藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: オーディオインターフェイス

apolloapollo twin Mk2などのシリーズ製品、また「DTMの世界を激変させるシステム、ArrowをUniversal Audioが発売開始」という記事でも紹介したArrow……など、ユニークで画期的な製品次々と出している、米Universal Audio。そのUniversal Audioから、また新しいユニークな機材、ライブサウンド用リアルタイムUADエフェクトプロセッサー「UAD-2 Live Rack」が発表されました。

これは一言でいえば、ライブ用のPAシステムで使うエフェクトに、apolloやArrowの心臓部であるUAD-2を使うための専用機材。これまでもapollo 8などをライブで活用されるケースがありましたが、さらにもう一歩踏み込み、オールデジタルで、より簡単に普段使っているUAD-2のエフェクトを利用しようというものなのです。DTMの世界とは少しズレますが、UAD-2の技術がどんな広がりを見せるのか、来日していたUniversal Audioのインターナショナル・セールスマネジャーであるユウイチロウ“ICHI”ナガイさんに話を伺ってみました。


ライブでUAD-2を使う専用システム、UAD-2 Live Rackが誕生

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OzoneNeutronRXなどで知られる米iZotopeから、ハードウェアとiOSアプリを組み合わせたレコーディングシステム、SPIRE(スパイア)がまもなく発売されます。これは円筒型のちょっと不思議な形のオーディオインターフェイス兼デジタルMTRであるSpire Studio(5月下旬発売予定で、実売価格は46,000円程度)と、iOSアプリのSpire Music Recorderで構成されるもの。これまでDTMは苦手で……といったプレイヤーの方でも、PCを持ってない人でも、手軽に簡単に音を重ねていくことができるレコーディングシステムなのです。

レコーディングした結果はその場で再生でき、好きなバランスでミックスもできます。そしてできあがった作品はTwitter、Facebook、LINEなどのSNSでシェアしたり、メールで送ったり、SoundCloudにUPするなど自由自在。もちろん、DAWに取り込んで、より細かくエディットしていくことも可能です。実際どんなものなのか触ってみたのでファーストインプレッションとして紹介してみましょう。


まったく新しいタイプのレコーディングシステム、iZotopeのSPIRE

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この4月に大学に入学した、進級した、また会社に入社した……という人も多いと思います。これを機会にパソコンを一式揃えてみよう、できるならこれでDTMを始めてみたい……なんて思っている人も少なくないのではないでしょうか?もちろん、新たにパソコンを購入する、DTMを始めるといった場合、その選択肢は数多くあります。でも、せっかく始めるなら、スタート時点で他の人とちょっと差をつけたワンランク上を狙ってみたいと思いませんか?そう、単なる初心者向けセットを選ぶのではなく、プロの環境に匹敵するものを最初から導入してしまう、というワザです。

もちろん、いきなり難しい機材を何百万円も出して導入するなんていうのは無理。でも、比較的シンプルなシステムでありながら、そうした環境を実現する機材が今年登場してきたのです。そのキーとなるのがUniversal AudioArrowという小さなハードウェアです。これをMacやWindowsと接続することで、プロも顔負けなDTM環境を構築できるのです。たとえば、最新のiMacならArrowとも相性がよく、Arrowとセットで20万円以下での導入も可能です。実際、iMacとArrowをセットにすると、どんなことが実現可能なのか、紹介してみたいと思います。


Arrowを使って、ワンランク上のDTMをはじめてみよう

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プロ御用達のビンテージ機材で知られるNeve(ニーヴ)。これはRupert Neve(ルパート・ニーヴ)さんという方が設計したミキシングコンソールやコンプレッサ、EQ、マイクプリなどなどさまざまな機材を意味するもので、これらの製品は今も多くのスタジオで使われています。そのNeveさんは1960年代以降、複数のブランドに関わるとともに、数多くの製品を生み出してきたのです。そしてNeveさんは現在も現役のエンジニア。2005年にRupert Neve Designs社を立ち上げ、マイクプリのPortico、チャンネルストリップのShelford、ヘッドホンアンプのRNHPなど数多くのヒット製品を作っているのです。

