藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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タグ:UniversalAudio

apolloapollo twin Mk2などのシリーズ製品、また「DTMの世界を激変させるシステム、ArrowをUniversal Audioが発売開始」という記事でも紹介したArrow……など、ユニークで画期的な製品次々と出している、米Universal Audio。そのUniversal Audioから、また新しいユニークな機材、ライブサウンド用リアルタイムUADエフェクトプロセッサー「UAD-2 Live Rack」が発表されました。

これは一言でいえば、ライブ用のPAシステムで使うエフェクトに、apolloやArrowの心臓部であるUAD-2を使うための専用機材。これまでもapollo 8などをライブで活用されるケースがありましたが、さらにもう一歩踏み込み、オールデジタルで、より簡単に普段使っているUAD-2のエフェクトを利用しようというものなのです。DTMの世界とは少しズレますが、UAD-2の技術がどんな広がりを見せるのか、来日していたUniversal Audioのインターナショナル・セールスマネジャーであるユウイチロウ“ICHI”ナガイさんに話を伺ってみました。


ライブでUAD-2を使う専用システム、UAD-2 Live Rackが誕生

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この4月に大学に入学した、進級した、また会社に入社した……という人も多いと思います。これを機会にパソコンを一式揃えてみよう、できるならこれでDTMを始めてみたい……なんて思っている人も少なくないのではないでしょうか?もちろん、新たにパソコンを購入する、DTMを始めるといった場合、その選択肢は数多くあります。でも、せっかく始めるなら、スタート時点で他の人とちょっと差をつけたワンランク上を狙ってみたいと思いませんか?そう、単なる初心者向けセットを選ぶのではなく、プロの環境に匹敵するものを最初から導入してしまう、というワザです。

もちろん、いきなり難しい機材を何百万円も出して導入するなんていうのは無理。でも、比較的シンプルなシステムでありながら、そうした環境を実現する機材が今年登場してきたのです。そのキーとなるのがUniversal AudioArrowという小さなハードウェアです。これをMacやWindowsと接続することで、プロも顔負けなDTM環境を構築できるのです。たとえば、最新のiMacならArrowとも相性がよく、Arrowとセットで20万円以下での導入も可能です。実際、iMacとArrowをセットにすると、どんなことが実現可能なのか、紹介してみたいと思います。


Arrowを使って、ワンランク上のDTMをはじめてみよう

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世界的な大ヒット製品になっているapollo twinや先日発売されたArrow、また各種apolloシリーズ、さらには、その根幹をなすUAD-2というDSPベースのソフトウェアを開発するアメリカのメーカー、Universal Audio。この会社は、斬新な新技術で世界を驚かせる製品を次々と生み出しつつも、60年もの歴史を持つ、まさにビンテージエフェクト機材を数多く生み出してきたレコーディング業界のレジェンドともいえるメーカーでもあるんです。現在の社長、Bill Putnam Jr.(ビル・パットナムJr)さんと弟のJames Putnumさんの二人が、父の偉業を再度復活させようと、一度なくなった会社を1999年に再設立したという、ちょっと変わった歴史を持っています。

Billさんは大学でデジタル信号処理を学んできたバリバリの開発者、弟のJamesさんはプロミュージシャン・プロデューサー・エンジニアという組み合わせです。その社長、Billさんのご招待を受けて、先日のNAMM SHOWの終了後に、Universal Audio本社に行ってきました。サンフランシスコからクルマで約1時間半、Apple本社のあるクパチーノからさらに南に行ったところにあるスコッツバレーというところにある会社です。ここでは、今でもアナログのコンプレッサである1176LA-2Aが50年前と同じように生産されていたのはちょっと驚きでもありました。社内をBillさんに案内してもらったので、Universal Audio探訪記ということでBillさんの語りで紹介してみましょう。


アメリカ・カリフォルニア州にあるUniversal Audioに行ってきた!

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DTMの世界を激変させるといっても過言ではない製品が、米Universal Audioから発表されました。日本での実売価格が税抜き58,000円前後のArrow(アロー)という製品で本日から発売開始です。一言でいえばプロの世界で使われている音を実現させるハードウェア。誤解を恐れずに表現すれば、プロ用のビンテージ機材を目の前で再現し、ズバリその音でレコーディングできてしまう機材なのです。

ご存知な方のために別の表現をすれば、Arrowとは世界中で使われているapolloのエッセンスをエントリーユーザーにも実現してもらえるモデルであり、2入力/4出力で、UAD-2のDSPコアが1つ、Unison対応のオーディオ入力を2系統持つというシステムが激安価格で登場したというもの。接続がThunderbolt 3(USB-Cポート)でバスパワーでの電源供給となっているのです。そのため、かなり新しいPCでないと動作しないのがネックではありますが、WindowsでもMacでも今後の普及が確実視されているThunderbolt 3なので、2018年からの新DTM環境に多大な変化をもたらせる可能性があるわけなのです。まずは、速報版という形で、このUniversal AudioのArrowについて紹介してみましょう。


Universal Audioから新製品、Arrowが誕生


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DSPってよく目にするけど、いまいちよく分からない」という方も少なくないと思います。これはデジタル・シグナル・プロセッサ(Digital Signal Processor)の略で、高速演算を行うICのこと。パソコンの中枢にあるCPUとよく似たものではあるのですが、DSPは信号処理専用のICで、エフェクトやミキサーなどを動かすために特化したICなのです。DAWでエフェクトを複数動かすと、やはりCPUパワーが足りなくなってきますが、PCにDSPを搭載すればCPUパワーをまったく消費することなく、サクサクとエフェクトを動かしたり、膨大なチャンネルストリップを搭載したミキシングコンソールを動かすことが可能になるのです。

そのDSPには、いくつかの種類・規格がありますが、今、DTM・DAWの世界の業界標準のようになっているのが米UNIVERSAL AUDIOUAD-2というもの(正確に表現すればUAD-2のハードウェアにDSPのICが実装されているのですが)。MacでもWindowsでも利用することが可能であり、VSTAudioUnitsRTASAAX 64で利用できるので、要するにほとんどすべてのDAW環境でUAD-2を使うことができるのです。そのUAD-2のハードウェアとして、また新たな製品、UAD-2 Satellite USBが追加され、Windows環境でもより便利に、そしてパワフルに利用することが可能になりました。この発売に合わせ、米UNIVERSAL AUDIOからインターナショナル・セールスマネジャーであるユウイチロウ“ICHI”ナガイさんが来日していたので、UAD-2全般について、改めてお話を伺ってみました。


UAD-2 Satellite USBの発売で来日したUAのユウイチロウ“ICHI”ナガイさんにお話しを伺った
 
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