スピーカー購入で25,000円以上するスタンドがもらえる!? NEUMANN KH 80 DSPキャンペーン実施中

4インチウーハーながらもしっかりとした驚きの低音と、環境にあわせて補正するキャリブレーション機能で人気NEUMANN(ノイマン)のモニタースピーカー、KH 80 DSP。DTMステーションでも、これまで何度か取り上げてきましたが、このKH 80 DSP用にLH 65という専用のデスクトップスタンドがありとっても便利なのですが、KH 80 DSPを購入すると、そのLH 65がもらえる驚きのキャンペーンを実施中です。KH 80 DSPの購入を考えていた人にはこの上ないチャンスと言えそうです。

このLH 65、やはりNEUMANN純正の製品だけあって、結構いいお値段なのも事実。実売で税込25,740円だから、2本で51,580円。これがオマケでもらえるのであれば、かなりのお得感です。実際、専用デスクトップスタンドLH 65がどんなスタンドなのかを確認しつつ、改めてKH 80 DSPの性能や機能を紹介してみたいと思います。

ローテーブルにLH 65を使ってセッティングしたKH 80 DSP

専用デスクトップスタンドLH 65とは?

最初に専用のデスクトップスタンドLH 65という製品を紹介しましょう。LH 65はNEUMANNのモニタースピーカーKH 80 DSPとKH 120に使用できる純正のスピーカースタンドです。スピーカーを載せるタイプではなく、スピーカー背面のネジ穴を利用して固定するブラケット型のスタンドです。

KH 80 DSP/KH 120の背面にはブラケット穴があり、LH 65以外のブラケットでも使用することができる

片側ずつの販売で、ペアで使うには2台購入する必要があります。箱には分解された状態で入っていますので、使用する前に組み立てます。組み立て用の六角レンチも付属していますし、わかりやすいマニュアルが同梱されているので、組立家具が作れる人なら迷うことはないでしょう。

LH 65のマニュアルはIKEAのマニュアルのように文字による説明がなく、わかりやすい

組み立ててみるととても重いということに驚きます。なんとなく「おまけのスタンド」という印象があったのですが、スタンド単体としてきっちりと作られた製品だと感じました。底面の鉄板はなんと厚さ5mmの鉄板で重厚。片手で持つのが大変なほどの重さがあり、全体では片側で3.6kgの重さがあります。

しっかりとしたスタンドなので簡単に動いてしまうことはなく、安心して使用できる

機能面の特徴として、高さと角度が変更可能です。底面の高さを315mm程度まで上げることができます。また、角度も変更可能なので、高さ調整と組み合わせて使えば、低めの設置環境でもスピーカーを自分に向けることができます。

高さは0〜315mm程度、角度は下に15度、上に20度の調整範囲があるので設置の自由度が高い

KH 80 DSPの性能と特徴

ここで改めてKH 80 DSPモニタースピーカーを紹介しておきましょう。

KH 80 DSPは4インチウーハーを備えたコンパクトなパワードモニタースピーカー。4インチというサイズながらも驚きの低音再生能力を持っていることが特徴です。スペック上でも53 Hz〜21 kHz(+/-6dB)という5インチウーハーに迫る低音再生能力を持っています。これはロングスロー・バスドライバーなどNEUMANN独自の設計と技術によって実現されていて、実際に聞いてみるとバスドラムやベースの低音がきっちりと再生されてきます。

キャビネットはコンピューターモデリングで設計され、低共振材料(LRIM)が採用されているそう

3次元的な曲面を持つエンクロージャー(スピーカーの筐体)も特徴的。この曲面により音が飛んでいく方向である「指向性」がコントロールされているそうです。上下方向は狭く、左右方向は広く飛ぶようになっているため、机の反射などの影響を受けにくく、かつ、多少前後に動いても音の変化が少ない設計です。

一見普通のスピーカーに見えるが、哲学が反映された現場で使いやすい仕様になっている

また、内部にDSP(デジタルシグナルプロセッサー)を備えているため、音質調整も可能。背面のスイッチで置き場所にあわせた調整ができるほか、iPadアプリ経由で音質を調整することも可能です。さらには別売りの測定用マイクMA 1を使用することで、部屋の特性を計測して部屋にあわせた補正(キャリブレーション)を行うこともできます。

iPadアプリ使用時はWi-FiとLANケーブルを経由してコントロールを行う

このように、一見プロフェッショナルスタジオ向きと見せかけて、自宅環境のミュージシャンやエンジニア、MIX師に適した仕様になっていることが人気の秘密ですね。以前に「DSPとLAN端子を搭載し、iPadで調整できるNEUMANNの小型モニタースピーカー、KH 80 DSPの威力」、「自宅をレコーディングスタジオに作り変えるNEUMANNのモニタースピーカー、KH 80 DSPのキャリブレーションを試してみた」といった記事でも詳しく紹介してきているので、ぜひご覧になってみてください。

KH 80 DSP + LH 65、ローテーブルで使ってみた

スタジオのような環境ではなく自宅環境に置いたらどうなるかを知りたい方が多いと思いますので、ローテーブルでLH 65 + KH 80 DSPの組み合わせを使用してみました。

ローテーブルの高さが400mmだったので、KH 80 DSPをそのまま置くとツイーター(高域用スピーカー)の高さは680mm程度となってしまい、座って制作をするには低すぎる状態です。

ローテーブルにそのまま置いたら低すぎてややこもった音質に聞こえてしまった

そこでLH 65を使用してみたところ、写真のような位置にしたらちょうど耳の高さくらいになり、KH 80 DSPの緻密な音を聞くことができました。ツイーターの高さは800mm程度になっています。座高や座り方によっては角度調整も併用すると良さそうです。

あぐらをかいて座った状態で耳の高さになるようにセッティングできた

実際のところ、ローテーブルのような環境で制作を行っている人はかなり多いのではないかと思います。環境が悪いと諦めている人もいると思いますが、スピーカーは置き場所や置き方を変えることで驚くほど音が変わります。一方でスピーカースタンドというのは思いの外バリエーションが少ないものです。LH 65はテーブルトップで音楽制作を行う人にとっては強い味方になりそうですね。

LH 65は単体製品として販売されているので、通常時は左右セットで購入すると実売で税込51,580円となかなか高価な製品です。現在行われているキャンペーンは、KH 80 DSP LETという特別品番を購入することで、KH 80 DSPにLH 65がついてくるという太っ腹なキャンペーン。KH 80 DSPの購入を検討していた人はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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【製品情報】
KH 80 DSP製品情報
LH 65製品情報
MA 1製品情報

【価格チェック&購入】
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