超ビットクラッシャーBITPUNKと不思議なモジュレータOrbtronがFL Studioとセットになって63%オフの27,500円の大特価販売中

音をデジタル的に崩して歪ませるビットクラッシャーですが、それをトンでもないほどに破壊し、ド派手な音に仕立てていくJMG Sound開発の超ビットクラッシャー、BITPUNK(ビットパンク)。同じくJMG Sound開発で4つのモジュレータを組み合わせた不思議なサウンドを作り出すOrbtron(オーブトロン)。この2つのユニークなプラグインをDAWであるFL Studioの最上位版であるFL Studio 21 Signature Bundleとセットにした製品FL STUDIO 21 Signature Bundle + UnitedPlugins BITPUNK & Orbitron」が5月24日~6月10日までの期間、27,500円(税込)という激安価格で発売されています。

※2024.6.10追記
当初6月10日までの特別価格ということでしたが、6月17日18:00まで期間延長となりました。

BITPUNKもOrbtronも国内で発売されて間もないプラグインなこともあり、世間ではあまり知られていませんが、かなり使える強力なエフェクトです。もちろんVST2、VST3、AU、AAXの各種フォーマットの32bit/64bitに対応しており、Windows/Macで動作するため、FL Studioに限らずほとんどのDAWで利用することが可能です。BITPUNKは13,190円、Orbtronは21,540円なので、セットにすると34,730円ですが、それよりも安い価格である27,500円となっているのです。しかもここに、34,100円のDAWであるFL Studio 21 Signature Bundleがセットで付属していくという、かなりトンでもない価格設定になっているのです。実際どんなプラグインなのか試してみたので紹介してみましょう。

FL STUDIOとBITPUNK、Orbitronの3つのセット製品が激安販売中

日本上陸して間もない小さなメーカー、United Plugins/JMG Sound

今回紹介する2つのプラグインBITPUNKとOrbtronを開発するのはチェコ・プラハにある小さなソフトメーカー、JMG Soundです。このJMG Soundはほかの2社と組んで小さなプラグイン開発メーカーの連合ともいえる会社United Pluginsを2019年に立ち上げていることから、製品としてはUnited Pluginsのソフトとしてリリースされているようです。

United PluginsはJMG Soundなどチェコの小さなメーカーが集まって2019年に設立された共同体的な会社

United Pluginsとしての国内流通も開始されてから、まだ間もないこともあり、United PluginsやJMG Soundというメーカー名はもちろん、BITPUNKやOrbtronという製品自体まったく知らないという人が大半だと思います。が、ここ、かなりユニークな技術力を持ったメーカーのようで、ほかのプラグインメーカーとは異なるアプローチの強力なプラグインをいろいろ出しています。今回、その中でも独特で破壊力のある2つのプラグインをセットにしたようですが、順番に見ていきましょう。

ビットクラッシャーの枠に留まらないBITPUNK

まず最初に紹介するのが、ビットクラッシャープラグインのBITPUNKです。まずは、以下の日本語テロップ入りのビデオをご覧ください。

なんとなく雰囲気は伝わったでしょうか?一般的なビットクラッシャーをご存じの方であれば、これが普通とは明らかに大きく異なる超ビットクラッシャーであることが分かると思います。

通常ビットクラッシャーというのは16bitとか24bitの深度を持つサウンドを8bitとか4bitのサウンドに落とすことによって、ローファイでレトロな感じを演出するエフェクトであり、構造はいたってシンプル。パラメータもbit数を指定する程度であまり多くの可変要素を持たないのが一般的です。

ビットクラッシャーの範疇に収まらないプラグイン、BITPUNK

しかし、いまのビデオからもわかる通り、このBITPUNKは従来のビットクラッシャーの範疇に収まらないものとなっています。画面を見ると、あまり見たことのないユニークなUIになっていますが、中央にあるスワップセクションと左のAセクション、右のBセクション、それに左上のマスターセクションの大きく4つのパートと、プリセットを選ぶセクションから構成されています。

