Banner B0
640x200伸縮サイズ
Banner B1
640x200伸縮サイズ
Banner A0(728x90)伸縮サイズ

MASSIVE Xも誕生!NIがKOMPLETE 12や低価格なキーボードKKA、MASCHINE MIKRO MK3、TRAKTOR PRO 3など新製品9種を一挙発表!

セールの状況などを見て「そろそろか……」なんて噂も出ていましたが、Native Instrumentsからついに待望の新製品が発表されました。しかもKOMPLETE 12シリーズを中心に、KOMPLETE KONTROL Sシリーズキーボードの弟分となる、KOMPLETE KONTROL Aシリーズ、コンパクトながら強力な機能を持つMASCHINE MIKRO MK3、ゼロから作り直したというTRAKTOR PRO 3やそのコントローラーとなるTRAKTOR KONTROL S2/S3……など、「FOR THE MUSIC IN YOU」のコンセプトの元、一挙に9種類もの製品が発表されたのです。

 

そのKOMPLETE 12の中には、あのMASSIVEの新バージョンとなるMASSIVE X、またソフトサンプラーのデファクトスタンダードともいえるKONTAKTの新バージョンKONTAKT 6などDTMユーザーにとって非常に重要なものも多数含まれています。数が多すぎるので、個別の紹介については、また改めて実物を入手してからレポートしていきたいと思っていますが、まずは今回のNI新製品の概要について紹介してみたいと思います。


Native Instrumentsが新製品発表会を行い、一挙9製品をリリース


Banner B2
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner B3
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner A1(728x90)
伸縮サイズ

実は、これら新製品について8月に都内某所で「NEW PRODUCT PREVIEW」と銘打ったプレス向けに発表会が行われていたので、その発表会のレポートという形で紹介していきますが、今回のNI新製品群は「FOR THE MUSIC IN YOU − 私の中の音楽が、目覚める」をコンセプトとして作られたもの。


KOMPLETE 12シリーズを発表。NI製品を網羅した
KOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Editionも誕生

その9製品の中で、まず最初にお披露目されたのがNative Instrumentsの音源を詰め込んだパック製品、KOMPLETEの新バージョン、KOMPLETE 12です。KOMPLETEは2003年に9つの音源をセットにして発売したのが最初であり、2018年は15周年になる、とのこと。


エントリー版のKOMPLETE 12 SELECT

これまではエントリー版のKOMPLETE SELECT、通常版のKOMPLETE、最上位のKOMPLETE ULTIMATEと3ラインナップとなっていましたが、今回はULTIMATEのさらに上、まさに全部入りパックのKOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Editionが誕生。結果として

製品名 製品数 サウンド数 メーカー希望小売価格(税込み)
KOMPLETE 12 SELECT 14 7,000以上 24,800円
KOMPLETE 12 50以上 25,000以上 69,800円
KOMPLETE 12 ULTIMATE 100以上 45,000以上 139,800円
KOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Edition 150以上 90,000以上 198,000円

の4ラインナップになったのです。発売は10月1日とのこと。それぞれの内容は以下のようになっています。




ちょっと膨大すぎるほどの内容ですが、これまでKOMPLETE 11 ULTIMATEを買っても入っていなかったSYMPHONY SERIESもKOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Editionには入っているわけなのです。


NI製品を網羅したKOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Edition

一方、今回のKOMPLETE 12シリーズの目玉ともなるのとして、新音源のMASSIVE X、そしてKONTAKT 6も発表されました。


EXPANSIONSも充実

 

いまさら説明するまでもありませんが、MASSIVEはソフトシンセの王道ともいえる世界大ヒット音源。基本はアナログシンセ的な構造ながら、MASSIVEだからこそできるパワフルなサウンドが世界を魅了してきたわけです。今回その後継といえる新シンセサイザー音源、MASSIVE X(マッシブエックス)がリリースされ、これがKOMPLETE 12シリーズに入る形になったのです。


新たなシンセサイザーの目玉、強力な機能を持つMASSIVE Xも誕生

 

中には「MASSIVEとの互換性はどうなっているのか?これまでのMASSIVEは消えてしまうのか?」と心配する方もいるかもしれませんが、その点は大丈夫。従来のMASSIVEも現役続行でMASSIVE Xと並べて使うことができるようになっています。

 

このMASSIVE Xは、次世代のサウンド、最先端のDSPコンポーネント、新しいエフェクト、パワフルなモジュレーションなどを備えています。


従来からのMASSIVEも、そのまま継続して残る


このMASSIVE Xは2019年2月リリース予定となっているため、KOMPLETE 12、KOMPLETE 12 ULTIMATE、KOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Editionのユーザーは、リリース後、ダウンロードできる形になるとのことです。


KONTAKTの新バージョン、KONTAKT 6が誕生

 

一方、KONTAKT 6はKONTAKT 5以来7年ぶりとなるバージョンアップ。まさに業界標準のサンプルプラットフォームであり、Native Instrumentsのシステム的にいえばREAKTORと並ぶNKSの中核をなすもの。


