プラグイン業界に激震! Universal Audioのプロ御用達UAD-2プラグインが、CPUベースでも動作し、超低価格に!

本日11月8日、Universal Audioから、各種プラグインをパックにしたバンドル製品が4種類発表されるとともに、新製品、アップデートなど、多くの発表が行われました。これまでApolloなどUniversal Audio製品を使ってきた既存ユーザーにとってはもちろん、まったくUniversal Audio製品を使ったことのない人にとっても、非常に魅力的な内容になっています。最大の目玉はUAD Essentials BundleUAD Producer Edition BundleUAD Studio Edition BundleUAD Signature Edition Bundleという、DSPを持っていないCPUのみの環境でも動作する4種類のバンドルが登場すること。プロ御用達の高品質だけど、比較的高価格という印象だったUniversal Audioのプラグインが、この新バンドルの登場により、1タイトル2,000円程度と激安になり、個人クリエイタでも気軽に手が届くものとなったのです。

Universal Audioといえば、DSPを搭載した製品を使ってのPCに負荷を掛けないプラグイン処理。しかし、昨年辺りから、通常のプラグインと同様に使えるネイティブ版もリリースし始めているので、Apollo Twinをはじめとするハードウェアを持っていなくても、Universal Audioのプラグインが使えるようになっていました。それがこの新バンドルの登場で、ドカンと低価格化したのですから、見逃さない手はありません。DSPで動くものの規格をUAD-2プラグイン、ネイティブで動くものの規格をUADxと呼称しているのですが、今回のバンドルにおいてはどちらの環境でも使えるのがポイント。既存ユーザーはDSP環境のプラグインの種類を増やしつつ、出先でネイティブ版を使うことができたり、新規ユーザーはネイティブ版で始めて、成長に合わせDSP環境に移行していくといった、一生ものとしての使い方が可能。ちなみに、現在新バンドルラインナップの登場にともない、非常にお得なアップグレード版も用意されています。プラグイン業界すべてに大きな影響を及ぼしそうな今回のUniversal Audioの発表について、その概要を紹介していきましょう。

1958年創業のUniversal Audioとは

Universal Audioは、1958年にBill Putnam Sr.によって設立された老舗のメーカー。主に、オーディオインターフェイス、アナログハードウェア、プラグインを得意としており、近年ではマイクの開発も行っています。プロのレコーディングスタジオには、必ずといっていいほど、Universal Audioのハードが並んでいるし、PCにはUniversal Audioのプラグインがインストールされているし、日本の音楽業界とも切っても切れない関係なのです。

以前「アメリカ探訪記:最新DSP技術でApollo、Arrowを生み出すUniversal Audioは今も50年前のアナログ機材を生産し続けるメーカーだった」という記事で、Universal Audio本社を訪問した記事もあるので、興味のある方はご覧になってみてください。ビンテージ機材を今でも昔ながらの手法で生産する一方、最先端技術でオーディオインターフェイスやソフトウェアを開発するという、ほかにない非常にユニークな会社でもあるのです。


アメリカ・カリフォルニア州にあるUniversal Audio本社

プロアマ問わず本格的に楽曲制作を行うユーザーには、そのオーディオインターフェイスApolloシリーズが人気であり、よく写真などにも写り込んでいるので、ご存じの方も多いと思います。ちなみに先日モデリングマイクのSC-1が発表されたので、興味のある方は「Neumann、Sony、AKGを完全再現する、Universal AudioのモデリングマイクシステムSC-1とHemisphere」という記事もご覧ください。

Neumann、Sony、AKGを完全再現する、Universal AudioのモデリングマイクシステムSC-1とHemisphere

DSP環境のUAD-2とネイティブ環境のUADx。そしてWindows、VST3にも対応

そんなUniversal Audioのプラグインは、現在DSPで動くUAD-2プラグイン、ネイティブで動くUADxがあります。基本的に中身は一緒なので、ユーザーはDSPだろうが、ネイティブだろうが、音の面では特に考える必要はありません。数年前はUAD-2プラグインしかなかったのですが、徐々にUAD-2からUADxへと移植が進んでいるため、今は初心者でも導入しやすいものになったのです。このUAD-2とUADxについては以前Universal Audioのユウイチロウ“ICHI”ナガイさんに音は違うの? Windows版はいつくる?Universal Audioにインタビュー!! UAD Sparkは何をもたらすのか真相に迫る!」という記事で詳しく聞いているので、こちらを参照してみてください。

またこのUADxの登場とともに、UAD Sparkというサブスクリプション型のサービスもスタートし、月々の課金によって、UADx対応のプラグインをすべて使える形になっていました。その時点ではMac版が先行して登場した形でしたが、現在はすべてWindowsでも動作する形になっています。さらに、今回ついに待望のVST3に対応。これで現在の各種DAWで問題なく使えるようになったのです。

