日本人のデンティストだ」と話題になったようなのです。それで急に風向きが変わりました。コイツはアメリカで戦えるかも……って。それで3月、その社長とトップの女性の面接に行ってきたところなんですよ。

オーストラリアでのソングライター・キャンプに参加した時のサカイさん
--すごい快進撃ですね。
サカイ:そうしたら、今度はまたピーターから「オーストラリアで最大のソングライター・キャンプがあるのでコンペに出してみないか」と言われたんです。そのソングライター・キャンプは基本的に招待性となっていて、実績のあるクリエイターしか入れません。ただし、全世界で1人だけ一般からの参加が認められる枠があるんですよ。そのコンペは1曲5ドルでエントリーできるというので、ボクも2曲エントリーしてみたんです。聞くところによると2000~3000曲のエントリーがあったらしいので、まあないだろう…と思っていたんです。そうしたら、メールで「最終選考に残っています」というお知らせがやってきたんです。さらに、4、5日したら、「あなたが世界中からの応募者の1人として選ばれました。旅費はすべて持ちますので、ご招待します」ってメールが届いて、ビックリしましたよ。「11月半ばからシドニーで5日で50曲作る」という触れ込みのコーライティング・キャンプ

オーストラリアでは、毎日楽しみながら違うメンバーと曲を作っていった
--なんかテレビドラマみたいです!
サカイ:ライター(作曲・作曲家)などが100人以上集まるキャンプ。アメリカからもすごい人が招待されていたり、オーストラリアのヒットメーカーだったり……。99人が招待の人でボクのみが応募。でも、そこに行ったら、まさにバリであった人たちもいっぱい。「お前、なんでここにいるんだ!?」、「いやたまたまだぜ!」ってね。結局5日で50曲どころか、実際には100曲が出来上がっていったんですよ。ここでは基本4人で1チーム。アーティストが1人(1組)、ライターが2人、プロデューサーが1人という体制。ここではアーティストも意見をいうし、歌うだけじゃなく、メロも歌詞も作る。アメリカではレジェンドと呼ばれるような人も参加して、全米No.1を14曲も出したなんて人とも一緒に曲作りをしたので、すごく勉強になりましたよ。たった一人の応募参加者でしたしね。でも、こうしてだんだん、どうやって海外で立ち振る舞えばいいのか、実感として見えてきました。


海外ではコーライティングが非常に一般的な曲制作の形だとう

--バリの話も、このオーストラリアの話もそうですが、海外だとチームで共同制作することが多いのですか?
サカイ:そうですね、こういう作り方をコーライティングと呼んでいますが、英語圏でのヒット曲の大半はコーライティングで行われています。もちろん、一人で作ったという曲がないわけではないですが…。以前、藤本さんも取材に来られていた真鶴のコーライティング・キャンプ、あれのすごいやつが頻繁に行われているんですね。真鶴のは2日で1曲を仕上げるというものでしたが、普通は1日で1曲、中には1日で2曲なんていうのもあるから、正直なところ、真鶴のは楽チンでしたよ(笑)。

--ところで、とっても基本的な話ですが、海外でのコーライティング・キャンプ、そこでのサカイさんの役割はライターということなんですか?

サカイ:ボクはプロデューサーとして入っていて、トラック全般の音をどう鳴らしていくかといったところから、歌録りもするし、片言ではあるけど歌のディレクションもする。録った素材をエディットして、完パケる、そこまでがプロデューサーの仕事です。日本だとプロデューサーって、何をする人なのか、あいまいな感じがあるじゃないですか。しいて言うとお金の取り仕切りをするとか……。確かにそういう意味もあるだけど、欧米だとアレンジと言わず、オケを作ることをプロダクションといい、それをプロデューシングしていくのがプロデューサー。オケは全部つくって、ドラムの打ち込み、コード進行からみんなやっていく。トラックメーカーとプロデューサーがほぼイコールなんですよ。逆にアレンジャーと名乗っている人は見たことがないですね。日本でもそうした考え方が広まったほうがいいじゃないかと思いますよ。たぶん、そこの認識の差が音楽の違いになって出てくるんだろうな、と。同じ話かもしれませんが、日本の曲作りにおいては、メロと歌詞が先行してあって、そこにバックトラックを作っていきますよね。それに対し、向こうでは、バックトラックも含めて作曲なんですよ。だから印税の考え方も違って、バックトラックも含めて、みんなで分割するんですよね。


サカイさんのスタジオのデスクトップ 

--ここで、少し機材についてもお伺いしたいのですが、サカイさん、以前はCubaseを使っていたという話を聞いたことがありますが……。
サカイ:大学のころはカセットMTRからスタートし、MPCで打ち込んだり、AKAIのHDDレコーダーを使ったりしていましたが、コンピュータを使うようになったのは卒業後ですね。ちょうどCubase SXが出てきたころで、Windowsベースでこれを使いだしたのが最初です。その後もしばらくWindowsでCubaseを使っていましたが、3、4年前にMacに切り替え、紆余曲折あって、2年前からAbleton Liveを使いだし、Studio Oneにも手を出したり…。ただオーストラリアのキャンプでの経験もあって、最近はPro Tools1本になりましたね。レコーディングに行くとPro Toolsだから、自分がCubaseだと、その先が触れないじゃないですか。それが嫌で、Pro Toolsにしたんですよ。ちなみに、コンピュータはMacBook ProとiMacでほぼ同じ環境にそろえています。HDDさえ繋ぎかえれば、同じように作業できるようにしているので、このスタジオでも作業できるし、出かけても同じ環境で使えるわけです。


