Banner B0
640x200伸縮サイズ
Banner B1
640x200伸縮サイズ
Banner A0(728x90)伸縮サイズ

KOMPLETEに対抗!? Steinbergから音源10種類パック、Absolute発売

ソフトウェア音源がいっぱい詰まったパックというと、Native InstrumentsKOMPLETEを思い浮かべる人は多いと思います。結構なお値段ではありますが、プロからアマチュアまで、いろいろな人が使ってますからね。そのKOMPLETEに対抗するような形で、Steinbergからも計10種類のソフトウェア音源をセットにした製品、Absoluteが発表され、ダウンロード販売が開始されるとともに、パッケージ版も10月上旬より発売が開始されることが発表されました。

 

具体的な音源としてはサンプラーとして人気の高いHALion 5、ドラムマシンのGroove Agent 4、高品位なアコースティックピアノ音源であるThe Grand 3、オーケストラサウンドを数多く収録したHALion Symphonic Orchestraなど、現行のSteinbergのソフトウェア音源全部入りパッケージとなっています。さっそく触ってみたので、レポートしてみましょう。


Steinbergの10本のソフトウェア音源をセットにしたAbsolute

Banner B2
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner B3
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner A1(728x90)
伸縮サイズ

あれ、Absoluteって前からあったのでは!?」という方は、さすが! 私もすっかり忘れていましたが、2012年11月に「Absolute VST Instrument Collection」というものが出ていました。このときは、HALionやThe Grandなど、Steinbergの主要音源が入っていなかったので、ちょっと物足りない感じがしていましたが、今回は出し惜しみなく、すべてのSteinbergの音源を詰め込んだものとなっています。パッケージにはABSOLUTEとありますが、製品名的にはAbsolute 2となっているようですね。
※下記コメント欄に指摘があったので、追記しました


Absoluteは10本のソフトウェア音源から構成されている。パッケージ版ではUSBメモリにプログラムが収録されている

 

具体的には以下の10種類です。
HALion 5(38,000円)
HALion Sonic 2(25,000円)
Groove Agent 4(19,800円)
The Grand 3(15,000円)
HALion Symphonic Orchestra(13,000円)
Padshop Pro(7,980円)
Retrologue(4,980円)
Hypersonic Dance(3,980円)
Tribewerk(5,980円)
Dark Planet(4,980円)

のそれぞれ。いずれも、Windows(Windows 7、Windows 8.x、Windows 10)およびMac(Mac OSX 10.9または10.10)で動作し32bit・64bitネイティブで動作します。またWindowsの場合はVST 2.4VST 3.5のそれぞれに対応し、Macの場合はVST 3.5およびAudioUnitsのプラグイン対応となっています。


AbsoluteはCubaseと相性よく動作するのはもちろん、Windows、Macの各種DAWでしっかり動作する

 

気になるのはその価格です。上記10本のソフトウェア音源を購入するとトータルで約12万円となっているのに対し、今回登場するAbsoluteはパッケージ版はオープン価格。でもダウンロード版をチェックしてみると、こちらは54,000円となっていますから、かなり割安ですよね。

高性能サンプラーであるHALion 5は単体で38,000円となっている

たとえばHALion 5単体のダウンロード価格は38,000円ですから、16,000円の差額であと9本のソフトウェア音源が入手できることを考えると、とても魅力的に思えます。

 

Steinberg担当者に確認してみたところ、「パッケージ版は出荷が1か月遅れの10月となりますが、実売価格はダウンロード版とほぼ同等の54,000円程度になると思います」とのことでした。またパッケージ版にはUSBメモリにソフトのインストーラが入った状態になっているとのことで、ダウンロードの手間がいらないなどのメリットもあります。ちなみに、ダウンロード版の場合、ダウンロード容量がトータル60GB程度となるので、光回線でも、それなりに時間がかかりそうです。入手は10月でも構わないということであれば、USBのインストーラが入手できることも考えると、パッケージ版がいいかもしれませんね。


目玉音源であるHALion 5。以前のAbsoluteには入っていなかった 

 

では、それぞれがどんな音源なのか簡単に見ていきましょう。まず目玉のHALion 5は、言わずと知れたソフトウェアサンプラー。Native InstrumentsでいうところのKONTAKTに相当するものといえばいいですよね。

トータルで15GBもある大容量なライブラリを持っているのが特徴

ここには15GBにおよぶ膨大なサンプリングデータが収録されており、それらを自由に読み込んで使えるのはもちろんですが、単に使うだけでなく積極的な音づくりができるのが大きなポイントです。まずは、手元にあるオーディオ素材などを読み込ませれば、サンプラーとしてどんな音を出すことでも可能になるし、トリミングやループポイントの設定など、自在にエディットしていくこともできます。