 

昨年UAD Sparkが発表され、ネイティブ環境でもUniversal Audioのプラグインが使えるようになった

買切り・ネイティブ版としても使えるUniversal Audioのプラグインバンドルが4種類誕生

さて、今回の発表の目玉はバンドル製品が4種類誕生したことです。前述のとおり、ApolloなどのDSP製品を持っていない人にとって、Universal Audioのプラグインを利用するには、UAD Sparkのサブスク会員になって、UADxを入手する、というのが基本でした。それが、もっと手軽に、そして買い切りでプラグインが入手可能になったのとともに、DSP製品を持っている人にとっても、より手軽に低価格でプラグインのセットを入手できるようになったのです。
ご存じのとおり、これまでもいろいろなUAD-2プラグインのバンドルがありましたが、今回その一部製品が終了し、新たに基本となる4つのバンドルが発表された形です。また従来はバンドルに含まれる製品が部分的に被っていたりして、「これ持ってるのにちょっと無駄だなぁ…」なんてケースがあったのですが、新しいバンドルではその被りが解消されています。Universal AudioのIchiさんによると、今後新製品が発表されれば、このシリーズのままバージョンアップする形で、新製品がラインナップに追加される形でアップデートすることになる、とのこと。また下位のグレードから上位のグレードへのアップグレードも割引価格で実現できるとのことです。

バンドルの発売され、低価格でUniversal Audioのプラグインが使えるようになった

これにともない、バンドルで購入すると1タイトルの価格がグッと下がり、個人ユーザーでも初心者でも気軽に買える価格帯になったのも重要なポイント。しかも新バンドルラインナップの登場に合わせて、さらにお得なアップグレード版も用意されているので、こちらについては後ほど紹介したいと思います。

新しいバンドルのラインナップは以下の4種類で、国内ではダウンロードサイトであるbeatcloudから購入できるようになっています。このタイミングでEssentialsを除く3種類がbeatcloudのイントロプライスとして通常よりかなり安い価格になっています。

UAD Essentials Bundle     ¥44,850
UAD Producer Edition Bundle  通常価格¥59,850 → イントロプライス:¥44,850
UAD Studio Edition Bundle   通常価格¥74,850 → イントロプライス:¥59,850
UAD Signature Edition Bundle  通常価格¥89,850 → イントロプライス:¥74,850

エントリークラスのUAD Essentials Bundle

UAD Essentials Bundleは、エントリークラスのバンドル製品で、まずは揃えたい11個のプラグインとインストゥルメントが詰め込まれています。内容は以下の通り、

Teletronix LA-2A Leveler Collection
Pultec EQ Collection
Century Tube Channel Strip
Oxide Tape Recorder
Galaxy Tape Echo
Pure Plate Reverb
PolyMAX Synth

特に人気の高いTeletronix LA-2A Leveler CollectionやPultec EQ Collectionといった定番製品がバンドルされていますね。エントリーモデルに相応しい、ミックスに必須のプラグインが同梱されているのが、UAD Essentials Bundleの魅力ですね。

定番のEQやコンプに加え、音源なども追加されたUAD Producer Edition Bundle

続いては、UAD Producer Edition Bundleです。このグレードで定番のものがまずは揃うので、予算次第ではここからスタートしていくのもいいと思います。こちらは、先ほどのUAD Essentials Bundleの11種類に加え、以下の11種類が入った計22個の製品が収録されています。

1176 Limiter Collection
Brigade Chorus Pedal
Electra 88 Vintage Keyboard Studio
Moog Minimoog
Opal Morphing Synth
Ravel Grand Piano
Studio D Chorus
Waterfall B3 Organ
Waterfall Rotary Speaker

汎用性の高いコンプ1176が、UAD Producer Edition Bundleから収録されているようですね。また今でもなお、根強い人気のMoog Minimoogのインストゥルメント音源も付属しています。ちなみにUniversal Audioのソフトウェアは、開発元のメーカーとタッグを組んで開発しているので、まさしく本物なのですが、Moog MinimoogについてもMoog Musicとのパートナーシップによって開発されているのです。本物の出音を体感できるのが、UADプラグインの魅力ですね。

ちなみに、このMinimoogを含め、インストゥルメントに関しては、すべてUADxのネイティブ版のみであり、UAD-2対応にはなっていません。

ミックスを完結させるUAD Studio Edition Bundle

さらに上位バンドルとなるUAD Studio Edition BundleやUAD Signature Edition Bundleによってマスタリングツールや定番エフェクトが揃うので、ある程度音楽制作を行ってきた人であれば、やはり狙っていきたいところ。まずUAD Studio Edition Bundleは、前述のUAD Producer Edition Bundleの22種類に以下の11種類を追加した計33種類で、内容は以下の通りです。

