藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: マイク・レコーディング

Blue Microphonesという、ビンテージ風デザインのマイクをご存じですか? 国内外のアーティストのプロモーションビデオなどでもたびたび登場するので、見かけたことのある方も多いと思います。実売価格約44万円のフラグシップモデルであるBlue Bottleはカプセル交換を可能にするということから、この独特な形状・デザインが生まれたとのことですが、やはりボーカル用、アコースティック楽器の録音用として、高く評価されているんですよね。

そのBlue Microphonesが新たなシリーズ製品としてSLというモデル3製品をリリースしました。Blueではあるけれど、ブルーだけでなく、ブラック、ワインレッドの3種類の製品が登場し、5月15日まで新発売キャンペーンのイントロプライスということで2万円弱と手ごろな価格から入手可能となっています。実際、どんなものなのか、ちょっと試してみたので、このBlue Microphones SLシリーズについて、紹介してみましょう。


Blue Microphoneの新型SLシリーズ。左からBaby Bottle SL、Bluebird SL、Spark SL
 
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その場にいるような立体的なサウンドをどのように録音するか、というテーマは重要でありながら、なかなか難しい問題ですよね。単に高級なマイクを使えば立体的になるわけではないし、ステレオでマイクを設置すれば上手に録れるというわけでもありません。

かといって、リバーブを掛ければいいわけでもないし、ステレオイメージャーのようなエフェクトを掛ければ、臨場感あふれる音になるのか、というとそうでもないのが、難しいところなんです。そうした中、難しいテクニックなしに、極めてシンプルで簡単に立体的なサウンドで録音できるユニークなマイクがありました。iPhoneiPadiPod touchなどで利用できるDOMINO 2MIC(ドミノツーマイク)というのがそれ。DSPで信号処理することで、そうした立体的なサウンドを実現するようなのですが、どんなものなのか試してみました。


立体的にサウンドを収録できるDOMINO 2MICを試してみた
 
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先日、ZOOMから「ミュージシャンのための高音質カメラ」と銘打ったハンディー・ビデオカメラ、Q2nという製品が実売価格20,000円(税込)で発売されました。これまでもQ4Q4nなど、高品位なマイクを搭載したビデオカメラをいくつも発売してきたZOOMではありますが、今回のQ2nはとっても小さく、広角レンズを搭載した、これまでのとはちょっと違った製品。

私は楽器フェアで展示されていたのを見て初めて知ったのですが、先日このQ2nを入手して、試してみたところ、なかなか高音質で録画できて楽しいんですよね。実際に演奏しているのを録るとどうなるのか、撮影したビデオも公開しつつ紹介してみましょう。


高性能なマイク、広角レンズを持った小さなビデオカメラ、ZOOM Q2n
 
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先日「6,980円のマイクで33万円のプロ御用達U87Aiとどこまで張り合えるのか!?」という記事を書いて、結構な話題になりました。このときはニコニコ生放送/AbemaTV FRESH!の番組、DTMステーションPlus!での実験ということでかなり大胆なマイク比較をしてみたのですが、marantz Professionalの6,980円のマイクでも、結構いいサウンドでレコーディングできることが実証できました。

これに味を占め、このマイクの発売元でもあるinMusicに機材協力をいただいた上で、またちょっと面白い実験にチャレンジしてみました。誰もが気軽に使えるリハーサルスタジオでハイレゾレコーディングをしたら、どの程度のクォリティーになるのかというテスト。機材としてはオーディオインターフェイスに実売10,800円のM-AUDIOM-TRACK 2x2を、マイクには実売29,800円のMPM-3000という前回使ったワングレード上のものを用意して、たったこれだけでレコーディングしてみたのです。実際、どんな手順で作業していったのかを紹介するとともに、できあがったサウンドを、ここで公開したいと思います。


リハスタでハイレゾ・レコーディングにチャレンジしてみた!
 
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先日の記事「世界初USB Type-C対応オーディオIF・M-TRACKとともにM-AUDIOが帰ってきた!」でも告知していた通り、7月17日にM-TRACK 2x2Mを特集したニコニコ生放送番組、DTMステーションPlus!をお送りしました(AbemaTV FRESH!版は7月23日に録画再放送)。この番組内では、M-TRACK 2x2Mを使ってのレコーディングについて、実際に使いながら紹介したのですが、この中でちょっと面白い実験もしてみました。

それはM-TRACK 2x2Mと同じ7月23日発売の機材、marantz ProfessionalのコンデンサマイクMPM-1000(実売価格6,980円)およびMPM-3000(実売29,800円)をM-TRACK 2x2Mに接続して録音し比べてみようというもの。せっかくならと、プロのボーカルレコーディング用定番マイク、約33万円のNeumann(ノイマン) U87Aiと比較してみたら、意外と面白い結果がでたので、それについてちょっとレポートしてみましょう。


左からMPM-1000(6,980円)、U87Ai(33万円)、MPM-3000(29,800)
 
