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音楽ライブの生放送はスマホとMiNiSTUDIOで完結!?LOVEさんに聞くネット配信高音質化テクニック

ライブ演奏をネットで配信してみたい……そんな思いを持っている人は少なくないと思います。また実際に試してみたけど、イマイチ思った通りにいかなくて……、なんていう人も結構いるのではないでしょうか?確かにやろうと思えば、パソコンもカメラも用意することなく、スマホ一つで結構な高画質での配信が可能です。でも、ライブ演奏で重要視したいのは音質です。せっかくのいい演奏、いい歌声でも、音質がショボいとすべて台無しになってしまいますから。

 

そんな中、iPhoneMiNiSTUDIOというコンパクトな機材の組み合わせを持って日本全国を回り、高品位な音でライブ放送をしている人がいます。それがシンガーソングライターのLOVE(@loveyanen)さんです。LOVEさんは全国47都道府県回るライブツアー「LOVE VOYAGER TOUR」や「夜LOVEやねん」というライブ番組を、このシンプルな構成で放送をしているとのこと。実際、どんな使い方をしているのか、どう活用しているのかを伺ってみました。


普段、iPhoneとMiNiSTUDIOを使ってネットでの生放送を行っているというLOVEさん

 


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--まず、LOVEさんのプロフィールを少しお伺いしたいのですが、もともと音楽はいつごろ始めたのですか?
LOVE:楽器は5歳のころにはじめたピアノが最初でしたが、15歳からギターを弾くようになり、作詞作曲もするようになったんです。大阪のインターナショナルスクールに通っていたこともあり、学校は人種もいろいろだし、音楽好きな人がいっぱい。ヒップホップが好きな子が居たり、ミュージシャンの2Pacみたいにバンダナ巻いてる子とか……(笑)。学校での影響も大きかったのですが、家族の存在も大きいですね。父親は、ジャズやオールディーズ、歌謡曲が好きでした。姉が2人いるのですが、これがまたそれぞれいい趣味してたんですよ。片方の部屋に行くとスティングやマドンナが流れていて、もう片方に行くとBBキングやビートルズ、ジョンレノンが流れていましたね。私自身は中2の時にアラニス・モリセットのCDを初めて買ったのですが、その衝撃は今も忘れないですね。2001年、同級生とのバンドCORE OF SOULでメジャーデビュー、解散後、ソロに転向して、2007年にLOVEとしてDREAMS COME TRUE率いるDCTrecordsからデビュー。オーディションで3000名からの選出でツアーもバッキングボーカルとして参加しました。その後はライブハウスを中心に歌ってます、自主レーベルも経て、今ソロで11年目。先日、ベスト版もリリースできて、本当に続けてきてよかったなーと思ってます。そのうち9年は、TOKYO FM などラジオ生放送のパーソナリティも続いています。

15歳からギターを使って作詞・作曲するようになったと話すLOVEさん

--LOVEさんは、ギターで弾き語りといったイメージが強いですが、DAWを使ったりはするんですか?
LOVE:最初に使ったのは、エンジニアさんに勧められてMboxとPro Toolsの組み合わせでした。Pro Toolsを使って作詞・作曲し、時期によっては一人きりでアルバム全部アレンジまでやってましたね。今でもフルアルバムの場合、1/3くらいは編曲までやってます。一方で、一緒に仕事をしている人がCubaseを使っているので、Cubaseを使うこともあるんですが、いまもメインはPro Toolsですね。もっとも、ギター、ベースかボーカルを録るのがほとんどなので、結構シンプルなシステムです。

 

--さて、今日のインタビューで一番伺いたいのが、ネット配信についてなんですが、LOVEさんはいつ頃から配信を始めたのですか?
LOVE:私は、ゆっくり全国47都道府県回る「LOVE VOYAGER TOUR」というツアーを2011年から行っているんです。これは東北の震災をきっかけにはじめたものなんです。私の音楽を通じて全国の声を東北に届けたいという思いでスタートしたツアーなのですが、その届ける手段としてネット生配信を利用したのが最初です。たとえば、大阪のライブであれば「大阪元気だよー!」という声を東北に届けたり、仙台を回ったときには、仙台を心配している人に向けて生配信をしました。ゆっくり行っているので、まだ回っていない県が少しあるので、今後もこのツアーを続けていきたいと思っています。


