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  • ヒャダインさんがDTMによるオリジナルジングルコンテスト開催中!ヒャダイン流制作テクニックも聞いてみた!

いま日本を代表するトップクリエイターであるヒャダイン(@HyadainMaeyamad)さん。ももいろクローバーZ私立恵比寿中学でんぱ組.IncゆずLittle Glee Monster……とアイドル、J-POPからアニソン、映画、ゲームまで多方面で楽曲提供を行っているヒャダインさんが、いま文化放送で「DAIV TO MUSIC」というタイトルのDTMをテーマにした番組を放送しているのをご存知ですか?

現在、その番組内でオリジナルジングルコンテストというものが開催されています。これはヒャダインさんが作った4種類のジングルの中から好きなものを選び、自分の音を重ねるというもので、締め切りは2月28日。どのジングルも30秒程度と短いので比較的手軽に参加できそうです。初心者からプロまで、誰でも歓迎とのことですが、DTMerにとっては、いい腕試しの場にもなりそうです。先日、その文化放送の収録現場に伺って、ヒャダインさんにインタビューすることができたので、今回のコンテストの話に加え、ヒャダインさんの制作環境や制作テクニックなどについても聞いてみたので、紹介してみたいと思います。

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--DAIV TO MUSIC、先日、初めて聴いてビックリしました。DTMをテーマにした、こんな面白い番組をされていたなんて…もっと早く知りたかったです。
ヒャダイン:この番組では、毎回クリエイターの方にゲストで来ていただき、音楽について話をする一方、DTMを使ったコラボをお願いしているんです。ボクが作った4つのジングルがあるので、この中から1つを選んでもらった上で、それに音を重ねてもらう、という。これまで浅野尚志さん、ヒゲドライバーさん、ケンモチヒデフミさん、小松一哉さん、小島英也さん、高田雄一さん、神前暁さん、里崎りささんといったゲストに来てもらって、みなさんいろいろなアプローチで作ってもらいました。

--今回それをゲストだけじゃなく、リスナーのみなさんに開放した、ということなんですね。
ヒャダイン:DTMキッズ、DTMerのみなさんにとっての発表の場として、ラジオというのは「アリだな!」という思いを以前から持っていたんですよ。ボク自身、ニコ動出身ですが、これまで一般の人のDTM作品をラジオで…という機会はなかなか無かったと思うんです。でも、ラジオと音楽って、すごく相性がいいので、絶対に面白いはずと確信していたんです。またぜひダウンロードして聴いてみてほしいのですが、ジングルも短いですし、気軽に応募できるんじゃないかな、って。音を重ねることを前提としたジングルなので、比較的音を少な目にしているんですよ。先日の神前さんのアプローチなんかも、すごく面白かったですね。途中からヘビーなギターサウンドが入ってくるアイディアにも驚かされたし、音の抜けもいい。驚かすだけじゃなく、音楽的にもリッチなものでしたね。

--確か、神前さんはギターを弾けないので、打ち込みでギターを重ねていたんですよね。
ヒャダイン:打ち込みでも、あれだけの表現力を持たせられるのはすごいですね。もちろん、誰もが神前さんのようにはいかないとは思いますが、1つのKickの音を磨きまくるのもいいけれど、トータルの演出をした作品が来てくれると嬉しいな、とも思っています。

--そういわれると、初心者にとってハードルが上がってしまいそうですが……。
ヒャダイン:いえいえ、初心者には今しかできないことも色々あると思うんですよ。手慣れてしまったらできない、いい下手くそさ…というか。いろいろ試してみると楽しいと思いますよ。もちろんDTMキッズだけじゃなくベテランも大歓迎です。もちろんプロの犯行でもOKですよ!でも、どうしよう、それ落としちゃったら……(苦笑)。


クリエイター向けのPC DAIVのハイエンドモデル(※プレゼントタイミングでリリースされているハイエンドモデル)

--このコンテスト、商品もなかなか豪華なんですよね。
ヒャダイン:最優秀賞はこの番組のスポンサーでもあるマウスコンピュータのクリエイター向けのPC、DAIVのハイエンドモデルを差し上げるのとともに、オーディオインターフェイスとしてMOTUのUltraLite mk3 Hybrid、さらにはヘッドホンとしてソニーのMDR-CD900STをプレゼントします。また優秀賞の3名にはそれぞれAmazonのギフト券3万円分を贈呈します。なかなか豪華でしょ。ぜひ、このオリジナルジングルコンテスト、多くの方に参加していただければと思ってます。