REAKTORと並ぶNKSエコシステムの中核であり、これを使ってオリジナル音源を開発できる

 

ご存じの通り、KONTAKTは製品版であるKONTAKTとフリーで配布されるKONTAKT Playerがあり、そのシステム上に読み込むライブラリインストゥルメントから構成されるわけですが、その構成はKONTAKT 6でも同様。このKONTAKT 6では新しいウェーブテーブルエンジンが採用されているのです。KOMPLETE 12 SELECTにはKONTAKT 6 Playerが、KOMPLETE 12以上にはKONTAKT 6が搭載されます。

さて、そのKONTAKT 6を用い、ライブラリインストゥルメントに
  • SESSION STRINGS PRO 2
  • SESSION GUITARIST ELECTRIC SUNBURST
  • SYMPHONY SERIES PERCUSSION
を用いたデモを、DTMステーションPlus!でもお馴染み、作曲家の多田彰文さんが行っていたので、ビデオで撮影してみました。ぜひ、ご覧になってみてください。

なお、旧KOMPLETEからのバージョンアップや下位のKOMPLETEから上位のKOMPLETEへのアップグレードパスについても発表になっており、Webショップなどを通じてアップグレードできるので、この図として紹介しておきます。


KOMPLETEのアップグレードプログラム

続いて紹介するのはKOMPLETE KONTROL S(以下KKS)シリーズキーボードの新製品、88鍵のKKS88MK2です(メーカー希望税込小売価格124,800円)。KKSシリーズは25鍵、49鍵、61鍵、88鍵の4種類がありますが、すでに49鍵のKKS49および61鍵のKKS61はMK2という新世代になっていましたが、今回待望のKKS88がMK2としてリリースされたのです。

DSC_0893
フルウェイテッドハンマーアクションキーの88鍵、KOMPLETE KONTROL S88 MK2が誕生

MK2の詳細については、以前の記事「NIからオーディオIF機能統合のMASCHINEとKOMPLETE KONTROL S49/S61の新モデルが登場!」などをご覧いただきたいのですが、これで88鍵も揃ったわけですね。



KKSのエントリー版となるKKAシリーズ、3モデルも誕生

そして、そのKKSシリーズのエントリーモデルとして登場したのがKOMPLETE KONTROL A(以下KKA)シリーズです。こちらは25鍵、49鍵、61鍵の3モデル。


18,800円と安価なKKA25

  • KOMPLETE KONTROL A25(18,800円)
  • KOMPLETE KONTROL A49(24,800円)
  • KOMPLETE KONTROL A61(31,800円)

※価格表記はすべてメーカー希望小売価格の税込み表記、以下同


49鍵モデルのKKA49

KKSシリーズから見て、かなり低価格であることがわかると思いますが、KKSシリーズとの大きな違いは大型のディスプレイが存在していないことと、各鍵盤に割り当てられているLight Guideがないこと。とはいえ、このキーボードを購入するとさまざまな音源がバンドルされているのも大きなポイント。


上がKKS88、下がKKA61

 

具体的にはMONARK、REAKTOR PRISM、THE GENTLEMENを始めとしたKOMPLETEインストゥルメント&エフェクトの幅広いコレクション、MASCHINE ESSENTIALSのフルバージョン+1.6GBファクトリーライブラリーのセット。これが入っての値段ですから、かなりのコストパフォーマンスといえるのではないでしょうか?


KKAとPCさえあれば、音楽制作を始められる

別の見方をすれば、DAWを持っていなかったとしても、このKKAを買ってバンドルソフトであるMASCHINE ESSENTIALSや各種音源ソフトをインストールするだけで、超強力な楽器となり、音楽制作環境が構築できるわけです。まさにこれだけでDTMをスタートすることができるというのは大きな魅力だと思います。

発売は10月23日の予定となっています。なお、このKKS88MK2とKKA61を使ったデモをやはり多田さんが行っているので、ご覧ください。

 

 

続いて紹介するのはMASCHINE MIKRO MK3です。ご存知の通り、MASCHINEは2009年に発売が開始されたハードとソフトが完全に連携するグルーヴプロダクションシステムで、まさに新しい音楽制作スタイルを確立してきましたMASCHINE。さまざまな大きさ、機能を持ったMASCHINEシリーズを展開する中、2011年にコンパクトなグルーヴプロダクションシステムとしてMASCHINE MIKRO MK1、2012年にマルチカラー対応のパッドや改良されたデザインでMASCHINE MIKRO MK2が発売されましたが、それから6年たっての新モデルということでMK3が登場したのです。


非常にコンパクトであり、安価に入手できるMASCHINE MIKRO MK3

 

今回、新しいデザイン方針によって開発されたMASCHINE MIKRO MK3は税込み31,800円という手ごろな価格を実現しつつ、過去最小の大きさを実現。そして、さまざまな新機能を搭載してきています。その特徴をいくつか箇条書きで並べてみると
  • 16の大型のベロシティ対応RGBパッド
  • リアルタイム演奏に有効なSMART STRIP
  • 使用頻度の高い機能に対応した専用ボタン
  • パラメーターのコントロールが可能なプッシュ式エンコーダー
  • 有機ELディスプレイ
  • MASCHINE ESSENTIALS、MONARK、REAKTOR PRISM、MASSIVEが付属
などなど。9月18日の発売が予定されています。


