藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: DAW

DTMによる音楽制作というと、Macが中心という印象を持っている人が多いかもしれません。しかし、実際にDTMステーションで2018年1月にアンケートを行った結果を見ると、62.8%がWindowsユーザー、36.2%がMacユーザーとWindows:Macが約2:1という形になりました。一方でWindowsでもMacでもない、という人も1.0%の投票があり、「どういうこと?」と思う人も少なくないと思います。

このWindows vs Macを問うアンケート、これまで2013年、2015年、2017年、2018年と4回行ってきました。そこで、それまでの比率の変遷がどのようになっているのか、一方で、現在各DAWのWindows、Mac対応状況がどうなっているのかなどについて、少し考察してみたいと思います。


2018年1月に行ったWindows vs Macのアンケート調査結果

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これからアメリカ・アナハイムで行われるNAMM SHOW 2018を見学しに出かけるところなのですが、その数日前。東京で大雪が降るなか、Ableton Japanのオフィスにベルリン本社からプロダクトオーナーのディラン・ウッドさんが来日しました。今回は、NAMMの前に、日本のユーザーに向けてAbleton Live 10の新機能についての紹介をするのが目的での来日とのことで、私もお会いして少しデモをみせていただくことができました。

すでにLive 9ユーザーの希望者はLive 10のベータを入手することが可能なので、実際試した方もいると思います。ただ私自身はまだまったく触ったことがなかったので、今回見るのが初めて。かなりいろいろな機能が追加されているのですが、とくに印象に残ったものをいくつかピックアップして紹介してみたいと思います。


Ableton Live 10をデモしてくれたディランさん

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ドラムセットに11本のマイクをセッティングした状態なので、身一つで行けばすぐに自分の好きなDAWにユーザー自らレコーディングすることができるスタジオが東京・神田にあります。PC装備で、オーディオインターフェイスもセッティング済みだから、面倒な準備もなしに、簡単な調整だけですぐにプロ環境での収録が可能になっているんです。

しかもこのスタジオ、ボーカルレコーディング用のブースも備えていて、憧れのNEUMANN(ノイマン)のU87Aiを標準装備。これを使って、本気のボーカルレコーディングもできちゃうんです。ここは宮地楽器の2階のスタジオを大きく改修してリニューアルオープンしたDrumスタRECスタ。以前にもDrumスタ、RECスタを記事で紹介したこともありましたが、装備が大きく変更され、大幅グレードアップしているので、改めて紹介してみたいと思います。


13本のマイクが予めセッティングされたスタジオで即レコーディングができる

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ネット通販最大手であるAmazon。DTM機材やソフトをAmazonで購入している人もかなり多いのではないでしょうか?そのAmazonでは、毎年売り上げの状況をまとめてランキングを発表しているのってご存知でしたか?そのランキングとして、今年2017年の結果(集計期間: 2016年11月14日~2017年11月15日)がまとまり、12月1日に発表されました。このランキングは楽器のみならずあらゆる商品カテゴリごとに年に2回発表されており、大きなシェアを持つAmazonですから、世の中の状況を把握する上でも参考になりそうですよね。

以前もお伝えした通り、現在DTMステーションとAmazonとでコラボ企画を実施中でAmazon内に「さあ、DTMをはじめよう」というコーナーが設置されています。そのコーナーに関連して「Amazonランキング大賞2017の楽器カテゴリページ」として、DTM関連の各カテゴリのランキングが発表されたのです。計8つのカテゴリでの発表がされていますが、今回はオーディオインターフェイス、DAW、ソフトウェア音源、モニターヘッドホンの4つについて、その順位と、各製品について簡単に紹介してみたので、順に見ていくことにしましょう。


Amazonのランキング大賞2017が発表。それに関連し「さあ、DTMをはじめよう」にもランキングが発表に

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11月15日、KORG Gadgetの新バージョンがリリースされました。その新バージョンの目玉機能となるのは、あの音圧爆上げマキシマイザーであるDotec-AudioDeeMaxを搭載したということ。まさに最強のツール同士のコラボレーションです。ご存じのとおり、KORG GadgetにはMac版とiOS版がありますが、それぞれKORG Gadget for Mac v1.5KORG Gadget for iOS v3.5にバージョンアップするとともに、DeeMaxが搭載されているのです。

でも、なぜKORG GadgetとDeeMaxが出会ってしまったのか、そこにどんなやり取りがあり、どのようにして開発されていったのか。従来のVST、AU、AAXで動作するプラグイン版とどう違い、ホントにiPhoneやiPadでもDeeMaxが動作するのか……。そうした点について、開発者みんなに集まっていただきお話を伺ってきました。伺ったのはKORGの中島啓さんと高橋和康さん、そしてDotec-Audioのフランク重虎さんと飯島進仁さんの4人です。


ついに、あのDeeMaxがKORG Gadgetの中に統合された!

