藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: リニアPCMレコーダー

その場にいるような立体的なサウンドをどのように録音するか、というテーマは重要でありながら、なかなか難しい問題ですよね。単に高級なマイクを使えば立体的になるわけではないし、ステレオでマイクを設置すれば上手に録れるというわけでもありません。

かといって、リバーブを掛ければいいわけでもないし、ステレオイメージャーのようなエフェクトを掛ければ、臨場感あふれる音になるのか、というとそうでもないのが、難しいところなんです。そうした中、難しいテクニックなしに、極めてシンプルで簡単に立体的なサウンドで録音できるユニークなマイクがありました。iPhoneiPadiPod touchなどで利用できるDOMINO 2MIC(ドミノツーマイク)というのがそれ。DSPで信号処理することで、そうした立体的なサウンドを実現するようなのですが、どんなものなのか試してみました。


立体的にサウンドを収録できるDOMINO 2MICを試してみた
 
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先日、ZOOMから「ミュージシャンのための高音質カメラ」と銘打ったハンディー・ビデオカメラ、Q2nという製品が実売価格20,000円(税込)で発売されました。これまでもQ4Q4nなど、高品位なマイクを搭載したビデオカメラをいくつも発売してきたZOOMではありますが、今回のQ2nはとっても小さく、広角レンズを搭載した、これまでのとはちょっと違った製品。

私は楽器フェアで展示されていたのを見て初めて知ったのですが、先日このQ2nを入手して、試してみたところ、なかなか高音質で録画できて楽しいんですよね。実際に演奏しているのを録るとどうなるのか、撮影したビデオも公開しつつ紹介してみましょう。


高性能なマイク、広角レンズを持った小さなビデオカメラ、ZOOM Q2n
 
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普通、DAWで音楽作品を作るというと、ソフトウェア音源を使ってMIDIシーケンスを打ち込んだり、オーディオトラックに楽器の演奏やボーカルをレコーディングして、音を重ねていく……という手法になりますよね。でも、それとはまったく異なる手法で音楽を組み立てていくこともできるんです。

MV88というShureのiOSデバイス用マイクを使って録った街の音。その街の音だけを切ったり、貼ったりするだけで作品を作る手法を見せてくれたのは、DTMステーションで何度も登場していただいているマリモレコーズの社長で作曲家の江夏正晃さん。とっても面白い方法であり、「これなら楽器がまったくできない人でも、MIDIがまったく分からない人でも曲が作れるかも!」なんて思わせてくれる楽しい方法なんです。先日、江夏さんにはニコニコ生放送のDTMステーションPlus!にもゲストで登場していただき、その手法について解説いただいたのですが、そのとき使った江夏さん制作のCubaseのプロジェクトファイルを丸ごといただくことができました。さらに、そのデータを丸ごとダウンロード可能な形で公開していい、という許可もいただいたので、どんな曲作りをしているのか紹介してみたいと思います。


ShureのiOSデバイス用マイク、MV88で録った音で音楽を組み立てていく
 
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ゲームにおいて非常に重要な要素となるサウンド。バックに流れるゲームミュージックやセリフはもちろんのことながら、鎧を着た兵士が歩く足音、剣を抜く際の“シャキーン”といったサウンド、切りつけた際の“グサッ”という音……そうした効果音がいかに臨場感あるものか、リアルなものなのかによってゲームへの没入感も大きく変わってきますよね。

でも、そうしたゲームのサウンドってどのようにして作っているかご存知ですか?「そりゃぁ、現在のゲームはコンピュータで作ってるわけだから、シンセサイザとかを駆使した合成音で作ってるんでしょ」と思う方も多いかもしれません。確かにそうしたケースもありますが、実際には“フォーリー”と呼ばれる生音を収録して使うケースがかなりの比率だ、って知ってましたか?先日、モンスターハンターバイオハザードストリートファイターなど、数々の大ヒットシリーズゲームを開発するカプコンサウンド開発室に伺い、サウンドデザイナーのみなさんを取材してきました。


カプコンのゲームサウンドデザイン現場に潜入

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先日、ZOOMから発売されたQ4nという、手のひらに収まるとっても小さなビデオカメラをご存じですか?ちょうど1年前に「演奏シーンを高音質で録れるマイク付小型カメラ、ZOOM Q4が面白い」という記事で前モデルQ4を紹介したことがありましたが、それがより高音質、より高画質へと進化したのです。

小さいビデオカメラというとGoProが最近流行ってますが、Q4nは小さくて高画質というGoProと同様の特徴を持ちつつ、24bit/96kHzのリニアPCMレコーダーとしても使える高音質なビデオカメラとなっているのです。実売価格32,400円前後と手ごろな価格のQ4nとはどんな製品なのか紹介してみたいと思います。