トリミングやループポイントの設定なども自由自在

また、シンセサイザのエンジンとして、「ディスクストリーミングサンプルプレイバック」というものを搭載しているから、非常に長いサンプリング音でもOK。さらにグラニュラーシンセシス、バーチャルアナログシンセシス、トーンホイールオルガンシミュレーターなども備えているから、サンプリング音に重ねて、さまざまなシンセサウンドを出せる強力な音源となっています。


 より気軽、より手軽に扱えるプレイバックサンプラーのHALion Sonce 2

 

HALion 5よりももっと手軽に使え、すぐに曲作りの実践に生かせるのがHALion Sonic 2です。Cubase 8シリーズにもHALion Sonic SE 2というものが入っていますが、AbsoluteにバンドルされているHALion Sonic 2はその上を行くものです。「もうちょっと明るい音に」とか「もうちょっと歪ませたい」……といった要望にも応えられるよう、音色エディット機能もより強力になっているのも嬉しいところです。とくにHALion Sonic SE 2に慣れているCubaseユーザーにとっては、すごく扱いやすい音源だと思いますよ。

 

個人的に、昔から好きなのがThe Grandです。これは名前からも想像できる通り、ピアノに特化したピアノ音源。サンプリングだけでなくピアノモデリングを組み合わせた強力な音源で、メインとしてはYamaha C7、Bösendorfer 290、Steinway Model Dの3種類のグランドピアノの音が収録されており、かなり忠実にリアルなサウンドを鳴らしてくれます。実際、リアルタイムにMIDI鍵盤で弾いてみて、1つの音符を長~く出し続けても、生ピアノそのものという感じでキレイに音が減衰していくことが聴き取れます。


The Grand 3にはREVerence相当のコンボリューションリバーブを内包している 

 

またThe Grand 3自身にコンボリューションリバーブを搭載しており、これによって非常にリアルに部屋の響きまでを再現してくれるのもポイント。このコンボリューションリバーブはCubase搭載REVerenceと同等のもののようです。なお、あまりいじる必要はないものの、EQなどを使って音色調整をすることも可能になっています。


管楽器、弦楽器、打楽器などのサウンドがアーティキュレーション機能装備で搭載されているHALion Symphonic Orchestara 

 

もうひとつアコースティック系の音源で見逃せないのがHALion Symphonic Orchestraです。こちらは、HALion Sonicのオーケストラ音源版とでもいえばいいのでしょうか? 弦楽器、金管楽器、木管楽器、打楽器のリアルなサウンドを収録した音源であり、ここには、各楽器特有のアーティキュレーション=奏法による音が収録されているのが大きなポイントとなっています。


CubaseにバンドルされるGroove Agent SEと比較し、エディット機能、そして音色数が非常に充実しているGroove Agent 4 

 

もちろんEDM系に活用できる音源も盛りだくさん。強力なドラムマシンであるGroove Agent 4は普通にロックやジャズで活用できる一方、数多くのエレクトロニックビートも入っているので、まずキックで4つ打ちのリズムを作ったうえでに、さまざまな音を重ねていくと、簡単にカッコいいサウンドを作り上げることができますよ。


さまざまな効果音的サウンドが出せるDark Planet。真ん中にあるのフィルターを動かすことで音色を大きく変化させられる

またHypnotic Danceはベースラインや刺激的なリードを作るのに有効なシンセだし、Triebwerkはシンセパッドやボイス、ドラムキットなどの音を収録したツールで、FlexPhraserアルペジエーターを使って鳴らすサウンドはまさにEDMにピッタリとなっています。さらにDark PlanetはSF映像のサウンドトラックやインダストリアル、アンビエントミュージックにマッチするとっても不思議なサウンドが鳴らせる音源。EDM系だけでなく、さまざまな楽曲への効果音的に使うのも面白そうです。


EDM系で威力を発揮する4つ打ちドラム、シンセ、ボイスのコレクション 

 

あまりに数多くの音源が入っているので、まだほんの一部しかチェックできていませんが、54,000円でSteinbergのすべての音源が入手できるのは、なかなか魅力的といえるのではないでしょうか?