全国各地を巡って行うライブをネット放送で配信している

--素敵ですね!その「LOVE VOYAGER TOUR」の生配信はライブがメインなんですか?
LOVE:まずライブ前日に、ホテルの部屋などから演奏を放送するのですが、これをネット放送上では本編と位置付けているのです。ご当地感が出るといいなと思い、熊本城の前で配信したこともありました。そしてライブ当日はアンコールという位置づけで、弾き語りメインでライブハウスなどから放送しています。地下のライブハウスで電波が届かない……なんて場合を除き、できるかぎりアンコールも放送するようにしています。

 

--そのライブの放送は何を使っているのですか?最近はニコニコ生放送やFresh!、SHOWROOM、Facebookライブ、YouTube Live、Periscope、LINE LIVEさらには17LIVE、MixChannelなどなど、いろいろありますが……
LOVE:最初はUstreamを使っていました。パソコンを持ち込んでの結構大がかりなシステムだったのに、うまく放送できないトラブルも多かったんです。その代打として、試しにツイキャスを使ってみたら、思いのほか操作が楽で、多くの人に届いたので、それ以来、ツイキャスを使っています。

2017年4月にデビュー10周年として行ったミニライブ&試聴会

--そのツイキャスでの放送にTASCAMのMiNiSTUDIO PERSONALを使っているらしい、という話を伺ったのですが、それを使うようになった経緯について伺えますか?
LOVE:当初はずっとiPhoneの内蔵マイクでの放送で、まあ、音質的にもそんなものだろうと思っていたんです。そうした中、2017年4月のデビュー10周年に「Pearl」というアルバムを出したんですが、そのアルバムのハイレゾ試聴会をGibson Showroom Tokyoで開いたのです。ミニライブと試聴会だったのですが、どうせだったら生配信もしようと思い、スタッフの方に相談したところ、会場の担当者がMiNiSTUDIO PERSONALを持ってきてくれたのが一番最初の出会いでした。この試聴会では、CDとハイレゾを聴き比べるというのをやっていたところ、これが生配信でも「違いが分かる!」ってコメントが来たんですよ!


CDとハイレゾの聴き比べにおいて、さまざまなコメントもついていた

 

--ネット放送では音は圧縮されてしまうので、ハイレゾサウンドそのものが届くわけではないけれど、CD作品とハイレゾってそれぞれに合うようにマスタリングしているので、圧縮してもダイナミックスの違いとかが意外と分かることがあるんですよね。
LOVE:そうかもしれませんね。ただ、今までiPhoneだけで生配信していた環境ではCDとハイレゾの違いは伝わらなかったと思います。いいスピーカーや会場の空気感も含め、遠くから観てくれるファンの方にも伝えられるようになったことに満足しています。


4月の10周年のミニライブ&試聴会では、iPhone、MiNiSTUDIO PERSONAL、DR-05の組み合わせで行った

--このときの写真を見ると、MiNiSTUDIO PERSONALにTASCAMのリニアPCMレコーダー、DR-05を組み合わせたシステムになっていますね。
LOVE:このときは、すべてお任せしていたのですが、コメントでも音質に関する内容もすごく多くて本当によかったです。このときは、会場の臨場感を伝えるために、エフェクトは何もかけず、そのままの音を流していたそうです。ただ、DR-05にリミッタがあるので、音が割れる心配もなく、いい音で配信ができていたみたいですね。これまでも、ちゃんとエンジニアさんに来ていただき、いい音質で生配信をしたことがあるのですが、そういうときってストレスが無くて、みんな音楽に集中できるんですよね。


リバーブがあるとツイキャスを見ているみんなが音楽に集中できるようになる、という

--そのときの音が気に入って、MiNiSTUDIOを使うようになったというわけですね。
LOVE:はい。音質的にいいのもそうだったんですが、MiNiSTUDIOを使うと、ノブを回すだけで簡単にリバーブが掛けられるというのを知って、「これを使いたい!」って思ったんです。やっぱりリバーブが有るか無いかだけでも、観てくれる人の集中力って変わりますからね。実際、しゃべるときにもリバーブをかけっぱなしにしちゃう時もありますけど(笑)。

