藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: DAW

海外、とりわけアメリカのメジャーレーベルで自分の作品を発表するなんて、夢のまた夢。そんなことを実現するなど現実的な気がしないですよね。そんな中、今年1月、日本人の作曲家がその夢を果たしてくれました。これまでも国内でもNEWSMISIAJUJUMs.OOJAKis-My-Ft2AKB48乃木坂46……といったアーティストに提供し、それらの楽曲がオリコンチャート1位や百万ダウンロードを記録してきた実績を持つ、ヒロイズム(her0ism)さんです。

いま35歳のヒロイズムさんは、昨年、アメリカのロスアンゼルスに移住し、日本だけでなく、世界に向けた音楽制作活動を本格化させています。すでにギリシャ、韓国、ルーマニア、ドイツ、南アフリカなどでもヒット曲を次々と生み出し、各国で1位をとったり、YouTubeで1000万再生を実現するなど、着実に実績を出し、ついにアメリカでのメジャーデビューまでたどり着いたところです。先日も「低音が海外成功のカギ!?英語圏でヒット曲を飛ばす日本人、Ryosuke"Dr.R"Sakaiさんの挑戦」という記事で、海外で活躍するSakaiさんを紹介したばかりですが、日本人が着実に世界へと飛び出して行っているのです。そのメジャーデビューを果たしたヒロイズムさんと先日Skypeを使ってインタビューをしたので、どうやってここまで来たのか、この先どこへ向かっていくのか、そしてもちろんDTMとどう向き合ってきたのかなどを伺ったので、その内容をじっくり紹介していきたいと思います。


いまロスアンゼルス在住のヒロイズムさんにSkypeでインタビューした
 
>>この記事の続きを読む

  • カテゴリ:
音楽を仕事にしたい。そう思っている人は数多くいるけれど、実際それを実現できている人はわずかである、といいますよね。もちろん音楽だけで生計を立てるのは簡単なことではありませんが、自分がDTMで制作した曲をお金にしていくという方法はいくつかあります。普通思いつくのは、これをCDにして販売したり、iTunesなどの配信サービスで販売する方法です。ただ、ここで販売し、実際に売れるようになるには、ライブ活動をしたり、プロモーションを行うなど、そう簡単なことではありません。

でも自分の作った曲をネットを通じて登録することで、さまざまな企業のビデオや店舗でのBGMとして使ってもらったり、ゲームなどの採用されるとともに、それに伴う収入が入ってくるというサービスがあるのをご存じですか?クレオフーガが運営するAudiostock(オーディオストック)というサービスがそれです。現在4,000人強のクリエイターがここに登録するとともに、BGMや効果音などを中心に55,000点以上の作品が並ぶ一方、約2000の企業が利用者として登録して、日々、作品の売買がされているのです。多い人だと月に10~20万円の収入になっているというから、なかなか魅力的なサービスですよね。このAudiostockとはいったいどんなことができるサービスなのか紹介してみましょう。


クレオフーガが展開する著作権フリーの音素材サービス、Audiostock

>>この記事の続きを読む

日本の原風景を音で奏でる」をテーマに日本音楽を作り続ける和太鼓奏者「達-TATSU」さんと、作詞作曲家「春-HARU-」さんによる夫婦ユニット、まほろば。透き通るような声のボーカルと日本神話が思い浮かぶような旋律でありつつポップスの要素も取り入れたサウンド、ここに和太鼓が融合する独特な世界観を持った音楽を作り出しています。

このまほろばのサウンドにおいては、やはりTATSUさんによる和太鼓が非常に印象的。福井県の伝統を継承する和太鼓一家に生まれ育ち、和太鼓一筋で生きてきたTATSUさんだからこそのものなのですが、制作・レコーディングした和太鼓は、TATSUさんがすべてを叩いているのではなく、TATSUさん自身がソフト音源のBFD3を活用して打ち込んでいるとの話を聞いて驚きました。まほろばは、ちょうど1月11日に配信デビューシングルとなる「大海に光りの舟よ」をリリースしたところなのですが、実際どうやって制作しているのか、まほろばのお二人にお話しを伺いました。


和太鼓奏者のTATSUさんと、作詞作曲家のHARUさんによるユニット、まほろば
 
>>この記事の続きを読む

オーディオインターフェイスを使う上で重要になるのがドライバの存在です。というのも、このドライバの機能や性能によって、オーディオインターフェイスそのものの実力が大きく左右されるからです。そのドライバをインストールするのが難しい、面倒だから嫌い……という人も少なくないと思いますが、メーカーによっては機能強化のためにちょくちょく新しいバージョンのドライバをリリースしているところも少なくありません。

そんなメーカーの一つがTASCAMです。TASCAMでは、USシリーズという名称で、これまで数多くのオーディオインターフェイスを発売し、それぞれのドライバを積極的にアップデートしているのですが先日リリースしたUS-20x20およびUS-16x08において、これまでにないユニークな機能を搭載したのです。それが業界初となるドライバの自動アップデート機能。そう、ある意味オーディオインターフェイスが勝手に進化していくというものなのです。実際にその進化過程を試してみたので、どんなことが起こるのか紹介してみたいと思います。


ドライバの自動アップデート機能を備えたTASCAM US-16x08で、その自動アップデートを体験してみた
>>この記事の続きを読む

12月7日22時、SteinbergからCubaseの新バージョン、Cubase 9シリーズが発表されると同時にオンラインでのダウンロード発売が開始されました(パッケージ版は9日の発売)。すでにそのお披露目イベントとなるSteinberg Day 2016が12月17日、18日に行われることが発表されていましたから、そろそろ発売されるはず、と予想していた人も多いとは思いますが、想像していたよりちょっと早めの発売でしたね。

