• 8,680円のハイレゾ対応製品!? 6.3mmと3.5mm、2つのジャックを装備するモニターヘッドホンOneOdio Monitor60を試してみた

中国オーディオ機器メーカー OneOdio(ワンオーディオ)をご存知でしょうか?日本での認知度は低いものの、すでに10年間の歴史があり、ヨーロッパ、北米、アジアなど30カ国以上で販売実績のあるメーカーです。そんなOneOdioから昨年Monitor60というモニターヘッドホンが発売され、国内ではAmazonから購入できるようになっています。

これは、ハイレゾに対応しているのにも関わらず、8,680円(税込)という破格で発売されています。パッケージには「Hi-Res AUDIO」と例の黄色と黒のハイレゾロゴが印字されており、これがあるということは、日本オーディオ協会が規定する「ハイレゾ」の定義を満たしている製品ということ。また、ほかのヘッドホンとは違い、左に6.3mmと右に3.5mmと、1つのヘッドホンに2つのジャックが付いているという、ちょっと不思議な構造になっています。これにより片方でオケを流しながら、もう片方にギターの信号を入力して、練習するなどユニークな使い方も可能。実際にMonitor60がどういった製品なのか紹介してみましょう。

ハイレゾ対応。6.3mmと3.5mm、2つのジャックを装備するモニターヘッドホンOneOdio Monitor60


Monitor60は、モニターヘッドホンとして発売されているOneOdioの製品。DJやスタジオレコーディング、楽器練習、ミキシング用途として適しているとのこと。イヤーカップが大きく作られており、耳をしっかり覆うタイプのヘッドホンとなっています。DJ用としても使えるように耳に当てる部分は、90°に回ります。

イヤーカップは回転する機構を採用している

また、折り畳んでコンパクトにすることもできるので、ヘッドホンを家から持ち出したいときに便利です。

折り畳むこともできるので、持ち運びに便利

イヤーパッドとヘッドバンドは、低反発の柔らかい素材で作られているので、長時間着けていても耳が痛くなることは、ないと思います。ヘッドホンとしては、少し大きめに作られている印象で、重量は約320g。ですが、手に持っても、装着しても重たいという感覚はなく、長い時間の使用もできると思います。

イヤーパッドは、触り心地がよく、長時間装着しても疲れない

また、イヤーカップ内側には、LRといったデザイン。

内側には、LとRが書かれている

外側には、ロゴマークが刻印されています。

外側には、ハウジング部分にロゴが刻印されている

スペックですが、周波数特性は20Hz〜40kHzで、インピーダンスは38Ωとなっています。冒頭にも書いたようにハイレゾ対応なので、40kHzまで再生できるようになっているわけですね。またインピーダンスが高くないので、PCやスマホに接続しても十分な音量で再生してくれます。

PCからの再生でも十分な音量を再生する

前述したようにMonitor60は、日本オーディオ協会が規定する 「ハイレゾ」の定義を満たしている製品なのですが、この定義については、一般社団法人日本オーディオ協会のページ(https://www.jas-audio.or.jp/hi-res/definition)で確認できます。 ここのページの記載には、 ヘッドホン高域再生性能: 40kHz以上が可能であること。生産若しくは販売責任において聴感評価が確実に行われていること。各社の評価基準に基づき、聴感評価を行い「ハイレゾ」に相応しい商品と最終判断されていること。など、ヘッドホンに関わることであれば、こういったものが書かれており、Monitor60はこれをクリアしているということになります。ヘッドホンを選ぶ際のポイントは、人それぞれだとは思いますが、ハイレゾオーディオロゴがあるのは、参考になると思います。

パッケージにハイレゾオーディオロゴが付いている

そして、Monitor60のユニークな点は、ジャックが2つあること。付属ケーブルは3本で、6.3mm-3.5mmカールコード(1.5M~3M)、3.5mmマイク付きケーブル(1.2M), 3.5mmオーディオケーブル(3M)となっています。どちらのジャックにプラグを挿しても再生されるわけですが、同時に接続するとどちらの音もミックスされてステレオで再生されます。

左に6.3mm、右に3.5mmと2つのジャックが装備されている

なので、片方にオケを流しながら、もう片方をギターアンプのヘッドホンアウトに繋いだりして、楽器練習の環境を簡単に作ることができるというのが、このヘッドホンの特徴。普通であれば、PCにオーディオインターフェースを繋いだり、ミキサーを挟んだりする必要がありますが、Monitor60はほかの機材なしに2つの音源をミックスできるので、便利に使うことができます。

片方をオケ、もう片方をギターアンプに接続

さらに、3.5mmのほうから信号を入れて、ヘッドホンで音を出した上で、6.3mmからデイジーチェーンのほうに別のヘッドホンに出力できるという、なんとも不思議な機能も用意されています。こんなつなぎ方をしてインピーダンス的に問題ないのかな…とも思うところですが、二人で1つのソースを聴く際に意外と便利に使えてしまいます。

また、6.3mmのジャックには、TRSケーブルであれば普通に接続できるので、リケーブルも簡単に行うことができますよ。自分の普段使っている音のいいケーブルがあるのであれば、それを使うのも手だと思います。

TRSケーブルを繋いで簡単にリケーブルすることが可能

さて音質についてですが、DJ用途としても想定されているだけに、低音がしっかり出ています。割とナチュラルな出音で、アタック感もあり、EDMなどに向いていると思います。また中音域と高音域のバランスはいい印象。ただ解像度をもう少し上の価格帯であるモニターヘッドホンと比べてしまうと、見劣りしてしまうところはありますが、リスニング用やエントリーモデルとしては、十分だと思いますよ。

エントリーモデルとして最適

付属品としては、持ち運びに便利なポーチも付属しています。またパッケージは、しっかりした作りでここに本体と取扱説明書などが入っていました。

しっかりとした作りのパッケージ。ポーチも付属している

以上、Monitor60を紹介してみました。やはり、この価格帯でハイレゾ対応は魅力的だと思います。DTM用途として使うエントリーモデルとして、Monitor60を選択するのもアリ。

DTMでのモニター用途としても使いやすいMonitor60

ほかにもリスニングやゲームでも使えるようなヘッドホンでした。着け心地が結構いいので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

【関連情報】
Monitor60製品情報
OneOdioサイト

【価格チェック&購入】
◎Amazon ⇒ OneOdio Monitor60

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