このたび、そのRupert Neve DesignsとSteinbergYAMAHAがタッグを組む形で非常にユニークなオーディオインターフェイスが開発されました。世界的に大ヒットのオーディオインターフェイス、URシリーズの新ラインナップとして4IN/2OUTのUR-RT2(オープン価格、実売想定価格は税抜き38,50038,700円)、そして6IN/4OUTのUR-RT4(同64,50064,800円)で4月24日より発売されます。この発表に先立ち、先日、乃木坂のソニー・ミュージックスタジオでUR-RTを用いたレコーディングテストを兼ねた内覧会が行われたので、その内容を紹介してみましょう。


Rupert Neve Designsのトランスフォーマーが入ったUR-RTシリーズが誕生

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先日「DTMの世界を激変させるシステム、ArrowをUniversal Audioが発売開始」という記事でも紹介した、新世代オーディオインターフェイスのArrow。高音質なオーディオインターフェイスであると同時に、プロ御用達のDSP環境、UAD-2が利用可能であり、Unisonテクノロジーというものによってオーディオ入力部分もさまざまな特性に変化させられるスーパー機材です。

コンパクトで軽量だし、バスパワーで動作するから、ACアダプタ不要で持ち歩きやすいというもメリット。ただし、PCとの接続はUSBではなく、Thunderbolt3となっているため、手元のコンピュータ環境がマッチしないという人も少なくないのは事実です。とはいえMacの現行機種のほとんどはThunderbolt3を搭載しているし、Windows PCも続々とThunderbolt3端子を搭載してきており、Arrowが動作する環境は標準的なものとなってきています。先日入手したノートパソコン、Razer Bladeというのが、標準でFL Studioを搭載しているなど、DTMにとってなかなか強力なマシンで快適だったので、紹介してみたいと思います。


RazerのゲーミングノートPCとArrowで新世代DTM環境を構築

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リハスタでの演奏を録音”、“ライブハウスでの演奏を録音”、“この場のいい雰囲気を録っておきたい”、“ちょっと思いついたフレーズを録る”、“雑踏を音で記録したい”……、音を録音しておきたいというシーンはよくありますよね。最近ならスマホでもある程度のことはできますが、音質的に悪かったり、モノラルでしか録れなかったり、電話がかかってくると台無しになったり……といろいろ問題もあります。そんなとき、やはり専用のリニアPCMレコーダーがあると圧倒的に便利です。

とはいえ、わざわざ重たいものを持ち歩くというのは邪魔だし、操作が難しいと「いざ」というときにすぐに録れずに役立ちません。でも、先日発売されたZOOMH1nというのがたった60g(単4電池2本を入れても84g)と超軽量ながら、高音質なX-Y型コンデンサマイクを搭載し、24bit/96kHzでの録音が可能で、しかも価格は13,500円前後と手ごろ。このサイズ、大きさならカバンに入れて持ち歩いてもほとんど気にならず、必要なときに取りだして、すぐに録音できちゃうから、とっても便利なんです。しかも重ね録り機能も装備している点は、音楽制作者にとっては見逃せないポイント。実際、どんな機材なのか紹介してみましょう。


先日、発売されたZOOMの小型リニアPCMレコーダー、H1n

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世界的な大ヒット製品になっているapollo twinや先日発売されたArrow、また各種apolloシリーズ、さらには、その根幹をなすUAD-2というDSPベースのソフトウェアを開発するアメリカのメーカー、Universal Audio。この会社は、斬新な新技術で世界を驚かせる製品を次々と生み出しつつも、60年もの歴史を持つ、まさにビンテージエフェクト機材を数多く生み出してきたレコーディング業界のレジェンドともいえるメーカーでもあるんです。現在の社長、Bill Putnam Jr.(ビル・パットナムJr)さんと弟のJames Putnumさんの二人が、父の偉業を再度復活させようと、一度なくなった会社を1999年に再設立したという、ちょっと変わった歴史を持っています。

Billさんは大学でデジタル信号処理を学んできたバリバリの開発者、弟のJamesさんはプロミュージシャン・プロデューサー・エンジニアという組み合わせです。その社長、Billさんのご招待を受けて、先日のNAMM SHOWの終了後に、Universal Audio本社に行ってきました。サンフランシスコからクルマで約1時間半、Apple本社のあるクパチーノからさらに南に行ったところにあるスコッツバレーというところにある会社です。ここでは、今でもアナログのコンプレッサである1176LA-2Aが50年前と同じように生産されていたのはちょっと驚きでもありました。社内をBillさんに案内してもらったので、Universal Audio探訪記ということでBillさんの語りで紹介してみましょう。


アメリカ・カリフォルニア州にあるUniversal Audioに行ってきた!

