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  • ドイツMAGIXのプラグインエフェクト11本セット、wizardFX Suiteが今だけ2,980円。基本プリセット選択だけで使える即実践の便利ツール

ACIDやSOUND FORGE、VEGAS、Music Maker、またプロ用・業務用のDAWとしてはSamplitudeやSEQUOIAを展開するドイツの大手メーカー、MAGIXが手ごろなプラグインのセット、wizardFX Suiteをリリースしました。ここにはプリセットを選択するだけでいい感じに効いてくれるコンプレッサ、リミッタ、ディレイ、コーラスなど基本的なエフェクトであるほか、テープサチュレーションをシミュレーションするエフェクトや真空管アンプでのサチュレーションをシミュレーションするエフェクトなども揃っており、とりあえず持っておいて損のないセットとなっています。

もちろんWindowsおよびMac(現状Catalinaまでの対応で、BigSurはサポート対象外)で動作する64bitプラグインで、VST 2、VST 3およびAUで使えるものとなっています。国内販売元は例によってソースネクストなので、激安の3,980円(税抜)ですが、12月27日~1月4日まではDTMステーション読者限定で2,980円とさらに一段安での展開となっています。さらにwizardFX SuiteとMusic Maker 2021 Premium Editionをセットにしたものは、通常17,480円のものが60%オフの6,980円、ACID Music Studio 11をセットにしたものも通常9,960円が29%オフの6,980円で手に入るので、買うならまさに今。実際どんなものなのかチェックしてみたので紹介してみましょう。

MAGIXのエフェクト11本セットのwizardFX Suiteが発売開始

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今回、MAGIXがリリースしたwizardFX Suiteは11種類のエフェクトがセットとなったWindows、Mac用のプラグイン製品です。具体的には以下の3カテゴリー11種類となっています。

ダイナミックス
wizardFX VolumeFormer
wizardFX Compressor
wizardFX Limiter
wizardFX Gate
カラーリング
wizardFX Tape Machine
wizardFX Bitcrusher
wizardFX Tube Distortion
モジュレーション
wizardFX Modern Reverb
wizardFX Delay
wizardFX Chorus
wizardFX Flanger

これを見て、「今さら、コンプとかコーラスとか要らないよ」という人も少なくないと思いますし、「普段使っているDAWにもディレイやリミッタなどある」という人も多いでしょう。

もちろん使い方をしっかり理解していて、十分使いこなしている方なら、それでもいいと思いますが、それぞれのエフェクト、ちゃんと使いこなせていますか?意外と、よく分からないので、適当に使っている…という人も少なくないのではないでしょうか?

11種類のエフェクトをセットにしたwizerdFX Suite

今回登場したwizardFX Suiteに収録されている11種類は、これまであまり見たことない、すごい割り切りをした即実践エフェクト集となっています。そう、パラメータなしでプリセットを選ぶだけ。唯一、強くかけるか、弱くかけるかを調整するフェーダーが1つ用意されているだけで、ほかは何もなしというツールなのです。

そのため、複雑な調整は不要で、プリセットを選ぶだけ。といっても例えばコンプレッサの場合、プリセットが60種類ほど用意されており、それぞれでかなり効果が違うので、各DAWのトラックに組み込んで、プリセットを選びながら、いい感じになるものを見つけ出せばいいだけ。これなら複雑なことを知らなくてもすぐに使うことができるはずです。

以下にダイナミックスの4種類のプラグインを紹介するビデオがあるので、ご覧になってみてください。

VolumeFormerというのはリズムなどにかけると、そのリズム自体を大きく変化させることができるユニークなツールとなっています。またCompressorは大きい音と小さい音の差を慣らしていくのが基本ですが、プリセットによって、ベースやリズムの迫力を出したり、ボーカルに張りを出すなど、いろいろな効果を得ることができます。

音を抑えるCompressor

またLimiterはオーディオ信号の過度なピークを制限することできるもの。これによって、トラックやマスターでの音圧を上げていくことができます。そしてGateはあるレベル以下の音をカットしてしまうツールで、不要なノイズを取り除くことができる一方、スタッターエフェクト的な使い方も可能となっています。

続いて、カラーリングの3種類のプラグインの紹介ビデオをご覧ください。

カラーリングというエフェクトの分類を私もあまり聞いたことがないですが、まあ、音に色合いを付けるという意味で分類しているのでしょう。Tape Machineはテープに録音した風な音にするエフェクトで、いわゆるテープレコーダー的なサチュレーションをシミュレーションしたり、ややヒスノイズ的な雰囲気を与えたり、ピッチの微妙な揺れを演出するなど昔っぽい音に仕立てることができます。

