藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: マイク・レコーディング

プロ御用達のビンテージ機材で知られるNeve(ニーヴ)。これはRupert Neve(ルパート・ニーヴ)さんという方が設計したミキシングコンソールやコンプレッサ、EQ、マイクプリなどなどさまざまな機材を意味するもので、これらの製品は今も多くのスタジオで使われています。そのNeveさんは1960年代以降、複数のブランドに関わるとともに、数多くの製品を生み出してきたのです。そしてNeveさんは現在も現役のエンジニア。2005年にRupert Neve Designs社を立ち上げ、マイクプリのPortico、チャンネルストリップのShelford、ヘッドホンアンプのRNHPなど数多くのヒット製品を作っているのです。

このたび、そのRupert Neve DesignsとSteinbergYAMAHAがタッグを組む形で非常にユニークなオーディオインターフェイスが開発されました。世界的に大ヒットのオーディオインターフェイス、URシリーズの新ラインナップとして4IN/2OUTのUR-RT2(オープン価格、実売想定価格は税抜き38,50038,700円)、そして6IN/4OUTのUR-RT4(同64,50064,800円)で4月24日より発売されます。この発表に先立ち、先日、乃木坂のソニー・ミュージックスタジオでUR-RTを用いたレコーディングテストを兼ねた内覧会が行われたので、その内容を紹介してみましょう。


Rupert Neve Designsのトランスフォーマーが入ったUR-RTシリーズが誕生

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DTMにとって必須のアイテムの一つであるのがマイク。ボーカル、アコースティック楽器、ギターアンプの出音……、打ち込みやサンプル素材を使う以外は、やはりマイクは必要ですが、どんなマイクを選ぶかで音が大きく変わってくるのも事実です。できれば複数のマイクを持って、使い分けていくのがお勧めなんですが、予算の都合上、なかなかそうもいきませんよね。

そんな中、キャラクタが大きく異なる2種類のマイクをセットで15,000円(税抜き)という面白いマイクのセットが発売されることになりました。MONSTER 7という、このマイクセットを開発したのは、SIRE(サイア)というアメリカの会社で、マイク製品は今回が初とのこと。でも、ここは、あのマーカス・ミラーのベースを作っているメーカーなんですよ。ベースのピックアップで培った技術でダイナミックマイクは開発できると取り組んだ結果、かなりいい音のマイクが2種類完成したんです。パッケージに入っているREDはコンデンサマイクっぽい繊細なサウンド、BLUEは力強い迫力あるサウンドで、なかなか使えるんです。実際どんな音なのか、女性ボーカル、男性ボーカル、アコースティックギターの3種類を定番マイクのShure SM58と録り比べてみたので、実際音を聴きながら比較してみましょう。



2種類の特性の高音質ダイナミックマイクがセットとなったMONSTER 7が間もなく発売

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リハスタでの演奏を録音”、“ライブハウスでの演奏を録音”、“この場のいい雰囲気を録っておきたい”、“ちょっと思いついたフレーズを録る”、“雑踏を音で記録したい”……、音を録音しておきたいというシーンはよくありますよね。最近ならスマホでもある程度のことはできますが、音質的に悪かったり、モノラルでしか録れなかったり、電話がかかってくると台無しになったり……といろいろ問題もあります。そんなとき、やはり専用のリニアPCMレコーダーがあると圧倒的に便利です。

とはいえ、わざわざ重たいものを持ち歩くというのは邪魔だし、操作が難しいと「いざ」というときにすぐに録れずに役立ちません。でも、先日発売されたZOOMH1nというのがたった60g(単4電池2本を入れても84g)と超軽量ながら、高音質なX-Y型コンデンサマイクを搭載し、24bit/96kHzでの録音が可能で、しかも価格は13,500円前後と手ごろ。このサイズ、大きさならカバンに入れて持ち歩いてもほとんど気にならず、必要なときに取りだして、すぐに録音できちゃうから、とっても便利なんです。しかも重ね録り機能も装備している点は、音楽制作者にとっては見逃せないポイント。実際、どんな機材なのか紹介してみましょう。


先日、発売されたZOOMの小型リニアPCMレコーダー、H1n

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1月8日、アメリカ・ラスベガスで行われている家電の見本市、CES 2018においてRolandが新製品を3つ発表しました。1つはR-05以来8年ぶりとなるリニアPCMレコーダーの登場で、Bluetoothでスマホとの連携も可能なR-07。2つ目は、BOSSブランド製品で、世界初の完全ワイヤレスとなるギターアンプのKATANA-AIR

そして3つ目はiPhone/iPadアプリで、とりあえず無料で使える4XCAMERAです。これは「歌ってみた」、「演奏してみた」などで活用可能なビデオ撮影アプリで、最大4トラック・4画面の多重録音・多重録画が可能なビデオ版MTRともいえるもの。それぞれ、どんなものなのか速報記事ということで紹介してみたいと思います。


RolandがCES 2018で3製品を新たに発表
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ドラムセットに11本のマイクをセッティングした状態なので、身一つで行けばすぐに自分の好きなDAWにユーザー自らレコーディングすることができるスタジオが東京・神田にあります。PC装備で、オーディオインターフェイスもセッティング済みだから、面倒な準備もなしに、簡単な調整だけですぐにプロ環境での収録が可能になっているんです。