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プロ御用達のクロックジェネレーターでお馴染みのメーカー、Antelope Audio(アンテロープ・オーディオ)から、非常に高性能、高音質なオーディオインターフェイスが2種類発売されました。マイクプリアンプ4つを装備するDiscrete 4(ディスクリート4)と8つを装備するDiscrete 8。いずれもマイクプリアンプ部に、超高品位なアナログ回路を搭載しているのが特徴なのですが、このオーディオインターフェイスの中には強力な頭脳も搭載されており、PCのCPUパワーを使うことなくビンテージ機材を復元したEQやコンプなど約50種類のエフェクトを使うことが可能になっています。

さらに同時発売されたEdge(エッジ)というやや特殊なコンデンサマイクをセットで利用することで、SONYC-800GNeumannU87U67とソックリにモデリングする機能なども装備しているのです。先日そのDiscrete4をお借りして試してみたところ、apollo twinあたりが競合となると思える、なかなか強力な機材でした。実際どんな機材なのか紹介してみたいと思います。


Antelopeの新オーディオインターフェイス、Discrete4を使ってみた

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気軽にできるようになったネット配信。スマホ1台あれば、高画質で簡単にニコニコ生放送、Fresh!、SHOWROOM、Facebookライブ、YouTube Live、Periscope、LINE LIVEさらには17LIVE、MixChannelなどなど……さまざまなサービスの放送ができます。また、PCを使えば、さらに応用を効かせた放送も可能となります。が、ライブなどの音楽を放送するとなった場合、重要になるのは音質です。iPhoneなどのスマホだとモノラルだし、音質的にもイマイチ。やはりオーディオインターフェイスは必須となってきます。

そんなネット配信で音楽を放送する上で大きく役立つのが、以前にも「ポン出しも、エフェクトも、DAWとの連携もこれ1つでOK!ニコニコ公式放送機材、TASCAM MiNiSTUDIOが凄い!」、「TASCAMのニコニコ公式機材、MiNiSTUDIOをDTM用オーディオインターフェイスに使ったら予想以上に強力だった!」などでも紹介したことのあるTASCAMMiNiSTUDIOです。いろいろと試してみたところ、便利な裏ワザもたくさんあることを発見できたので、紹介してみたいと思います。


TASCAM MiNiSTUDIOを使えば、高音質なネット放送も簡単にできるようになる
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DTMをはじめる上で絶対に必要となる機材がオーディオインターフェイスです。オーディオインターフェイスとは、その名前の通りオーディオを入出力させるための機材。確かにWindowsだって、Macだって音の入出力をするための機能は標準で持っているけれど、DTMをするのに適した機能、性能を持っていないために、やはり専用の機材を別途用意する必要があるのです。もう一つ必要となるのがソフトウェアであるDAW。DAWについては「今さら聞けない、DAWって何?」という記事を参照いただきたいのですが、実はいまほとんどのオーディオインターフェイスを購入するとDAWが付属してくるため、購入するものとしてはオーディオインターフェイスイス、1つあれば事足りてしまうのです。

とはいえ、具体的にどんな製品があり、どのような観点から選べばいいのかというのは、初心者にとってなかなか難しいところだと思います。もちろん、ただ安ければいいわけではないし、有名メーカーならOKというわけでもありません。そこで、ここでは初めてDTMにチャレンジする人のために、どうやって選べばいいか、具体的にどんな製品があるのかを含めて紹介してみたいと思います。なお、この記事は以前書いたオーディオインターフェイスの選び方の記事を2018年にマッチする形でリライトしています。


2017年版、初心者向けオーディオインターフェイスの選び方


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