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Dotec-Audioが発明したまったく新しいタイプのエフェクト、DeeGraphCompがスゴイ

マキシマイザのDeeMax、音をいい感じに太くしてくれるDeeFat、知識不要で機能してくれるDeeEQ、音像を思いきり広げてくれるDeeWider……などなど、ユニークでありながら、即、現場で使える強力なエフェクトを次々とリリースしているDotec-Audioが、また新たな製品を開発してくれました。今回、発売するのはグラフィックEQのような感じで直感的な操作ができるコンプレッサ、DeeGraphCompというもの。最初に話を聞いたときは「何だそれ!?」と思ったのですが、これはまさに発明といえるまったく新しいタイプのエフェクトで、今までにない音作りを可能にするツールだったんです。

 

いわゆるコンプレッサとして使えるのはもちろんなのですが、ダッキングを作りだしたり、テープの逆再生的なサウンドを生み出すことができるなど、非常に面白い使い方ができるエフェクトなのです。Dotec-Audioがこれまで打ち出してきた、「レバー一つでいい感じに操作する」というUIではなく、まさにグラフィックEQのような見た目、操作感。価格は5,000円(税抜き)で、従来製品と同様Windows(64bit/32bit)およびMacのプラグインとして利用でき、VSTAUAAXのプラグイン環境で動作するというものです。実際、これがどんなエフェクトなのか、紹介してみましょう。


新発明のDotec-Audioのエフェクト、DeeGraphComp


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コンプレッサって、ほかのエフェクトと比較してわかりくいですよね。とくにスレッショルド(Threshold)とレシオ(Ratio)って、馴染みにくく、難しい。こうしたことを気にせず使える製品はできないかな……という発想から思いついたのがDeeGraphCompなんです」と話すのはプラグインエフェクト、Deeシリーズの開発を行うDotec-Audioのエンジニアであり、自らがミュージシャンでもあるフランク重虎さん。


DeeGraphCompを開発したDotec-Audioの飯島進仁さん(左)とフランク重虎さん(右)

確かにコンプって初心者にはもちろん、それなりの経験を持った人でも、なかなか分かりにくい面があります。

 

パラメトリックEQも、パラメータだけを見ながら調整するのは難しいけれど、グラフィックEQなら、初心者でも意外と簡単に使えちゃう。だったら、グラフィックEQみたいな感覚でレシオやスレッショルドの考察なしにイメージでダイナミクスを制御できる便利な物を作ろう……と思いついたんです。コンプの使い方の基本は『音の小さいところを持ち上げて、出過ぎたところを叩く』というものです。グラフィックEQ的なUIにすることで、初めての人でも、直感的使うことができるのではないかと思います」(重虎さん)


グラフィックEQのようなUIにしたコンプレッサ、DeeGraphComp

 

最近の多くのプラグイン型のコンプの場合、ThresholdとRatioを動かすと、グラフ表示が変化して、どのくらいの音量にするとコンプが効いてくるのか、視覚的に分かるようになっています。そのグラフを思った形にするために2つのパラメーターを動かしていくのは難しいので、グラフィックEQみたいに調整できるようにする、という発想のようです。

 

確かに、それは初心者にとっても分かりやすいと思ったのですが、DeeGraphComp、そんなカワイイだけのプラグインではありませんでした。実際に重虎さんにデモを見せてもらって、「なんだ、このエフェクトは!!」と驚いたのです。ぜひ、以下のビデオをご覧になってみてください。

 

 

どうですか?普通のコンプとはまったく違うものであることが分かりますよね。コンプって、ディストーションやフランジャー、リバーブなどと違って、効果が分かりにくいエフェクトではあるのですが、このDeeGraphCompは設定の仕方によっては、過激にサウンドを変化させられるエフェクトであることが分かります。これは、どういうことなんでしょうか?


