• 第一線で活躍するプロの生の声が聴けるアプリ、VOXONOTE。AIによる自動テキスト化で読むこともできる新体験!

一流のクリエイターがクリエイティブな知見を音にのせて配信するクリエイター特化型音声テキストメディアVOXONOTEが、8月よりiOSアプリでリリースされているのはご存知ですか? 現在、氏家克典@Katsunori_UJIIE)さん、鈴木Daichi秀行@daichi307)さん、毛利泰士@YasushiMohri)さん、高藤大樹@daijutakato)さん、青木征洋@Godspeed_ViViX)さん、Shinnosuke(@Shinnosuke_Syn)さん、m.c.A・T(@mcAT1993)さん……など、トップで活躍するクリエイターがこれまで培った経験などを配信しており、Webでは見つけられない生の声や中々聴けない制作の裏側など、さまざまな角度からクリエイターに向けた配信を行っています。ジャンルは、映画、ドラマ、アニメ、ゲーム、音楽、アーティスト、プロデュース、ライブ・レコーディングなどあり、実際に聴いてみたところすごく面白い内容でした。

プロのみなさんが、どうやって今の仕事にたどり着いたのか、普段どのように考えながら取り組んでいるのかなど、仕事に向かう姿勢や感性、ものごとの考え方など、見えないけど重要な部分をプロから直接聴くことができる、これまでにないメディアとなっているのです。しかも、そのしゃべっている内容すべてがテキスト化されており、テキストを追うだけでスピーディーに内容を掴めてしまい、聴きたいところだけを見つけだして聴くこともできるという画期的なメディアにもなっているのです。そのVOXONOTEとはどんなものなのか、実際にいくつか配信も聴いてみたので、ピックアップしながら紹介していきたいと思います。

8月からiOSアプリとしてサービスが開始されたVOXONOTE


VOXONOTEは、音声+テキストという面白い形で展開しているiOSアプリ。一流のクリエイターが音から本を作るというのをコンセプトに、声だけでなく、AIの自動音声認識機能を使った読む媒体としても設計されています。


クリエイター特化型音声テキストメディアVOXONOTE。録音された音声がテキスト化され、音と連動してる

また、最近では、多言語翻訳機能を追加し、英語、中国語(簡体字、繁体字)、スペイン語、韓国語の4言語にも対応。テキスト化しているからこそ、言語能力に依存しない形で、コンテンツをグローバルに配信することが可能になっている、画期的なサービスです。


話の内容を四か国の言葉に翻訳する機能も実装されている

音声で著名人の話を聴くという意味では、PodCastなどのネットラジオに近いようにも思いますが、音声+テキストという形だからこそできる便利な機能もいろいろ備わっています。たとえばKindleに搭載されているようなハイライト機能を実装されているというあたりがわかりやすい例。これまでの音声メディアやYouTubeなどでは難しかった、コンテンツの特定の箇所をブックマークすることができるようになっているのは大きな特徴です。現在クリエイター中心に配信がされているので、商品名やデモ演奏など、気になるところをストックできるようにもなっています。


気になる部分を保存するブックマーク機能も実装されている

ほかにも文中検索が行えるので、音声コンテンツを聴く前に自分の知りたい内容が語られているのか分かるようになっているのも、ユニークなポイント。従来の音声コンテンツだと、10分20分の話をだらだらと聴いて、結局、必要な情報がなかった……なんてこともしばしばでした。これはYouTubeなど映像コンテンツでも同様ですが、事前にテキストで内容がチェックできるのであれば、非常に効率よく必要な話だけを聴くということも可能になるわけです。


フリーワードで検索していくことができる

またSNSのような機能も実装してあり、ユーザーの視聴履歴やヒストリーデータを元に同じような趣味趣向の人と繋がる、Amazonにもあるようなレコメンド機能が搭載されています。Amazonでいうこれを買った人は、こちらも買ってますというようなものですね。それから、自分がフォローしている人が聴いたコンテンツなども表示されるようになっているので、たとえば一流のクリエイターが聴いているコンテンツを知ることができたりします。プロの人がなにを聴いているのかも、参考にできるようになっています。


レコメンド機能が付いているので、聴きたいコンテンツが見つけやすい

現在VOXONOTEで配信されている内容は、テーマに沿って組みたてられているものもあり、チャプター1に自己紹介、チャプター2や3で生い立ち、続けてプロとして活躍するなかでの内容など、コンセプトにもあるような書籍に近い作りになっています。またクリエイターに特化しているというのもVOXONOTEの重要なポイント。現在は、全員が音楽関係のクリエイターですが、今後は、デジタルアーティスト、UI/UXデザイナー、3D系のゲームクリエイター、映像家、漫画家、声優、建築家、空間デザイナー……といった人たちとのコラボも視野に入れているそう。


