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6人のVtuber少女とシンセが織りなす物語「SYNTHMANIACS」9.21始動、Yamaha・Roland・KORG商品のプレゼントキャンペーン開催中

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VTuber市場が急成長を続ける中、これまでにない音楽特化型でDTMにも大きく関連するユニークなプロジェクト「SYNTHMANIACSシンセマニアクス」が誕生します。このSYNTHMANIACSは、シンセサイザーの演奏や楽曲制作を主軸とした6名の女性VTuberによる新たな試みです。注目すべきは、YamahaRolandKORGという日本が誇るシンセサイザー3大メーカーが機材貸出などで協力していること。単なるゲーム配信や雑談ではなく、DTMやシンセサイザーの魅力を本格的に伝えていく企画として、音楽業界からも大きな期待が寄せられています。

もっともVTuber6名のバックグランドはさまざま。ただ、シンセサイザーにもともと詳しいというメンバーではないので、まさに配信とともにシンセに精通していく過程も見せていこうという企画にもなっています。このプロジェクトを音楽面で統括するのは、「ラブライブ!」「おそ松さん」などのヒットアニメ音楽を手がけ、世界的にも希少なシンセサイザーを多数所有する音楽プロデューサーである、純之介教授。純之介教授のアドバイスも受けながら、シンセサイザーの面白さを伝えていこう、というわけです。6名のメンバーがデビューするのは2025年9月21日(日)19時より、それぞれのYouTubeチャンネルで30分ずつリレー形式の初配信を実施。デビューを記念したフォロー&リポストキャンペーンでは、なんと各メーカーの最新シンセサイザーが当たる豪華な内容になっているのも見逃せないポイント。果たして、シンセサイザーとVTuberという異色の組み合わせは、新たな音楽カルチャーを生み出すことができるのでしょうか。

SYNTHMANIACSが9月21日よりスタート

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5年の歳月をかけて実現した異色のプロジェクト

SYNTHMANIACSは一朝一夕で生まれたプロジェクトではありません。その起源は5年前に遡ります。シンコーミュージック・エンタテイメントと文化放送の関係者が、ともに楽器演奏者で楽器機材好き、昨今のコンテンツブームの中でシンセサイザーやデジタル・サウンドに焦点を当てたものが少なかったことや、ハード好きとして日本が世界的にシェアを持つ楽器カテゴリーをより盛り上げ、新規ファンも増やしていきたい、という思いから企画がスタートしました。

SYNTHMANIACSの大きな特徴のひとつが、日本が世界に誇るシンセサイザー3大メーカー、Yamaha・Roland・KORGがシンセサイザーなど、機材貸出などの形で協力している、という点です。その背景には3社が歩調を合わせて協力することで、シンセサイザー業界全体の活性化を図っていこうという目的があるからのようです。

プロジェクトの背景と体制

SYNTHMANIACSは、Age Global Networks、文化放送、シンコーミュージック・エンタテイメント、TOY CUTE、NHKアート、インディビジュアルミュージックによる製作委員会によって運営されています。従来のVTuberとは一線を画す本格的な音楽プロジェクトとして、ついにそのベールを脱ごうとしています。

魅力的なキャラクター設定:個性豊かな6名の音楽少女たち

SYNTHMANIACSの大きな魅力の一つは、6名それぞれが持つ個性的なキャラクター設定です。近未来の日本という設定の中で、3つの高校に通う彼女たちはそれぞれ異なる背景と音楽的な特徴を持っています。

白鍵学院の姉妹コンビ

譜束ぴあのは、幼少期からピアノを習い、コンクールでも優秀な成績を納める真面目な3年生。自分にも人にも厳しい性格ですが、妹の譜束いおりのわがままにはいつも振り回されてしまいます。一方、妹の譜束いおりは好奇心旺盛で色んなことに興味津々な1年生。バイオリンとドラムが演奏できますが、お姉ちゃんのようにピアノも弾けるようになりたいと思っています。

譜束ぴあの 譜束いおり

鳴愛高校のエネルギッシュペア

刻美りずむは歌とリズムに乗るのが大好きで、「楽しくないと音楽じゃない!」という信条を持つ快活な2年生。突然歌い出すので友達からはうるさいと言われていますが、自分の音楽でたくさんの人を盛り上げるのが夢です。波導らいざは表向きは真面目な生徒会長ですが、裏では妄想がちなコスプレイヤーという二面性を持つ2年生。DJプレイを基軸に、感情で音を紡ぐスタイルが特徴です。

