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リハスタ入って、いきなりレコーディングできる即レコを体験してみた!

最近、サンレコの記事で見かけたり、いろいろな人から「即レコ」という名前を聞くようになり、ちょっと気になっていました。断片的に頭に入っていたのは「リハスタに入っていて、とても安く使えるレコーディングシステム」、「初心者でも使える簡単システムだけど、20トラック以上で録音可能」、「レコーディング結果はクラウドを利用しメンバーみんなで共有できる」、「実はバックでCubaseが動いているらしい……」といった情報。

 

興味はあるけど、イマひとつどんなものなのか分かりません。調べてみると正しくは「即レコ24」という名前で、ヤマハが運営しているサービスとのこと。そこで知り合いのヤマハの人にちょっと聞いてみたところ、「一緒にスタジオに行こう」、ということになったのです。現在、即レコのシステムが導入されているスタジオは全国に70店舗程度あるそうですが、今回行ったのは東京・神田にある宮地楽器の2Fのバンドスタジオ。平日の夕方に行ったので1時間2,500円という普通の料金だったのですが、ちょっと驚くべき内容だったので、紹介してみたいと思います。


即レコ24が導入されているスタジオに入って、即レコーディングを体験してみた

 


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宮地楽器のスタジオはA、B、C、Dの4部屋があり、即レコ24が使えるのはAスタ。通常使用料金の2,000円/時に、500円/時の即レコ使用料金を追加した2,500円/時だけで使うことができました。料金体系は全国の各スタジオによってマチマチで、スタジオ料金だけでOKなところ、+αの料金が必要なところなどあるようです。いずれにせよ普通に練習で使う料金と大きな差はなさそうですね。ちなみに宮地楽器の場合は、個人練習で入れば840円/hで利用でき、その金額であっても即レコ24が使えるようでした。


キック、スネア、3つのタムにそれぞれマイクが取り付けられている

 

入ってみると、ごく普通のスタジオ。でも、よく見るとさりげなくマイクがセッティングされているんです。すごいと思ったのがドラム。キック、スネアにマイクが取り付けられているのはもちろん、3つあるタムそれぞれにも目立たない形でマイクが取り付けられており、さらに天井からもステレオのマイクが向けられているから全部で7ch分あるわけですよ。


天井にもドラム用のマイクがステレオで設置されている

 

またギターアンプもJAZZ CHORUSとMarshallのJCM 2000にオンマイクの形でマイクが取り付けられているほか、ベースはアンプから直接ラインでレコーディングシステムへ接続されていたり、エレピも予め接続されており、すべて準備が整っているんです。


JAZZ CHORUSに取り付けられているマイク

 

ボーカル用のマイクや自分で持ち込んだ機材などは、用意されている入力端子にそのまま接続すればOKです。普通ならマイクなどはミキサーに接続するところですが、即レコ24が導入されているスタジオの場合、この端子につなげばいいのです。ちなみにボーカル用のマイク端子は5つ、ライン入力が2つ(ステレオ1系統分)、エレアコ用が1つ用意されているのが標準だそうですよ。


Marshallのギターアンプにもマイクが取り付けられている

 

ドラムやアンプに自分でマイクをセッティングし、レベル調整をして……となると、それだけで1時間近く掛かってしまいそうですが、これならスタジオに入って、即、レコーディングができるわけです。だから、即レコという名前なんですね(笑)。あ、もちろん即レコを使わずに、普通に練習だけを行うこともでき、その場合でも、このセッティングは便利に利用できそうです。


即レコ24のチラシの上に置かれているiPad。まずは一発録りモードでレコーディングにチャレンジ

 

さて、ここからが本番。即レコ24を使うには、スタジオに用意されているiPadを利用して操作していきます。最初の画面を見ると、「一発録りモード」、「重ね録りモード」というのがあるので、まずは「一発録りモード」を選択。すると、ドラムやベース、エレキギター1、マイク入力1……と書かれた画面が現れるので、録音したいパートを選択します。


