DAWではない、もう一つの音楽制作ソフト、Propellerehad Reson Essentials
テープレコーダーですから、ギターに限らず、ボーカルでもサックスでも、その他各種アコースティック楽器でも何でも簡単にレコーディングすることができ、トラックを増やしていけば、どんどん音を重ねていくことが可能です。
画面を見ても分かる通り、いずれのエフェクトもすべてラックにマウントして使う実際の機器のようなデザインとなっているため、ホンモノの機材を触る感覚で操作することができます。
以下のビデオは、PCにMIDIキーボードが接続されていることを前提にMIDIのレコーディングをしていくビデオです。先ほどのギターのレコーディングとほぼ同じ感覚で操作できているのが分かると思います。
このMIDIキーボードは、どのメーカーのどんな機材でもOK。たとえばKORGのMicrokeyなどをUSB接続して使えば、同じようにレコーディングしていくことができます。もちろん、キーボードはまったく弾けなくて……という人の場合は、MIDIシーケンサ機能で打ち込んでいくことも可能です。
また、ドラムに関しては、Redrumというドラムマシンが搭載されているので、素早い操作でリズムを打ち込んでいくことができます。ちょっとレトロデザインの画面ではありますが、2、3分もあれば、簡単にカッコいいドラムパターンを組んでいくことができるので、特に初心者の方にはおすすめできますよ。
このように、リアルな機材を操作していく感覚で使えるReason Essentialsですが、実際にマイクを接続したり、ギターを接続してレコーディングしていくためには、オーディオインターフェイスが必要になります。これについてもどのメーカーの何でもOK。ただ、これからオーディオインターフェイスを買うという人であれば、Propellerhead自身が出している実売26,800円程度のBALANCEというものがお勧め。
ちなみに、Reason Essentialsよりも、さらに多くの音源やエフェクトを装備しているのが、上位版のReason 7。実売で3万円弱と手ごろになっていますが、Reason Essentialsや旧バージョンのReasonからは12,800円でアップグレードすることができるので、実はこちらのほうが安く買うことができそうです。Reason Essentialからのアップグレードは22,800円前後、旧Reasonからのアップグレードは15,800円程度となっています。なので、まずはReason Essentialsを入手し、自分に合うようならアップグレードするというのがお勧めですよ。
このReason 7についても、いずれ詳しく紹介してみたいと思っています。
【製品情報】
Propellerehead Reson Essentials製品ページ
Propellerehead BALANCE製品ページ
【価格チェック】
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