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消えたDigidesignブランド

プロのレコーディング・システム、DAW=Digital Audio Workstationといえば、もちろん、みなさんご存知のとおり、DigidesignのProToolsです。現在、どのレコーディングスタジオにおっても、ProToolsが導入されており、文字通りのデファクトスタンダードとなっています。

 

Digidesignは、元々アメリカのシリコンバレーで生まれた企業で、1991年にMac用の4トラックのデジタルレコーダーを開発して以来、頭角を現し、ProToolsのリリースとともに、レコーディング業界全体を抑える重要なポジションを占めてきました。また、個人用としてはProToolsと互換性があり、手元のPCでDTMを実現できるDigidesignのMbox2シリーズが大ヒット製品となっています。

 


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その過程でもあった1996年にDigidesignはノンリニアのビデオ編集システムを手がけるAvid Technologyに買収され、Avidの一部門として活動するようになりました。しかし、Digidesignというブランド力が強かっただけに、それからもレコーディングシステムにおいては、Avidというブランドはあまり表に出さす、長年Digidesignブランドで展開してきたのですが、ここに来て急展開。Digidesignブランドが消えてしまうことになったのです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、Avid TechnologyはDigidesignのほかにも、オーディオインターフェイスやMIDIキーボードなどを開発・販売するM-Audio、さらには譜面ソフトメーカーのSibeliusなどを傘下に収めています。これらのブランドがAvidに集約されることになったのです。
すでに1年前より、Avidブランドを強く打ち出すようになってきていましたが、ホームページも4月12日よりリニューアルされ、

 

と書かれ、Avidに切り替わることになったのです。4月12日の夕方の時点では、まだ日本のDigidesignサイトは残っていますが、すでに本国アメリカのサイトにおいては、

 

を指定すると、Avidサイトに飛ばされるようになっており、国内もまもなくそうなるものと思われます。

 

これだけ強いブランドを捨ててしまうのは、あまりにももったいないように思うのは私だけでしょうか!? 企業力強化のための方針ということのようですが、Digidesignという名称が消えてしまうのは、やはり寂しい感じもします。もちろんProToolsという商品名は残るわけですが……。

 

一方で、M-AudioおよびSibeliusのブランド名はまだ当面残るようです。

 

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