刻美りずむ 波導らいざ

尊音メディア高等学校のクリエイティブデュオ

符洛院カナデは謎多き小悪魔職人で、オタク気質でよく喋りよく笑う3年生。あどけない外見とは裏腹に言葉は深く刺さり、油断していると掌で転がされるかもしれません。天空乃ヒビキはクールな外見と力強い歌声で学内外から同性人気爆上がり中の2年生。王子様的な扱いを受ける反面、実は家で猫とぐうたらすることが一番の幸せという意外な一面も。

符洛院カナデ 天空乃ヒビキ

これらのキャラクター設定は単なる設定に留まらず、配信での会話や音楽活動にも反映されることで、視聴者により深い愛着を感じてもらえる仕組みになっています。

プロジェクト概要:3つの高校に通う6名のVTuberがシンセサイザーを学ぶ

SYNTHMANIACSは、近未来の日本を舞台に、3つの高校に通う6名の女性VTuberがシンセサイザーを使った音楽活動に挑戦するプロジェクトです。メンバーは2人ずつ3つの高校に分かれており、それぞれ異なる音楽的背景を持っています。

メンバー紹介

名前 学校・学年 メンバー名 音楽的特徴 使用メーカー YouTubeチャンネル
譜束ぴあの 白鍵学院 3年 譜束ぴあの
@Piano_SYNP
クラシックピアノの実力者、
お姉さん的存在
Yamaha https://www.youtube.com/@FutabaPiano
譜束いおり 白鍵学院 1年 譜束いおり
@Iori_SYNP
バイオリン・ドラム演奏可能、好奇心旺盛な妹 Yamaha https://www.youtube.com/@FutabaIori
刻美りずむ 鳴愛高校 2年 刻美りずむ
@Rizumu_SYNP
ピアノ・エレクトーン・パイプオルガン演奏可能、エネルギッシュなムードメーカー Roland https://www.youtube.com/@KizamiRizumu
波導らいざ 鳴愛高校 2年 波導らいざ
@Raiza_SYNP
DJ・妄想生徒会長、コスプレイヤーの一面も Roland https://www.youtube.com/@NamidoRaiza
符洛院カナデ 尊音メディア高等学校 3年 符洛院カナデ
@Kanade_SYNP
鍵盤楽器・リズム楽器、何でも操る小悪魔系サウンド職人 KORG https://www.youtube.com/@PuraguinKanade
天空乃ヒビキ 尊音メディア高等学校 2年 天空乃ヒビキ
@Hibiki_SYNP
パワフルなボーカル、
クールな王子様キャラ
KORG https://www.youtube.com/@TechnoHibiki

興味深いのは、各メンバーの音楽スキルが意図的にバラバラに設定されていることです。クラシックピアノのコンクール入賞経験を持つ「譜束ぴあの」から、鍵盤がまったく弾けない初心者まで、レベルの差を活かしたストーリー性のある成長過程を見せていく予定です。

使用機材について

各メーカーからは各VTuberには以下のような機材使用の協力を得ています。

Yamaha

    • MONTAGE M8X
    • MODX6 ほか

Roland

    • FANTOM-8 EX
    • JUNO-D6 ほか

KORG

    • NAUTILUS AT(61鍵)
    • KRONOS 88 ほか

これらの本格的な機材を使って、音作りから楽曲制作まで、シンセサイザーの魅力を余すところなく伝えていく計画です。

DTMシーンに新たな風を吹き込む挑戦

現在のDTMシーンは大きな転換期を迎えています。DAWソフトの高機能化とソフトウェア音源の品質向上により、ハードウェアシンセサイザーに触れることなく本格的な楽曲制作が可能になった一方で、ハードウェア特有の魅力や操作感を知らない世代が増えているのも事実です。ソフトウェアシンセは確かに便利で経済的ですが、物理的なつまみを回すことで得られる直感的な音作りの楽しさや、アナログ回路特有の音の温かみといった要素は、実際にハードウェアに触れなければ体験できないというのも事実です。

SYNTHMANIACSが目指すのは、まさにこの「ハードウェアならではの魅力」をライブ配信を通じて伝えることです。視聴者は配信を通じて、実際にシンセサイザーのパラメーターを調整する様子をリアルタイムで見ることができ、音の変化とつまみの動きを関連付けて学習することが可能になります。これは従来のDTM教材にはない、新しい学習体験と言えるでしょう。

特に注目すべきは、配信者自身がDTM初心者からスタートするという点です。一般的なDTM解説動画では、すでに熟練したプロデューサーが完成された技術を披露することが多いのですが、SYNTHMANIACSでは学習者と視聴者が同じ目線で成長していくプロセスを共有できます。「今日は初めてフィルターを使ってみます」「リバーブの設定がよくわからない」といった等身大の悩みや発見を通じて、視聴者もより親近感を持ってDTMに取り組むことができるでしょう。

