藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: MIX・マスタリング

SteinbergからCubaseの親玉というか、兄貴分ともいえるNuendo(ヌエンド)の新バージョン、Nuendo 8が本日6月21日より発売されます(パッケージ版の出荷は23日の予定)。通常版の価格が19万円程度(税抜)と、いわゆるDTM用のDAWとはちょっと違う位置づけのソフトで、もともとポストプロダクション向けの製品として誕生して進化してきたDAWです。

Steinberg/YAMAHAとしてはPro Tools HDXのリプレースを狙ったマーケティング戦略をとっているようで、スタジオコンソールのNuage(ヌアージュ)とセットにしたシステム販売にも積極的に乗り出しています。もちろんソフトウェア単体で利用することも可能で、CMや映画、番組の音響効果制作の現場で数多く用いられているほか、最近はゲームの音響制作においても標準ソフトのように使われるようになってきています。そのNuendoとはどんなソフトなのか、今回のNuendo 8で何が改善されたのかなどを発表前にベータ版を見せてもらったので、紹介してみたいと思います。


SteinbergのDAWの最高峰、Nuendo 8が誕生

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昨夜オランダからのお客様、Rob Papen氏をお迎えしてのニコニコ生放送・Fresh! by CyberAgentのDTMステーションPlus!を終えて自宅に戻りTwitterやFacebookを見たら「Studio One 3.5」という文字が目に飛び込んできました。確認すると国内発売元のエムアイセブン・ジャパンからも「[速報] Studio One 3.5発表!60を超える新機能と機能向上をStudio One 3登録済みオーナー全員へ無償提供」というタイトルのメールが届いていて、ちょっとビックリしました。

これまでのSutdio One 3.3から3.5へとアップデートされ、かなり機能的にも強化されているようなんですよね。しかもStudio One 3のユーザーであれば、今回は無償でダウンロードできるとのこと。もちろん、Studio One 3ユーザーでなくても、無料版のStudio One Primeがありますから、誰でもこれで試すことができます。というわけでさっそく深夜、寝ている間に3.5へアップデートしておいたので、新しくなった3.5を試してみました。まだ、しっかり使い込んでいるわけではありませんが、新しくなったポイントをチェックしてみたいと思います。


Studio Oneが3.5へとバージョンアップされ、ユーザーは無償で入手できる
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FOSTEXから、あの黄色い星型のウーファーを持つモニタースピーカー、NFシリーズが限定100ペア(200台)と、極少数ではありますが、新機種として発売されることになりました。NF01Rというこのモデルは、以前、大ヒットとなったNF-01Aの復刻版といえるもので、大きさも見た目のデザインもソックリ。

ただし、まったく同じものを復刻させたわけではなく、デザインや音のテイストは継承しつつも、現在の音楽制作シーンにマッチするように、新たに開発しなおした、完全な新モデルとのこと。でも、なぜこのタイミングでNFシリーズを復刻したのか、またNF-01Aと何が違うのか、そしてなぜたった100ペアしか生産しないのかなど、FOSTEXの担当者にお話を伺ってみました。お話を伺ったのはマーケティング担当の佐藤昭宏さんと、開発を担当のエンジニア、仲前学さんのお二人です。


FOSTEXのあのモニタースピーカーが復活!

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DTMユーザーの欲しいものリストの上位ランキングに上がるミキサー。各社からもいろいろなものが出てはいるものの、なかなか決め手に欠けて、結局購入できていない……という人も少なくないと思います。そんな中、いま人気急上昇のDAW、Studio Oneの開発元であるPreSonusから非常に便利で万能ともいえるUSB接続のミキサー、StudioLive AR USBシリーズが3機種発売されました。

これは単体のミキサーとして使えるのは当然として、USBでPCと接続すると24bit/96kHzの仕様オーディオインターフェイスとして使うことができ、8IN/4OUT、14IN/4OUT、18IN/4OUTの入出力を持ちます。またiPhoneやAndroidなどとBluetooth接続してオーディオを流すこともできるほか、本体にSDカードスロットがあって、ここにミキサーに入る音をレコーディングしたり、ここから再生することができます。さらには強力なデジタルエフェクトを装備していたり、ループバック機能を使ってネット放送に活用でき、しかもiPhone/iPadと接続して活用できるなど、まさに多機能で万能なミキサーとなっているのです。DAWであるStdio One  3 Aritstがバンドルされるとともに、全チャンネルを即WAVでレコーディングできるCapture 2も付属しているのでコストパフォーマンスの面でも非常に高いミキサー。実際に試してみたので、これでどんなことができるのか紹介していきましょう。


PreSonusのUSBミキサー、StudioLive AR8(左)とStudioLive AR12(右)
 
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以前「社会人が作曲やDTMを本気で学べる学校に体験入学(!?)してみた!」という記事で紹介した、DTMスクール「JBG音楽院」で講師をしているベーシストで作曲家の荒木健先生。先日、その荒木先生から連絡があり、「この前の授業の総仕上げとなるレコーディングを神奈川県・葉山の海の見えるスタジオで行うので、ぜひまた見に来ませんか?」というお誘いをいただいたのです。

