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J-Pop自動生成用ライブラリも登場!AI時代のDAW「Music Maker 2026」が4,980円

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ドイツMAGIXが開発するエントリーユーザー向けDAWの定番、Music Makerの新バージョン、Music Maker 2026 Premiumがソースネクストからダウンロード価格9,900円(税込)で発売されました。30年以上の長い歴史を持つソフトで通算で数えるとVersion 34となる製品でもあります。近年はAIエンジン部分の性能向上に力を入れていて、初めてのユーザー、音楽的な知識がないユーザーでも簡単に曲作りができるというのが大きな特徴で、ほかのDAWにはないユニークな機能としてお多くの注目を集めてきました。

今回発表されたMusic Maker 2026 Premiumも、そのAIを使った自動作曲機能を全面に打ち出しています。実際、曲のジャンルやスタイルを選択した上で「曲を作成」というボタンを押せば、即、新しい曲が出来上がってしまうのは圧巻です。その一方で、この新バージョンではループブラウザやビート作成機能を大幅に刷新しているのも大きな特徴となっています。さらに今回初めて登場したのが、商用利用可能なJ-Pop対応のサウンドプールが付属した上位版、Music Maker 2026 Premium J-Popバンドル。J-Pop制作に特化した素材が手に入ると同時に、これを利用してJ-Pop楽曲をボタン一発の自動作曲できる画期的なパッケージとなっています。そんなMusic Maker 2026 Premium、通常価格は9,900円なのですが、記事最後のところにあるクーポンを利用することで4,980円で、またMsic Maker 2026 Premium J-Popバンドルは通常価格11,900円が5,980円で入手可能です。いずれも2025年9月10日から21日までの期間限定のクーポンとなっています。実際、このMusic Maker 2026 PremiumとはどんなDAWなのか紹介していきましょう。

ドイツMAGIXのDAW、Music Maker 2025 Premiumが発売開始された

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初心者でも絶対に挫折しない、Windows専用のDAW

初心者がDTMをはじめようとソフトやハードを揃えたけれど、使い方が難しくて挫折した、という話はよく耳にします。確かに昨今のDAWは機能が豊富になりすぎて、初めてのユーザーが使おうとしても、どこから手をつけていいかも分からない……なんてことになりがちなのは事実です。

また、最初に使う際にはさまざまな設定が必要で、音を出すことすらできない……なんてことにもなりがちではあります。そうした中、このMusic Makerはまったく初めての人でも、インストールして起動後すぐにAIの力を借りて曲作りを体験できるという画期的なソフトであり、まさに初心者でも絶対に挫折しないDAWなのです。

もちろん、オモチャのようなソフトというわけではなく、ここには膨大な機能が搭載されており、掘り下げていけば驚くほど多くの音楽制作機能が詰め込まれたソフトでもあります。詳細は後ほど紹介しますが、今回登場のJ-Popサウンドプールによる生成楽曲のサンプルは以下のような感じです。

ただ最初に断っておくと、そんな画期的なソフトではあるけれど、Music Makerは昔からWindows専用のソフトであって、Mac用はありません。位置づけ的にはMacにおける初心者向けDTM入門ソフトであるGaragebandのようなジャンルのソフトだというと、分かりやすいかもしれません。

3ステップ、10秒でオリジナル曲が作れるAI自動作曲機能

Music Makerの最大の魅力は、やはりAIによる自動作曲機能です。これは言葉で説明するよりも実際に体験してもらうのが一番わかりやすいでしょう。

ツールバーにあるSong Makerボタンをクリックする

使い方は至って簡単。まず、Music Makerの画面一番上に並ぶツールバーの中から音符マークのアイコンであるSong Makerをクリックし、画面下側にSong Maker AIを立ち上げます。

画面下にAI作曲のための機能、Song Maker AIが表示される

この状態でまず左側の「テンプレートを選択」というところでジャンルを一つ選択します。大きくはPop、Electronic、Dance、Easy Listening、Rock……などがあり、その中に小ジャンルとしてChart hits、80s、Ambient、Glitch Hop……などが並んでいます。よくわからなければ適当なものを選んでもOKです。

テンプレートやサウンドプールを選択する

続いてその右にある「サウンドプールを選択」というところで、先ほど選んだジャンルに関する素材集=サウンドプールを選択します。これも適当なものでOKです(Music Maker本体インストール後、無料入手できるサウンドプールを追加ダウンロードすることで、ライブラリを増やしていくことが可能で、作れる曲のバリエーションを増やすことができるようになります)。

あとは「曲を作成」ボタンをクリックすれば、自動で楽曲が制作される

これで準備は完了。最後に「曲を作成」ボタンを押すと、10秒程度で画面上部にはオーディオ波形がバラバラと張り込まれていき、曲は完成。再生ボタンを押すと、すぐにその出来上がった曲を演奏することができるのです。