しかもこのスタジオ、ボーカルレコーディング用のブースも備えていて、憧れのNEUMANN(ノイマン)のU87Aiを標準装備。これを使って、本気のボーカルレコーディングもできちゃうんです。ここは宮地楽器の2階のスタジオを大きく改修してリニューアルオープンしたDrumスタRECスタ。以前にもDrumスタ、RECスタを記事で紹介したこともありましたが、装備が大きく変更され、大幅グレードアップしているので、改めて紹介してみたいと思います。


13本のマイクが予めセッティングされたスタジオで即レコーディングができる

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Blue Microphonesという、ビンテージ風デザインのマイクをご存じですか? 国内外のアーティストのプロモーションビデオなどでもたびたび登場するので、見かけたことのある方も多いと思います。実売価格約44万円のフラグシップモデルであるBlue Bottleはカプセル交換を可能にするということから、この独特な形状・デザインが生まれたとのことですが、やはりボーカル用、アコースティック楽器の録音用として、高く評価されているんですよね。

そのBlue Microphonesが新たなシリーズ製品としてSLというモデル3製品をリリースしました。Blueではあるけれど、ブルーだけでなく、ブラック、ワインレッドの3種類の製品が登場し、5月15日まで新発売キャンペーンのイントロプライスということで2万円弱と手ごろな価格から入手可能となっています。実際、どんなものなのか、ちょっと試してみたので、このBlue Microphones SLシリーズについて、紹介してみましょう。


Blue Microphoneの新型SLシリーズ。左からBaby Bottle SL、Bluebird SL、Spark SL
 
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その場にいるような立体的なサウンドをどのように録音するか、というテーマは重要でありながら、なかなか難しい問題ですよね。単に高級なマイクを使えば立体的になるわけではないし、ステレオでマイクを設置すれば上手に録れるというわけでもありません。

かといって、リバーブを掛ければいいわけでもないし、ステレオイメージャーのようなエフェクトを掛ければ、臨場感あふれる音になるのか、というとそうでもないのが、難しいところなんです。そうした中、難しいテクニックなしに、極めてシンプルで簡単に立体的なサウンドで録音できるユニークなマイクがありました。iPhoneiPadiPod touchなどで利用できるDOMINO 2MIC(ドミノツーマイク)というのがそれ。DSPで信号処理することで、そうした立体的なサウンドを実現するようなのですが、どんなものなのか試してみました。


立体的にサウンドを収録できるDOMINO 2MICを試してみた
 
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先日、ZOOMから「ミュージシャンのための高音質カメラ」と銘打ったハンディー・ビデオカメラ、Q2nという製品が実売価格20,000円(税込)で発売されました。これまでもQ4Q4nなど、高品位なマイクを搭載したビデオカメラをいくつも発売してきたZOOMではありますが、今回のQ2nはとっても小さく、広角レンズを搭載した、これまでのとはちょっと違った製品。

私は楽器フェアで展示されていたのを見て初めて知ったのですが、先日このQ2nを入手して、試してみたところ、なかなか高音質で録画できて楽しいんですよね。実際に演奏しているのを録るとどうなるのか、撮影したビデオも公開しつつ紹介してみましょう。


高性能なマイク、広角レンズを持った小さなビデオカメラ、ZOOM Q2n
 
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先日「6,980円のマイクで33万円のプロ御用達U87Aiとどこまで張り合えるのか!?」という記事を書いて、結構な話題になりました。このときはニコニコ生放送/AbemaTV FRESH!の番組、DTMステーションPlus!での実験ということでかなり大胆なマイク比較をしてみたのですが、marantz Professionalの6,980円のマイクでも、結構いいサウンドでレコーディングできることが実証できました。

これに味を占め、このマイクの発売元でもあるinMusicに機材協力をいただいた上で、またちょっと面白い実験にチャレンジしてみました。誰もが気軽に使えるリハーサルスタジオでハイレゾレコーディングをしたら、どの程度のクォリティーになるのかというテスト。機材としてはオーディオインターフェイスに実売10,800円のM-AUDIOM-TRACK 2x2を、マイクには実売29,800円のMPM-3000という前回使ったワングレード上のものを用意して、たったこれだけでレコーディングしてみたのです。実際、どんな手順で作業していったのかを紹介するとともに、できあがったサウンドを、ここで公開したいと思います。


リハスタでハイレゾ・レコーディングにチャレンジしてみた!
 
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先日の記事「世界初USB Type-C対応オーディオIF・M-TRACKとともにM-AUDIOが帰ってきた!」でも告知していた通り、7月17日にM-TRACK 2x2Mを特集したニコニコ生放送番組、DTMステーションPlus!をお送りしました(AbemaTV FRESH!版は7月23日に録画再放送)。この番組内では、M-TRACK 2x2Mを使ってのレコーディングについて、実際に使いながら紹介したのですが、この中でちょっと面白い実験もしてみました。

それはM-TRACK 2x2Mと同じ7月23日発売の機材、marantz ProfessionalのコンデンサマイクMPM-1000(実売価格6,980円)およびMPM-3000(実売29,800円)をM-TRACK 2x2Mに接続して録音し比べてみようというもの。せっかくならと、プロのボーカルレコーディング用定番マイク、約33万円のNeumann(ノイマン) U87Aiと比較してみたら、意外と面白い結果がでたので、それについてちょっとレポートしてみましょう。


左からMPM-1000(6,980円)、U87Ai(33万円)、MPM-3000(29,800)
 
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