オーディオインターフェイス、MOTU UltraLite mk3Hybrid

--では、ここから少し、ヒャダインさんご自身のDTM歴などをお伺いしてみたいのですが、もともとDTMを始めたのはいつ頃だったのですか?
ヒャダイン:一番最初は1993年、中学校1年生のときに自分のお小遣いを貯めたお金でYAMAHAのオールインワンシンセのEOS B700を買ったのが打ち込みのスタートでした。小室哲哉さんプロデュースのシンセサイザで、普通のシンセの音が入ってないんだけど、いろいろな面白い音があって……。今考えれば、2行くらいの液晶画面でよく打ち込んだなと思います。それでも、昔より、入力しやすくなり、ポリ数も増え、16トラックもあって、すごくよくなった、なんて言われてたんですけどね。当時はまだオリジナルというより、スコアブックを手に入れて、ドリカムやaccessとかを打ち込んでって、こんな風に音が重なったら、こんな曲が構成されるんだな…とそこで学びましたね。中学校1年、2年は一人でコツコツやってましたね、友達いなかったんで(笑)。

--その後はどんなものを使っていたんでしょう?
ヒャダイン:コンピュータを使うようになったのは大学に入ってからです。ウチにあったMacにCubaseをインストールして使いました。Mac OS 8とか9のころで、OMSとかドライバーの設定とかが大変だったのを思い出しますね。最初はMIDIだけで動かしていたのが、そのうちCubase Audioとかになって、ハードディスクレコーディング機能搭載とか言ってましたよね。当時あった、CDのサンプリング素材集とかをいっぱい買って使ったりしましたよ。その後、VSTエフェクトが使えるようになり、VSTインストゥルメントが使えるようになっていったわけですが、それ以来、ずっとCubaseですよ。

--それは、また筋金入りのCubaseユーザーですね。
ヒャダイン:結構初期のころからReasonも使ってました。ReWireを使ってCubaseと連携というのは斬新でしたね。また、無駄にリアのケーブルがブランブランするリアルさも良かった(笑)。いまでもReasonは結構使ってますよ。

--ちなみに、現在のCubaseのバージョンは何を使ってますか?
ヒャダイン:周りの評判を見ていて、Cubase 10はまだちょっと安定してないような気もしているので、Cubase Pro 9.5を使っています。もっとも、自分にとってはCubase 7くらいで十分な機能が揃ったので、それ以降の新機能はあまり使えてなさそうです。ただ、今のVariAudioのピッチ補正はすごく助かってます。仮歌を自分で歌ってジングルを作成する……なんてこともよくあるのですが、こんなときは自分でVariAudioを使って補正していますね。一方で、都合上、女性ボーカルを自分で歌って女性キーに変換ということも多いんですよ。その時は一度Melodyneを通してピッチを上げて、フォルマントを上げて変換しています。この女態化機能はやっぱりMelodyneが一番。やっぱりヒャダインメロダインダイン仲間としては切っても切れない相棒なんですよ(笑)。Cubase 10でVariAudioが進化したということなので、ここはちょっと興味があるところです。

--女性ボーカルの仮歌をご自身で歌っちゃうんですね。うまいコツとかあれば教えてもらえますか?
ヒャダイン:いちいち仮歌の人を手配して、録音して、修正して……というのは面倒なので、自分でやっちゃうんですよ。テクニックとしては、歌うときになるべく低音を出さない歌い方をし、喉を締めて、鼻に掛けて歌う感じ。元の素材はまあまあ気持ち悪いですよ(笑)。そのままMelodyneにぶちこんで、プレイバックもせずに、フォルマントを上げて、ピッチ補正をしてます。マイクにはBrauner VM1を使ってます。以前スタジオでVM1を使わせてもらったことがあって、これで女態化を図ったところ、嫌みなく女になれたんですよ。ちょっとオーバースペックな気はするけれど、デジケーターに入れて大切に保管してますよ。