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先日「実はCDが売れてないのはメジャーだけ!? 万単位の人が押し寄せ、CDを買い漁る、音系・メディアミックス同人即売会[M3]」という記事でも書いた通り、10月29日にDTMユーザーにとっての祭典ともいえるM3が行われました。そのM3では、アマチュアからプロまで、音楽制作する人たちがブースを出してCDの販売を行う一方で、企業出展エリアにはKORG、クリプトン・フューチャー・メディア、Dotec-Audio、A.O.M.などDTMの世界でお馴染みの企業がいろいろ。

その中で、今回ピックアップするのは、KDJ-ONEを開発するオンラインゲーム企業、サイバーステップです。このサイバーステップのブースでは、量産直前バージョンの実機を触って遊べるようになっていたほか、セミナールームでは、キーボーディストである、お馴染み氏家克典(@Katsunori_UJIIE)さんがKDJ-ONEのデモを行っていたのです。「実際どんな音が出るのか気になる」、「どうやって曲を作るのか知りたい」という人も多いと思うので、当時の様子をビデオで紹介する形でKDJ-ONEについて紹介していきましょう。


M3のセミナールームで行われた氏家克典さんによるKDJ-ONEのデモを紹介

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先週、10月29日に音系・メディアミックス同人即売会 [M3](エム・スリー)が東京流通センターで開催されました。春と秋、年に2回のペースで行われているM3、まだご存じない方もいると思いますが、初めてこの様子を見たら、カルチャーショックを受けること間違いなしのイベントなんです。「CDが売れない」、「音楽が売れない」と言われている昨今ではありますが、ここには日本全国から万単位での人が訪れ、各ブースに行列をなして、CDが飛ぶように売れていくんです。

膨大な広さの会場には、1,000以上のサークル、個人がCDを販売するブースがズラリと並び、そこにおびただしい数の人が詰めかけるという構図。これを見ると「どこがCD不況なのか?」と思ってしまいますよね。しかも開催時間は午前11時~午後3時半までという短期決戦で、開催日もたった1日だけというのも面白いところ。同人即売会だから、メジャーはおらず、インディーズ、個人ばかりですが、著名なプロも結構見受けられるのも昨今のM3の特徴です。今回、私も久しぶりM3に行ってきたので、会場で見つけた知人を写真で紹介しつつ、M3とはどんなイベントなのかを紹介していきます。また記事の最後では、DTMステーションとしての決意(!?)を宣言しますね。


とにかく膨大な人たちがCDを買いに集まりごった返す、M3

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11月2日、Abletonから約4年ぶりとなるLiveの新バージョン、Live 10が発表されました。発売は2018年の第一四半期予定で、国内では代理店のハイリゾリューションから発売されます。ラインナップとしては上位版のLive 10 Suite(実売価格:84,074円税別)、標準版のLive 10 Standard(実売価格:52,593円税別)そして、エントリーモデルのLive 10 Intro(実売価格:12,778円税別)の3種類です。エデュケーショナル版を除くLive9シリーズはLive 10リリースまでの期間中、通常価格から20%オフのセールプライスが適用され、11/2以降に購入した人はLive 10への無償アップグレードライセンスが付与されます。

Live 9が2013年に発売されて以来のメジャーバージョンアップとなるLive 10は、4つの新しいデバイス、完全にリデザインされたサウンドライブラリ、ワークフローを加速する洗練されたツールをはじめとした新たなエッセンスが導入されているとのこと。まあ、まだモノを入手していないので、分からないこともありますが、便利な機能が追加されているようなので、資料をもとに紹介しましょう。


Ableton Live 10が2018年の初頭(1月~3月)に登場する
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11月3日、いよいよiPhone Xが発売となります。私もなんとか初日に入手できる運びになったのですが、すでにiPhone 7をiOS 11にアップデートして試しているので、DTM用途という点だけに限って言えば、大きな変化はないのでは……と思っているところです。そうした中、その前日の11月2日早朝に、DTM関連での大きなアップデートが発表になりました。

iOS版のGarageBandがVer2.3へとバージョンアップし、大きな機能強化が図られたのです。その目玉となるのはサウンドライブラリ(SOUND LIBRARY)という機能で、ここからサウンドパックというものをダウンロードすることで、従来固定で用意されていたKEYBOARDやGUITAR、STRINGS、さらにはDRUMMERなどの音源を増やしていくことが可能になったのです。これはiPhone XやiPhone 8/8Plusに限らず、iOS 11をインストールしているiPhone 5s以降のすべての機種が対応で、いずれも無料でのアップデートとなっています。


iOS版のGarageBandがメジャーバージョンアップし、サウンドライブラリ機能などが追加された
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DTMステーションで、過去何回か取り上げてきた、ポータブルオーディオワークステーション、KDJ-ONE。コンパクトで軽い機材ながら、シンセサイザー、シーケンサ、エフェクト、サンプラーなど音楽制作に必要な機能を一通り備えるとともに、タッチディスプレイ、キーボード、スピーカーまで備えることで、これ1つで何でもできてしまうというスーパーマシン。デザイン的にもゲーム機っぽい雰囲気で、心惹かれるものがあります。このKDJ-ONEについては2年半前にアメリカのクラウドファンディング・サイト、Kickstarterでの支援を募る形で実質的な販売を行ったので、「そういえば、だいぶ前に見た!」なんて覚えている方も多いと思います。

ただ、メーカーであるサイバーステップでは、想定以上に開発が難航し、現時点ではまだユーザーの手元にモノが届いていない状況でした。しかし、小型デジタルDJ機器であるGODJを開発する仙台のメーカー、JDSoundが昨年末から助っ人として開発・生産チームに加わったことで、状況は大きく好転。ようやく生産スタートの段階にたどり着いたようです。「ついに量産機の第1号が届きます!」という連絡を一昨日、サイバーステップの社長、佐藤類さんからいただき、すぐに見に行ってきました。5種類のカラーバリエーションのホンモノが一挙に勢ぞろいした姿はなかなかのもの。質感もすごくよくて、グッときます。ちょうど9月末から日本のクラウドファンディングであるMakuakeでも予約販売を開始していますが、実際どういう状況なのかも、いろいろ聞いてきたので、レポートしてみましょう。



ついに量産体制に入ったゲーム機風小型DAW、KDJ-ONE

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