アジア限定・期間限定/数量限定発売のSENNHEISER IE 100 PRO BT Bundle。モニターでもモバイルでも使える、最強イヤホン

長年音楽業界を支えている、定番のマイクやヘッドホンなど、数々の名機を世に送り出しているSENNHEISER(ゼンハイザー)が、プロユーザー向けに開発されたイヤモニのIE PROシリーズ。昨年登場したIE 40 PROIE 400 PRO、IE 500 PROは、以前「新開発の7mmダイナミック・ドライバ搭載。耳へのダメージを軽減する、0.08%という超低歪み率を実現したイヤモニ SENNHEISER IE 400 PRO/IE 500 PRO」という記事でも紹介したように、新開発したシングル・ダイナミック・ドライバを搭載しており、高解像度であると同時に低歪み率、幅広い再生帯域範囲を実現しています。ステージの上でも歪みが少ない分、大音量でなくてもモニタリングが容易であり、そのため耳への負担が従来のイヤモニに比べて、かなり軽減されるという製品でした。

そんな、IE PROシリーズに新しく加わるのが、今回アジア限定・期間限定で先行発売されるIE 100 PRO BT BUNDLE。これは、IE 100 PROという新しいワイヤードのイヤモニに、BluetoothコネクタのIE PRO BT Connectorがセットになった製品であり、ケーブルを付け替えることで、イヤモニとしてだけでなく、モバイル環境でも手軽に音楽が聴けるというもの。本体カラーは、レッドのみの取り扱いとなっており、1月5日から予約開始、1月19日から発売開始です。実際IE 100 PRO BT BUNDLEを試してみたので、どんな製品なのか紹介してみたいと思います。

IE 100 PROとIE PRO BT ConnectorがセットになったIE 100 PRO BT BUNDLEが限定発売中


IE 100 PRO BT BUNDLEは、SENNHEISERが開発したIE 100 PROとIE PRO BT Connectorがセットになった製品で、ステージ上や楽曲制作でのモニタリングでも、モバイル環境でも手軽に使えます。2020年に発売されたIE PROシリーズのラインナップに新しく登場し、新開発されたシングル・ダイナミック・ドライバを搭載している、高解像度、低歪み率、幅広い再生帯域範囲を実現したイヤモニです。

バンドル品のみ先行発売されている

音楽制作からライブシーン、普段音楽を聴くところまで、すべての場面で活用していけるイヤモニとなっています。そもそもイヤモニとは、ライブやリハーサルなど大音量環境で、正確に楽器やボーカルをモニタリングするために使用されるインイヤー・モニターの通称です。ミュージシャンやマニュピレーター、PAエンジニア……など、ライブシーンに携わる人がメインで使うものではあるものの、外出先での楽曲制作といった場面でも、軽くて持ち運びしやすく、遮音性が高いので、便利に使うことができます。

イヤモニは、いろいろなタイプの製品が発売されていますが、IE PROシリーズの特徴は、イヤモニの心臓部であるドライバにあります。イヤモニは、バランスド・アーマチュア型とダイナミック型の大きく2種類が存在しています。音を出すスピーカー部分に違いがあるわけですが、多くのプロユーザー向けのイヤモニは、補聴器用ドライバの発展形であるバランスド・アーマチュア型を採用しています。このバランスド・アーマチュア型のドライバは高域の繊細な音作りが可能で、入力に対して高感度なドライバユニットである一方、低域の再現性が不得意とされています。

それに対し、IE PROシリーズが採用しているのがダイナミック型。このダイナミック型は、再生帯域の広さや中低域の再生能力、音の元気さなどを自然に得ることができるとされています。ただ、複数の帯域に分けてドライバユニットを配置するバランスド・アーマチュア型と比べて、1つのドライバユニットで全帯域をチューニングするので、技術力が試される機構。複数のドライバユニットで構成されているわけではないので、不要な振動を抑えることができ、位相問題や歪みに関しても強い側面もあります。結果として、出力される音は煩わしいサウンドではなく、クリアなサウンドが特徴です。

シングル・ダイナミック・ドライバを搭載している

IE 100 PROは、シリーズの中ではエントリーモデルであるものの、これについてもダイナミック型ドライバが採用されており、基本的なスペックはIE 40 PROと同じ。実際に聴いてみると、音の分離感が向上している印象でした。またIE 100 PROのケーブル端子は、IE 400 PRO、IE 500 PROと同じ端子を採用しており、ケーブルを共有することやIE 400 PROとIE 500 PROにIE PRO BT Connectorを装着することも可能です。ただし、ケーブル端子は独自規格となっているので、サードパーティー製のケーブルの種類は少なく、自分好みにカスタムしたい人には不向き。