2年ぶりのメジャーバージョンアップとなる今回は新しいプロジェクトウィンドウユーザーインターフェイスを採用するとともに、サンプラートラックというものを搭載し、Cubase自体がサンプラーとなるという、なかなか画期的な機能を装備しています。一足先に、そのCubase 9を入手して試してみたので、ファーストインプレッションという形で紹介してみたいと思います。


Cubase 9シリーズが発売された。今回の目玉機能はサンプラー機能の統合
>>この記事の続きを読む

以前「同人もCDからカード&ダウンロードの時代へ。クリプトンのSONOCAが秀逸」という記事でも紹介した、クリプトン・フューチャー・メディアの音楽ダウンロードカードのSONOCA。自分のオリジナル楽曲をCDに焼くのではなく、音源をサーバーにアップロードしておき、そのダウンロード情報がQRコードで印刷されたカードを販売できるとあって、利用するミュージシャンの方がどんどん増えているようです。

オープン記念プライスとはなっているものの、100枚9,800円という手ごろな価格でありながら、サーバー費用からカードの印刷代まですべて込み込みであったのが人気の理由。そのSONOCAが、新たにハイレゾオーディオというオプションが追加され、24bit/96kHzでも、24bit/192kHzでも、FLACの形であれば簡単に利用できるようになったのです。実際、どんなサービスになったのかを紹介してみましょう。


クリプトン・フューチャー・メディアのSONOCAがハイレゾ対応に
 
>>この記事の続きを読む

SteinbergからDoricoが発表されて、Finaleの新バージョンとともに譜面ソフトの世界が活況となってくる中、日本の譜面ソフトの老舗、カワイスコアメーカーも新バージョンを発表し、ますます盛り上がってきた感じです。ご存じのとおり、スコアメーカーは21年の歴史を持つ純国産の譜面ソフトであり、楽譜をスキャンすれば、簡単に楽譜認識してくれるということで多くのユーザーに支持されてきたソフトです。

11月24日発売となる新スコアメーカーをちょっぴり先に試してみたので、これがどんなソフトなのかファーストインプレッションとして紹介してみたいと思います。ちなみに従来は製品名にバージョン番号が付いており、これまでスコアメーカー10でしたが、今回はバージョン名が消えています。Windowsも10でバージョン表示をやめ、Mac OSもすでに廃止しているように、最近のソフト業界の傾向なのかもしれませんね。


見た目もカッコよくなり、認識精度も大きく向上したスコアーメーカー11
 
>>この記事の続きを読む

DTMステーション」はブログ形式でDTMに関する情報提供をスタートして6年半、また作曲家の多田彰文さんとともにニコニコ生放送AbemaTV Fresh!を使ったネット放送の形で「DTMステーションPlus!」を始めて3年半が経過しましたが、ここにきて、また新たなサービス「DTMステーションEngineering」というものをスタートさせます。

今回はレコーディングエンジニア、マスタリングエンジニア、またプロデューサとしても活躍されている飛澤正人さんとともに、DTMで音楽制作をしているみなさんに向けて、ミキシング・サービスを行ったり、ミックスやマスタリングなどについてのセミナーを定期的に開催していく、というもの。このDTMステーションEngineeringが、どんな内容なのか、説明していこうと思います。


エンジニア
の飛澤正人さんとDTMステーションのコラボ企画、DTMステーションEngineeringをスタートします
>>この記事の続きを読む

  • カテゴリ:
最近、巷では「DAW女」なるものが話題になっているのをご存じですか。「ダウジョ」と読むそうなのですが、読んで字のごとく、DAWを使って音楽制作をしている女性のことを意味しています。これだけ、いろいろなDAWが低価格で普及してきているので、一定数の女性ユーザーがいるのは当然のことではあるのですが、あえて自らDAW女と名乗ることで、ムーブメントを起こそうとしているんですよね。

おそらく、その言い出しっぺであるのが、来年、ポニーキャニオンからのメジャーデビューが決まっている小南千明(@c_1115)さん。その小南千明さん主催によるDAW女子会なるものが12月19日に行われます。「DAW女子会って何?」と思う方も多いと思いますが、これはDAW女が5~6人集まって、ライブコンサートを行うというイベントなんです。そのイベントの背景などについて先日の楽器フェアの際、小南さんに伺ってみたので紹介してみましょう。


12月19日にDAW女が5人集うライブイベント、DAW女子会が開催される(写真は前回のDAW女子会のもの)
 
>>この記事の続きを読む

J-POP界を代表する音楽プロデューサーの1人である、本間昭光さん。ポルノグラフィティをはじめ、いきものがかりももいろクローバーZJUJU一青窈広瀬香美浜崎あゆみ……と数多くのアーティストを手掛けつつ、作曲家、アレンジャーとしてスタジオワークをこなしています。さらに、本間さんはライブ活動も数多く行っており、現在はいきものがかり、ももいろクローバーZのバンドマスター、キーボーディストとして、全国を飛び回っているのです。

その本間さんが20年以上前から一貫として使ってきたツールがMOTUDigital Performer。その昔はDAWではなく、MIDIシーケンサPerformerだったわけですが、その業務効率の良さ、ライブステージでの安定性において、これを凌ぐものはないと言うのです。先日、本間さんにお会いして、どうしてDigital Performerがそんなにいいのか、実際どんな使い方をしているのか、いろいろとお話を伺ってきました。


プロデューサーであり、アレンジャー、作曲家、キーボーディストとして活躍する本間昭光さんに、ご自身のスタジオでいろいろお話を伺った
>>この記事の続きを読む

このページのトップヘ