藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
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この4月に大学に入学した、進級した、また会社に入社した……という人も多いと思います。これを機会にパソコンを一式揃えてみよう、できるならこれでDTMを始めてみたい……なんて思っている人も少なくないのではないでしょうか?もちろん、新たにパソコンを購入する、DTMを始めるといった場合、その選択肢は数多くあります。でも、せっかく始めるなら、スタート時点で他の人とちょっと差をつけたワンランク上を狙ってみたいと思いませんか?そう、単なる初心者向けセットを選ぶのではなく、プロの環境に匹敵するものを最初から導入してしまう、というワザです。

もちろん、いきなり難しい機材を何百万円も出して導入するなんていうのは無理。でも、比較的シンプルなシステムでありながら、そうした環境を実現する機材が今年登場してきたのです。そのキーとなるのがUniversal AudioArrowという小さなハードウェアです。これをMacやWindowsと接続することで、プロも顔負けなDTM環境を構築できるのです。たとえば、最新のiMacならArrowとも相性がよく、Arrowとセットで20万円以下での導入も可能です。実際、iMacとArrowをセットにすると、どんなことが実現可能なのか、紹介してみたいと思います。


Arrowを使って、ワンランク上のDTMをはじめてみよう

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先日「DTMの世界を激変させるシステム、ArrowをUniversal Audioが発売開始」という記事でも紹介した、新世代オーディオインターフェイスのArrow。高音質なオーディオインターフェイスであると同時に、プロ御用達のDSP環境、UAD-2が利用可能であり、Unisonテクノロジーというものによってオーディオ入力部分もさまざまな特性に変化させられるスーパー機材です。

コンパクトで軽量だし、バスパワーで動作するから、ACアダプタ不要で持ち歩きやすいというもメリット。ただし、PCとの接続はUSBではなく、Thunderbolt3となっているため、手元のコンピュータ環境がマッチしないという人も少なくないのは事実です。とはいえMacの現行機種のほとんどはThunderbolt3を搭載しているし、Windows PCも続々とThunderbolt3端子を搭載してきており、Arrowが動作する環境は標準的なものとなってきています。先日入手したノートパソコン、Razer Bladeというのが、標準でFL Studioを搭載しているなど、DTMにとってなかなか強力なマシンで快適だったので、紹介してみたいと思います。


RazerのゲーミングノートPCとArrowで新世代DTM環境を構築

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世界的な大ヒット製品になっているapollo twinや先日発売されたArrow、また各種apolloシリーズ、さらには、その根幹をなすUAD-2というDSPベースのソフトウェアを開発するアメリカのメーカー、Universal Audio。この会社は、斬新な新技術で世界を驚かせる製品を次々と生み出しつつも、60年もの歴史を持つ、まさにビンテージエフェクト機材を数多く生み出してきたレコーディング業界のレジェンドともいえるメーカーでもあるんです。現在の社長、Bill Putnam Jr.(ビル・パットナムJr)さんと弟のJames Putnumさんの二人が、父の偉業を再度復活させようと、一度なくなった会社を1999年に再設立したという、ちょっと変わった歴史を持っています。

Billさんは大学でデジタル信号処理を学んできたバリバリの開発者、弟のJamesさんはプロミュージシャン・プロデューサー・エンジニアという組み合わせです。その社長、Billさんのご招待を受けて、先日のNAMM SHOWの終了後に、Universal Audio本社に行ってきました。サンフランシスコからクルマで約1時間半、Apple本社のあるクパチーノからさらに南に行ったところにあるスコッツバレーというところにある会社です。ここでは、今でもアナログのコンプレッサである1176LA-2Aが50年前と同じように生産されていたのはちょっと驚きでもありました。社内をBillさんに案内してもらったので、Universal Audio探訪記ということでBillさんの語りで紹介してみましょう。


アメリカ・カリフォルニア州にあるUniversal Audioに行ってきた!

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