Banner B0
640x200伸縮サイズ
Banner B1
640x200伸縮サイズ
Banner A0(728x90)伸縮サイズ

UVIエンジン搭載のEDM制作ツール、BeatHawkが今なら500円!

高品位なサンプラーエンジンで定評のあるフランスのUVI。MOTUのMach Five3の開発元としても知られるUVIがiPad用に非常に強力な音楽制作ツール、BeatHawk(ビートホーク)をリリースしました。AKAIのiMPCやNative InstrumentsのiMaschineなどと近いコンセプトのアプリですが、「WindowsやMacで動くUVIエンジンと同等のものを搭載しているので、非常に高音質」だとアピールしている、なかなか気になるアプリです。

 

このBeatHawkには膨大なサンプリングデータが用意されているので、4×4のパッドを使ったMPCライクな操作でのトラックメイキングができるのはもちろん、iPadのマイクなどを通じてサンプリングした音を加工したり、MIDIキーボードで演奏することも可能なフレキシブルなシステムです。機能、性能から言えば5,000円でも高くないアプリだと思うのですが、1,000円という価格設定であり、しかも現在オープニングキャンペーンで500円。とりあえず入手しておいて損のないアプリだと思いますが、どんなことができるのか紹介してみましょう。


フランスのUVIがリリースした高品位なサウンドのサンプラー、BeatHawk


Banner B2
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner B3
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner A1(728x90)
伸縮サイズ

まずは、BeatHawkとはどんなアプリなのか、どんな操作で、どんな音が出るのか、以下のビデオの冒頭のあたりだけでも見てみてください。なんとなく雰囲気はつかめますよね。

基本的には4×4のパッドにサンプリングデータを割り当てた上で、これを叩いて演奏したり、パターンを作っていくリズムマシン的な機材です。そのパターンはRECボタンを押すとクリックが鳴るので、それに合わせてパッドを叩き、繰り返しループする中で音を重ねていくという作り方がベースとなります。


クリックに合わせてパッドを叩いてレコーディングしていくのが基本的な使い方 

 

リズムを叩くのは下手だよ~」という人でも、ゆっくりなスピードで1音1音入力していけるし、クオンタイズがかかるのでタイミングを外しても自動的に補正してくれるので、大丈夫。初めての人でも、何の違和感もなく、簡単にパターンを作っていくことができますよ。


予め数多く用意されているサンプルライブラリをパッドに読み込ませて割り当てる 

 

また重要なポイントとなるのは、4×4あるパッドにどんな音をアサインするか、です。もちろんデフォルトで音が設定はされているのですが、自分の好きな音を自由にアサインしてくことが可能です。そのためにはBROWSERというボタンを押すとLIBRARY、CATEGORY、GROUPという形で整理された数多くのサンプリングデータから好きなものを読み込んで使うことができます。

 

予めEDM FACTORY、URBAN FACTORYという2種類のライブラリが同梱されているので、ここに収録されているサウンドを読み込んで使うのですが、よく見てみると、波形のアイコンのサンプルデータと、キーボードのアイコンのもの、そしてループ型アイコンのものと3種類があり、どれを読み込むかによって、その動作がちょっと変わってきます。


フランスのアプリではあるが、日本語ヘルプも用意されているので安心して使える 

 

もっともシンプルなのは波形のアイコンのサウンド。これはサンプリングされたサウンドをそのまま再生するタイプのものなので、キックやスネア、ハイハット、各種パーカッションなど、1つ1つの音を割り当てる場合はこれを使います。

 

一方、キーボードアイコンのものを読み込んだ場合、とりあえず、そのパッドを叩けば、音が出ますが、PITCHボタンを押して画面を切り替えると、キーボードが表示され、まさにプレイバックサンプラー=PCMシンセサイザとして機能してくれます。


左サイドのPITCHボタンをONにすると、画面は2段のキーボード風なものが現れ、ここで演奏できる 

 

1オクターブ×2段という画面上のキーボードは決して使いやすいものではありませんが、とりあえず、これで演奏ができることは確認できるはず。画面上にあるMODを動かすとモジュレーションホイールとして使うこともできます。また、画面右側のパラメータをいじれば、ゲインやパンはもちろんのこと、ハイパスフィルター、ローパスフィルターを使っての音作りや、リバーブ、ディレイを使ってのエフェクト効果を得ることも可能です。


外部にMIDIキーボードを接続して弾くのがオススメ。写真はKORGのnanoKEY2

 

これも、やはりリアルタイムレコーディングでの打ち込みということになるのですが、お勧めはこの画面で演奏するのではなく、外部にMIDIキーボードを接続することです。試しにKORGのnanoKEY2Lightning-USBカメラアダプタ経由で接続したところ、普通にレコーディングすることができましたよ。ただし、この接続したキーボードを利用するには設定画面でMIDI Input Connected MIDI Deviceのところで設定をしておく必要があります。


設定画面において、利用するMIDIデバイスを予め選択しておく

 

そしてもう一つのループアイコンのものは、まさにループ素材のサンプリングデータです。これを読み込めばワンタッチでカッコいいグルーブを得ることができ、もしろん設定されたテンポに合う形で鳴らすことが可能なのですが、それにとどまらないのがBeatHawkの面白いところなんです。