Avalon VT-737 Tube Channel Strip
dbx 160VU Compressor / Limiter
Empirical Labs EL8 Distressor
Fairchild Limiter Collection
Lexicon 224 Digital Reverb
Manley Tube Preamp
Studer A800 Tape Recorder
Teletronix LA-3A Compressor
UA 175B & 176 Tube Compressor Collection

全部入りのUAD Signature Edition Bundle

そして、最上位版であり全部入りのUAD Signature Edition Bundleは上記UAD Studio Edition Bundleの33種類にさらに以下の11種類が追加された全44種類でとなっています。

API 2500 Bus Compressor
API Vision Channel Strip
Capitol Chambers
Capitol Mastering Compressor
Hitsville EQ Collection
Hitsville Reverb Chambers
Manley Massive Passive EQ
Manley VOXBOX Channel Strip
Sound City Studios

Pultec EQ 、API、1176、LA-2A、dbx…などは、数多くのメーカーがそのモデリングプラグインをリリースしているので、どれを使おうか迷う方も多いと思いますが、UADで実績があり、世界中のプロが使っているUniversal Audioのものであれば、間違いなさそうです。

先ほども紹介したとおり、これら4つのバンドルに含まれるプラグインはいずれもネイティブ版として動作するほか、ApolloなどUAD-2に対応したハードウェアを持っている人なら、DSP版としても使うことが可能です。ただし、インストゥルメントに関してはネイティブ版のみで、DSP版は存在しないようです。

新たにネイティブ版のUADxとして登場した5つのプラグイン

ところで、UAD-2/UADxのプラグインユーザーであれば、これらのラインナップを見て、「おぉ!」とお気づきの方もいると思いますが、今回まったく新たにSound City Studios Plug-InというプラグインがUAD-2/UADx用に誕生したとともに、このタイミングで新たにUAD-2からUADxへと移植されたプラグインが4つほどあります。せっかくなので、それぞれどんなプラグインなのか簡単に紹介してみましょう。

※2023.11.10修正
初出時、Sound City StudiosがUAD-2にも対応しているように記載しましたが、実際にはネイティブ版であるUADxのみの対応とのことです。お詫びして訂正いたします。

※2023.11.22修正
当初2023年11月15日から利用可能とされていたSound City Studiosですが、少し遅れ11月21日から利用可能となりました。また名称がSound City Studios Plug-Inとなったので、記事内も修正し、画面キャプチャもβ版から製品版に差し替えました。

Sound City Studios Plug-In(2023年11月21日から利用可能)

世界中でもっとも著名なロックンロールスタジオとして、カリフォルニアのVan NuysにあるSound City Studiosというところがあります。ここは1969年のオープン以来Nirvana、 Metallica、Fleetwood Mac、Tom Petty、Rage Against the Machine……などなど多くのアーティストがレコーディングをしてきたスタジオとして知られています。

そのSound City Studiosを完全に再現するというのがこのプラグインです。単に部屋鳴りをシミュレーションするというのではなく、マイク、アナログ機器、伝説的なミキシング コンソールなど、この有名なクリエイティブ スペースのあらゆる側面を提供するのが、このプラグインの面白いところ。このプラグインを使用することで、音楽制作者は、無数のヒット曲の伝説的な本拠地で音楽を録音し、ミックスできるようになるのです。

Avalon VT-737 Tube Channel Strip

どこのレコーディングスタジオに行っても見かける、まさに史上最高のベストセラーとなったスタンドアローンのチャンネルストリップ、AvalonのVT-737をプラグイン化したものであり、本家Avalonとの共同開発なので、まさに本物のサウンドを出せる機材です。

真空管マイクプリアンプ、オプト・コンプレッサー、パラメトリックEQを1台に集約したもので、ハードウェアで新品購入すると60万円以上するものがプラグインとして使えるわけです。

またEric J Dubowsky、(Flume 、Odesza)、Hector Delgado (A$AP Rocky、Lana Del Rey)、Michael Brauer (Coldplay, My Morning Jacket)などのアーティストによるプリセットも収録されています。

Capitol Chambers

アメリカ・ハリウッドのランドマークであるキャピトル レコード タワーにあるレコーディング スタジオ、Capitol Studiosの地下エコー チェンバーを再現した世界で唯一の本格的なプラグインです。

この地下の反響を利用したサウンドは、Ray CharlesからFrank Sinatra、BeckからMuseまで、数多くのアーティストによる作品で利用されてきたのですが、その響きをプラグインで簡単に実現でき、UAによるダイナミックルームモデリングを活用し、Capitol Chambersのマイクの配置を変更しながら新しいサウンドを創作できるようになっています。また現在および歴史的なチャンバー構成に加えて、まったく新しい設定もオーディションすることが可能なほか、アンプ、スピーカー、カスタムプリアンプ、そしてマイクなど、チャンバーのシグナルチェーン全体を活用可能できる形となっています。

