藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: MIX・マスタリング

先日「魔法びんの真空二重構造を応用したサーモスの高性能・超ニアフィールドモニター、MSA-380S誕生」という記事でも紹介した、小さなバズーカのような不思議なスピーカー、VECLOS MSA-380S。その後1か月ほど使っているんですが、すごくいいんですよね。一般的なモニタースピーカーと際立って違うのが、音の定位と立体感のある音場。スウィートスポットは狭いけれど、だからこそDTM環境にはとってもマッチするんです。

「重くて大きいものがいい音のスピーカー」という従来の常識を完全に覆すMSA-380S。魔法びんメーカーのサーモスが生み出した「真空エンクロージャー」という真空二重構造が、この音の秘密となっているようですが、これはいったいどういうもので、なぜ迫力あり、かつクリアなサウンドが実現できるのか?その構造面から、このスピーカーの音の秘密に迫ってみたいと思います。


サーモスが開発した超ニアフィールド・モニター、VECLOS MSA-380S
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10月24日、Steinbergから波形編集ソフト兼マスタリングソフトである、WaveLabの新バージョン、WaveLab 9.5がリリースされました。ラインナップとしては上位版のWaveLab Pro 9.5(オープン価格:実売62,640円前後)およびWaveLab Elements 9.5(オープン価格:実売10,800円前後)の2つで、従来バージョンであるWaveLab 9などからのバージョンアップは、Steinbergサイトからオンラインで購入できるようになっています。

今回のWaveLab 9.5の最大の特徴ともいえるのは、スペクトラムエディターの大幅強化で、これによって、Photoshopで写真の中の電線や電柱を消すかのごとく、オーディオの中からノイズを取り除くことができる、オーディオインペインティング機能などが利用可能となったのです。またそれとは別にノイズ除去プラグインスイート「RestorRig」が搭載されたり、エラー修正機能が強化されるなど、ノイズやエラーの除去といったことが非常にしやすいツールになっています。さらに再配布可能なDDP Playerなる便利なツールが用意され、マスタリングにおける決定版的なツールに進化したのがポイント。具体的にどんな強化がなされたのか、紹介していきましょう。


10月24日、WaveLab Pro 9.5およびWaveLab Elements 9.5がリリースされた
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先週リリースされて、すでにいろいろなところで話題になっているので、ご存じの方も多いと思いますが、アメリカのiZotopeからマスタリングツールのOzone(オゾン)および、トラック調整&ミックスツールのNeutron(ニュートロン)がそれぞれバージョンアップして、Ozone 8そしてNeutron 2となりました。いずれもMac、Windowsで動作するプラグインであり、OzoneもNeutronも別商品として独立したソフトですが、お互いが連携する機能を持ち、セットで使うことでより大きな効果が得られるようになっているのです。

中でも注目すべきはOzone 8に搭載された「Master Assistant」という、人工知能を用いた自動マスタリング機能です。実際ちょっと試してみたところ「もう、これでいいじゃん!」というかなり満足度の高い仕事をしてくれるのです。この結果を見てしまうと、今後マスタリングエンジニアの方々の仕事がなくなるのでは……と心配になるほどです。Ozone 8もNeutron 2も、最上位版であるAdvanceというエディションを試してみました。いずれもかなり多機能なソフトなので、全部を紹介しているとキリがないのですが、人工知能関連の部分を中心に触ってみて面白かったところをいくつかピックアップしてみたいと思います。


Ozone 8とNeutron 2がリリースされたので、さっそく試してみた
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2年前のDeeCompが登場して以来、あの過激なインパクトのマキシマイザー、DeeMAXをはじめ、さまざまなプラグインを怒涛のようにリリースしてきた、日本のプラグインメーカー、Dotec-Audio(ドーテック・オーディオ)。今年4月にマルチエフェクトのDeeFXを出してからは、しばらく新製品が止まっていましたが、9月26日、新しいプラグイン、DeeChannelTool(税込み2,500円、Deeシリーズユーザーなら1,000円)をリリースしてきました。

開発者であるフランク重虎さんがふとアイディアを思いついて、突然製品化したらしいのですが、かなり便利に使えるツールです。もっとも内容的には奇抜な機能というわけではなく、ステレオの片チャンネルをソロにしたり、位相反転したりM/Sバランスを調整するなど、比較的地味なもの。DAWのコンソールをいじればある程度できる機能かも…とも思うものの、実際にコンソール操作ではやりにくいため、すごく重宝しそうなんです。でも、そもそもチャンネルツールって何のために役立つの?という人も少なくないと思うので、簡単に紹介してみたいと思います。


Dotec-Audioから5か月ぶりの新製品、DeeChannelToolが登場
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SteinbergからCubaseの親玉というか、兄貴分ともいえるNuendo(ヌエンド)の新バージョン、Nuendo 8が本日6月21日より発売されます(パッケージ版の出荷は23日の予定)。通常版の価格が19万円程度(税抜)と、いわゆるDTM用のDAWとはちょっと違う位置づけのソフトで、もともとポストプロダクション向けの製品として誕生して進化してきたDAWです。

Steinberg/YAMAHAとしてはPro Tools HDXのリプレースを狙ったマーケティング戦略をとっているようで、スタジオコンソールのNuage(ヌアージュ)とセットにしたシステム販売にも積極的に乗り出しています。もちろんソフトウェア単体で利用することも可能で、CMや映画、番組の音響効果制作の現場で数多く用いられているほか、最近はゲームの音響制作においても標準ソフトのように使われるようになってきています。そのNuendoとはどんなソフトなのか、今回のNuendo 8で何が改善されたのかなどを発表前にベータ版を見せてもらったので、紹介してみたいと思います。