コンパクトなサイズながら、映像、音質ともに非常に高性能なZOOM Q4n
 
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以前にも「MTR機能を持つリニアPCMレコーダー、DR-44WLとDAWの連携術」という記事で紹介したことがあった、TASCAMのDR-44WL。単なる「リニアPCMレコーダー」という枠に収まらない数多くの機能を備えたアイテムとなっているので、個人的にも持ち歩いて使っています。また、ときどきニコニコ生放送のDTMステーションPlus!においては、コンデンサマイクとしても活用しているので、ご覧になった方もいるかもしれませんね。

そのDR-44WLは頻繁にファームウェアのアップデートを行いながら、どんどん新しい機能が追加されているのですが、先日リリースされた1.20というファームウェアでは、ついに地理情報まで埋め込めるようになり、新しい世界へと突入していっています。このDR-44WLはどんなことができる機材なのか、改めて紹介してみたいと思います。


従来のリニアPCMレコーダーの範疇を超えて進化を続けているTASCAMのDR-44WL(右)、左はリモコンとして機能するiPhone
 
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iPhoneやiPadの内蔵マイクも、そこそこの音で録音できるので便利ではありますが、「もうちょっと性能がよければ…」、「せめてステレオで録れたら……」なんて思いを持っている方も少なくないでしょう。以前から、ヘッドホン/マイク端子に接続して使う、エレクトレット・コンデンサマイクなどもありましたが、アナログ接続だから、ある程度限界があったのと、モノラルだという問題がありました。

しかしLightning端子を使うことで、そうした問題は一挙に解決します。これまでにもZOOMやFocusrite、LINE 6、Blue MicrophonesなどがLightning接続のステレオマイクを出していましたが、先日、伊IK MultimediaからもiRig MIC Fieldという製品がリリースされたので、使ってみました。


IK MultimediaのLightning接続ステレオマイク、iRig MIC Fieldを使ってみた
 
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DTMで打ち込み中心の音楽制作をしていても「ドラムだけはリハスタで生ドラムを叩いて録りたい」、「ギターはギターアンプで思い切り鳴らした音を録りたいから、家ではできない」……といったケースってよくありますよね。

もちろんノートPCにDAWを入れて、機材一式持ってスタジオに行くというのもいいのですが、移動やセッティングに時間も労力もかかって大変ですよね。そんなときにリニアPCMレコーダーをうまく活用するというのは一つの手。中でも外部マイク入力機能を備えると同時にMTR機能を持つ、TASCAMDR-44WLはこうしたニーズに応えてくれるので、どんな使い方ができるのかを考えてみましょう。


MTR機能を装備し、DAWとの連携も可能なTASCAM DR-44WL
 
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iPhoneでよく録音しているけど、もっといい音で録れないだろうか?」、「iPhoneでステレオ録音ってできないの?」という質問をよく受けます。これまでもいくつかの製品がありましたが、先日ZOOMから、かなり本気のiPhone/iPad/iPod touch用のマイクが2種類発売されました。

世界初のLightningコネクタ対応のXYマイクとして誕生したiQ6と、同じくLightning対応のMSマイクとして登場したiQ7のそれぞれ。どちらもメーカー希望小売価格10,800円(税抜き)というもの。そこそこ、いいお値段ではあるものの、実際に使ってみたところ、非常に高性能であるのと同時に、ユーザビリティに非常に気を使った、とっても使いやすい製品になっていたので、紹介してみたいと思います。


MSマイクのiQ7(左)とXYマイクのiQ6(右)。ともにLightning端子でiPhoneと直接デジタル接続可能 
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ZOOMのポータブルレコーダー、Q2HDH6といった機種でおなじみの丸い地球儀みたいなマイク。MS(Mid-Side)マイクと呼ばれるちょっと不思議な構造のマイクで、スイッチ一つで収録する左右の広がりを決められたり、レコーディング後に広がりを調整できるという特徴を持っています。その融通の利く便利さと、高音質にリアルな感じで録音できることからさまざまシーンで利用されているようですが、そのMSマイクだけを取り出してiPhone/iPadで使えるようにした機材、iQ5が先日発売されました。

ブラックホワイトの2種類が用意され、標準価格が11,340円。写真を見ても分かるとおり、Lightningコネクタが装備されており、ZOOM情報によるとiPhone 5第4世代iPadiPad mini対応の機材となっています。そのiQ5を借りてみたところ、私のiPhone 5sでもまったく問題なく使うことができたので、実際どのようにして使うのか、音がどうなのかを試してみました。


ZOOMから発売されるLightning接続のMSマイク、iQ5
 
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