スワップセクションで自在にbitを振り分ける

AセクションとBセクションは同じエフェクトとなっており、中身的にはハイパスフィルターとローパスフィルター、それにディレイを組み合わせたもの。ユニークなのはピッチシフターというか周波数シフターがあるのとERRORというランダムな途切れや音飛びの量を制御するパラメータがセットになったものです。

BITPUNKは大きく4つのセクションから構成されている

当然Aセクションを通してもBセクションを通しても、普通にエフェクトがかかるし、それなりにユニークな音を作ることができますが、ここまでは序章。BITPUNKの一番の注目ポイントは真ん中にあるスワップセクションです。このスワップセクションでビットクラッシュを実現させていくのですが、何をするのか。

前述の通り普通のビットクラッシャーは16bitのサウンドを8bit、4bitにすることで音を壊していきます。つまり2進数で16桁の数字を下8桁切り捨てとか下12桁切り捨てることで、音を荒くしていくのですが、このスワップセクションは切り捨てるなんて、そんな甘いものではないんです。

Aセクションに奇数bit、Bセクションに偶数bitを割り振るといったことも可能

たとえば切り捨てない上位4bitをそのまま出すのではなく、これをAセクションのエフェクトへと突っ込み、下位12btをBセクションのエフェクトへ突っ込むといったことができるのです。しかも単に上位と下位bitで分けるなんてものではなく、奇数bitをAセクションへ偶数bitをBセクションへ送る…なんてムチャクチャなことができるのです。

GRIDモードにすると各bitごとにAに割り振るかBに割り振るか自由に設定可能

その切り分けをするのがスワップセクションでSWAPモードにすれば、16bitのうち任意のbitをAとBに割り振ることが可能です。一方、MORPHモードでは真ん中のダイアルを動かすことでAへ送る量とBへ送る量をモーフィングするかのように調整できるのですが、真ん中にした際の割り振りを上位bitがAセクション、下位bitがBセクションのようにすることもできれば、奇数bitをAセクションで偶数bitをBセクションに送るなんてムチャクチャなことが可能。

しかもBセクションに送るソースを切り替えることも可能。INPUTを選んだときは上記の通りですが、INVERTを選ぶと反転した信号が送られてきます。MUTEだと当然何も来ないので、Aセクションだけを使うことになり、普通のビットクラッシャーにちょっぴり近づくわけです。

プリセットが充実しているので、まずはこれを使ってみるのがお勧め

さらにSIDECHAINを選べばサイドチェーンで入ってきた信号をBセクションに送る形となり、もはや何がどうなっているのか分からないほどです。なので、まず最初はプリセットとして用意されているものを選んで使ってみる…というのがよさそうです。

別売のBITPUNK用素材集も無料で入手できる

なお、このBITPUNKのオマケとしてもうひとつSynthpunk Sounds for Bitpunkというものももらえる形となっています。これは4,630円で販売されているBITPUNK用の素材集。具体的には

126 Synth Loops (+ MIDI)
87 Synth Shots
45 Drum Loops
169 Drum Shots (Claps, Cymbals, Kicks, Percussion, SNare
44 FX

というものが入っており、BITPUNKで利用することで、サイバーパンクなサウンドが作れるものとなっています。

12×4のモジュレーションを統合したOrbtron

続いて紹介するのはOrbtron。これも不思議なエフェクトではありますが、BITPUNKと比較するとかなり真っ当なエフェクトといえるかもしれません。まずはこちらの紹介ビデオからご覧ください。

なんとなく理解いただけたでしょうか?要はOrbtronは4つのモジュレーションエフェクトから構成される統合型エフェクトで、4つのモジュレーションエフェクト間をモーフィングしながら滑らかに切り替えたり、ミックスしたりできるというもの。

4つのモジュレーションが組み合わさる形で構成されているOrbtron

青、ピンク、緑、オレンジのそれぞれ4つのモジュレーションがあるのですが、それぞれ12種類あるモジュレーションからいずれかを設定することが可能です。具体的には以下のとおり。