ループ素材は予めスライスされており、1スライスごとにキーが割り当てられる

 

このループ素材のサンプルデータの波形を見てみると、スライスがされていることが分かると思います。ここで波形右下のキーボードアイコンをオンにすると、各スライスがひとつずつ鍵盤に割り当てられるので、これを弾いていくことができるんですね。つまり、この方法を使えば、取り込んだループ素材を元にして、まったく違うパターンに組み替えるといったこともできるわけですね。


RECORD機能により、iPad内蔵マイクやオーディオインターフェイスからサンプリングできる

このように予め用意されている素材を使うのもいいのですが、BeatHawkが面白いのは、ここにRECORD機能=サンプリング機能が装備されていることです。つまりiPadのマイクを使って録音すれば、身の回りの音でも、楽器の音でも何でも取り込んで、音素材として使えるわけです。もちろん、iPad接続可能なオーディオインターフェイスを用いて高品位なサウンドで録り込むこともできるし、以前にも紹介したZOOMのiQ6/iQ7やIK MultimeidaのiRig Mic Fieldのようなマイクでレコーディングするとういのも手ですよね。


サンプリングした素材のトリミングやタイムストレッチも自由自在

また「自分のPCの中にサンプリング・データがいっぱいあるよ」という人も少なくないはず。WAVファイルやAIFF、MP3ファイルであれば、これをiTunes経由で転送して使うこともできるので、いくらでも可能性は広がりますよ。

 

このようにしてサンプリングしたりPCから転送したデータは、波形エディタを用いて自在にトリミングして使うことが可能だし、ここにおいてタイムストレッチをかけることも可能です。実際に音を聴いてみると分かるのですが、このタイムストレッチの精度が非常に高く、200%に引き伸ばしたり、50%に縮めても音質的な変化がほとんどないことに、UVIエンジンの優秀さを実感しますね。


ADSRのパラメータによるエンベロープ設定も可能 

 

さらに前述のようなフィルター設定ができるほか、ADSRのパラメータによるエンベロープの設定ができるので、かなり実用的なシンセサイザとして利用できますよ。


できあがったパターンを並べていく形でソングを作っていく 

 

このような音色を駆使してパターンを作成した後は、それを並べてソングを生成していくわけです。この際、同じパターンを並べる場合でも、キックだけをミュートするとか、スネアだけのソロにする……といった設定も簡単にできるためバリエーション展開していくのがすごくやりやすいのも嬉しいところです。

 

なお、このBeatHawkはInter-App AudioAudioBus、さらにWISTにも対応しているため、外部アプリとの連携もやりとりも可能です。AudioBusを使えば、エフェクトを掛けた上で、CubasisやGarageBandなどのDAWにレコーディングしていくことができるし、WISTを使えばKORGのGadgetなどのアプリとの同期も可能です。


AudioBusを使うことで、BeatHawkのサウンドにエフェクトを掛けた上で、DAWにレコーディングすることも可能 

 

ただInter-App Audioのほうはまだちょっと相性問題はありそうでした。Inter-App AudioにはMIDI音源として使えるInter-App Audio Instruments、エフェクトとして使えるInter-App Audio Effects、ストリーム音源となるInter-App Generatorの3種類があるわけですが、GarageBandではうまく動かなかったこと、Multitrack DAWでの選択肢としてInter-App Audio Genaratorとして表示されているところなどを見ると、やはりGenaratorとして動作するもののようです。つまりDAWと同期させて鳴るものであり、いわばReWireみたいな関係ですね。


Inter-App Audio Genaratorに対応しているようだが、手元のアプリでは動作が不安定だった 

 

ただし、Multitrack DAWでもうまく動いてくれなかったところを見ると、クセがあるのか、バグがあるのか……といった状況のようです。まあ、この辺は時期にバグフィックスされると思いますし、すぐに使うという方も少ないので気にしなくても大丈夫でしょう。
※追記
記事作成と前後するタイミングでリリースされた1.02というバージョンにアップデートしたところ、GarageBandMultitrack DAWCubasisともにInterApp-Audioを使った接続で、うまくレコーディングすることができました。


DISCO、ELECTRIC POP、FUNK、 ACOSTIC GRAND、BRASS RIFFS、GUITAR LOOPSなどさまざまなライブラリが用意されている

 

なお、UVIではBeatHawkで使える音源を手軽に入手できるように、ライブラリをアプリ内課金の形で提供しています。そう前述のEDM FACTORY、URBANのほかにDISCO、ELECTRO POPといったEDMサウンドですぐに使えそうなライブラリがあるほか、ACOSTIC GRAND、BRASS RIFFS、GUITAR LOOPSといったアコースティックサウンドも用意されているので、どう組み合わせるかといったのもちょっと面白いところです。価格的には300円~1,000円となっており、今後ライブラリはどんどん増やしていくとのことなので、この辺もチェックしておくと面白いかもしれませんね。

【製品情報】
UVI日本語ページ
BeatHawk製品情報

【ダウンロード購入】
BeatHawk









Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です