さまざまなスピーカーを使って音を確認するという

--実際、音源ってどんなものを使っているんですか?
サカイ:結構オーソドックスなものですよ。Native InstrumentsのKOMPLETE Ultimateを使っているほか、ドラム音源はMaschineの元サンプルが好きなので、それを直接貼り込んでいくことも多いですよ。あと安くて気に入っているのがSonic AcademyのKick 2というのが太っとい音で使えるんですよね。ベース音源はシンセ系のOmnispher2を使うほか、サイン波をそのままベースに使うなんてこともよくやりますね。あとはBFD3とかAddictive Drumsとか、UVIのシンセはFalconを含め、ほぼコンプリートしてますよ。ちなみに外人たちは、その辺かなりいい加減な場合も多々。プラグインとかあまり持っておらず、ローテクだし、システムのことなんてあんまり考えてない人も時々いますよ(笑)。

--エフェクトのほうはどうですか?

サカイ:UAD-2のシリーズはかなりいっぱい持ってますね。またFabFilterはすごくいいので、Pro・Q2、Pro・MB、Pro・Lどれも優秀ですね。それからIK MultimediaのT-RackSにあるステルスリミッタが最近お気に入りですね。SoundToysも全部持ってるかな……。いろいろと使ってますね。


サカイさんのスタジオにはボーカルブースも 

--こうしたエフェクトを活用しながら、低音を作りだしているんですね。
サカイ:そうですね。いまボクが日本向けに作っているものも、向こうっぽいのをやってます。でも、改めて日本のミックスを聴いてみると、驚くほど低域が出てないものが多い。たぶん、低音感は日本人の国民性として、あまり分かってないんだと思います。逆に欧米人は低音に感動を覚えるのかもしれない…というのはありますね。それは電圧とか、空気じゃない、たぶん住環境の違いじゃないか…と思っています。日本の六畳間で20~30Hzなんて音を出しちゃうと、部屋というより家全体が響いちゃうから、下を切っちゃうんですよ。その結果、こうした音を向こうの人に聴かせると、「何、素人?」ってなっちゃうんですよね。まず、この低域を含めたサウンドキャンバスを理解するというのが、世界に打って出るには重要なんじゃないかと思いますよ。
 
--今日はありがとうございました。
【関連サイト】
Ryosuke”Dr.R”Sakai Official Web Site

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Commentsこの記事についたコメント

12件のコメント
  • *

    「その会議では全曲がブランドでチェックされるのですが」の箇所は”ブランド”ではなく”ブラインド”じゃないでしょうか。

    2016年11月5日 8:46 PM
  • 藤本健

    ブラインド、仰る通りです。
    先ほど、サカイさんからも連絡をいただいて、修正したところでした!

    2016年11月5日 9:48 PM
  • あれ?

    「BABYMETAL」ですよね?w

    2016年11月5日 11:37 PM
  • 藤本健

    あ!! 修正しました(^^;

    2016年11月5日 11:53 PM
  • MAXXくん

    低音感少し分かる気がしますね。
    住環境はアマには関係あるけれど、、、
    この人物インタビューシリーズはいつも勉強させられますわ。

    2016年11月6日 6:13 AM
  • ねむねむ☆

    経験者の言葉は説得力が違いますね。
    この低域問題はミキシング・マスタリングの問題ということでよいのでしょうか?

    2016年11月6日 7:53 PM
  • ゆた

    コーライト・キャンプでは1日で1曲作ると書いてありますが、これはトラックもゼロからその場で作るのでしょうか?それともトラックメーカーは予めトラックを作って持っていき、1日でメロディーを作るという事なのでしょうか?そこら辺が気になります。

    2016年11月6日 9:23 PM
  • 藤本健

    ゆたさん
    基本的には、はじめて会ったメンバーと、その場でゼロから作成ですね。

    2016年11月7日 12:03 AM
  • 重低音マン

    日本で音楽をやっている人、日本の住環境で20-30Hzを再生できる環境にある人なんて
    ほんといるの?っていうぐらい敷居高いね
    ※20-30どころか30-50すら怪しい
    こりゃ海外で通用しないわけだわ

    2016年11月7日 5:10 PM
  • マエジ

    いやー面白い。非常にためになる記事でした。
    コライティングチームって海外では昔からヒット出してますもんね。
    日本でももっとコライティングやるといいかもしれないですね。
    こういう海外の音楽事情が知れるのはいい刺激になりそうです。

    2016年11月7日 6:46 PM
  • ぶっちゃけ

    海外ではトラックメーカーにも印税が分配されるとのお話が興味深かったです、どうしてアメリカのトラックメーカーは高級車に乗り良い家に住んでいるのかわかりました。日本ではトラックメーカーはゴーストライターに近い存在ではないでしょうか、ギャラはべらぼうに安くクレジットに名前すら載せられないことがあります、私自身海外の某チャートで1位になった作品に参加しましたが報酬は1万円でした、こんな状況では良い音楽家は育たないと心底感じました。

    2016年11月7日 7:34 PM
  • DeliciousCurry

    私は主にヘッドホンで聴いていますが、ど素人の私でも日本のTVドラマに使われる音楽などで好きな感じの曲でも、低音足りないと感じていました。
    海外の例えばタイタニックのテーマ曲なんかは、盛り上がりのところで丁度胸のあたりがジーンとくるように低音の振動が補佐してくれます(笑)
    丁度この曲聴いているころに、上手いなぁこの低音の出し方って思っていたんですよね。
    海外の曲は「こもりそうでこもらない低音が絶妙」と感じていましたけどそのことなのかな。

    2016年12月25日 2:56 AM

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