テープサチュレーション効果を出すTape Machine

またBitcrusherは、その名の通りビットクラッシャーでハイファイな音を8bit的な音、さらには4bit的な破壊された音にしていくエフェクトです。がこれにも60種類程度のプリセットがあり、LFOで揺らしてみたり、モジュレーションをかけたりと、ビットクラッシャーの範囲に収まらないさまざまな音作りができるようになっているため、これ一つだけでも十分元が取れるのでは……という内容になっています。

想像以上にさまざまな音の演出ができるBit Crusher

そして、Tube Distortionは真空管アンプを通した音にするためのエフェクト。これを通すことで暖かみのある音にすることができるプリセットがいろいろあるのですが、やはりこれも単なるチューブシミュレーターに留まりません。ワウがかかったサウンドや、シンセっぽい音にするもの、リズムを刻んでくるもの……などなど、かなりユニークなものがいっぱい。内部的なパラメーターはどうなってるんだろう……と気になってしまいますが、あくまでもプリセットを選んで、かかり具合を調整するだけというシンプルなもの。だからこそ、効率よく作業ができるということかもしれません。

そしてモジュレーションは4種類のプラグインが用意されています。こちらも以下のビデオをご覧ください。

こちらもビデオを見て感じられたと思いますが、数多くのプリセットがあり、単純なエフェクトの範疇に留まらない内容となっています。Modern Reverbはもちろん反響音を演出するエフェクトですが、数多くの空間が用意されており、プリセットを選ぶことで、ずいぶん違った雰囲気のサウンドに変化していきます。

さまざまな空間を演出できるModern Reverb

Delayはもっともシンプルな音を遅らせるエフェクトではありますが、DAWのテンポに追従する形で、32分音符分のディレイや16分音符分のディレイを演出するといったことにとどまらず、フランジ効果を出したり、フェードバック効果を出したりと、さまざまなサウンドに変化させることができます。

さまざまなディレイサウンドを作り出すことができるDelay

さらに、Chorusも単なるコーラスに留まらないもので、さまざまな音作りができる一方、ハイハット用とかメロディー用など、用途に応じたプリセットもいろいろと揃っています。そして、Flangerもシンプルなフランジャーからフィードバックがすごいフランジャーやシンセサイザ的なサウンドにするものなどいろいろ。

単なるコーラスの枠にとどまらないChorus

いずれにせよパラメーターはまったくなく、プリセットを選ぶだけで、膨大なバリエーションのサウンドを作ることができるという点では、すごく割り切ったエフェクト。エフェクトについてまったく知識のない初心者ユーザーでも無理なくすぐに思い切り使えるのが大きなポイント。

もちろん、自分で調整できないのは物足りないと感じる人もいるとは思いますが、あえてブラックボックスを使ってみることで効率を上げることもできるのではないでしょうか?11種類のエフェクトセットで2,980円で購入できてしまうのですから、持っておいて損はないと思います。

一方、このタイミングでほかのMAGIX製品とのバンドル製品も用意されているので、これらを入手してみるのもよさそうです。以前「初心者向けのDAW、Music Maker 2021が13,500円でリリース。これでもかという機能テンコ盛りは既存DAWユーザーにも有益かも!」という記事で紹介したMusic Maker 2021 Premium Edtionは、ほんとに数多くの機能を持ったソフトですが、今回のwizerdFX Suiteとセットとすることで、60%オフの6,980円となってしまのですから、実質的にはMusic Maker 2021を4,000円で買えてしまうわけです。ここには数多くのソフトシンセやループ素材なども詰まっていますから、買わないほうが損かもしれませんね。

Music Maker 2021でもwizardFX Suiteを存分に活用することができる

まあACIDのエントリー版であるACID Music Studio 11とwizerdFX Suiteとのセットも同じく6,980円なので、ACIDを試してみたいと思っていた方にとってはチャンスといえそうです。

なおwizerdFX SuiteはWindowsとMacの両方で使えるハイブリッド製品となっていますが、DAWであるMusic Maker 2021およびACID Music Studio 11はいずれもWindows専用のソフトとなっているので、その点はお気を付けください。

【関連情報】
wizardFX Suite製品情報

【価格チェック&購入】
◎ソースネクスト ⇒ wizardFX Suite
◎ソースネクスト ⇒ wizardFX Suite + Music Maker 2021 Premium Edition
◎ソースネクスト ⇒ wizardFX Suite + ACID Music Studio 11