録音したいパートを選択。たとえばドラムを選べば7つのマイクを通じた音が録音できる

その後、「録音する」というボタンを押せば、もうこれだけでレコーディングがはじまるので、演奏をすればいいのです。別に録音するごとに料金が発生するわけではないので、曲を演奏するたびに何度でも繰り返し録音してもOK。「一度練習してからレコーディングしよう」なんてことをすると、その練習のほうが上手く演奏できたりする可能性もあるから、ためらわず、どんどん録音していったほうがいいですよ。


ボタンをタップすれば、もうすぐにレコーディングが開始される

 

とりあえず、録音が終わったら、再生をしてみます。ただ再生するだけでも、なかなかバランスよく録れているんですね。しかもiPadの画面には簡易的なミキサーが表示されており、これを調整することで、音量バランスを変えることも可能です。もっとも、「キックだけを大きく、タムを小さめ」…といったことはできず(その方法もあるのですが、ここでは一旦省略します)、あくまでもドラム全体としての調整ですが、レベル調整のほか、リバーブの掛け具合の調整なども可能となっています。


再生するにあたって、バランスの簡易的な調整も可能 

 

いいバランスになったら、ここで保存。すると、このミックスがすぐにクラウドへとアップロードされ、PCで聴いたり、iPhoneやAndroidで聴くことができるんです。これってスゴくないですか!? 以前、リニアPCMレコーダーをリハスタに持ち込んで録音していましたが、それと比較して格段にいい音でレコーディングできるだけでなく、バンドメンバーみんなにコピーして渡すといった手間がかからないというのもとても便利です。

 

ちなみに、自分たちで録音した曲にアクセスするためには、スタジオの人がくれた即レコメンバーズカードに書いてあるIDとパスワードが必要。またiPhoneやAndroidで聴く場合は、無料の専用アプリをダウンロードしておきます。また、PCの場合はブラウザでアクセスできて、録音した一覧からすぐにストリーミングでの再生ができるようになっています。


iPhoneアプリを使えば、いま録音を終えたものを、ネット経由ですぐにストリーミング再生することができる 

 

そのときは、ヤマハの人たちお二人と3人でセッション。「適当にブルース系でも演ってみましょうか……」と演奏したものが、即レコーディングされて、クラウドに上がっているというのは、正直驚きました。


重ね録りでは、新たに追加したいパートを選択し、録音を開始するだけ

 

で、さらに「いまの演奏にボーカルを入れてみましょう」と重ね録りも披露してくれました。そう、iPadの画面を元に戻し、先ほどの「重ね録りモード」を選択し、ボーカルをオンにすれば、さっき録音した曲にトラックを追加していくことができ、それをまたクラウドに上げられるわけなのです。

 

ここまでのことが、スタジオを借りただけの料金(宮地楽器のスタジオの場合、通常なら+500円/h)ですから、世の中便利になったものです。

 

ここまでの操作、スタジオにあったiPadでおこなわったわけです。「このアプリが欲しいという声を数多くもらいます」と担当の方も笑いながら話されていましたが、こんなことがiPadの機能だけでできるわけないですよね(笑)。そうスタジオ内には、即レコ24のために仕込まれた秘密のボックスがあり、実際のレコーディングはそこで行われると同時に、そのボックスからデータが自動でクラウドへとアップロードされていたのです。

 

この秘密についても教えてもらったので、改めて詳しく記事にする予定ですが、一言でいえば、Cubaseのシステムが組み込まれていたのです。そして、オプション料金とはなるのですが、全トラックのWAVデータやCubaseのプロジェクトファイルをセットにしたデータをダウンロードするサービスも用意されています。そう、スタジオで録音したデータを完全な形で自宅のDTM環境で再現することが可能なのです。

 

これ、利用の仕方によってはものすごいことができそうですよね!まずは、近所に即レコ24が導入されているスタジオがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか?

【関連サイト】
即レコ24
即レコ24導入スタジオ一覧

 

 

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