Empirical Labs EL8 Distressor

豊富なカラーを備えた多用途な Distressorは、伝説的なUA 1176やTeletronix LA-2Aコンプレッサーも踏襲しつつ、実用性と創造性を兼ね備えた現代的なコンプレッサとしても使えるのが大きな特徴です。

ドライ/ウェットパラレルプロセッシングやヘッドルームなどのプラグイン専用機能を活用し、ユーザーがカスタマイズ可能な動作レベルを実現するとともに、有名な「Dist 2」および「Dist 3」モードを使用して楽器やボーカルをクリエイティブに彩ることが可能です。

Manley Massive Passive EQ

数多くのEQがある中で、Manley Massive Passive EQは、真空管を使った機材で、トラック用としてマスター用として使えるものとして、世界中のスタジオで使われている機材です。耳障りな高域を追加することなく、パンチ、空気感、シズル感、明瞭さを手軽に演出できるとともに、中低域で音をこもらせることなく、ミックス全体に重量を加えられる機材として、広く使われています。

ただこのハードウェアを買うと120万円以上するため、個人ユーザーが自宅で使うというのは、ほとんど不可能なものだったわけですが、Universal AudioがManlayと組んで、まさにホンモノそのものを再現できる形で開発したのがManley Massive Passive EQです。普通のEQとは明らかに異なる、この真空管のEQを使って音作りをしてみるというのは、とても魅力的に感じます。

お得なアップグレード版は、何らかのUADプラグインを持っている人が対象

そして、前述のとおり、すでにUADプラグインを持っている方にとっては、さらにお得なアップグレード版も4つのバンドルそれぞれに登場しています。具体的には以下のとおりです。

UAD Essentials Edition Upgrade
対象:いずれかのUADプラグイン(Mac/Windows)をお持ちの方
通常版:44,850円→ イントロプライス:7,350円
UAD Producer Edition Upgrade
対象:いずれかのUADプラグイン(Mac/Windows)をお持ちの方
通常版:59,850円→ イントロプライス:29,925円
UAD Studio Edition Upgrade
対象:いずれかのUADプラグイン(Mac/Windows)をお持ちの方
通常版:74,850円→ イントロプライス:37,425円
UAD Signature Edition Upgrade
対象:いずれかのUADプラグイン(Mac/Windows)をお持ちの方
通常版:89,850円→ イントロプライス:44,975円

購入の条件としては「いずれかのUADプラグイン(Mac/Windows)をお持ちの方」というのは、先日まで行われていたフリーで配布されていたLA-2AでもOKとのこと。中でも一番エントリー版のUAD Essentials Edition Upgradeは7,350円と激安なので、買わないほうが損というレベルです。また、上記のバンドル以外にも、DSPアクセラレーターやApolloを持っている人向けのバンドルもお得なラインナップが用意されているので、ぜひウェブページをご確認ください。

新しいバンドルが登場したことにより、これでサブスクのUADSpark、単品購入、バンドルの3つの買い方が可能になったわけです。それぞれの環境に合った選択肢が用意されているので、ぜひ自分に合った方法を選択してみてくださいね。

新登場のリミッタープラグインC-MAX

また、上記4つのプラグインバンドルに収録されているわけではありませんが、このタイミングでUniversal AudioのUAD-2の新プラグインとしてC-MAXもリリースされました。

これはDSPオンリーのプラグインとなっており、これまで発売されてきたC-Suiteシリーズの製品。リミッタープラグインのC-MAXは、コンプ感を一切感じさせない出音となっており、マスターに挿して最終的に音量をグッと上げることができます。C-MAX自体は色付けはなく、とてもクリーンなのですが、サチュレーションを掛けてカラーをつけていくことも可能となっています。

UAD-2のアップデート、マイクモデリングプラグインHemisphereのDSPバージョンのリリース

前述のとおり、Windows版がリリースされ、VST3にも対応したわけですが、もうひとつUAD-2として大きなアップデートもあります。それはUADxでは開発は後発だったこともあり、サーチができたり、お気に入りができたり、A/Bチェックができたりしたのですが、これがUAD-2にも搭載されました。以前のSC-1の記事で紹介したようにマイクモデリングプラグインHemisphereのDSPバージョンもリリースされたので、こちらも要チェックですね。

以上、Universal Audioの発表について、その概要を紹介しました。初心者としてUAD Essentials Bundleからスタートしていき、成長するにつれて上のグレードのバンドルを選べるし、将来的にUniversal AudioのDSP対応のハードウェアを導入すれば、リアルタイムでPCに負荷を掛けない環境を作れるし、まさに一生ものの環境が作れる土台が整いましたね。

【関連情報】

UAD Essentials Bundle製品情報
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