数秒で、こんな感じにトラックが埋まり曲が完成する

でも、一発で気に入る曲になるとは限りません。その場合、再度「曲を作成」ボタンをクリックすると、新しい曲に作り替えられるので、気に入るまでこれを繰り返してみるのも手。ただ、同じサウンドプールを使っている限り、作られる曲は似た傾向にはなるので、サウンドプールを変更したり、テンプレートを変更することで、もっと違う曲を作っていくことが可能になります。

新機能で進化したループブラウザとBEATBOX PRO 3

Music Maker 2026 Premiumでは、数々の新機能が搭載されています。中でも注目すべきは、ループブラウザの刷新です。

新しくなり、使い勝手が強化されたループブラウザ

新しいループブラウザは、ループ音源の閲覧と選択を素早く簡単に行える洗練されたインターフェイスを備えています。ジャンルフィルターを使えばEDM、ヒップホップ、ビデオ音楽など、どんなジャンルの曲を作るときでも最適なループが表示され、最適化されたコンテンツリストを使えば、適切なサウンドを見つけることができます。また、トラックから直接ループ音源のピッチを変更することもできるので、より効率的に楽曲作成ができるようになりました。

また、ビート制作機能も大幅に強化されています。新搭載の「BEATBOX PRO 3」は、シンプルな操作性と分かりやすいインターフェイスで、ビート制作をより速く、より簡単に、そして楽しみやすくしてくれます。

誰でも簡単に使えるドラムマシン機能、BEATBOX PRO3

このBeatbox機能、基本的には、昔からあるドラムマシンなのですが、とってもフレキシブルで便利。数多く用意されているドラムキットを読み込むとサンプルパターンも一緒に読み込まれるので、そこから作ってもいいしゼロから作っていてもOK。もちろんパターンもいろいろプリセットが用意されているから、それらを選択することも可能です。

数多く用意されているドラムキットを選択

また、キット自体を自分で作って保存することもできるし、もともと用意されている音だけでなく、WAV、MP3、AIFF、OggVorbis、FLACなどの素材を読み込んでキットに組み込んでいくことも可能です。

リズムパターンが完成したら「Insert Audio」をクリックするとオーディオ化されてトラックに貼り付けられる

こうして作ったドラムパターンを1小節、右上にあるInsert Audioボタンをクリックすると、オーディオ素材に変換され、オーディオトラックに貼り付けられるので、その後は非常に軽い状態で利用することが可能です。しかもオーディオトラックになっても、テンポに追従してくれるから、あとでテンポ変更しても大丈夫というのも優れていますね。

初登場!商用利用可能なJ-Popサウンドプール

今回特に注目すべきは、冒頭でも紹介した上位版「Music Maker 2026 Premium J-Popバンドル」(11,900円)の登場です。この版には、通常価格$39.99(約6,000円相当)のJ-Popサウンドプールが2種類、「Maji Yabai」と「Super Kawaii」が付属しています。

新たにJ-POP用のサウンドプールが2種類誕生した

これらのサウンドプールは商用利用可ライセンス(ロイヤリティーフリー)となっており、この素材を使用して制作した曲を販売、ストリーミング、YouTubeなどに公開することができます。J-Pop制作に特化した素材集というのは、これまであまり見かけなかっただけに、非常に貴重な存在といえるでしょう。

Song Maker AIと組み合わせることで、ごく簡単にJ-POP作品を作成できる

J-Popというジャンルに特化した素材があることで、より日本人の感性に合った楽曲制作が可能になります。アニソンやボカロ楽曲、さらには商業音楽の制作においても、この素材集は大いに活用できそうです。

オーディオもMIDIも、DAWとしての機能を一通り備えた統合ソフト

そんなAI自動作曲機能やJ-Popをはじめとするライブラリであるサウンドプールは、Music Makerが持つ機能のほんの一部にすぎません。このMusic MakerもほかのDAWと同様の機能を一通り何でも備えた統合的な音楽制作ソフトとなっているのです。

オーディオレコーディング機能ももちろん搭載している

具体的にいうとボーカルのレコーディングやギターやベースなど、実際の楽器を演奏した音をオーディオインターフェイスを介してレコーディングしていくことができるし、MIDIを用いたいわゆる打ち込みももちろん可能です。その際、USB-MIDIキーボードがあれば、それを弾いたものをリアルタイムにそのままレコーディングすることも可能だし、ピアノロール画面などを用いて、1音1音マウスで入力していくことも可能です。

数多くのプラグインのインストゥルメントを利用したMIDI打ち込みも可能

その際、プラグインのソフトシンセ、ソフトウェア音源が数多く用意されているので、シンセサイザサウンドはもちろん、ピアノでもドラムでもギター、ベース……思いつく楽器の音は何でもこのMusic Maker標準の音源で鳴らすことができます。