また、チャット機能を活用したリアルタイムでの技術指導も大きな特徴です。視聴者の中には豊富なDTM経験を持つ人も多く、配信者が困った際にアドバイスをもらったり、逆に初心者の視聴者が質問したりすることで、自然な学習コミュニティが形成されることが期待されています。これは一方向的な教材とは異なる、双方向のDTM学習環境と言えるでしょう。

さらに、6名それぞれが異なるメーカーの機材を使用することで、Yamaha・Roland・KORGの特徴や音の違いを比較検討できるのも魅力です。同じ楽曲を異なるシンセサイザーで演奏したり、メーカーごとの音作りアプローチを比較したりすることで、視聴者は各ブランドの個性を理解できるようになります。これは楽器店で試奏するだけでは得られない、深い理解につながるはずです。

配信スタイル:従来のVTuberとは一線を画すDTM特化型コンテンツ

SYNTHMANIACSの最大の特徴は、ゲーム実況や雑談ではなく、音楽制作に特化した配信を行うことです。基本的には各メンバーが個別のチャンネルで配信し、時々コラボレーションを行う形式を取ります。

主な配信内容

  • シンセサイザーの操作説明・音作り実演
  • DTMソフトでの楽曲制作過程
  • 音楽理論の学習・解説
  • メンバー間でのプロジェクトファイル共有による楽曲制作
  • 純之介教授による特別授業

配信では、VTuberとしてのイラスト表示に加えて、実際のシンセサイザーやキーボードの演奏風景もカメラで映します。指先やつまみ操作などはリアルに見せることで、視聴者が実際の演奏や音作りを学べる仕組みになっています。

音楽プロデューサー・純之介教授インタビュー

このユニークなプロジェクトの音楽面を統括する純之介教授に、企画の背景や今後の展望について話を聞きました。

プロジェクト立ち上げの経緯

――このプロジェクトはどのようにして始まったのでしょうか?

純之介教授:立ち上がりとしては、5年前に楽器系の雑誌を発行するシンコーミュージックとアニメ声優系コンテンツに強い文化放送が新たにコンテンツを作ったときに何かできるものはないか、という話をしている中で、最近はDTMがソフトウェア中心になっていく中で、ハードウェアのシンセサイザーをもっと盛り上げられないだろうか、という話題になったのがキッカケです。

もちろん、安くて手軽に使えるソフトシンセもいいのですが、たくさんあるツマミをいじることで、音作りを体感的に理解できるようになったり、シンセサイザーの面白さが増してくるのも事実です。我々自身もハードウェアが好きですし、ハードシンセの面白さをもっと多くの人たちに伝えていこう、という思いから、企画から始まっています。また日本国内から世界に向けて発信される電子楽器に焦点を当てたい、という思いもあったのです。

――なぜVTuberという形式を選んだのですか?

純之介教授:最初はシンセサイザーの擬人化という案もあったんですが、それだと発言力がないですよね。VTuberとして考えたときに、世界を代表するシンセの三大メーカー、Yamaha・Roland・KORGが日本にあるということで、日本から発信するコンテンツとして世界に届けるバイタリティがあると考えました。

DTM配信という新しいアプローチ

――従来のVTuberとは違い、DTMに特化した配信を行う理由は?

純之介教授:僕の中では、普通のVTuberと同じことをやっても面白くない、差別化ができないという思いがありました。それで、DTMを配信する企画を提案したんです。

例えばゲーム配信だと、プレイヤーが困った時にチャットで「ここ右クリックしたら出てくるよ」とかアドバイスしてくれる人がいて、コミュニティができてきますよね。DTMでも同じような形ができるのではないか、と。つまり視聴者にとっては、新しい情報を知る場であると同時に、昔からのシンセの知識をVtuberに伝えていく場にもなるだろう、と。逆にいえば、彼女らにとっては配信の場であると同時に学びの場にもなるわけです。結果として、運営側がわざわざ教えに行かなくても、自動的にみんなが詳しくなっていく仕組みになるのではないか、と。

――成長過程を見せるというのもポイントですね

純之介教授:そうです。6人とも多少は楽器経験がありますが、DTMとしては初めての子たちばかりです。だから成長を見守ってほしいし、応援してほしい。最初からカンペキなクオリティのものが作れるわけではないので、ある程度できた段階でプロにブラッシュアップしてもらって完成品にするということも考えています。

純之介教授としての役割

――純之介教授ご自身は配信にどのように関わっていくのですか?