さまざまなクリエイターの話が聴ける

現在、このVOXONOTEで配信されている、もしくは配信される予定として名前が挙がっているのは、以下の20名のクリエイターのみなさん。

青木征洋(作編曲家・ギターリスト・エンジニア) vVeSt(ラッパー) 氏家克典(ミュージシャン・作編曲家・プロデューサー) m.c.A・T(アーティスト・プロデューサー)
金坂征広(音楽家・助教授) カワイヒデヒロ(作編曲家・ベーシスト) Shinnosuke(作詞/作編曲家・プロデューサー・Remixer) 神馬譲(作編曲家)
鈴木Daichi秀行(作編曲家・プロデューサー) 諏訪道彦(アニメプロデューサー) 関美奈子(作編曲家) 高藤大樹(音楽プロデューサー・作編曲家・キーボーディスト)
根岸孝旨(ベーシスト・作編曲家・プロデューサー) 萩原舞(元アイドル・実業家) 早川大地(キーボーディスト、プロデューサー、ITエンジニア) 林ゆうき(作曲家)
平畑徹也(鍵盤奏者・アレンジャー・サウンドプロデューサー) 前迫潤哉(作曲家・プロデューサー・実業家) 毛利泰士(プロデューサー、アレンジャー、マニピュレーター) 持山翔子(アーティスト・キーボーディスト・作曲家)
森俊之(キーボディスト・作曲家・プロデューサー)

 

実際どんな内容なのかいくつかピックアップして見ていきましょう。

氏家克典さん

コレがオススメ!for 音楽クリエイター from Katsunori Ujiie MUSIC LAB

Chapter 1「氏家克典ってこんな人」より以下 一部抜粋

「キーボード、シンセサイザを中心に演奏しており、音楽プロデューサー、作編曲、音楽業界にいろいろ絡んで早くも40年以上たちます。そんな私、氏家克典が全包囲網でおすすめする音楽クリエイターのための番組は、たとえばおすすめのハードウェアとか、おすすめのソフトウェアとか、音楽に関することで、おすすめの音楽ノウハウ。こんあ風に作ると面白いですよーとか、こう作るのがノウハウですよなど。音楽を作る上でなにが重要か、なにが求められているのか、といったほかにも習得すべきプロデューサー視点の話。おすすめの注目クリエイター、おすすめのレジェンドたち。歴史的にこれを押さえてきたいミュージック、アーティストなどを紹介していきたいと思っています。……」

鈴木Daichi秀行さん 

【音楽プロデューサー、アレンジャーって何している人?】経歴から辿る音楽業界への道!

「Chapter 2 どうやって音楽作家の世界へ入っていったかのか」 より以下一部抜粋

「……アマチュアバンド時代からシャ乱Qの後輩バンドとよく対バンすることがあり、そのきっかけでつんく♂さんにご飯を連れていってもらっていたりしてたんです。その後あるときつんく♂さんのサポートをしている方が僕の資料を見つけて、そこからつんく♂さんとお仕事をさせていただくことになりました。最初にアレンジしたのが、後藤真希がソロデビューするタイミングにリリースした愛のバカやろうという楽曲。そもそもはトップシークレットの内容だったので、誰のアーティストの曲か分からなかったのですが、単純にこういう楽曲にしようかな、みたいに進めていたんです。そのときにつんく♂さんとも話し合うことがあって、そこでテーマってなんなの?など話をいただいて、楽曲の売りまで考えてなかったことに気が付きました。……その後いろんな曲のアレンジをさせていただいたのですが、ライブの見せ方だったり、楽曲の役割みたいなものまで考えて、アレンジをするのが大切なんだってことを学ばせてもらいました。」

といったように、載せていくとキリがないほどですが、音楽的なところやどうやってプロになったか、など聴いたり読むことができ、この先プロを目指している方や作品の裏側を知りたい方にとっては面白いコンテンツだと思います。

ちなみにVOXONOTEを作った代表取締役 松倉 翼さんは、かなり面白い経歴の持ち主。ギターリストとして17歳単身渡米し、Berklee College of Musicを副主席で卒業。在学中からアメリカ東海岸を中心にフリーランスの作曲家として活動し、グラミーアーティストをはじめ、各種メディア向けの作編曲を手掛けています。日本帰国後は、ソーシャルゲーム会社のサウンドディレクターとして「BLEACH」「Age of Empires」「テイルズシリーズ」等の作編曲・ディレクションを担当。中でも代表作「BLEACH -Brave Souls-」は全世界5,000万ダウンロードを記録しています。その後、アクセンチュアの経営コンサルタントへ転身。毎年部門成績1位プロモーションを達成し、4年の最速でマネージャーへ昇進したという、なかなか他にはいない経験の持ち主。


VOXONOTEを開発し、運営する株式会社CRASTONIC 代表取締役 松倉翼さん

そんな松倉さんは、ほかの業界に比べて、クリエイターの話は本やインターネットでも、まだまだ情報が少ないと感じてVOXONOTEを作ったとのこと。作り手が普段考えていることから、若手がインスピレーションを受けたり、作品を聴いたり観ている人が、より作品に愛着をもった形で楽しんでもらえたら嬉しいとおっしゃっていました。今は松倉さんが声を掛けたクリエイターのコンテンツが中心ですが、アプリ内からテラーになるというボタンがあり、ここから発信するために応募することもできるようになっています。

今後は、合成音声などの技術も用いて、翻訳されたテキストを外国語で読み上げるなど、海外進出も狙っているVOXONOTE。配信者やユーザーが増えて、この先盛り上がっていくとかなり面白いサービスになりそうですよね。ぜひ興味のある方は、無料で聴くことができるので、アプリをインストールしてみてはいかがでしょうか?

【関連情報】
株式会社CRASTONIC
【ダウンロード】

◎App Store ⇒ VOXONOTE(無料)