MASCHINE MIKRO MK3はUSBバスパワーで動作

そして、PC DJのスタンダード、TRAKTORの新バージョン、TRAKTOR PRO 3も登場します。初期バージョンのTRAKTOR DJ STUDIOが誕生したのが2001年だから18年の歴史を持つわけですが、今回はパフォーマンスを重視した最高の音質と安定性を実現したバージョンとのこと。新しいGUI、新しいミキサーFX、数々のワークフローの向上を実現させてきています。


TRAKTOR PRO 3も誕生

 

さらにこのTRAKTOR PRO 3と合わせてコントローラーのTRAKTOR KONTROL S4 MK3(2018年秋発売、税込99,800円)、エントリー向けのTRAKTOR KONTROL S2 MK3(2018年秋発売、37,800円)も発表されました。S4は
  • ハプティクス制御のジョグホイール
  • 鮮やかな視覚効果付きRGB LEDリング
  • 2つの高解像度ディスプレイ


TRAKTOR KONTROL S4 MK3

などの特徴を持つ一方、S2のほうは
  • 大型でスムーズな新しいジョグホイール
  • 新しいビートグリッドモード
  • USBバスパワー駆動
などの特徴を持っており、S4もS2にもTRAKTOR PRO 3が標準で付属してきます。


37,800円と手ごろな価格のTRAKTOR KONTROL S2 MK3

このTRAKTOR KONTROL S2 MK3を用いてRed Bull 3 styleに出演のDJ YUTO(https://www.instagram.com/djyuto_/)さんがプレイを行っていました。これも撮影してみたので、ぜひご覧になってみてください。

以上、Native Instrumentsの新製品ラインナップを紹介してみました。あくまでも発表会のレポートで、個別の製品についてあまり突っ込んだところまでは見ることはできませんでしたが、今後順次各ソフト、ハードを実際に使いながら、その詳細についてもレポートしていければと思っております。

【関連情報】
FOR THE MUSIC IN YOU特設ページ

 

Commentsこの記事についたコメント

7件のコメント
  • いぶ

    MASCHINE studio MK2が、発売される可能性はあると思いますか?あるとしたら、来年の9月ごろになると思いますか?それとも3月ごろになると思いますか?studioが去年から欲しいのですが、MK2が出ると噂があったので、待っています。あくまで藤本さんの予想でいいの、よろしければ教えてください。

    2018年9月7日 8:50 AM
  • どさんこ

    関係ない投稿ですみません
    私の住む北海道が全域停電になりました、電気が無いと音楽できません、電気のありがたみを再認識しました、ところで発電所一箇所壊れただけで北海道すべての電気がなくなり、鉄道などインフラもほぼとまりました、もっと太陽発電等、自然エネルギーを活かした発電所を各市町村で作り電気も地産地消すべきだなと感じました。

    2018年9月8日 3:18 AM
  • JR9_ODA

    登録ユーザーには案内のメールが出ているようです(9/8未明に家に来ました)
    KOMPLETE12 ライブラリ容量はんぱなくデカイですね
    上のグレードから 900GB 600GB 220GB 45GB と記載されています
    上の二つは、1テラ以上の専用ストレージ必須と思われ
    11ユーザーですけどちょっと考えてしまいます・・・ 

    2018年9月8日 9:51 AM
  • 藤本健

    いぶさん
    すみません、NIの動きは、まったく予想がつきません!わかるのは何年か置きにKOMPLETEの新バージョンが出るってことくらい。
    MASCHINE Studio、今も人気のある製品なので、当面このまま行く可能性も高そうですし……。少なくとも、今回の一挙発表において登場しなかったので、しばらくは新製品発表、ないんじゃないかと思いますが…

    2018年9月8日 8:22 PM
  • 藤本健

    どさんこさん
    大変でしたね。私も自然エネルギーは賛成ですが、今回のブラックアウトは、系統をどうつくるか、容量の設計をどうするか…という問題ですから、自然エネルギーが増えれば解決というものでもないですよね。もっとも家にパネルをつけておくと、災害時には役立つと思いますが、それで音楽をしている場合ではないかもしれませんが。

    2018年9月8日 8:24 PM
  • いぶ

    藤本さん回答ありがとうございます。

    2018年9月9日 6:53 AM
  • KG

    いつもブログ拝見してます。
    さて、NI のサイトでは今回紹介されたハードやソフト以外に、
    Sound.com や The Loop Loft と Metapop といった Web サービスも紹介されています。
    ただ、前者2つが素材集?Metapop が sns 的なもの?のような気がしますが、
    詳細がよくわかりません。
    https://www.native-instruments.com/jp/specials/for-the-music-in-you/#c895681
    この辺りを藤本さんに紹介していただく事は可能でしょうか?
    楽器フェアが近付いており時期的にお忙しいとは思いますが、
    もし機会がありましたらよろしくお願い致します。

    2018年9月16日 7:31 PM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です