--そういえば、今回のコンテストのプレゼント、MOTUのUltraLite mk3 Hybridとなっていて、これはヒャダインさんが同じメーカーのオーディオインターフェイスを使っているから、とありました。何を使ってるんですか?
ヒャダイン:つい2週間前まで、MOTU 828mkIIIを使っていたんですが、アフリカ旅行から帰ってきて使おうと思ったら通電しなくなっちゃって……。仕方ないので、以前購入したまま、使っていなかったMETRIC HALOに変えたところです。ただ、METARIC HALOって入力が2系統しかなくて物足りないので、828mkIIIを買いなおすか、別のものを探そうか……と思っているところです。

MOTU 828mkIII

ーーオーディオインターフェイスのほか、ハードウェア類って結構揃えているんですか?
ヒャダイン:ボクはほとんどソフトでやっちゃうんで、アウトボードもあんまり使ってないです。マイクプリにFOCUSRITEISA One Analogueを使ってるくらいですかね。PCは以前は自作のWindowsを使っていたこともあるのですが、現在はiMacを使ってますね。また一時期、「外でも仕事をする!」という意思表明を込めてMacBook Proを買って使ったこともあるんです。ただ、基本的に外でやらないんですよね(苦笑)。結局2曲しか外では作らず、ほとんどウチでやっているので、iMacに落ち着いちゃいました。ラップトップだと非力で、負荷をかけると、CPUモーターがブーンと唸るのもなんか怖くて……。

--Cubase以外、プラグイン類などはどんなものを使ってますか?
ヒャダイン:SpectrasonicsOmnisphereTrilianが好きでよく使いますね。この辺、かなりサンプリング容量が大きいのでウッドベースとか、ロード時間がかかるのが難点ですが、2TBのSSDを外付けにして、ここに入れたら、快適に動くようになりましたね。もちろんNative InstrumentsKOMPLETEは、片っ端から使ってますね。あとはNexusも使てます。Expantionは高いけど、便利なんですよね。そのほか、CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETEも好きですし、ドラムはBFD派ではなく、Addictive Drumsなんですよ。

--ちなみにエフェクトは何を?
ヒャダイン:Waves一択です!これが一通りあれば十分かな、って。それから鍵盤は15年前に買ったYAMAHAの88鍵の電子ピアノです。そろそろ買い替えてもいいかな……とは思っているのですが、2003年に上京し、本当にお金がないときに、親に7万円の借金をして買ったのがこのピアノなんですよね。ドラムの打ち込みも、ピアノでやってるんですが、キータッチが重いので、その結果、ノッペリしたドラム音にならなくていいような気もしているんですよ。ただピアノだからピッチベンドもモジュレーションホイールもない。だから、ピッチベンドが必要なときはmicroKORGをつなげて、これで操作してます。

--ヒャダインさんの使用機材情報、使用ソフト情報って、意外と少なかったと思うので、多くの人に参考になりそうです。
ヒャダイン:何かお役に立てると嬉しいです。ぜひ、このオリジナルジングルコンテスト、多くの人に参加していただければと思います。

ーーありがとうございました。

【関連情報】
オリジナルジングルコンテスト情報
DAIV TO MUSICサイト

Commentsこの記事についたコメント

3件のコメント
  • セメダイン

    ぜひニコ生DTMステーションのキューベース特集などのゲストに来ていただけたら嬉しいです。

    2019年2月6日 4:33 AM
  • ・・・

    4つの音源をダウンロードしてみて、なんだか完成度がもう高いな、直せるのかしらと思ったあと、下調べ的に「応募する」をクリックしましたが、何も起きません。
    たぶん自分のパソコンのエッジとかエクスプローラーが立ち上がるタイプの古い応募形式なんだと思います。(専用の応募入力フォーマットが立ち上がる等ではなく)。
    こんなのだったら、シンプルにメアドを表示すれば良いのに、です。
    自分はエッジやエクスプローラーを使っておらず、初期設定を行っていないせいで、「応募する」ボタンを押しても、何も起きないんだと思われます。違うかもしれませんが。
    自分には縁の無かったコンテストだということで、諦めました。

    2019年2月6日 3:30 PM
    • 藤本 健

      ...さん

      あらら、ぜひよかったら、応募してみてください。
      「応募する」ボタンに仕掛けられているのは、単にmail toのタグです。
      そしてそのメール先はdaiv@joqr.net
      ですね。ここにメールしてみてください。

      2019年2月6日 11:53 PM

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