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VOCALOIDとVOICEROIDが揃って登場!セクシーボイスの結月ゆかり

先日、ヤマハが「VOCALOID3の2011年冬モデル商品ラインナップ発表!」ということで、「兎眠りおん」(トネリオン:12月16日発売、9,800円)、「SV01 SeeU」(シユ:12月16日発売、14,800円)、「結月ゆかり」(ユヅキユカリ:12月22日発売、11,800円)、「CUL」(カル:12月22日発売、11,340円)、「IA -ARIA ON THE PLANETES-」(イア:1月27日発売、12,800円)と、これから2カ月の期間に一挙に5本も新たなVOCALOID3製品が誕生することが公開されました。

 

さらに、昨日12月1日、「結月ゆかり」の発売元であるAHSから、ちょっと面白い発表があったのです。それはVOCALOID3ライブラリとしての「結月ゆかり」の発売と同時に、VOICEROID版の「結月ゆかり」も発売される、というのです。


12月22日にAHSから発売される予定の結月ゆかり


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つい先日も記事で紹介したとおり、VOICEROIDというのは株式会社エーアイが開発した音声合成エンジン、AITalkを使ったText to Speech(TTS)タイプの音声合成ソフト。VOCALOIDが歌うための音声合成ソフトであるのに対し、VOICEROIDは、しゃべるための音声合成ソフトです(詳細は「自然なしゃべりを実現するVOICEROIDって知ってた!?」をどうぞ)。


VOICEROID+結月ゆかりも同時に発売される

 

AHSでは、これまでVOCALOIDとは別ラインナップとして「民安ともえ」、「鷹の爪 吉田くん」、「月読アイ」、「月読ショウタ」の4本のVOICEROID製品を販売していました。これらはそのAITalkエンジンに、声優の声のデータベースを付加する形でパッケージ化し、簡単にしゃべらせることができる、というものでした。

 

が、今回ついにVOCALOIDとVOICEROID共通の製品が登場することになったのです。

 

以前、AHSの尾形友秀社長に話を伺ったときには、「VOCALOID用に合う声の人と、VOICEROIDに合う声の人には結構違いがあって、両方に合う人はなかなかおらず、実現できていない」ということをおっしゃっていました。しかし、今回の「結月ゆかり」はそのレアケースということであり、いろいろと編集作業で調整を重ねたことによって実現できたようなのです。

 

この「結月ゆかり」は、以前『ボカロP、7名のチーム「ボカロマケッツ」が作るVOCALOIDが年内登場』という記事で紹介したVOCALOID3製品。インタビュー時には商品名やキャラクタなどは伏せられていましたが、それがようやくオープンになったわけですね。

 

ボカロマケッツとAHSの連携の中で、「VOICEROIDでも」という話が当初からされていたようで、「VOICEROID+結月ゆかり」もボカロマケッツ監修による製品となっているとのことです。

 

でも、やはり一番気になるのは、VOCALOID、VOICEROIDそれぞれによる音声がどんなものかということだと思います。さっそく、発売前の製品を入手することができたので、それぞれベタ打ちで歌わせ、しゃべらせてみましたので、ちょっと聴いてみてください。


VOCALOIDによる結月ゆかりの歌声

VOICEROIDのほうは、先日「民安ともえ」にしゃべらせたのと同じ内容なので、聴き比べると違いがよくわかると思います。


VOICEROIDによる結月ゆかりのしゃべり声

どうですか?先日のインタビューで、ボカロマケッツのBumpyうるしさんが「私が気に入っているのは母音の息の抜ける感じが非常にセクシーなところ(笑)」といっていたわけが分かる気がします。

 

VOCALOID側の音域の使い方にもよる感じはしましたが、確かにVOICEROIDの声とピッタリマッチしています。VOCALOIDで歌わせながら、VOICEROIDでMCをするとか、ラップを歌わせる、語りを入れさせるなど作品作りの展開はいろいろできそうで、アイディアも広がるのではないでしょうか?

 

ちなみに、この「VOICEROID+結月ゆかり」で使われているAITalkですが、先ほど尾形社長に電話で取材してみたところ、これまでのものよりも強化されているとのこと。具体的には64bitOSで確実に動作するようになった(64bitネイティブではなく32bitアプリケーションです)のと同時に、処理速度が上がり、再生ボタンを押してから待ち時間なくしゃべるようになっています。さらに大きいのはサンプリングレートが従来の16kHzから22.05kHzへとアップしたこと。これにより、声質が大きく向上しているのです。


VOCALOIDにはブレス系の声をはじめ、結月ゆかりの声の効果音exVOICEが多数収録されている

VOCAOID側でもうひとつ面白いのは「exVOICE」という追加音声素材が収録されていること。「あぁ」とか「ふぅ」などブレス系、ため息系なサウンドが非圧縮のWAVファイルで437種類も収録されているのです。この声を聴くと、VOICEROIDでの発声とさらに近い雰囲気ですね。DAW側の処理でこれらをうまく組み合わせて活用していくとさらにいろいろなことができそうです。