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Steinwayをサンプリングした鳥肌が立つレベルの96kHz/24bitピアノ音源、PIANO Premier ”at first light”がPREMIER SOUND FACTORYからリリース

高音質であることから世界的にも人気の高い、日本の音源メーカー、PREMIER SOUND FACTORYから、まったく新たにSteinwayのグランドピアノを録り下ろした音源、PIANO Premier “at first light”が本日12月8日にリリースされました。Drum Tree箏姫かぐや尺八 Shakuhachi Premier Gに続く、96kHz/24bitの音源、スーパーハイレゾ・デジタルレコーディング・シリーズの第4弾として登場したアコースティック・ピアノ音源。

これまでもアコースティック・ピアノ音源は、多くのメーカーから数多くの製品が出ていますが、PIANO Premier “at first light”は、弾いてみて、その音を聴いてみて、ちょっと鳥肌が立つほどのレベルのサウンド。ダウンロードサイズが10GBにもなるKONTAKTベースの音源となっていますが、実際どんな製品なのか、紹介してみましょう。

Steinwayグランドピアノをサンプリングした高音質音源、PIANO Premier “at first light”がリリース

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何はともあれ、まずは、このPIANO Premier “at first light”によるデモ曲ビデオをご覧ください。

どうですか?ちょっとビックリですよね。もちろんこれはYouTubeのビデオですから、圧縮サウンドになっており、ハイレゾ音源であるPIANO Premier “at first light”の実力がしっかり発揮できているわけではありません。それでも、その凄さの片りんを垣間見ることができたのではないでしょうか?

PIANO Premier “at first light”のユーザーインターフェイス

改めてPREMIER SOUND FACTORYを紹介すると、ここはレコーディングエンジニアのichiroさん率いる日本の音源メーカー。これまでさまざまな音源をリリースし、どれも世界中で高い評価を得ています。ichiroさん自身は、多数のアーティストアルバム、テレビCMや映画音楽、さらにはファイナルファンタジー、ダンスダンス・レボリューション、ビートマニアなどのゲームサウンドの録音、ミックスまで、本当に数多くの作品を手掛けてきた現役のエンジニアでありながら、ライフワーク的に、さまざまな音源を作って、PREMIER SOUND FACTORYブランドで発売しているのです。

DTMステーションでも、これまで「ビートルズやツェッペリン、モータウンサウンドなどを忠実に再現!?名盤のドラムサウンドをリアルに出せるDrum Treeとは?」、「お箏のほぼ全奏法をカバーする純国産・高音質音源『箏姫かぐや』誕生」など、PREMIER SOUND FACTORYについて紹介してきましたが、冒頭でも触れたとおり、今回のPIANO Premier “at first light”は96kHz/24bitのスーパーハイレゾ・デジタルレコーディング・シリーズの第4弾となるものです。

Steinwayグランドピアノを新たにサンプリングしなおしている

ご存知の方もいると思いますが、PREMIER SOUND FACTORYでは、2008年にもSteinwayのピアノをサンプリングしたPIANO Premierを発売していましたが、PIANO Premier “at first light”はその新バージョンとして誕生したもの。サンプリングはまったく新たに行い、96kHz/24bitの素材となっています。そのためDAWは96kHzに設定することで最大のパフォーマンスを発揮しますが、もちろん44.1kHzや48kHzでも問題なく使うことが可能です。

PIANO Premier “at first light”を利用するにはKONTAKT 5もしくはKONTAKT 6が必要となる

ただし、このPIANO Premier “at first light”を利用するには、Native InstrumentsのKONTAKT 5もしくはKONTAKT 6が必要となります。Drum Treeや箏姫かぐやなどと異なり、無料版のKONTAKT Playerでは使えないので、その点はご注意ください。

さて、このPIANO Premier “at first light”を開くと、UIが表示されるわけですが、これを見ると分かる通り

3つの音色が用意されている
の3種類の音色が用意されています。これは同じSteinwayのグランドピアノをサンプリングしながらも、異なるマイクでレコーディングしているために音色が異なっています。CRYSTALはNeumann U49、VINTAGE (MONO)はSONYのC37、そしてSTAGEはSHOEPSのM221を使って録っているのだとか。やはりマイクによってその雰囲気がずいぶんと変わってくるのも面白いところです。