最近は、MiNiSTUDIO PERSONALの内蔵マイクだけで放送することが多い

--いまMiNiSTUDIOを使って放送する際のマイクは、この試聴会のときと同じように、TASCAMのDR-05を使っているんですか?
LOVE:TASCAMではなく、他社製のリニアPCMレコーダーをもともと持っていたので、これを使ってはじめたんです。やはりこのリニアPCMレコーダーもDR-05と同じようにリミッターが搭載されているから、大きい音で演奏する場合なんかには、大きな威力を発揮してくれます。ただ、地方に出かけるときなんかは、できる限り荷物を減らしたいというのも事実。このリニアPCMレコーダーが結構大きいんですよ。そうした中、MiNiSTUDIO PERSONAL内蔵のマイクで試してみたところ、思いのほかいい音質であることに気づいたんです。リバーブも手軽にかけられるし、操作も簡単ですしね。だから出かけて持ち歩くときはもちろん、実は最近、一人で生放送するときも、MiNiSTUDIO PERSONALの内蔵マイクだけで放送しています!


iPhoneとMiniSTUDIOだけならば、荷物にもならず旅先にも持っていきやすい、と話すLOVEさん

--ツイキャスの配信では、「LOVE VOYAGER TOUR」以外にも配信しているのですか?
LOVE:「夜LOVEやねん」という番組を不定期で配信していました。社長と一緒に配信したり、一人で配信したりしてますよ。1時間ぐらいの配信の中で、質問を受け付ける「LOVEでよければなんでもお悩み相談」とか「LOVEに黙秘権なし質問コーナー」、ライブ前のカウントダウンやCDの紹介をしたりしますが、結果ほぼライブをしていますね。皆さんのリクエストを歌ったり、いつも人の曲を紹介するラジオをやっているので、「LOVE曲一曲語らせて」というコーナーで、弾き語りしてます。そんなとき、iPhoneのマイクだけでは、なんの色気もないんですよね。だからずっと、自分の機材をアップデートしたいと思っていたんです。いまはMiNiSTUDIO PERSONAL内蔵マイクを使っていますが、十分な音質で配信できていて満足していますね。トークのときにも、社長の小声のツッコミまでしっかり拾ってくれますよ(笑)。

「夜ラブやねん」という番組の配信も同じシステムを使ってLOVEさん自ら放送している

--「夜LOVEやねん」はどういうきっかけで始めたんですか?
LOVE:金曜日の朝9時から「朝LOVEやねん」という番組をそらのちゃんと一緒に配信してたのがきっかけですね。私は朝すごく弱いので、遅刻して出てこないとか、寝起きの顔のまま番組に出てました(笑)。だけど、寝坊したときに視聴率が伸びたり、遅刻の罰として金髪のカツラを被ってメーテルのモノマネをしたときが一番盛り上がるんですよね。多分、生配信ってスムーズに進行していくより、普段見れないものが見れたり、トラブルがある方が盛り上がるんですよ(笑)。今は「夜LOVEやねん」を記念日とか、ライブ前とか、急にやりたくなった時とか、自由に放送しています。これからもこのシステムを使って続けていきたいなと思っています。今は、3月にリリースした、二枚組ベスト盤、「Love rises…2007-2018」のツアー中です。6/16(土)大阪心斎橋Varon、6/17(日)名古屋ell.SIZEでライブがあるので、これ持って行きましょうかね!

 


二枚組ベスト盤、「Love rises…2007-2018」

 

--MiNiSTUDIO PERSONAL内蔵マイクだとモノラルになってしまうのが難点ですが音質的になこれでも十分使えてしまうわけですね。調べてみると、ツイキャスもiPhoneアプリだと、モノラルのみのサポートだけど、ブラウザ経由であればステレオも可能とのことです。なので、シチュエーションによって内蔵マイクだけで放送するときと、リニアPCMレコーダーを併用してステレオ放送するときと分けてもいいかもしれませんね。本日はどうもありがとうございました。

【関連情報】
TASCAM MiNiSTUDIO PERSONAL製品情報
TASCAM MiNiSTUDIO PERSONAL製品情報
LOVEオフィシャルサイト
TwitCasting LOVEさんライブ履歴
LOVE CONNECTION(TOKYO FM)

【LOVEさんツアー情報】
6/16(土)大阪心斎橋Varon
6/17(日)名古屋ell.SIZE

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Commentsこの記事についたコメント

2件のコメント
  • ?

    TASCAMだ!

    2018年5月19日 9:56 PM
  • saku

    LOVEさんはCOSの頃からファンです!
    DTMステーションでその名をみれるとは思っておりませんでした。
    ネット配信はアーティストにとってかかせないものとなっておりますね。
    これからも素敵な歌と記事を楽しみにしております!

    2018年5月21日 3:43 PM

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