マイクやオーディオインターフェイスを無料でレンタル、プレゼント!? nanaが『月刊nanaるマイク通信』を展開中

中高生、大学生ならだれでも知ってる音楽コラボアプリの「nana」。スマホで投稿されたサウンドに歌や演奏を重ねることで、合唱やアカペラ、バンド演奏など、音楽コミュニケーションを楽しめるアプリとして、これまでも何度か取り上げてきました。そのnanaが「月刊nanaるマイク通信」というユニークな企画を今年1月から毎月1回のペースで展開しています。これはnanaユーザーの投稿音質向上を目的に、さまざまなマイクメーカー、オーディオインターフェイスメーカーとコラボして、1週間無料で機材レンタルをしてくれるというサービスです。

貸出条件は、nanaユーザーであり、使った機材に関して使用後にレポートを寄稿すること、となっており誰でも簡単に応募できます。実際にマイクを試すことができる機会ってなかなかないので、DTMユーザーにとっても嬉しいチャンス。しかも中には無料レンタル後にプレゼントとしてもらえてしまう機材もあるようです。3月はaudio-technicaAT2020USB+SteinbergUR22c Recording PackZOOMV6U22のセット……などがリストに上がっているので、ぜひ試してみたいという人も多いはず。実際どんな企画なのか紹介してみましょう。

nanaがマイクの無料モニターを募集する「月刊nanaるマイク通信」3月号を発行

nanaは現在800万ユーザーを突破した、日本発の音楽投稿アプリ。1つアップした楽曲に対し、ユーザーがどんどん音を重ねていくことができるアプリで、ユーザー同士で拍手やコメントをつけることができるなど、音楽を通して世界中の人とコミュニケーションを楽しむことができるツールです。

スマホ1台で手軽にコラボすることはもちろんのこと、PCからのアップロード機能になったことで、DTMで制作した楽曲もキレイな音でアップできるため、nana全体のクオリティーも上がっています。さらにコンボリューションリバーブをはじめ、強力なエフェクトが追加されると同時にUIもブラッシュアップされるなど、nanaは進化しつづけている大人気アプリ。

スマホで簡単に音楽投稿ができ、ユーザー同士でコラボができるアプリ、nana

そんなnanaが1月から始めたのが「月刊nanaるマイク通信」というユニークな企画。毎月1回のペースで行われているこの企画は、「スマホ内蔵のマイクではなく、外部接続する高音質マイクを気軽に楽しんでもらいたい」という思いから始まったもの。基本的にはnanaユーザー向けの企画ではあるものの、DTMユーザーにとっても気軽にコンデンサマイクやオーディオインターフェイスを試すことができるチャンスともいえそうです。

マイクの性能や自分の好みに合うかは、実際に使ってみないとなかなかわからないもの。実際、マイクを買おうと思って楽器屋に行って試せたとしても、普段の環境と違うのでよく分からなかったり、そもそも近くに楽器屋がないと試すことすらできないので、自宅に送ってもらって無料で試せるというのは、嬉しい企画ですね。ちなみに、これまでの応募数は、1月号では900件強、2月号では1300件を超える応募があったとのことですから、競争率からすると、決して低くはないですが、一人で複数種類のマイクに対して応募も可能なので、チャンスはありそうですよね。

これまで月刊nanaるマイク通信では、多くのメーカーが参加していて、1月号は

・TELEFUNKEN「M80」
・Apogee「HypeMic」
・sE Electronics「V3」
・TASCAM 「DR-05X」
・beyerdynamic「 FOX 」(サウンドハウス)

2月号は、

・AKG「Lyra-Y3」
・Roswell Pro Audio「mini K87」
・Shure「MOTIV MV5」
・SENNHEISER「MK4」
・Behringer 「U-PHORIA STUDIO」

と、プロの現場でも使われているメーカーの製品がたくさん。そして3月号では、

・audio technica 「AT2020USB+」
・Steinberg 「UR22c Recording Pack」
・ZOOM 「V6+U22」
・サウンドハウス5点セット
・AUDIX OM-5

が、無料モニターの対象となっています。たとえばZOOMのV6は先日も「VTuberもビックリ!? 声を変幻自在にメイクアップできるボーカル専用エフェクト、ZOOM V6がスゴイ!」という記事で紹介したばかりなので、興味を持っている人も多いと思います。しかもV6に加えて、U-22というオーディオインターフェイスもセットなので、いろいろ試してみる価値は大きそうです。

audio-technicaのAT20202USB+は、しっかりしたレポートを提出すればもらえるチャンスも!