IE 400 PROとIE 500 PROと共通の接続端子を装備

ちなみに先行発売されるIE 100 PRO BT BUNDLEのカラーバリエーションはレッドのみ。ほかの色について発表はされていませんが、今後IE 400 PROやIE 500 PRO、IE 40 PROに登場していたカラーも登場するかもしれませんね。

先行発売されるIE 100 PRO BT BUNDLEのカラーバリエーションはレッドのみ

さて、IE PRO BT Connectorについても見ていきましょう。IE PRO BT Connectorは、IE 100 PROのケーブルを付け替えで装着することが可能で、手持ちのスマホとBluetooth接続すれば簡単に使うことができます。IE PRO BT Connectorには、コントローラーがついているので、通話やミュージックコントロール機能を活用することも可能。

IE PRO BT Connectorを付け替えることで、Bluetooth接続が可能になる

バッテリーは、最大約10時間。充電方法は、付属のUSB Type-A – USB Type-Cケーブルを使って行います。

付属のUSBケーブルで充電を行う
コーデックは、以下のものに対応しています。

SBC
AAC
aptX
aptX Low Latency

一番レイテンシーの少ないaptX Low Latencyでも、30ms~60msあるので、音楽制作時などでリアルタイムでモニタリングする用途での使用は難しいかもしれませんが、制作した楽曲を外出先でチェックする際などには便利だと思います。Bluetooth接続は、その性質上、圧縮して音声を送っているので、有線とまったく同じ音質とはいかないものの、普段使っているイヤモニの音の方向性は同じまま。どんなところでも音楽を聴けるのはいいですよね。

制作した楽曲を外出先でチェックする際などに便利

また付属品のイヤーチップは耳の形に変形するフォームタイプが1種類とシリコンタイプがS・M・L付いてきます。ほかにはクリーニングツール、キャリングケースが付属します。

イヤーチップ、クリーニングツール、キャリングケースが付属

IE 100 PROは、低歪み率なイヤモニなので、ライブハウスなどの周りが大音量環境でも、耳中の音量は上げずモニタリングすることができるため、そのため耳への負担が従来のイヤモニに比べて、かなり軽減されるのがポイントです。つまり、普段音楽を聴く場面、たとえば電車の中で使う際も、しっかりした音像で音楽を聴けるわけです。実際に音楽を再生してみても、再生帯域が広く、しっかりした低音がありながら、高域のヌケもよく、中域もちゃんと出てています。音場も広々としていて、新しい世代のイヤモニに相応しいクオリティだと思います。

なお、冒頭でもお伝えしたように、IE 100 PRO BT BUNDLEは、期間限定・数量限定で、APAC(アジア太平洋地域)のみで展開されている製品。先行発売なので、今回はIE 100 PRO BT BUNDLEというIE 100 PROとIE PRO BT Connectorのバンドルしか発売されていません。今後、発売時期は未定ですが、個別での販売も予定しているとのこと。機会があればSENNHEISERのイヤモニ、一度試してみてはいかがでしょうか?

※2021.01.28追記
2021.01.12に放送した「DTMステーションPlus!」から、第166回「ZOOM V3でDTMに新次元のVocalを!」のプレトーク部分です。「アジア限定・期間限定/数量限定発売のSENNHEISER IE 100 PRO BT Bundle。モニターでもモバイルでも使える、最強イヤホン」から再生されます。ぜひご覧ください!

【関連情報】
IE 100 PRO BT BUNDLE製品情報

【関連動画】
https://www.youtube.com/watch?v=cfNJ4PROJGo (山口和也さん)
https://www.youtube.com/watch?v=_HQ2sWZMAtY (いくみさん)
https://www.youtube.com/watch?v=RqMlR2iCJ-A (ワタナベカズマサさん)
https://www.youtube.com/watch?v=mvvwdkneVLA (瀧澤克成さん)
https://www.youtube.com/watch?v=HelzAX4bz3c (GINPEIさん)
https://www.youtube.com/watch?v=VeFmYscsk5k (なつばやしさん)

【価格チェック&購入】
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Commentsこの記事についたコメント

2件のコメント
  • kk

    IE40Proを愛用している身としてはBTコンバーターが40Proに非対応というのは残念な部分ですが、価格帯的に40ProのクラスでBluetoothも使いたい人はIE100Proを買ってね、ということなんですかね

    2021年1月5日 10:35 PM
    • 藤本 健

      kkさん

      まだハッキリ状況がつかめているわけじゃないのですが、ゼンハイザーはIE 40 PROからIE 100 PROに切り替えをしようとしているのではないかな…と感じています。実質的にIE 100 PROはIE 40 PROの後継のようですし、いま詳細を確認中ですが、部品類も音質もほぼ同等のようです。一方で、IE 100 PROのコネクタはIE 400 PRO、IE 500 PROと同じなので、ここに統一していこうとしているのではないか…と。

      2021年1月6日 9:31 AM

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