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  • 洗脳できる空間系エフェクト!? Slapper 2でインパクトのあるトラックを作る!

スター・ウォーズやトイ・ストーリーなどの映画音楽を作るスカイウォーカー・サウンドだったり、ホビットやキングコングなどの音響に携わったパークロードポストプロダクションといった、世界最高峰レベルのスタジオが使っているプラグインを開発しているニュージーランドのメーカー、The Cargo Cult(ザ・カーゴ・カルト)をご存知ですか?The Cargo Cultのプラグインは、開発しているエンジニア自身が映画音楽を作っていて、操作性や実用性が高く、高品質なのが特徴となっています。いくつかのラインナップが存在するのですが、ここではSlapper 2というマルチタップディレイをピックアップします。

Slapper 2は、8つのタップを自由に設定して、それぞれのボリューム・パン、リバーブなどを設定でき、インパクトのあるユニークな使い方から無難なセッティングまで可能なプラグイン。また、それぞれのタップをテープマシンのように速度を変化させてピッチを上下させたり、フィルターを掛けたりすることもできます。直観的に使えるようUIも考えられているので、マルチタップディレイをあまり使わない人でも、簡単に使いこなせると思います。映画の現場で使われていると聞くと、歌もの楽曲には合わないと思われがちですが、Slapper 2はどんな場面でも使えるプラグイン。先日国内価格の見直しによって大幅に値下げされ、サラウンド版のSlapper 2が43,780円(税込)、ステレオ版のSlapper 2 STが17380円(税込)となったので、紹介してみたいと思います。

ハリウッドクオリティのマルチタップディレイ Slapper 2

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The Cargo CultのSlapper 2は、WindowsでもMacでも使える、AAX、AU、VST、VST3対応のプラグインです。以下の動画はSlapperからSlapper 2へとバージョンアップされた際に作られたものですが、雰囲気がよくわかるので、ぜひご覧ください。

いかがでしょうか?2分ほどの動画ですが、洗脳されそうな雰囲気で、グッとくるサウンドなのが確認できると思います。もともとはSlapperは、開発者自身が携わっていた映画音楽のために作ったツールであり、それを製品化して海外では映画音楽関係のエンジニアに愛用されているのだとか…。ほかにもThe Cargo Cultが開発したツールは、映画音響制作のためのソフトウェアとなっており、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」などを手がけたDavid Farmer氏やアメリカの映像製作会社であるルーカスフィルムの1部門、スカイウォーカーサウンドなど多くのポストプロダクションの現場で使用されてるそうです。

映画音楽の制作現場で愛用されるプラグインを開発するThe Cargo Cult

さきほどの動画の通り、高いクオリティを持つSlapper 2なので、これがDTMの世界でも非常に強力に使うことが可能です。実際にそれぞれの機能と、どのように使えるのか見ていきましょう。
まずは、タップディレイの象徴ともいえる8つのタップです。1つのディレイの出力をタップと呼び、それぞれのタップを0~2500msの範囲で自由に設定可能。横軸が時間、縦軸がディレイのレベルとなっており、タップをドラックして操作できます。またctrlを押しながら上下ドラックすることで、フィードバックを操作でき、タップにさらにディレイをかけることができます。DAMPでは減衰量を調節できるので、ディレイを減衰させていく演出も可能です。

8つのタップを自由に設定して、それぞれのレベルやフィードバックを設定できる

左下では、各タップのパンをX、Y、Zで設定することができます。ステレオであれば、真ん中と左右のみ調節可能。サラウンドに対応したバージョンのSlapper 2であれば、縦軸、横軸、奥行きを自由に操作し、タップを配置することができます。

ドラックでタップを動かして、好きな定位に調節可能

ここまでは、基本的な機能でしたが、Slapper 2のユニークなところはタップにリバーブを付加できること。目的のタップを選択して、REVERBのパラメータを上げると、リバーブが付加されていき、タップごとにリバーブを掛けることで、かなりインパクトのあるサウンドが作れます。

タップごとにリバーブを付加できるので、斬新なサウンドも作れる

またTAPEをオンにすると、テープの回転数を変えたときに得られる、ピッチの変化をつけることも可能。これをオートメーションを書いて変化させるという、トリッキーなこともSlapper 2では実現できます。

TAPEをオンにすることで、トリッキーな使い方もできる

もちろん、ベーシックにショートディレイとして使ったり、パンを左右に振って音像を広げたり、音に影を付けたり……といった、基本的な演出もSlapper 2で作ることができます。単純なディレイとして使う場合、SYNCをオンにすれば、1/2、1/4、1/8……と、グリットを表示させてDAWのテンポに同期させることも可能。SNAPをオンにして正確にタップを配置することもできますよ。

無難なセッティングでも、高いクオリティを持つSlapper 2ならグッとくるサウンドを作れる

冒頭の動画のような効果を出すためには、Slapper 2に慣れる必要はありますが、まずはプリセットを読み込んで使ってみると、まるで洗脳するかのような、あのサウンドを再現できます。

本格的なプリセットも豊富に用意されている

実際プリセットを読み込んでみると、搭載されているフィルターをうまくつかっていたり、タップの位置が絶妙だったりするのが確認できます。それも映画音楽を実際に作っているクリエイターが作ったプラグインだからこそだと思います。

プリセットを使って、ハリウッドクオリティのサウンドを再現可能

ハリウッドの映画音楽ではポピュラーなプラグインのSlapper 2。もちろん歌もの楽曲などにも使えるので、DTMユーザーは持っておきたいところ。さらにいえば、声の加工にもユニークな使い方ができそうなので、配信用途などでも使えそうですよね。

なお冒頭でも述べた通り、Slapper 2のラインナップとしてはサラウンドにも対応しているSlapper 2とステレオのみ対応のSlapper 2 STが存在し、Slapper 2が43,780円(税込)、ステレオ版のSlapper 2 STが17380円(税込)となっています。Slapper 2は映画音楽を作ることを想定した製品であり、2mixの音楽を作るのであればSlapper 2 STがいいでしょう。機能的には、サラウンドかステレオかのみで、機能制限はないです。いずれもフル機能のデモ版を試すことができるので、1度ハリウッドクオリティのプラグイン、Slapper 2を使ってみてはをいかがでしょうか?
【関連情報】
Slapper 2製品情報
【価格チェック&購入】
TACオンラインストア ⇒ Slapper2 , Slapper2 ST