一方、PIANO Premierは「本物の音しか使わない」という強いこだわりがあるのだとか……。いまあるピアノ音源の多くはシンセサイザのフィルタ機能を用いたハーモニック・レゾナンスを採用しています。しかし生のピアノの複雑な共鳴、調和から生まれる宇宙感は、シンセサイザなどでは得ることができないという考え方から、PIANO Premierではハーモニック・レゾナンスも含めモデリングは一切使用せず、実際の録音により再現しているとのこと。

鍵盤を押した状態でサステイン・ペダルを踏むことででハーモニック・レゾナンスが付加され、画面上のパラメータを動かすことでレゾナンス・レベルの調整も可能です。サステイン・ペダルを踏んだ状態で発生したNote Onは、実際にペダルを踏んで打鍵したサンプル・レイヤーが再生されるようになっています。

さらに127段分解能を持つMIDIダンパー・ペダルを使用することによりハーフペダルに対応。踏み込み量に応じてディケイの長さをコントロールできるようになっています。この際、ゆっくりペダルを離すことででダンパー音を発生させず、音を止めることもできます。また単純にオン・オフのみをコントロールできる簡易ペダルを使っている場合は、モジュレーション/ホイールを使ってダンパーの踏み込み量を調整することもできるようになっています。

なお、ピアノのベロシティ・レイヤーは以下のような12段階になっています。

Velocity Map
127 – 127 FFFF
125 – 126 FFF
121 – 124 FF
116 – 120 F
110 – 115 HH
102 – 109 H
91 – 101 MM
75 – 90 M
55 – 74 SS
31 – 54 SSS
1 – 30 SSSS

でも、そもそも12段階もどうやってその強弱を弾き分けてサンプリングしているの?と疑問に感じたのですが、実はレコーディングにおいて、機械コントロール式の打鍵機なるものが存在し、それを導入して、それを用いて鳴らしてサンプリングしているとのこと。
当然ペダルのオン/オフなどによってもサンプリングをし分けているため、総サンプル数は2,952にもなり、いずれも長時間サンプリングで、ループは使っていないとのこと。このことが、非常にリアルなサウンドを生み出しているわけですね。

画面を見ても分かる通り、PIANO Premier “at first light”にはそのほかにも、さまざまなパラメータが用意されています。Dynamic Rangeは、その名の通り表現できるダイナミックレンジを可変させるためのもので、ゼロにすると実際のレコーディングの録音レベルのままの状態となり、これを上げていくことで強弱の差を強調できるようになっています。

またPedal Noiseはダンパーペダルによるノイズを再現するためのもの。これを入れることによって、より実物に近いリアルなニュアンスへとなっていくし、ゼロにしてまったくノイズを入れない使い方もありです。

12種類のインパルス・レスポンスが収録されている

またコンボリューション・リバーブ(サンプリング・リバーブ)を搭載しているのも、PIANO Premier “at first light”の重要な特徴の一つです。コンボリューション・リバーブは、実際の場所でサンプリングしたインパルス・レスポンスを利用することで、その場所で鳴らした音をリアルに再現するためのものですが、ここにはスタジオ、能楽堂、スペースエコーなど12種類のインパルス・レスポンスが用意されており、これを切り替えることでかなり演奏した際の雰囲気も変化します。

鍵盤のベロシティーカーブなどの設定も可能

画面を切り替えるとMaster Key Velocity Mapというというものが出てきますが、これによって、手持ちの鍵盤のベロシティカーブに適応させることができます。Max Voice Optimize Systemは常に発音数が最大限エコになるよう、バックグラウンドで自動的に調整するためのもの。通常は1key1voice固定で、ダンパー・ペダルを踏んだまま同じ鍵盤を連打した際、奇妙な鳴り方になってしまうベロシティの連なりが発生した場合のみ、1鍵盤あたりの発音数が自動調整されるという仕組みです。地味ながらもが、結構画期的な機能だと思います。

そんなPIANO Premier “at first light”ですが、PREMIER SOUND FACTORYでは、そのサウンドに非常に自信を持っているようで、ほかのピアノ音源との聴き比べができるよう、面白いデータが公開されています。

[PIANO Premier Demo1 Stem Files 96kHz/24bit]

