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楽器の音をWi-Fiで飛ばすRoland Wireless Connectを使ってみた!

ローランドがまた面白いシステムを開発してくれました。先日の発表会で登場したRoland Wireless Connectというのが、それ。JUNO-DiJUPITER-80、新型のV-Drumsなどから無線LANでオーディオを送受信できるというもので、現在のところiPhoneやiPadなどとやりとりが可能になっています。

 

そのWireless Connect、正式にリリースされたので、ローランドから機材を借りてさっそく使ってみました。今回使ったのはJUNO-DiとiPhoneの組み合わせ。Wireless Connect対応アプリとしてはAirRecorderV-Drums Friend Jam for iPhoneという2種類があるのですが、今回はAirRecorderを使ってみたので、簡単にレポートしてみましょう。


WiFi経由でのデジタルレコーディングを実現するRoland Wireless Connect


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まず、このWireless Connectのシステムに関して簡単に説明してみましょう。これはWi-Fiでオーディオを飛ばすもの。では、ワイヤレスマイクと同じようなものなの?というと、ちょっと違うんです。まずは双方向であること、特殊な電波形式ではなく普通のWi-Fiを使っていること、楽器と直接デジタル接続されること、iPhoneやiPadを利用できること(仕組み的にはPCでも使えるものなので将来的には対応するかも!?)……。


今回テストに使ったRolandのキーボードシンセ、JUNO-Di

今回使ったAirRecorderの場合、iTunesで管理しているiPhoneの曲を再生すると、Wi-Fiで接続された楽器側から音が出てきます。これに合わせて楽器を演奏すると、その音がiPhoneへと飛んでいき、iPhone側で録音できてしまうのです。


今回使ったiPhone用アプリ、AirRecorder。無償ダウンロード可能で、実は内蔵マイクを使った録音もできる

気になるのはレイテンシー。音がズレるのではないかと心配しましたが、これがまったくない。実はちょっぴりトリックがあって、音をモニターしているのは楽器側だけ。そこで出ている音を録音しているからズレが発生しない仕組みになっているんですよね。


iPhone用アプリのAirRecorder。先日記事でも触れた
iTunesStoreで買った相沢舞さんのキミニトドケを読み込んでみた 

 

試しにiTunes Storeで購入した曲をAirRecorderのプレイリストに追加(※過去にiTunes Storeで買ったDRM付きの曲は読み込めません。ただし1曲50~70円でiTunes Plusにアップグレードすれば利用可能になります)。再生ボタンを押すとJUNO側で音が聴こえてきました。再生速度やピッチの調整機能もあって結構便利です。これに合わせてJUNOを弾いてみると、ミックスされた音がモニターできるのですが、音量的にJUNOが小さいので、AirRecorder側で再生音量を絞って調整します。また、AirRecorder側には録音レベルメーターもあるので、これを見つつ録音レベルを調整します。


設定画面でミックスか楽器単独かを選択したり、オーディオフォーマット選択ができる

バランスが取れたらレコーディングボタンを押して録音スタート。これで原音+JUNOの演奏が録音されていきます。録音モードとして「Mix」と「楽器」があり、「楽器」を選択すると、JUNOの演奏だけを単独でレコーディングすることが可能となっています。ちなみに録音フォーマットはWAVの16bit/44.1kHz AACの256kbps、192kbps、128kbps、64kbpsから選択できました。


いざ、レコーディング。高音質なデジタルtoデジタルのレコーディングが可能

 

面白いのは、この音がJUNOからアナログを介さず、直接デジタル伝送されていること。JUNO-Diの場合、デジタル出力ポートが存在していないため、Wireless Connect経由で録音するのが音質的に見てベストなんですよね。

 

このようにしてレコーディングした音は、もちろん後でいろいろと利用できるようになっています。まずはiOSのAudioCopyに対応していること。これによって、GarageBandをはじめとする、さまざまな対応アプリへコピーして利用することができます。


AudioCopyやOpen inにも対応している

さらにiOSのOpen inにも対応しているので、録音した音をGoodReaderDropbox、またMusicStudioMultiTrack DAWなどのアプリへと転送することができるのです。直接PCへと転送する手段はないようですが、一旦Dropboxを経由させればPCへWAVファイルを送り、PC上のDAWに読み込ませて利用する、といったことも可能なわけです。

 

ところで、今回使ったJUNO-Diを含め、楽器本体にはWi-Fi機能はありません。そこで、普通はUSBメモリを接続して音色データやシーケンスデータのやりとりのために使うUSB端子に、WiFiアダプタであるWNA1100-RLというものを接続して利用するのです(実売4,200円前後)。


USBメモリ風なWi-Fiアダプタ、WNA1100

 

これを楽器側のメニュー操作を用いてWi-Fiルーターとの接続すればOK。マニュアルにある手順に従って行えば、誰でも簡単に接続できるはずです。現在発表されているWireless Connect対応機種は、JUNO-DiJUPITER-80JUPITER-50JUNO-GiTD-15TD-11TD-30Lucina AX-09FR-1Xのそれぞれで、今後も増えていくものと思われます。ファームウェアのアップデートが必要な場合もあるようですが、使い方はどれもほぼ同じです。


ネット接続されるとJUNO-Diの液晶画面に、アンテナ表示が加わった!

最近、Wi-Fi接続できる家電なども出てきていましたが、ついに楽器もWiFi接続でレコーディングに使える時代が到来したようです。

 

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【関連サイト】
Roland Wireless Connect製品紹介ページ

 

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