Banner B0
640x200伸縮サイズ
Banner B1
640x200伸縮サイズ
Banner A0(728x90)伸縮サイズ

iPhone/iPadに手持ちのUSB-MIDI機材を接続できる超便利デバイス、V-MIDI

最近MIDIケーブルを使うことって少なくなりましたよね。MIDIキーボードもコントロールサーフェスもみんなUSBで接続できてしまうので、USBケーブルが実質的なMIDIケーブル代わりになっている人も多いのではないでしょうか?USBなら入出力ともに1本で接続できるのも便利なところです。

 

でも、iPhoneやiPadを使う場合、MIDIケーブルの使用を強いられるケースって多いですよね。ただ、今の時代、これが結構苦痛だったりするんです。そんな問題を解決してくれるとっても便利なツール、VESTAXV-MIDIを使ってみたので紹介してみましょう。


iPhone/iPadにUSB-MIDI機器を接続可能にしてくれる便利なツール、VestaxのV-MIDI


Banner B2
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner B3
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner A1(728x90)
伸縮サイズ

2012年はMIDI誕生30周年だったわけですが、30年も現役で生き続けているデジタル規格ってMIDIだけなのではないでしょうかね?もちろん、私のウチにもおそらく何十本というMIDIケーブルが転がっているのですが、最近これを使うケースはほとんどなくなっています。やっぱりUSBが便利ですから……。

 

それでも時々使うのがiPhoneやiPadに外部MIDI機器を接続するときです。確かにiPadの場合ならiPad Camera Connection KitLightning USB Camera Adapterを使うことで、USB機器との接続は可能になりますが、いろいろと問題が多いからです。


iPadにUSB-MIDI機器を接続するには通常はCamera Connection Kitなどを使うのだが……

まずはiPhoneでは利用できないこと。iPhoneで使う場合には、どうしてもMIDI MobilizerIIi-MXiRig MIDIなどのMIDIインターフェイスが必要となり、それら専用のMIDIケーブルを使って接続する形となります。

 

またiPadの場合にも、問題が起こるケースが多々あります。最大の問題が電源容量です。MIDIキーボードなどの場合、USBケーブルから電源供給を受けて駆動させるものが多くなっていますが、iPadから供給できる電力がわずかしかないため、大半の機材はこれでは動いてくれないのです。そのため別途ACアダプタで動かしたり、間に電源供給可能なUSB-HUBを噛ませる必要があるなど、いろいろと面倒なんですよね。さらに、こうした接続をした結果、相性問題が生じて、安定して動かないというケースもよくあるのです。

 

また、この問題が解決したとしても、オーディオとの組み合わせに制限が出てきてしまいます。そう、USB接続によってDOCKコネクタLightningコネクタがふさがってしまうので、ここから高品位な音でオーディオを外部出力しようとしても接続しようがないのです。

 

オーディオを利用しつつ、さらにMIDIも使いたいということになるとDUO-CAPUTRE EXiU2などの機材を使うことになるのですが、この場合はMIDIケーブルが必須となります。ところが、肝心のMIDI機材が基本的にUSB接続を前提としたMIDIキーボードだと、電源の供給に問題が出てきたり、下手をするとそもそもMIDI端子がなかったりもするので、やっかいです。


さまざまな問題を解決しiOSデバイスとUSB-MIDIの間を仲介してくれるのがV-MIDI

 

ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが、そうした問題を解決してくれるのがVESTAXのV-MIDI。これを介すことで電源などの心配をすることなくUSB-MIDIキーボードやUSB-MIDIコントローラと接続することができるし、それと同時にオーディオ出力も可能となっています。


V-MIDIにはUSB機器と接続するためのミニDIN端子(左)とオーディオ出力(右)がある

 

このオーディオ出力はRCAのライン出力やヘッドホン出力が可能であり、オーディオ出力のボリュームを調整するための大きなノブも搭載されているので、結構気持ちよく使うことができます。オーディオ入力はないので、これをレコーディングに利用するということはできないのですが、ステージやレコーディング時にiOSデバイスを楽器として使いたいというときには、大きな威力を発揮してくれます。


右の端子に接続するRCA出力ケーブルが2種類同梱されている。 右側はヘッドホン出力端子付

 

気になるのは、どんなUSB-MIDI機材と接続できるのかという互換性でしょう。VESTAXのV-MIDIのページを見ると、VESTAXのDJ機器はもちろんのこと、AKAI、ALESIS、M-AUDIO、Numark、KORGと各種機材で動作が確認されているようです。


V-MIDIのWebページには接続確認された機器が一覧表示されている

 

試してみると、ここに掲載されている機器以外でもCoreMIDI対応機材であれば大丈夫そうですね。たとえばRolandのUSB-MIDIキーボードのA-Proシリーズも動作したし、Line6のMobileKeysも動作しました。これは、かなり便利に使えそうですね。


RolandのA-300Proに接続し、Cubasisを動かしてみたところバッチリ動作

V-MIDI自体はACアダプタ接続が必須ではあるのですが、そこからの電力によって接続しているiPadやiPhoneを充電できてしまうのも大きなポイント。これなら、長時間使っていてもバッテリー切れの心配がないのも嬉しいところです。


V-MIDIを用いた機器との接続例

 

なおUSB機器には付属のケーブルで接続するのですが、これが標準のUSBコネクタ(USB Bオス)となっているためUSBミニ端子と接続する場合は、いったんUSBハブなどを介してUSBミニ対応のケーブルを使って接続する必要があります。