そう、冒頭のYouTubeのビデオでの楽曲のMIDIデータとそれぞれの音源のパラ出力データが無料でダウンロードできるようになっているのです。曲の構成はピアノ、ベース、ドラムというとってもシンプルなもので3つのMIDIファイルと3つのWAVファイルがセットになっています。そしてWAVファイルは96kHz/32bitとなっています。たとえば手持ちのピアノ音源をこのMIDIファイルで再生させるとともに、PIANO Premier “at first light”のWAVファイルと鳴らし比べてみると面白いですよ。ちなみに、このMIDIファイルでPIANO Premier “at first light”を鳴らしてみたところ、当然ではありますが、この96kHz/32bitのWAVファイルとまったく同じ音でした。何の加工もされていない証拠ですね。

Cubaseに上記ファイルを読み込ませてみた

一方、このドラムトラックとベーストラックについても少し触れておくと、ドラムトラックは先ほども触れたDrum Treeが使われているとのこと。PIANO Premierとの相性は完璧であることがよくわかります。一方、ベースサウンドもグッとくるのですが、こちらもつい最近発売になったばかりの96kHz/24bitの音源、Acoustic Bass Premier Gというものです。こちらもカッコいいですね。

ちなみに、Acoustic Bass Premier Gというアコースティックベースと同じタイミングで、やはり96kHz/24bitのFender Jazz Baseをサンプリングしたエレキベース音源、Bass Premier Gというものもリリースされています。そのデモが以下のもの。

さらに、先ほどと同様、MIDIファイルとパラ出力されたWAVファイルがセットになったデモも公開されています。

[PIANO Premier Demo2 Stem Files 96kHz/24bit]

これを聴いても、やはりPREMIER SOUND FACTORYの音源、どれも感激するサウンドのものばかり。何か音源を増やしてみよう……と考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか?

【関連情報】
PIANO Premier “at first light”製品情報
Acoustic Bass Premier G製品情報
Bass Premier G製品情報
PREMIER SOUND FACTORYサイト

【価格チェック&購入】
◎PREMIER SOUND FACTORY ⇒ PIANO Premier “at first light”
◎beatcloud ⇒ PIANO Premier “at first light”

Commentsこの記事についたコメント

1件のコメント
  • Joker

    デモを聴いてみましたが、クリアで良いですね!好みの感じだしちょっと使ってみたいかも…

    箏姫かぐや、尺八 Shakuhachi Premier Gなども惹かれますね
    箏プレイヤーとしては、箏や尺八のクリアな音源の存在が嬉しいです!
    やはり日本のメーカー・技術者の存在がありがたいですね
    琵琶や和太鼓なんかの音源も増えるといいなあ

    あ、和楽器を含めた民族楽器は、ピアノなどの世界的な楽器よりも、演奏者及びそのサンプリング音源がどうしても少ないのではないでしょうか。
    演奏者が減っていくことで、収録機会が減ったりしないでしょうか。
    折角音響技術が発達し、デジタルではより美しい音を再現できるようになっても、アナログなアコースティック楽器の演奏者がいなくなってしまえば…
    ありきたりな疑問ですが、こういう時にはどうしても考えてしまいます。
    まあ、現在最もポピュラーな楽器の一つとも言えるピアノですら、何百年も前から常に変わり続けている楽器ですから、一つの楽器を同じ形で留め・また記録し残しておくことなど不可能かもしれませんが。その変化のお陰で音楽もまた進歩するのでしょうかねえ…

    ソフトウェアの音は、年々、クリアで美しくなっていきますね。
    何時でも気軽に、パソコン上でド迫力のオーケストラや繊細なピアノを再現できるのは最高です!
    ただ、『ほんの少し偽物らしさ・安っぽさを残した、デジタルに再現された楽器音』もまた好きですし、「これくらいで音はちょうどいいんじゃないか、これ以上進歩しないでくれ」なんて思ってしまう瞬間もあります(笑)
    DTMをしている瞬間はソフト音源の進化を喜びと共に実感しますが、生の楽器を触っているときはそれが寂しくもあります…
    メガネを掛けると、視力が上がるだけでなく、裸眼よりも少し視界がクリアになります。音も同じように、音響機材を通して、楽器の音を綺麗に再現しようと試みるほど、実際の音よりも『綺麗すぎる』音にならないか気になります。

    音以外にも、楽器の手触りや空気感も技術進歩で再現されるようになるのでしょうか。(VR技術とか?)
    アナログ楽器をデジタルに完璧に再現出来るようになり、新たなデジタル楽器までもが生まれれば、アナログ楽器は歴史的価値以外の意義を失ってしまうのでしょうか。

    2019年12月12日 5:41 午前

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