Cosmic Chorus
Vintage Chorus
Super Chorus
Tape Flanger
Futre Flanger
Phat Fhaser
Infinite Combs
Liquid Filter
Kinetic Resonator
Chaos Vortex
Rotary Speaker
Space Time

それぞれ、かなりインパクトのあるコーラスやフランジャー、フェイザーなどで、12種類が使えるというだけでもかなり強力なエフェクトだと思います。実際Soloボタンをオンにすることで、4つあるセクションの1つだけを使うことが可能ですが、前述の通り、Soloを外すことにより、4つを動的に組み合わせることが可能になっているのです。

その組み合わせ方を司るのが中央にある丸いミックスモジュレーション部。ここは4つのモードを持っており、SyncにするとDAWのテンポに合わせて回転させることができます。1小節で1回転させるとか4小節で1回転させるなど、Barsの設定でその速度を変化させることも可能です。FreeにすればDAWのテンポと関係なく一定の速度で回転するようになり、Randamにすればランダムな動きをします。そしてManualにすればマウス操作で自由に位置を指定できる…といった具合です。

ミックスモジュレーションの動きをDAWと同期させるか手動で決めるかなど設定可能

これによって同じフレーズでも各小節ごとに違うモジュレーションがかかるように設定したり、だんだんと違ったモジュレーションへとモーフィングしていって雰囲気が変わってくるなどユニークな演出をすることがでるわけです。

世界トップDAWでありつつ、プラグインとしても使えるFL Studio

こんなユニークな2つのプラグインをセットにした上で、さらにFL Studio 21 Signature Bundleがセットになっているというのが今回のセールの重要なポイントです。

ここでFL Studioについて詳細に紹介することは控えますが、エレクトロ系の世界では絶大な人気を誇るDAWであり、DAWの世界的シェアではAbleton Liveと1位、2位を争うものです。

FL Studioの最上位バージョン、FL Studio 21 Signature Bundleもセットになっている

もちろんすでにCubaseやStudio One、Live、Logic Pro、Ability……などなんらかのDAWを使っている読者の方がほとんどだと思いますが、FL Studioは単独のDAWとして使えるだけでなく、各DAWのプラグインとしてFL Studioが動くという非常にユニークなシステムにもなっています。そのためCubaseを使いながら、リズムセクションのみFL Studioで組んでいく…といった使い方もできるので持っておく価値は非常に大きいと思います。

CubaseのプラグインとしてFL Studioを動かす、といったことも可能

生涯無償アップデートを約束する3製品をパックに

そしてFL Studio 21 Signature Bundleのすごいのは、これが生涯無償アップデートとなっている点です。つまり次のバージョンであるFL Studio 22が出ても、さらにその次のFL Studio 23が出ても、ずっと無料でバージョンアップすることができるというソフトになっています。ユーザーにとってはありがたい限り。実際私も10年以上前にFL Studio 10のSignature Bundleを入手しましたが、いまも追加投資なくFL Studio 21が使えているので、無料バージョンアップできることは間違いありません。

こんな生涯無償アップデートを約束してくれるソフトなんてあまりないよな……と思っていましたが、実はUnited Pluginsが各プラグインで永久無料アップデートを打ち出しているのです。もちろんBITPUNKもOrbtronもその対象であり、今後バージョンアップしても追加費用不要で入手できることを約束してくれています。

そんな3本のソフトをセットにし、さらに素材集であるSynthpunk Sounds for Bitpunkがセットになっているので、トータル価格としてみると73,460円のものが27,500円と63%引きとなっています。つまりFL Studio 21 Singature Bundle単体を買うよりも安い値段で、すごいプラグインが2つ付いてくるとも見ることができます。この激安セールは6月10日までなので、ぜひこの機会に入手することを検討してみてはいかがでしょうか?

【関連情報】
FL STUDIO 21 Signature Bundle + UnitedPlugins BITPUNK & Orbitron製品情報
FL STUDIO 21 Signature Bundle製品情報
BITPUNK製品情報
Orbitron製品情報

【価格チェック&購入】
◎beatcloud ⇒ FL STUDIO 21 Signature Bundle + UnitedPlugins BITPUNK & Orbitron

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