DeeGraphCompの使い方について解説してくれる重虎さん

グラフィックEQ的なUIにしたことで、スレッショルドとレシオの設定ではできない設定がいろいろできるようになったのです。このデモにもあるように、サイドチェインによってできるダッキングのような音作り、テープの逆再生のような音作りまでできるようになりました」と重虎さん。確かに普通のコンプだったら、こんなことは絶対にできませんからね。

 

ちなみに、グラフィックEQ的なUIではあるけれど、縦軸・横軸の値はグラフィックEQとはまったく異なります。そう、縦も横もdB表示なんですよね。とはいえ、あまり難しく考えなくても、左側が小さい音、右側が大きい音と考えればOKです。左側のパラメータを持ち上げると小さい音が大きくなり、右側のパラメータを下げれば大きい音が小さくなる、というわけです。

 

また、それ以外にINPUT、SHAPE、ATTACK、RELEASE、OUTPUTという5つのパラメータがありますがSHAPE以外は、一般的なコンプと同じ考え方のものです。そのSHAPEとは、10のスライダーで描いた視覚的なグラフにどれだけ近づけるかを設定するもの。平たくいえば、DeeGraphCompの効き具合を決めるもの。そのためSHAPEを全開にしたほうが、より過激なサウンドになるようですね。


アイディア次第でさまざまな使い方ができるDeeGraphComp

DeeMaxやDeeFatなど、Dotec-Audio製品では、1パラメータだけで操作できるものを前面に出して展開してきましたが、今回は大きく変わっています。パラメータ数は多いですし、下の5つのパラメータもDotec-Audio的には初めて採用したロータリーエンコーダーで、既存の弊社製品と操作面を大きく変えてみたのはチャレンジングな取り組みでした。とはいえ、世の中一般的に見れば、ごく普通のUIでもあるんですよね(笑)」と話すのは、重虎さんの作ったエンジンをプラグインに仕上げる部分を担当する飯島進仁さん。ちなみにUIのデザインは、従来のDotec-Audio製品と同様、メカニックデザイナーの出雲重機さんが担当しています。

 

このUIについてもう一つ補足しておくと、10個あるスライダは、1つ1つつまんで上げ下げしなくても、目的の位置をクリックすれば設定したい場所にスライダーをすぐに移動することができるようになっています。まさにプロットを打つ感覚で操作できるのも使いやすいところです。


4種類のプリセットも用意されている

 

このDeeGraphComp、起動したときの初期状態は、ごく一般的なコンプの設定となっています。つまり大音量が来たときに頭を叩くというものです。が、プリセットがいくつか用意されているので、これを使ってみるのも面白いところ。極端な例がINVERTという、普通のコンプとはまったく逆の設定にするものです。

 

つまり小さい音を大きくし、大きい音を小さくするというもの。これによって、逆再生しているわけではないのに逆再生風な音になるんですよね。


INVERTの効果について語る重虎さん

 

ただし、音楽的に破綻しないように無音はあくまでも無音にしているのがDeeGraphCompの特徴でもあります。だからこそ、INVERTでテープの逆再生みたいな雰囲気を出せるのです」と重虎さん。

 

では、DeeGraphCompでは、ほかにどんな使い方ができるのでしょうか?重虎さんにいくつかの使い方の例を提示してもらいました。

 

①太い音圧にする

使いやすく太い音圧を作るコンプレッサです。レベルが行き来する-18dB付近から持ち上げつつトップはしっかりと圧縮します。スライダーが描く曲線はコンプレッサーの解説などで良く見る状態です。アタックやリリースを短くすると、よりコンプらしいサウンドが作れます。

 

②リミッターで音圧を稼ぐ

最終的な音圧を稼ぐリミッターの設定です。インプットでゲインされた音量をアタックを最小にすることで素早く圧縮し、リリースを長めにとることによりスムーズなリミッティングを行います。このような通常のリミッティングの設定に加えて-18dBからパワフルに音圧を高め、-27dB以下の余韻は持ち上げないという特性まで見たままに作れるのは本製品ならではの特徴です。

