「ギターは持ってる」、「コードくらいはある程度押さえられる」、「けど、カッコよく弾けるというにはほど遠い」……そんな思いの人は少なくないのではないでしょうか?教則本を読んでもなかなかうまくいかないし、YouTubeの教則ビデオなんかも試してみても、そう簡単にはいかないものです。TAB譜の見方くらいは分かるけど、思ったようにはなかなか弾けないものですよね。

そんな中、これなら弾けるようになるかも!と思わせてくれる強力なiOSアプリ、PhraseStock(フレーズストック)が誕生しました。別にiPhoneがギターを弾くのではないですよ!プロのギタリストが監修して作られた850円の学習アプリで、自分がさまざまなフレーズを弾けるように丁寧に教えてくれるというもの。ギター初心者にとってももちろん、結構弾ける人にとってもアプリ名通り、弾けるフレーズをストックしていくためのツールとして有効なようです。実際どんなアプリなのか紹介してみましょう。


ギター、ベースのフレーズを覚えるための教則アプリ、PhraseStock

みなさんはギターやベースの練習って、どのようにしていますか?やっぱり教則本を読んで弾いてみたり、自分の好きな曲の弾いてみたいフレーズを真似てみたり……なんていう方が多いと思います。最近だと、その好きなフレーズの弾き方をYouTubeで指の位置や指の運び方を丁寧に教えてくれるビデオもいろいろあるので、練習しやすい環境になってきているとは思います。


ベース用のフレーズも数多く収録されている

とはいっても、なかなか思い通りに弾けるものではくて、すぐ諦めちゃう人も少なくないでしょう。また、単に1つの曲をコピーしただけだと、なかなか応用が利かず、1度転調したら、どうにも手の施しようがない……なんてことになるかもしれません。

今回登場したPhraseStockは、ギターやベースを抱えたまま見て聞けてトレーニングできる次世代テキスト。弾き方を教えてくれると同時に、理論も一緒に学べる、アプリならではの機能を数多く持つツールなんです。まずは、以下の1分のビデオをご覧ください。



これでだいたいつかめたのではないかと思いますが、このアプリの中には数多くのオリジナルフレーズが入っていて、楽譜・TAB譜とともに、ギターの指板が表示され、TAB譜側と連動しながら、どこを抑えればいいかを示してくれます。


iPhone Xで表示させるとこんな感じに

しかもその指板をタップすれば音が出るし、そのままドラッグすればチョーキングも可能。実際のギターで試しながら比較することもできますね。


必要に応じて指板だけを表示させることも可能

もっとも最初からオリジナルと同じスピードで弾くのはなかなか難しいもの。そこで、右のスライダーを落としてテンポをゆっくりにして弾くことも可能となっています。これで弾けるようになってきたら徐々にテンポを上げていけばいいわけですね。


利き手を左にすればレフティモードになる

また連続して弾かなくても、1音ずつ進めていって、指の押さえ方を確認することも可能です。中には左利きなんで、普通の教則本やビデオだとどうしても弾きにくい……という方もいると思いますが、PhraseStockは先日のアップデートでレフティモードが搭載されたので、そうした心配もないですよ!


AB区間を設定して繰り返し練習することもできる

この設定画面を見ると分かる通り、レフティモードだけでなく、カラオケモードにしたり、AB間リピートの設定をして繰り返し練習するなど、さまざまな使い方ができるようになっています。

そして最大のポイントともいえるのが、モード変更によって指板にマークに、音階を表示したり、数字でスケール表示することができるようになっていること。つまり、これをしっかりと身につけていけば、他への応用が利くというわけですね。


指板上に、指を押さえる位置だけを表示するモード


スケールで表示するモード


音階で表示するモード

そのPhraseStockの開発・監修を行ったギタリストの鈴木健治さんに、PhraseStockを作った経緯などについて伺ったところ
自分にとってギターを弾くことは仕事である以前に人生の一部になってまして、それはずっと変わらないと思うのですが、仕事をするなら何か人様の役に立てることがしたいと漠然と考えていました。そうした中、one groove藤田氏よりPhraseStockのアイデアを頂き、これは自分にも出来ることなのでは?と思い、アプリの主にサウンド面に携わることになりました。

ギターやベースを持ちながらアプリPhraseStockでお気に入りのフレーズを探してみてください。そしてゆっくりでもつっかえても構いませんので、フレーズを自ら奏でる感動を体験していただければとても嬉しく思います。
とのこと。収録されているギター用のフレーズの一部を上げると

【ギター用収録メニューの一部】
  • Amペンタトニック8ビートソロ(ブロックポジション1)
  • Amペンタトニック16ビートソロ(ブロックポジション4)
  • CMペンタトニック8ビートソロ(ブロックポジション1)
  • CMペンタトニック16ビートソロ(ブロックポジション1)
  • C7ソロ1
  • Eソロ2(カッティング)
  • Eソロ3
  • 1625進行でのソロ1
  • マイナーペンタトニック(ブロックポジション3)
  • マイナーペンタトニック(ブロックポジション1〜5昇降)
  • メジャーペンタトニック(ブロックポジション3)
  • メジャーペンタトニック(ブロックポジション5〜1昇降)
  • ダイアトニックスケールアルペジオ
  • ハノン
  • リズムトレーニング1(裏クリック)
  • 「チキン」コード進行ソロ
  • ブルース進行ソロ2
  • ノンストップ運指「トルコ行進曲」
  • Eドリアンスケールソロ2
  • DとBリディアンスケールソロ

などなど。ほかにも膨大なフレーズがあり、同様にベース用のフレーズもたくさん収録されています。本当に初心者のための簡単なフレーズもあれば、かなり上級者向けのフレーズもいろいろですね。


メニューから数多くのフレーズを選ぶことができる。右にYouTubeロゴがあるのが動画連動

ユニークなのは、YouTubeとも連動していて、PhraseStockで練習するとともに、プロギタリスト、プロベーシストが弾いているビデオを確認して、お手本にしたり、比較することができるようになっています。

たとえばジャズのスタンダードナンバーである枯葉なんかも収録されています。



これを見ると、なんか自分でも弾けそうな気がしちゃうじゃないですか!もちろん、実際にはそんなに簡単にいくわけはないんでしょうが、早くギターを手にしたくなっちゃいますよね。

ユニークなのはアップデートとともに、今後フレーズ数はさらに増えていくとのこと。実際、上記の枯葉もアップデートで追加されたもの。今後も複数のプロギタリスト、プロベーシストのフレーズを収録していくようなので、期待したいところですね。

久しぶりにギターでも弾いてみようかな……、なんて思った方は、このPhraseStockとともに試してみてはいかがですか?

【ダウンロード&購入】
◎AppStore ⇒ PhraseStock