ちょうど確定申告締め切り直前のタイミングだったので「時間が合えば行きますね!」と中途半端な返事をしていたのです。が、葉山ということで「もしかして……」と思っていたことがズバリだったこと、そして確定申告も無事に終わって、ちょっぴり時間的余裕もできたので、3月11日に半分ピクニック気分で見学に行ってきました。このJBG音楽院のスタジオ授業がどんな内容なのか、まったく知らないままに参加してみたら、想像していた以上に楽しかったので、レポートしてみたいと思います。


窓から葉山の海が見えるichiroさんのレコーディングスタジオに行ってきました
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昨年秋にリリースされて、大きな話題になったiZotopeのプラグイン、Neutron(ニュートロン)。人口知能=AIで音作りをしてくれる夢のプラグイン、ということで「興味は持ったけど、よくわからないので、試してはいない」という人も多いのではないでしょうか?実は私自身も、チェックしなくては…と思ったまま数か月が経ってしまっていました。

AIがさまざまな分野で話題になる昨今、DTMステーションでもAIを使ったマスタリングツール、LANDRを何度か取り上げていましたが、AIプラグインのNeutronとはどんなものなのでしょうか?これはDTMユーザーにとって使えるソフトなのでしょうか?遅まきながら、実際に試してみたので、その音なども交えつつ、紹介してみたいと思います。


AIで音作りができるというNeutronがホントに使えるのか試してみた 

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2年前に「マスタリングを人工知能が行う時代に!?」という記事で取り上げたLANDR(ランダー)というインターネットを介した自動マスタリングサービス。最近はよくネット広告でも見かけるようになったし、SONARにも実装されているため、「知ってるよ!」、「使ったことある」という方もいると思います。

とはいえ、本来はマスタリングエンジニアと呼ばれる専門職の人が行うマスタリングを人工知能で行うなんて……と疑ってみている人も少なくないでしょう。そのLANDRはカナダのLANDR Audio Inc.という会社が行っているサービスなのですが、先日、正式に日本上陸しサービスを開始しました。また、その日本での正式サービススタートに合わせ、REMIXコンテストを行っているので、どんな内容なのかを少し紹介してみたいと思います。


人口知能で自動マスタリングを実現するネット上のクラウドサービス、LANDR
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以前「同人もCDからカード&ダウンロードの時代へ。クリプトンのSONOCAが秀逸」という記事でも紹介した、クリプトン・フューチャー・メディアの音楽ダウンロードカードのSONOCA。自分のオリジナル楽曲をCDに焼くのではなく、音源をサーバーにアップロードしておき、そのダウンロード情報がQRコードで印刷されたカードを販売できるとあって、利用するミュージシャンの方がどんどん増えているようです。

オープン記念プライスとはなっているものの、100枚9,800円という手ごろな価格でありながら、サーバー費用からカードの印刷代まですべて込み込みであったのが人気の理由。そのSONOCAが、新たにハイレゾオーディオというオプションが追加され、24bit/96kHzでも、24bit/192kHzでも、FLACの形であれば簡単に利用できるようになったのです。実際、どんなサービスになったのかを紹介してみましょう。


クリプトン・フューチャー・メディアのSONOCAがハイレゾ対応に
 
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DTMステーション」はブログ形式でDTMに関する情報提供をスタートして6年半、また作曲家の多田彰文さんとともにニコニコ生放送AbemaTV Fresh!を使ったネット放送の形で「DTMステーションPlus!」を始めて3年半が経過しましたが、ここにきて、また新たなサービス「DTMステーションEngineering」というものをスタートさせます。

今回はレコーディングエンジニア、マスタリングエンジニア、またプロデューサとしても活躍されている飛澤正人さんとともに、DTMで音楽制作をしているみなさんに向けて、ミキシング・サービスを行ったり、ミックスやマスタリングなどについてのセミナーを定期的に開催していく、というもの。このDTMステーションEngineeringが、どんな内容なのか、説明していこうと思います。


エンジニア
の飛澤正人さんとDTMステーションのコラボ企画、DTMステーションEngineeringをスタートします
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DAWで音楽制作をしてるけど、どうも仕上がりがしっくりこない」、「海外のロック作品と聴き比べると、すごく貧弱な音で悲しくなっちゃう」……そんな思いを持っている人は、アマチュアDTMユーザーはもちろん、プロミュージシャンでDAWを使っている人でもかなり多いのではないでしょうか?自分の作品に納得がいかない理由は人それぞれだと思いますが、ちょっとしたワザでクオリティーが格段に上がるとしたら、そこは気になりますよね。

ちょうど2年前に書いた「プロのエンジニアがこっそり教える魔法のEQテクニック」という記事。今でも多くのアクセスが集まるのですが、その際にお話しを伺ったのがDragon Ash鬼束ちひろBAROQUESCANDALなどを手掛けるプロのエンジニアである飛澤正人(@flash_link)さんでした。その飛澤さんに以前から、「ぜひ、ほかにも何か簡単に使えるワザがあったら教えてください!」とお願いしていたのですが、「普通は、そんな手の内はバラさないんだよ」と釘を刺されつつも、また魔法のテクニックを教えてもらうことができました。というわけで、今回は低域をテーマにした音の作り方について見ていきたいと思います。


また魔法のテクニックを明かしてくれたプロのレコーディングエンジニア、飛澤正人さん
 
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