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V3版Megpoid NativeってV2版と何が違うか、村上社長に聞いてみた

どんどんとラインナップが増えるVOCALOID3ライブラリですが、昨年10月21日に一番最初に登場したもののひとつがMegpoidでした。ご存知のとおり、これはVOCALOID2版のMegpoidのバリエーションという位置づけでAdultPowerSweetWhisperの4種類のバリエーションが一気に登場しました。

 

そのMegpoidに新たなライブラリが追加されることが発表されました。発売は3月16日。といっても今回登場するのは、まさにオリジナル版ともいえるMegpoid Native。これは、VOCALOID2版と何が違うのか、どのタイミングでレコーディングしたものなのか、価格的にどうなのかなど気になることもいっぱい。実は、今回の発表に先駆けてインターネットの村上昇社長(以下敬称略)に話を聞くことができたので、インタビュー形式で紹介してみましょう。


3月16日に発売されるMegpoid Native


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--このタイミングでMegpoid Nativeというオリジナル版が出てきたこと、ちょっと不思議にも思うのですが、これはどういう位置づけのものなのですか?

村上:VOCALOID3版のMegpoidであるAdult、Power、Sweet、Whisperはバリエーションという位置づけなので、もともとVOCALOID2でMegpoidを使っていた人がメインターゲットでした。ただ、新たに使う人にとっては、わざわざ15,000円のVOCALOID2版のMegpoidを購入し、それをインポートしなくてはならず、多くの出費と手間をおかけしていました。まずは、それを解消するために、ほかのライブラリと同じ価格で購入できるようにしたかった、というのが第一です。


インターネットの村上昇社長

 

--ということは、VOCALOID2版のMegpoidからインポートしたものと同じものを発売するという理解でいいですか?
村上:いいえ、これはVOCALOID3のライブラリとして作り上げたものなので、インポートしたものよりも、さらにクオリティーの高いものになっています。ただし、VOCALOID2での雰囲気、特徴を壊さないよう細心の注意を払って作り上げています。

 

--ということは、レコーディングもし直したということですよね?
村上:いいえ、レコーディングはし直しておらず、以前のものを使っています。いくらプロの声優さんが同じ声で歌うとしても、再録音するとどうしてもニュアンスは変わってしまいます。声質が同じであっても、発音のニュアンスは違ってくるので、結果としてVOCALOIDで発音させたときに違いが出てしまうのです。

 

--VOCALOID3では3つの音素をつなぎ合わせたトライフォンTriphone)を採用しているのが大きな特徴になっていると思いますが、それは新たに録音し直さなくてもいいんですね。
村上:トライフォンはレコーディングした音のどこを切り出すかという話なので、従来のレコーディングでも問題なく作り出すことはできます。

 

--では、そうしたトライフォンなどを多用して、より滑らかに歌えるMegpoidになった、と。
村上:実は、そこが非常に難しいところでした。実際トライフォンを採用したテスト版で歌わせたものを公開してユーザーのみなさんに聴いてもらったことがありました。すると、「前のほうがカワイイ」といった声が上がってきたのです。よく調べていくと、「くる」の発音などに問題があることが見えてきました。もともとMegpoidでは「る」の発音がカワイイといわれていたのが、トライフォンにした結果、その特徴が消えてしまったようなのですね。

 

--もう少し具体的に教えてもらえますか?
村上:「くる」をVOCALOIDの発音記号で表記すると「kM4M」となります。このテスト版では「M4M」をTRI-PHONEとしていたのですが、こすると滑らかになりすぎて、Megpoidのカワイさが消えてしまったようなのです。そこで、これを元に戻すなど、いろいろと試行錯誤したのです。もちろん違和感を与えずに滑らかさを出すために採用したトライフォンもいろいろありますよ。


Megpoid NativeとVOCALOID3 Editorをセットとしたスターターパック

--実際、トライフォンとして採用しているのは、Megpoid Nativeでいくつくらいあるのですか?
村上:そこは企業機密です(笑)。ただ、結構な数ありますよ。

 

--そのほか、Megpoid Nativedで変わった部分としてはどんなところがありますか?
村上:たとえば摩擦音と「K」、「T」、「D」、「B」などですね。VOCALOID3ではベロシティのパラメータをいじることで子音の調整ができ、発音の雰囲気を大きく変化させることができます。この調整がVOCALOID2版からインポートするのと比較して、かなりハッキリ、確実にできるようになっています。

 

---

 

以上が、先日、村上社長に伺った話なのですが、インターネットからの情報によると、VOCALOID2およびVOCALOID3のMegpoidシリーズを持っているユーザーには優待販売があると書かれています。

 

私もVOCALOID2のMegpoidユーザーなので、先ほど同社サイトを確認してみたところ、発売日前日の3月15日までに申し込むと、なんとダウンロード版なら4,200円で、パッケージ版でも5,775円で入手できてしまうようなのです。これはVOCALOID3のライブラリとしては破格値ですよね!?

 

ということは、まだ購入していない人でも、先にAdultやWhisperなどを購入し、すぐにユーザー登録した上で、3月15日までに申し込めば、トータルで見てかなり安く入手できるという裏ワザ!?が使えそうです。3月16日以降は、従来どおりの優待販売価格価格になってしまうようなので、買うなら今がチャンスかもしれません!



Commentsこの記事についたコメント

2件のコメント
  • kuro_rr

    これは売れるんだろうか。
    既にMegpoidノーマルを使いたい人は2のライブラリを買ってしまっている可能性が高いかと。
    MegpoidのVOCALOID2版が1万円ちょっとで販売されているのでどれだけの需要があるのか疑問。
    とはいえ持ってなかった人にとっては朗報なのかもしれないが、どうせなら追加でなにかしらのサプライズが無いとユーザーとしては手に取りにくいのでは?と思ってしまいます。

    2012年2月11日 8:07 PM
  • 藤本健

    村上さんの話にもあるとおり、基本的にはこれまでもっていなかった新規ユーザーへのサービス製品という考えのようですよ。
    また、ここにはまだオープンになっていないけど、面白いオマケがつくようですよ!

    2012年2月11日 8:34 PM

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