SteinbergのDAWの最高峰、Nuendo 8が誕生

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昨夜オランダからのお客様、Rob Papen氏をお迎えしてのニコニコ生放送・Fresh! by CyberAgentのDTMステーションPlus!を終えて自宅に戻りTwitterやFacebookを見たら「Studio One 3.5」という文字が目に飛び込んできました。確認すると国内発売元のエムアイセブン・ジャパンからも「[速報] Studio One 3.5発表!60を超える新機能と機能向上をStudio One 3登録済みオーナー全員へ無償提供」というタイトルのメールが届いていて、ちょっとビックリしました。

これまでのSutdio One 3.3から3.5へとアップデートされ、かなり機能的にも強化されているようなんですよね。しかもStudio One 3のユーザーであれば、今回は無償でダウンロードできるとのこと。もちろん、Studio One 3ユーザーでなくても、無料版のStudio One Primeがありますから、誰でもこれで試すことができます。というわけでさっそく深夜、寝ている間に3.5へアップデートしておいたので、新しくなった3.5を試してみました。まだ、しっかり使い込んでいるわけではありませんが、新しくなったポイントをチェックしてみたいと思います。


Studio Oneが3.5へとバージョンアップされ、ユーザーは無償で入手できる
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FOSTEXから、あの黄色い星型のウーファーを持つモニタースピーカー、NFシリーズが限定100ペア(200台)と、極少数ではありますが、新機種として発売されることになりました。NF01Rというこのモデルは、以前、大ヒットとなったNF-01Aの復刻版といえるもので、大きさも見た目のデザインもソックリ。

ただし、まったく同じものを復刻させたわけではなく、デザインや音のテイストは継承しつつも、現在の音楽制作シーンにマッチするように、新たに開発しなおした、完全な新モデルとのこと。でも、なぜこのタイミングでNFシリーズを復刻したのか、またNF-01Aと何が違うのか、そしてなぜたった100ペアしか生産しないのかなど、FOSTEXの担当者にお話を伺ってみました。お話を伺ったのはマーケティング担当の佐藤昭宏さんと、開発を担当のエンジニア、仲前学さんのお二人です。


FOSTEXのあのモニタースピーカーが復活!

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DTMユーザーの欲しいものリストの上位ランキングに上がるミキサー。各社からもいろいろなものが出てはいるものの、なかなか決め手に欠けて、結局購入できていない……という人も少なくないと思います。そんな中、いま人気急上昇のDAW、Studio Oneの開発元であるPreSonusから非常に便利で万能ともいえるUSB接続のミキサー、StudioLive AR USBシリーズが3機種発売されました。

これは単体のミキサーとして使えるのは当然として、USBでPCと接続すると24bit/96kHzの仕様オーディオインターフェイスとして使うことができ、8IN/4OUT、14IN/4OUT、18IN/4OUTの入出力を持ちます。またiPhoneやAndroidなどとBluetooth接続してオーディオを流すこともできるほか、本体にSDカードスロットがあって、ここにミキサーに入る音をレコーディングしたり、ここから再生することができます。さらには強力なデジタルエフェクトを装備していたり、ループバック機能を使ってネット放送に活用でき、しかもiPhone/iPadと接続して活用できるなど、まさに多機能で万能なミキサーとなっているのです。DAWであるStdio One  3 Aritstがバンドルされるとともに、全チャンネルを即WAVでレコーディングできるCapture 2も付属しているのでコストパフォーマンスの面でも非常に高いミキサー。実際に試してみたので、これでどんなことができるのか紹介していきましょう。


PreSonusのUSBミキサー、StudioLive AR8(左)とStudioLive AR12(右)
 
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以前「社会人が作曲やDTMを本気で学べる学校に体験入学(!?)してみた!」という記事で紹介した、DTMスクール「JBG音楽院」で講師をしているベーシストで作曲家の荒木健先生。先日、その荒木先生から連絡があり、「この前の授業の総仕上げとなるレコーディングを神奈川県・葉山の海の見えるスタジオで行うので、ぜひまた見に来ませんか?」というお誘いをいただいたのです。

ちょうど確定申告締め切り直前のタイミングだったので「時間が合えば行きますね!」と中途半端な返事をしていたのです。が、葉山ということで「もしかして……」と思っていたことがズバリだったこと、そして確定申告も無事に終わって、ちょっぴり時間的余裕もできたので、3月11日に半分ピクニック気分で見学に行ってきました。このJBG音楽院のスタジオ授業がどんな内容なのか、まったく知らないままに参加してみたら、想像していた以上に楽しかったので、レポートしてみたいと思います。


窓から葉山の海が見えるichiroさんのレコーディングスタジオに行ってきました
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昨年秋にリリースされて、大きな話題になったiZotopeのプラグイン、Neutron(ニュートロン)。人口知能=AIで音作りをしてくれる夢のプラグイン、ということで「興味は持ったけど、よくわからないので、試してはいない」という人も多いのではないでしょうか?実は私自身も、チェックしなくては…と思ったまま数か月が経ってしまっていました。

AIがさまざまな分野で話題になる昨今、DTMステーションでもAIを使ったマスタリングツール、LANDRを何度か取り上げていましたが、AIプラグインのNeutronとはどんなものなのでしょうか?これはDTMユーザーにとって使えるソフトなのでしょうか?遅まきながら、実際に試してみたので、その音なども交えつつ、紹介してみたいと思います。


AIで音作りができるというNeutronがホントに使えるのか試してみた 

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