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普通、DAWで音楽作品を作るというと、ソフトウェア音源を使ってMIDIシーケンスを打ち込んだり、オーディオトラックに楽器の演奏やボーカルをレコーディングして、音を重ねていく……という手法になりますよね。でも、それとはまったく異なる手法で音楽を組み立てていくこともできるんです。

MV88というShureのiOSデバイス用マイクを使って録った街の音。その街の音だけを切ったり、貼ったりするだけで作品を作る手法を見せてくれたのは、DTMステーションで何度も登場していただいているマリモレコーズの社長で作曲家の江夏正晃さん。とっても面白い方法であり、「これなら楽器がまったくできない人でも、MIDIがまったく分からない人でも曲が作れるかも!」なんて思わせてくれる楽しい方法なんです。先日、江夏さんにはニコニコ生放送のDTMステーションPlus!にもゲストで登場していただき、その手法について解説いただいたのですが、そのとき使った江夏さん制作のCubaseのプロジェクトファイルを丸ごといただくことができました。さらに、そのデータを丸ごとダウンロード可能な形で公開していい、という許可もいただいたので、どんな曲作りをしているのか紹介してみたいと思います。


ShureのiOSデバイス用マイク、MV88で録った音で音楽を組み立てていく
 
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ゲームにおいて非常に重要な要素となるサウンド。バックに流れるゲームミュージックやセリフはもちろんのことながら、鎧を着た兵士が歩く足音、剣を抜く際の“シャキーン”といったサウンド、切りつけた際の“グサッ”という音……そうした効果音がいかに臨場感あるものか、リアルなものなのかによってゲームへの没入感も大きく変わってきますよね。

でも、そうしたゲームのサウンドってどのようにして作っているかご存知ですか?「そりゃぁ、現在のゲームはコンピュータで作ってるわけだから、シンセサイザとかを駆使した合成音で作ってるんでしょ」と思う方も多いかもしれません。確かにそうしたケースもありますが、実際には“フォーリー”と呼ばれる生音を収録して使うケースがかなりの比率だ、って知ってましたか?先日、モンスターハンターバイオハザードストリートファイターなど、数々の大ヒットシリーズゲームを開発するカプコンサウンド開発室に伺い、サウンドデザイナーのみなさんを取材してきました。


カプコンのゲームサウンドデザイン現場に潜入

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先日、ZOOMから発売されたQ4nという、手のひらに収まるとっても小さなビデオカメラをご存じですか?ちょうど1年前に「演奏シーンを高音質で録れるマイク付小型カメラ、ZOOM Q4が面白い」という記事で前モデルQ4を紹介したことがありましたが、それがより高音質、より高画質へと進化したのです。

小さいビデオカメラというとGoProが最近流行ってますが、Q4nは小さくて高画質というGoProと同様の特徴を持ちつつ、24bit/96kHzのリニアPCMレコーダーとしても使える高音質なビデオカメラとなっているのです。実売価格32,400円前後と手ごろな価格のQ4nとはどんな製品なのか紹介してみたいと思います。


コンパクトなサイズながら、映像、音質ともに非常に高性能なZOOM Q4n
 
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以前にも「MTR機能を持つリニアPCMレコーダー、DR-44WLとDAWの連携術」という記事で紹介したことがあった、TASCAMのDR-44WL。単なる「リニアPCMレコーダー」という枠に収まらない数多くの機能を備えたアイテムとなっているので、個人的にも持ち歩いて使っています。また、ときどきニコニコ生放送のDTMステーションPlus!においては、コンデンサマイクとしても活用しているので、ご覧になった方もいるかもしれませんね。

そのDR-44WLは頻繁にファームウェアのアップデートを行いながら、どんどん新しい機能が追加されているのですが、先日リリースされた1.20というファームウェアでは、ついに地理情報まで埋め込めるようになり、新しい世界へと突入していっています。このDR-44WLはどんなことができる機材なのか、改めて紹介してみたいと思います。


従来のリニアPCMレコーダーの範疇を超えて進化を続けているTASCAMのDR-44WL(右)、左はリモコンとして機能するiPhone
 
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iPhoneやiPadの内蔵マイクも、そこそこの音で録音できるので便利ではありますが、「もうちょっと性能がよければ…」、「せめてステレオで録れたら……」なんて思いを持っている方も少なくないでしょう。以前から、ヘッドホン/マイク端子に接続して使う、エレクトレット・コンデンサマイクなどもありましたが、アナログ接続だから、ある程度限界があったのと、モノラルだという問題がありました。

しかしLightning端子を使うことで、そうした問題は一挙に解決します。これまでにもZOOMやFocusrite、LINE 6、Blue MicrophonesなどがLightning接続のステレオマイクを出していましたが、先日、伊IK MultimediaからもiRig MIC Fieldという製品がリリースされたので、使ってみました。


IK MultimediaのLightning接続ステレオマイク、iRig MIC Fieldを使ってみた
 
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