【価格チェック】
◎Amazon ⇒ Absolute 2
◎サウンドハウス ⇒ Absolute 2

【製品情報】
Steinberg Absolute 2




Commentsこの記事についたコメント

13件のコメント
  • サムシング

    どちらも素晴らしい音源なので、お金があればコンプリートとアブソリュート両方欲しいですね

    2015年9月6日 6:21 PM
  • JR9_ODA

    DAW付属音源にチョット物足りないと思ったときの良い選択肢な感じがします。
    この価格、安いか高いか? 立ち位置で意見は分かれるところですが、
    機材のバンドルDAWソフトに追加すれば、すごくコスパ良いですね!
    たとえばCUBASE8PROと比較して、機能は負けても音は勝ちだと思います。
    機能の縛りか?音源の縛りか? 面白い選択肢が出てきたように思います。
    個人的にも、冬のボーナスを原資にしてチョット思案中・・・

    2015年9月6日 11:35 PM
  • mame

    こういうソフトシンセまとめて入って安くなりましたセットもっと増えてほしいですね!
    KOMPLETEは持ってるんでABSOLUTEのほうも検討してみます。

    2015年9月6日 11:58 PM
  • 情報は正しく

    Absolute「2」ですよね?本家サイトでもAbsolute2表記ですよ。

    2015年9月7日 2:31 AM
  • 藤本健

    情報は正しくさん
    パッケージを見ても、ヤマハのプレスリリースを見ても「Absolute」です。
    http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15090302.html
    正確にいうと、製品名は「Absolute」で、その商品型番が「Absolute 2」なんだと思います。

    2015年9月7日 7:19 AM
  • satoshi

    バラバラに今まで買い揃えてきたので、持ってないのはHALion Symphonic Orchestraぐらいなんですよねぇ…NIは単品からのアップグレードもあるみたいですが、ヤマハはやってくれないよなぁ…1-2のアプグレしか出ませんねぇ…

    2015年9月7日 11:45 AM
  • にゃんぱらり

    これほどまでに今までハリオン買わなくてよかったぜぇ。と、思ったことは無い。
    買うよ。Absolute 2。

    2015年9月7日 10:17 PM
  • 情報は正しく

    お返事有り難うございます。
    やはりどこを見ても「2」のようにしか見えません。。。
    http://japan.steinberg.net/jp/products/vst/absolute/start.html
    上記リンクにもバナー画像もニュースリリースのテキスト本文にも下記の紹介ビデオタイトルもすべて「2」表記となっていますし。
    http://japan.steinberg.net/jp/products/vst/absolute/details.html
    動作環境ページにも「Absolute 2 動作環境」と明記ですし。
    http://japan.steinberg.net/jp/products/vst/absolute/system.html
    逆に「無印」表記はどこにも見当たりませんが。。。
    固執するわけじゃないのですが、今一度ご確認されてみては?

    2015年9月8日 12:58 AM
  • 情報は正しく

    追伸です。
    pdfリリースを読む限り、むしろ流通品番が「Absolute」で、一般的な商品名が「2」のようですね。
    どちらかというとプレスリリースは小売り向け、一般消費者は公式サイトを見るのが一般的ですので「2」と呼ぶのが良いのではないでしょうか。。。

    2015年9月8日 1:06 AM
  • 商品名が

    パッケージにAbsoluteと書いてあって、2とは書いていません。これはメーカーの責任です。
    まあそういう適当な部分が、昔からSteinbergの間抜けな所であり、イマイチ信用できない部分なんですが。

    2015年9月8日 8:17 AM
  • 通りすがり

    実のところパッケージのイメージはギリギリで変わってそうですね。
    9/4発表の他サイトでのパッケージではAbsolute2とデザインされているのでなんだか裏で混乱でもおきているのでしょうか。
    http://www.beat.de/news/steinberg-absolute-2-vst-plug-ins-10059143.html
    9/3 YAMAHAプレスリリース
    http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15090302.html
    どちらの画像が後から提供されたものかわかりませんし、Steinbergのサイトでもちらほら両方の表記があったりしていたりと。
    まぁ、海外と国内でパッケージが違うなんて間抜けな落ちかもしれないですが。
    とにもかくにも、「正しい」を決められるとしたら木崎さん一行なのでここであーだこーだ言ってもしゃーないっしょw
    このタイミングではそーだったなんてよくある話。

    2015年9月8日 10:12 PM
  • 情報は正しく

    オンラインショップでの商品名は「Absolute 2 VST Instrument Collection」のようですね。
    http://www.steinberg.net/jp/shop/buy_product/product/absolute-2-vst-instrument-collection.html
    また初代とは「Update from Absolute 1」と明確に区別しているようです。
    パッケージイラストには「デザイン仕様は予告なく変更〜」が添えられているようですし、
    きっと「予告なく変更」されたのでしょう。
    メディア向けのプレスリリースで「Absolute」と言い切っているので
    藤本様が独断で「これは2です」とは言えないのはよく解りますが、
    ヤマハはしっかりしてくれないと、これじゃあお店で注文できないですよねw

    2015年9月8日 10:40 PM
  • クバセ

    ローランドさんもインテグラのVST版出してくれませんかねー、5万円位だと嬉しいです~

    2015年9月9日 12:11 AM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です