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ZOOMのビデオ機能付リニアPCMレコーダー、Q2HDで試す、簡単高音質生放送

歌ってみた」や「演奏してみた」など、ニコ生USTREAMで自分たちのプレイを放送する人が増えています。私自身は、人の企画した番組に、トークという形で出してもらうのがほとんどで、自分で放送というのは、まだあまりやっていません。とはいえ、たまにはDTMステーションの特別編みたいなものを放送できれば面白いだろうな、と思いつつ、セッティングが面倒そうだし、一人で進行するのも恥ずかしいし、なんて悶々としているわけですが…。

 

そんな中、ちょっと試してみたのがZOOMのビデオレコーダー機能付のリニアPCMレコーダーQ2HD。1年ほど前にAV Watchの記事「第513回:ズームのフルHD動画対応PCMレコーダ「Q2HD」を試す~MSマイク搭載、Webカメラ対応で19,950円。その実力は? ~」で紹介したことがありましたが、改めて試してみたら面白かったので、ちょっと紹介してみましょう。


自宅のデスクトップPCにQ2HDをUSB接続しただけの装備で放送をしてみた… 


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ご存知ない方のためにQ2HDについて簡単に説明しておくと、これはSDカードに記録するタイプのハンディ・ビデオ・レコーダー。定価19,950円で実売価格は15,000円を切っているという手ごろな機材です。ただ、ソニーやパナソニックなどのAV機器メーカーが出しているものとは、見た目も、価格もだいぶ違いますよね。


カメラレンズの上にある丸い球状のものがMSマイク

 

最大のポイントとなっているのは、カメラ上部にある球状のもの。これはMS(Mid-Sideマイク)マイクと呼ばれるもので、設定によってワイドな広がりを持つ音、狙いを定めた音などをキャッチすることができる非常にユニークなマイクです。


たとえば150度の角度で音を拾うといった設定もできるし…

 

実際、設定によって150度の範囲で音を取り込んだり、120度、90度…30度、そしてモノラルと、あたかも2つのステレオマイクの向きを自由に変えるように音を捉えることができ、それを画面上の設定で簡単にできるようになっているのです。


もっと絞って正面の30度から集音するといったことも可能

 

古くはNEUMANN (ノイマン)のSM69という著名なプロ用機材がありましたが、現在はなかなか入手困難という状況。ZOOMがH2nというリニアPCMレコーダーでも、MSマイクを搭載しているのですが、それのやや小型版としてQ2HDに搭載しているのです。そのため、これを高性能なリニアPCMレコーダーとして使うことができ、実際24bit/96kHzの高音質レコーダーとして利用することも可能なのです。

 

一方のビデオカメラのほうはというと、1/3.2インチ 5MピクセルのCMOSセンサを採用したものとなっており、1920×1080のフルHDでの録画が可能になっているのです。しかも、シーンセレクト機能というのが搭載されており、ライブステージの強い照明で画面が白くなるのを抑えるConcert Lightingモードや、暗いところでも明るく撮影できるNightモードといったものが利用できるのも面白いところです。いずれにせよ、家電として販売されているハンディ・ビデオ・レコーダーよりも、圧倒的にいい音で録音できるというのが特徴なわけです。

 

そのQ2HDには、ビデオカメラとして録画する、リニアPCMレコーダーとして録音する機能のほかに、もうひとつユニークな機能が用意されています。それがWebカメラ機能です。そうUSBでPCと接続することで、PCの周辺機器として機能するようになり、ビデオカメラで映像を撮り、MSマイクで音を収録して、PCで録画・録音したり、Ustreamやニコニコ生放送で、そのまま放送することができてしまうのです。


Q2HDの操作画面側。液晶画面と十字キーでの操作でわかりやすい

 

まあ、カメラつきのノートPCやiPad/iPhoneなどの機材ひとつあれば、すぐに放送ができてしまうUSTREAMやニコ生ですが、多少音にこだわりだすと、すぐに大掛かりなシステムになってきます。でも、Q2HDなら、この機材1つをPCにUSB接続するだけで、結構高音質配信ができるシステムが構築できてしまうのです。もちろん、マイクは前述のとおりのMSマイクであるため、音を収録する角度などを自在に設定することが可能です。


ローカットや音のモニタリングの設定といったことももちろん可能

 

先日、深夜にテストしてみようとブラウザから起動したUSTREAMの放送ボタンを押したら、いきなり放送がスタートされてしまって、ちょっとビックリ(笑)。しかも瞬時のうちに視聴者数がガンガン増えて行くので驚いたら、放送と同時に「配信中です。ぜひ観にきてください!」なんてツイートが流れていたんですね(汗)。すぐにツイートを取り消して、見ている方にも謝ったのですが、ついでだからと思って、マイクのテストなどもしてみました。そうしたところ、音はとってもよかったものの、なぜかモノラルとのこと。調べてみたら、ブラウザでの放送はモノラルであって、ステレオにするには、USTREAM PRODUCERを使う必要があったんですね。久しぶりの放送で、スッカリ忘れていました…。


USTREAM PRODUCERを無料ダウンロードして試してみたら、広がりのあるサウンドでしっかりステレオ放送できた

 

が、改めてUSTREAM PRODUCERで試してみると、今度はしっかりステレオで流すことができ、映像もキレイに映し出すことができました。ちなみに、Webカメラとして使う場合は、720p HD映像+16bit/48kHzが上限となるようですが、放送用としては十分すぎるクォリティですよね。

 

そして、もうひとつQ2HDを放送用として使う上で特筆すべき点がリップシンク機能です。そう映像と音声を(ほぼ)同期させるための機能です。エンコーダーによってはこの時間差を調整する機能を搭載しているものもあるようですが、その辺の調整ができないケース、または難しくてわからないというケースも多いはずです。


映像と音声の音のズレをQ2HD側で簡単に調整することができる

 

でも、Q2HDの場合、本体機能によって、その時間差調整が可能になっています。具体的には1msec単位で最大1000msecつまり1秒までズラすことができるので、この辺の調整をPCの設定をいじらずにできてしまうというのも便利なところだと思います。

 

今度ノートPCとQ2HDを持って行って放送をしてみようかな…と思っているところですが、ミュージシャンのみなさんなら、練習スタジオからお手軽ライブ配信なんていうのも面白いかもしれませんね。

【製品情報】
ZOOM Q2HD製品ページ

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