Lightning – 30ピンアダプタを使ってiPhone5と接続してみたところ、しっかり動く

 

ちなみにV-MIDIはDOCKコネクタ対応のデバイスですが、Lightning – 30ピンアダプタを使って、iPad miniおよびiPhone5に接続してみたところ、こちらもまったく問題なく利用することができました。かなりオールマイティーに接続できるデバイスのようです。

 

今までありそうでなかったUSB-MIDI機材を便利に使うためのインターフェイスV-MIDI。iOSデバイスをDTMで利用するユーザーなら1つ持っておいて損のない機材だと思いますよ。

 

Commentsこの記事についたコメント

9件のコメント
  • しゆう

    藤本さん こんにちは。Digital Audio Laboratoryを拝見して気になったことがあるのですが、コメント欄がないのとTwitterのやり方もよく分からないので、こちらに書き込みましたが、マナー違反ですか?
    iTunes 11の検証を見ていて、SoundForgeのMac版の話題がチラリと出ましたが、気になります。
    Windows版より値段が安いのですが、かなり省かれた機能とかあるのでしょうか?
    iZotope社の専用プラグインだけでもこれくらいの値段がしそうなのでかなりお買い得には感じますが…。
    PEAKから乗り換えてどうだったでしょうか?また同じく今回からMac版が登場したWAVELABと比べてどうでしょう?気になります。また機会があればレビューなどがあれば嬉しいです。

    2013年1月8日 4:02 PM
  • 藤本健

    しゆうさん
    こんにちは。マナー違反ってことはないんですが、内容が異なる記事なので、SoundForgeの記事のほうの掲示板に引っ越しました。
    http://www.dtmstation.com/archives/51780066.html
    そちらをご覧ください。

    2013年1月8日 5:20 PM
  • たかはし

    藤本さん いつも記事楽しませてもらっております。
    この記事読みましてさっそくVMIDI買ってみました。
    …ですが、iPadでガレバンを立ち上げVmidiをつなぎ、A300proにつないだところ、
    A300proには電力が供給されるものの、Hardwaremidiランプもつかず…
    といった状況なんです。
    偶然私もA300proを所有しているので、
    環境の違いは、iPadの個体差くらいですかね…。
    iPad 2 wifi 32G iOS7.0.4でやってます。
    もし何かお気づきの点などありましたら教えていただけますでしょうか。

    2013年11月29日 1:07 PM
  • 藤本健

    たかはしさん
    こんにちは。おそらくAproがAdvancedモードになっているのではないでしょうか?
    Advanceモードをオフにすると、いわゆるクラスコンプライアントモードに切り替わり、
    iPadなどで利用できるようになります。手元にマニュアルがないので、切り替え方法は調べてみてください。

    2013年11月29日 6:56 PM
  • たかはし

    藤本さん
    おっしゃる通りにやってみたら……できました!!
    レスポンスも上々ですね。NO STRESSです。
    お手間取れてすいませんでしたー。
    引き続き、記事楽しみにしてます。

    2013年11月30日 3:02 PM
  • 藤本健

    たかはしさん
    無事うまくいってよかったです!
    ぜひ、V-MIDI、いっぱい活用してください。

    2013年11月30日 6:56 PM
  • じょぶそん

    ベスタクスが倒産してしまい非常に残念です。
    V-MIDIはiPadに電源供給しながらMIDI制御できる、私のニーズにベストマッチする機材であるので今後も使っていきますが、1つ問題がありお伺いします。
    V-MIDIにAKAI EWI-USBを接続すると、ノートオフが抜けて音が鳴りっぱなしになる現象が発生します。EWI-USB自体はベスタクスも動作機器としていますし、Lightning – USBカメラアダプタを使った場合はこの問題は発生しないので、EWI-USBには原因はないと思われます。
    Lightningにオーディオデータが流れた状態で、多くのMIDI情報が流れるEWIを使うとトラフィックが発生して、ノートオフが抜けるのではないかと考えていますが、解決方法はあるでしょうか?
    また、V-MIDIの代わりにアレシスのiO DOCK iiを使えば解決できるものでしょうか?
    以上、回答のほどよろしくお願い致します。

    2015年4月19日 10:11 AM
  • 藤本健

    ごめんなさい。手元にどちらの機材もないので、まったくわかりません。
    状況からするとV-MIDIが怪しそうですが、ベスタクスには現時点では聞きようもないですしね…。ノートオフだけが抜けるということを考えると、単にデータが抜け落ちるのではなく(そうだとしたら、ほかの不具合も起きるはず)、バグのような気がします。だとしたら、ほかの機材なら大丈夫そうですよね。少なくてもアレシス機材なら、同じ会社なので、サポートも受けやすいように思いますね。

    2015年4月19日 11:17 AM
  • じょぶそん

    早々の回答ありがとうございます。
    なるほど、トラフィックが原因なら他の命令も抜け落ちますね。(わからないだけかも知れませんが)鍵盤とかつないでも大丈夫なんですけどね。
    そーっと触ってたらいいんですが、早いパッセージや低い音で発生確率が高いです。知らないうちにリップセンサーを噛んで、その時の命令が引き金になってるかも知れません。
    調べて分かったのですがアレシスとAKAIって今は同じ会社なんですね。勉強になりました。
    IO DOCK ii 購入の方向で考えます。

    2015年4月19日 3:23 PM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です