Banner B0
640x200伸縮サイズ
Banner B1
640x200伸縮サイズ
Banner A0(728x90)伸縮サイズ

DAWみたいビデオ編集ソフト、Movie Pro MXを触ってみた

最近、Ustreamなどの生放送番組に呼ばれて出ることが、よくあるのですが、先日、7月6日には、私もときどき見ているAHSが放送している番組、AHS生放送の第23回というのに出演してきました。週刊アスキーでもお馴染みの覆面プロレスラー、菊タローちゃんがパーソナリティーをしている番組で、見ていて結構楽しいので、AHSの尾形友秀社長に「機会があったら、呼んでくださいね」って話をしていたら、本当に声がかかってしまったというのが経緯。

 

番組中ではAV Watchでも記事にしたWebブラウザ上のシンセサイザ、シーケンサについての紹介をしたのですが、実は個人的にとっても興味を持ったのが、新製品として8月3日に発売されるという映像編集ソフトの「Movie Pro MX」というソフト。見た目も機能もまるでDAWのようなソフトなんです。


まるでDAWという見た目、機能を持つビデオ編集ソフト、Movie Pro MX


Banner B2
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner B3
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner A1(728x90)
伸縮サイズ

それもそのはず。開発しているのは、ドイツのソフトメーカー、MAGIX社で、AHSでも以前から発売している低価格DAW、Music Maker MXの姉妹ソフトという位置づけなのです。


先日のAHS生放送のアーカイブ

このAHS生放送の番組中の尾形社長によるデモで、Movie Pro MXがどんなソフトなのか初めて見たのですが、確かに画面も操作方法もMusic Maker MXとソックリ。なかなかユニークなソフトなので、後日、改めてAHSに伺って、もう少し詳しくどんなソフトなのか教えてもらいました。


低価格ながらPremiereやAffter Effectsのような機能を持っているらしい…

実売価格が15,000円弱という製品なので、CORELのVideoStudio Pro X5や、CyberLinkのPower Director 10などと同じ価格帯ですが、機能的にはAdobeのPremiere Pro CS6やAfter Effects CS6に近いソフトなんですよ」と尾形社長。そもそも私自身、ビデオソフトは何度も挫折していて、苦手意識が強く、これらにどんな違いがあるのかすら、よく分かっていません。

いわゆるビデオ編集機能は一通り何でも持っていますが、Movie Pro MXでは文字を3D化したり、動画として動かすような機能がたくさん入っています。もちろん、本当に複雑なものになると、After Effectsにはかないませんが、たいていのことはこれでできてしまいますよ」とのこと。また写真素材を元に動画化していくことができるので、ビデオ素材がなくてもビデオ作品ができるのが便利ということでした。実際に適当な画像などを入れてみましたが、変形や拡大縮小、移動は自由自在にできるのは面白いところです。


文字を3D化したりアニメーション化するのも簡単

 

ボーカロイドで楽曲を作っている人と話をしていてよく聞くのが『曲は作れるけど、ニコ動やYouTubeにアップするには動画がないと貧弱になるため、なかなかアップできなくて……』という声です。このMovie Pro MXは、まさにそんな人たちに使っていただきたいソフトなんですよ」(尾形社長)。

 

確かにそうした声はよく聞くし、結構切実な問題。別にボーカロイド楽曲に限らず、音楽作品をネットにアップする際には共通した悩みなので、動画作成が簡単にできるのであれば、それは嬉しい話です。

 

その発売前のMoive Pro MXのサンプルをいただいてしまったので、さっそく自宅に帰って触ってみましたが、確かに文字をいじれるのは面白いところ。試しに以下のような10秒ムービーを作ってみましたが、DAW感覚で使うことで本当に簡単にできてしまいました。もっとも、ビデオ制作はセンスも必要そうなので、そこに自分のネックも感じたところではありますが……。


自動作曲ツールであるサウンドトラックメーカー

ちなみに、このBGMに使ったのは、Music Maker MXでもお馴染みの自動作曲機能の「ソングメーカー」とほぼ同等の機能「自動BGM作成サウンドトラックメーカー)」という機能があったので、これを使ってみました。


操作における考え方もDAWに近く、個人的には扱いやすく感じた

トラックの概念といい、フェードやオートメーション機能といい、まさにDAWという感じのソフトですが、操作していると、実際にMusic Maker MXと同じオーディオのミキサーがあったり、インサーションエフェクトがあったり、マスタリングエフェクトまで装備していたり……と、これは本当にビデオ編集ソフトなの?と不思議な感じのソフトです。



ミキサーにオーディオマスタリングエフェクトまで搭載されている

 

「実は、これまでのバージョンでは、ソフトシンセまで搭載されていたんですよ。そのことからも分かるとおり、Music Maker MXとは非常に近い構造ですね。またMusic Maker MXのデータをインポートしたり、反対にMusic Maker MXへビデオデータをエクスポートすることも可能になっていますよ。こうした連携機能ができたこともあり、今回は餅は餅屋ということで音楽はMusic Maker、動画はMovie Proという分業体制ということでソフトシンセ機能はなくなりました」と尾形社長。確かに、ソフトシンセが入ったビデオ編集ソフトがあったら、かなり変ですね(笑)。

 

私自身は、ぜんぜん知らなかったのですが、このMovie Proのシリーズは、今回のMovie Pro MXがAHSのソフトとしては3世代目。新機能としては高速化するとともに、Windows8対応になったり、読み込めるフォーマットが動画、画像ともに非常に多くなったりと、いろいろ進化しているそうです。またこのフォーマットに関しては、Photoshopデータ(PSD)がそのまま読み込めたり、なぜかNintendo3DSの3D写真を読み込むことができのだとか……。

同社のWeb上にアップされているVOCALOID製品やVOICEROID製品などのプロモーションビデオは、ほぼすべてMovie Proひとつで作っているそうですから、どんなことができるのかの参考にもなりそうですね。

AHSのサイトには体験版(8月3日までには公開予定)もあるので、まずはこれを使って試してみるとどんなソフトなのかすぐに分かると思いますよ。