 

③オートレベラー

ボーカルやベースなど音量を一定に保つ働きをするオートレベラーです。画像では-9dB前後に保つように設定しています。ある程度スライダーのカーブに強制したいのでシェイプを高めに設定しています。アタックやリリースは自然さを保てる程度に設定していますが、短くすると効きが強くなります。

 

④ダッキング・エフェクト

ダッキングを作るクリエイティブエフェクト例です。サイドチェインでバスドラムなどに合わせてベースを強制的に沈ませるテクニックをダッキングと呼ばれますが、トップを
強制的に下げ、全体的に持ち上げることにより大きな音がなるアタック部分だけを沈める変わった効果が得られます。沈んだ状態から持ち上がる速度はリリースで調整できます。
工夫次第で、まだまだいろいろな使い方ができそうですね。

 

さて、冒頭でも紹介したとおり、このDeeGraphCompはDeeMaxやDeeFatと同様、税抜き5,000円という手頃な価格設定となっています。さらに、すでにDotec-Audio製品を持っている方であれば、1,500円のシリアルキー割引というものがあるので、3,500円で購入できてしまいます。さらに、もっと安く入手する方法もあるのだとか……。


M3で特価販売もすると語る飯島さん

 

今回も、Dotec-Audioとして音系・メディアミックス同人即売会 [M3]に出店します。ここでは、シリアルキー割引よりもさらに安いM3特価での販売を予定しています。もちろん、DeeGraphComp以外にも各種製品をM3特価で販売しますので、ぜひいらしてください」(飯島さん)

 

先日も記事にしたとおり、DTMステーションCreativeレーベルとして、私もM3でCD頒布を行いますので、 ぜひ両ブースに足を運んでいただければと思います!

【ダウンロード】
◎Dotec-Audio ⇒ DeeGraphComp
◎SONICWIRE ⇒ DeeGraphComp


【関連情報】

DeeGraphComp製品情報
Dotec-Audioサイト

Commentsこの記事についたコメント

4件のコメント
  • FUNKY

    自分はDeeを「聴味料」として使用させていただいています。
    好きな楽曲をおいしく堪能するのにはDeeはもってこいですね。
    古い素材もグッと蘇るので大変重宝させていただいております。
    昔のエンジニアの方々の苦労や工夫が、聞こえてくることでわかるときもあるんですねこれが。
    いやー面白い!
    ところで飯島さん&フランクさん、
    昔LAの黒人の兄ちゃんが肩に担いでいた巨大なラジカセみたいなのを出す予定とかないですか?
    「DeeMaxのレバー付き」で「Deeフル装備」のやつです。
    アンプ出力は400Wくらいで激重のものでいいです。
    Bruno Marsが売ってくれ!と言いそうな金ピカでもいいです。
    そのスーパーサウンドに、ダンスをしている小学生が骨の芯までシビレて
    悶絶する光景が私には見えているのですが、
    ご予定があればお教えください。
    よろしくお願いいたします。

    2018年4月22日 7:42 PM
  • DOTEC-AUDIO

    >FUNKY様
    Deeシリーズをお使い頂きありがとうございます!
    ご要望もありがとうございます。
    プラグインの売り上げに余裕がでましたら、クラウドファンディングではなく、予算持ち出しで思い切り自由に作ってみたいですね。
    金型、基盤設計、製造ライン確立など、まだまだ実現には100倍近くの売り上げが必要となりますので、頑張っていきます。
    叶えられるよう、今後とも応援を宜しくお願い致します!

    2018年4月23日 2:58 PM
  • 通りすがり

    releaceではなくreleaseでは?

    2018年4月23日 9:50 PM
  • DOTEC-AUDIO

    >通りすがり様
    ご指摘ありがとうございます!大変お恥ずかしい!
    ラフデザインではreleaseでしたので、その後のチェック漏れでした。。
    修正致します!

    2018年4月24日 9:22 AM

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