充実したエフェクトも装備されている

一方で、エフェクト機能、ミックス機能なども充実しています。これもプラグインを用いて自由自在に音作りをしていくことができるし、マスタリングにおいてはやはりAIによってかっこいいサウンドに仕立てていくといった機能も搭載されています。もちろんVSTプラグインに対応しているので、別途入手したプラグインをMusic Makerに組み込んで使うことも可能です。

AIが最適な音に仕上げるiZotope Ozone 11 Elements搭載

Music Maker 2026 Premiumには、AIテクノロジーのマスタリングツールとして定番の「iZotope Ozone 11 Elements」(8,500円相当)が収録されています。先日「AIマスタリングの新時代へ。古い楽曲を蘇らせるUnlimiter、自分だけのAIアシスタントを作成できる機能など、新機能を多数搭載。約30%OFFのイントロセールも開催中!」という記事で、Ozone 12の登場を紹介したばかりなので、旧バージョンということにはなりますが、Ozone 11 Elementsでも十分すぎる機能が搭載されています。

iZotope Ozone 11 Elementsも付属しているので、簡単にAIマスタリングができる

例えばYouTubeの配信用ならそれに合わせてAIが自動で調整します。素早く簡単に高品質な結果が得られる優れものです。通常価格だけを考えても、このOzone 11 Elementsが入っているだけで、ほぼ元が取れてしまう計算になります。

拡張性・互換性も抜群、豊富な追加コンテンツ

Music Maker 2026 Premiumは、非常に拡張性に優れているのも大きな特徴となっています。標準でインストールした時点では、コア部分だけがインストールされた形となっており、ここに加えて、サウンドプールさらにはサンプルパック、そして音源=インストゥルメント、エフェクトを右側のストアからインストールできる形になっています。

数多くのインストゥルメントが用意されており、3つまで無料で入手できるクーポンが付属

それぞれ有料での追加となってはいるのですが、サウンドプールについては好きなものを3つ、さらに多くの音素材を収録した音素材集であるサウンドプール・コレクションから1つを無料で取得できるクーポンが付属しているので、これを利用して入手することが可能になっています。

サウンドプールも好きなものを3つ、音素材集のサウンドプール・コレクションも1つを無料手に入れられる

またこれまでMusic Makerシリーズを購入した方であれば、以前のMusic Makerで入手したサウンドプール、サウンドプール・コレクション、サウンドパック、またインストゥルメント、エフェクトはそのまま引き継がれるので、それらをそのまま使うことも可能です。

9月10日~21日まで49%オフのクーポン配布中

そんな豊富な内容を持つMusic Maker 2026 Premiumが標準価格で9,900円というのも安すぎだと思いますが、以下に紹介するクーポンコードを使うことで4,980円という激安価格で入手可能となっています。さらに、J-POPサウンドプール付きの上位版「Music Maker 2026 Premium J-Popバンドル」も11,900円から5,980円と、こちらも49%オフとなるのです。

この価格なので、AI自動作曲機能を試すだけに使ってもいいし、このMusic Maker 2026 Premiumに標準搭載されているサウンドプール、サンプル素材を利用するだけのために買っても損はないと思います。

DTMステーション特別割引情報

Music Maker 2026 Premium
クーポンコード: DTM_25091
割引後価格:9,900円→4,980円(49%オフ)
有効期限 : 2025年9月10日(水)~9月21日(日)まで

Music Maker 2026 Premium J-Popバンドル
クーポンコード: DTM_25092
割引後価格:11,900円→5,980円(49%オフ)
有効期限 : 2025年9月10日(水)~9月21日(日)まで

利用方法 : 以下のページから商品をカートに入れた後に、クーポンコードを入力してください。「ご注文の確認に進む」を押したタイミングで割引が反映されます。


※コンビニ払いを選択した場合は110円の手数料がかかります。

販売ページ:ソースネクストMusic Maker 2025 Premium

DTMをこれから始めるという初心者ユーザーにはもちろんのこと、AI自動作曲を試してみたい方、J-POP制作に挑戦したい方、パソコンを楽器にして楽しみたい方……などなど、幅広く使っていただくことが可能です。ぜひ、この9月21日までに購入してみてはいかがでしょうか?

【関連情報】
Music Maker 2025 Premium製品情報

【価格チェック&購入】
◎ソースネクスト ⇒ Music Maker 2025 Premium
◎ソースネクスト ⇒ Music Maker 2025 Premium J-Popバンドル

この記事を書いた人

DTM、デジタルレコーディング、デジタルオーディオを中心に執筆するライター。インプレスのAV WatchでもDigital Audio Laboratoryを2001年より連載。「Cubase徹底操作ガイド」(リットーミュージック)、「ボーカロイド技術論」(ヤマハミュージックメディア)などの著書も多数ある。趣味は太陽光発電、2004年より自宅の電気を太陽光発電で賄うほか、現在3つの発電所を運用する発電所長でもある。

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