さらに、この5種類ある選択肢のうちaudio technica 「AT2020USB+」およびサウンドハウス5点セットは、単に無料モニターというだけでなく、しっかりとしたレポートを書けば、それ自体をもらえてしまうという太っ腹企画になっています。

サウンドハウス5点セットはオーディオインターフェイスやマイク、ヘッドホンなどがセットになっている

気になるサウンドハウス5点セットというのはコンデンサーマイク、iPhone対応のオーディオインターフェイス、ヘッドホン(CLASSIC PRO CPH7000) 、ポップガード(CLASSIC PRO PG11)、スタンド(CLASSIC PRO CDA10B)がセットというものなので、結構豪華ですね。

そして、無料モニターのスケジュールは、

2020/3/13(金)モニター募集受付開始
2020/3/18(水)モニター募集締切
2020/3/19(木)当選者へのご連絡及び発送
2020/3/24(金)レポート提出依頼送付
2020/4/5(日)レポート提出締切
2020/4/8(水)プレゼントまたは返却の連絡送付

となっています。また応募資格ですが、これは以下のようになっています。

・nanaユーザーであること(ユーザーIDが必要です)
・使用後にレポートを寄稿することができること
・機器を丁寧に扱い、スケジュール通りに返却できること
・各機種の応募資格に準じていること(使用環境などで応募対象が異なります)
・nanaやTwitter等SNSに積極的に使用機材に関する投稿ができること

ここで気になるのは普段nanaを使っていない人でも、ホントに応募しても大丈夫なのか、とう点。結論からいうと、普段nanaを使っていないユーザーでも、このタイミングでnanaのアカウントを作ることで、応募することができます。ただし、応募して当選後にレポートを書く際にレポート投稿フォームに音源を貼り付ける場所があるので、nanaで投稿することが必須にはなってきます。その投稿する際は、歌はもちろんのこと、たとえばアコースティックギターを録った音源などでもOKなので、ボーカルは苦手で……という人でも大丈夫です。

以前にモニター当選した方が書いたレポート例

ちなみに、レポートの雰囲気は、以前レポートを書いたnanaユーザーさんの投稿を見ると参考になると思います。たとえば「Shure MV51マイクで歌ってみた!~nanaユーザーさんによる使用レポート~」を見るとその雰囲気が分かります。これを見る限り、そんなにガッツリしたレポートを書く必要もなく、使った感想など思ったことを書けばOK。また、応募する際は1つのマイクだけという制限はないので、全部に応募してしまうのもありかもいれません。

nanaのマーケティングユニットマネージャー・広報担当の小泉貴裕さんになぜ、このような企画を始めたのか聞いてみました。
「nanaはいつでもどこでもスマホひとつで歌や演奏を投稿でき、気軽に音楽できることが特徴です。スマホ本体だけで楽しめますが、自分の音にこだわってみるのも楽しみのひとつ。でも、マイクに興味を持っても実物を試す機会がなかなか無いなと思い、月刊nanaるマイク通信を始めました」と小泉さん。

株式会社nanamusic マーケティングユニット ユニット長 小泉貴裕さん

まあ、楽器店に行けばマイクを試すことができるケースもありますが、普段、楽器を演奏しているわけではなnanaユーザーが、いきなり楽器店に行く発想は浮かばないかもしれません。そもそも楽器店が近所にないことも多いでしょうから、nanaユーザーに限らず、マイクを体験する場所は、かなり限られているのが実情。

「nanaの場合は、スマホで使うことが前提となるため、そのマイクがnanaで使えるかどうかが、ユーザーにとって重要です。しかし、nanaで使えるマイクの情報が整っていないので、いきなりマイクを買うのはハードルが高いと思います。だからこそ、公式からしっかりとした情報を発信することで、安心して新しい楽しみ方にチャレンジしてほしいな、と思っています。今回のモニターで紹介しているマイクや機材は、ちゃんとnanaで使うことが可能なので、これまで新しい機材を使いたいけど躊躇していた方も、マイクを使ってチャレンジしてほしいですね」と小泉さんは語ります。

3月号のスケジュールを見ていただくと分かる通り、本日3月13日から3月18日の6日間が応募期間となっているので、ぜひこの機会に月刊nanaるマイク通信の無料モニターに応募してみてはいかがでしょうか。

【関連情報】
月刊nanaるマイク通信 3月号

nanaサイト

【nanaアプリダウンロード】
◎App Store ⇒ nana
◎Google Play ⇒ nana

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