純之介教授:主役はあくまで彼女たちで、彼女たちが成長していく様を見てもらうのがメインです。でも例えば「日本のシンセサイザーの歴史を学びましょう」といった授業的なコーナーをやるときには、純之介教授として出てくる予定です。基本は一人でやってもらいますが、コラボ配信や特別授業では声で参加することになると思います。

今後の展開について

――将来的にはどのような展開を考えていますか?

純之介教授:本人たちが演奏も作曲もできるようになってくると、たとえば文化放送さんの番組のジングルを作らせてもらったり、他のVTuberさんに楽曲を提供したりといった展開も考えています。

また、以前、雑誌『キーボードスペシャル』の連載としてあったCMJKさんによる「GROOVE CONTROL」というデモテープオーディション企画の令和Web版「GROOVE CONTROL 2(仮)」というものも予定しています。CMJKさんにお題を出してもらって、一般ユーザーの方から音源を送ってもらい、それを6人の中から1、2人をアシスタントに連れて評価する番組も考えています。キーボードスペシャル時代のGROOVE CONTROLは、よく「グルコン」と呼ばれていたので、今度は「グルコン2」として展開していく予定です。

――6名のメンバーの音楽的なレベルはどの程度なのでしょうか?

純之介教授:オーディションをやる前の段階では、DTMでバキバキに音楽を作っていこうという人を集めようと思っていたんですが、それは無理でしたね。結構個人の能力はバラバラで、鍵盤が全く弾けないという子もいれば、逆にピアノはめちゃくちゃ上手いけど、ポップソングには全然触れたことがないという子や、ドラムをやっている子がDTMに挑戦するという感じです。

でも、それが良かったんです。成長していくところをストーリーとして見せていきたいという思いもありましたから。

――具体的な配信の進め方について教えてください

純之介教授:当面の間は、シンセサイザーの音を鳴らすだけから始めて、触るだけでも基本はトークになると思います。本当に音鳴らすだけ、マウスで触るだけでも、「なんか変な音出た」みたいな感じで配信していくところからスタートすると思います。

DAWはCubaseを使う予定なのですが、ある程度鍵盤で弾いたものがCubaseに反映されるようになったりしてからは、今月のお題の曲を作ったり、下級生の子たちが作った曲に上級生の子たちがピアノをダビングしてあげるといったコラボレーションもやっていきたいと思っています。

――最終的な目標はどのようなものでしょうか?

純之介教授:目標としては、各メンバーがシンセサイザーやDTMに詳しくなって、彼女たちだけで楽曲を作れるようになっていくことですね。当面は、運営側もいろいろ手助けが必要だとは思いますが、彼女たちの力で楽曲制作をして提供できるようになるとか、ライブができるようになったら嬉しいですね。そのためには、まずは多くの人達に見ていただいて、ぜひみんなで一緒に育てていければと思っています。もちろん、アーカイブも残るので、途中で知った人も最初から見ていくことができるようになっています。そのうえで、ぜひ応援していただければ、と思っています。

デビュー記念キャンペーン:豪華シンセサイザーが当たる!

SYNTHMANIACSのデビューを記念して、現在X(旧Twitter)でフォロー&リポストキャンペーンが開催されています(9月16日〜9月30日)。

キャンペーン内容

参加方法は、希望する機種に対応するメンバーアカウントと公式アカウント(@synthmaniacs)をフォローし、該当ポストを「#シンセマニアクス初配信」をつけて引用リポストするだけ。複数機種への同時応募も可能です。それぞれ以下のとおりです。

Yamaha SEQTRAK

Roland JD-08 + K-25m

KORG microKORG2

 

9月21日の初配信スケジュール

記念すべきデビュー配信は、9月21日(日)19:00から22:00まで、6名が30分ずつリレー形式で行います。

配信スケジュール

初回配信では自己紹介とシンセサイザーの音出し、今後作っていきたい音楽についての抱負などが語られる予定です。各メンバーのYouTubeチャンネルは個別に開設されており、視聴者は30分ごとにチャンネルを切り替えながら全員の配信を楽しむことができます。

音楽業界の新たな可能性を切り拓く挑戦

SYNTHMANIACSは、VTuber市場の成長とハードウェアシンセサイザーの活性化という、一見異なる二つの目標を同時に追求するユニークなプロジェクトです。DTMやシンセサイザーに興味を持つ若い世代を増やし、同時にVTuberファンに音楽制作の楽しさを伝え、楽曲を発表していく、という、双方向のアプローチが特徴的です。

シンセサイザーという楽器の可能性と、VTuberという新しいエンターテイメント形式が組み合わさったとき、どのような音楽文化が生まれるのか。SYNTHMANIACSの挑戦は、音楽業界とエンターテイメント業界の両方にとって注目すべき実験と言えるでしょう。


【SYNTHMANIACS公式情報】

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