藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: iPad/iPhone

中学・高校生なら誰でも知っている音楽コラボアプリの「nana」。みなさんは使ったことありますか?昨年も「女子中高生が熱狂するnanaのレコーディングセミナーに潜入してみた!」という記事で紹介したことがありましたが、そのnanaがさらに進化を続けており、DTM観点から見ても、とっても面白い「場」になってきているのです。

ご存じない方に一言で説明すると、nanaは、スマートフォンで簡単に歌声や楽器演奏が録音・投稿できるアプリです。ユーザー同士で拍手やコメントをつけたり、重ね録りをしてコラボしたりと、音楽を通して世界中の人とコミュニケーションを楽しむことができるツールで、現在のユーザー数は350万人。そして1日5~6万の新規投稿があるというトンでもない世界になっているんですよね。そのnanaでDTMユーザーの投稿に非常に注目が集まっており、まさにモテモテの状態なんだとか。実際、どういう状況なのか探ってみました。


スマホの人気アプリ、nanaにDTM楽曲をアップすると、注目度が抜群!?
 
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iPhone、iPadのCPUが強化されてきたのに伴い、DAWやシンセサイザ、エフェクトなどもどんどん強力になってきているのと同時に、複数のアプリを同時に起動し、組み合わせて利用するのが当たり前になってきています。その組み合わせのための仕組みとして用意されているのがInter-App AudioAudioUnits Extension、そしてAudiobusの3種類。Inter-App AudioとAudioUnits ExtensionがAppleが用意している仕組みなのに対し、Audiobusだけはサードパーティーによる開発。でもGarageBandがAudiobusをサポートするなど、Appleも公認するシステムとなっているのです。

それぞれ一長一短あって、どう使い分けるかが難しいところではあるのですが、非常に自由度が高いのがAudiobusの大きなメリット。これまでAudiobus 2というバージョンだったのですが、つい先日、Audiobus 3 がリリースされました。Audiobus 1からAudiobus 2はバージョンアップであったのに対し、今回のAudiobus 3はAudiobus 2とは別アプリ。これまではアプリ間をオーディオで橋渡しするものだったのに対し、今回のAudiobus 3ではオーディオに加えMIDIの橋渡しも可能にしたことで、非常に柔軟性の高いものに進化しているのです。実際、どんなことができるのかを紹介してみましょう。


MIDIにも対応したAudiobus 3がリリースされた
 
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iPhone、iPadのDTM系アプリとして常に人気上位にいるKORG GadgetのMac版であるKORG Gadget for Macが3月24日、ついに発売になりました。今年1月にアメリカで行われたNAMM SHOWで発表されて大きな話題になっていたKORG Gadget for Macは単にiOSからMacへプラットフォームを変えただけではなく、DTMにおけるさまざまな可能性を提示してくれる、これまでにないユニークなアプリケーションとなっているのです。

ソフトはダウンロード版のみで、KORG Shopを通じての購入となります。また価格は29,800円(税込み)が標準価格となっているのですが、今なら発売記念特別価格の19,800円。同じタイミングでiPad/iPhoneで使えるiOS版も機能大幅強化の上に半額の2,400円で発売されています。先日放送したDTMステーションPlus!でも、このKORG Gadget for Macを紹介しましたが、改めてこれがどんなソフトであるかを紹介するとともに、iOS版と何が違い、どんな使い方ができるのか見ていくことにしましょう。
 

KORG GadgetのMac版が3月24日に発売されたのでiOS版とともに使ってみた

 
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その場にいるような立体的なサウンドをどのように録音するか、というテーマは重要でありながら、なかなか難しい問題ですよね。単に高級なマイクを使えば立体的になるわけではないし、ステレオでマイクを設置すれば上手に録れるというわけでもありません。

かといって、リバーブを掛ければいいわけでもないし、ステレオイメージャーのようなエフェクトを掛ければ、臨場感あふれる音になるのか、というとそうでもないのが、難しいところなんです。そうした中、難しいテクニックなしに、極めてシンプルで簡単に立体的なサウンドで録音できるユニークなマイクがありました。iPhoneiPadiPod touchなどで利用できるDOMINO 2MIC(ドミノツーマイク)というのがそれ。DSPで信号処理することで、そうした立体的なサウンドを実現するようなのですが、どんなものなのか試してみました。


立体的にサウンドを収録できるDOMINO 2MICを試してみた
 
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昨年末に第2期が終了したアニメ作品『響け!ユーフォニアム2』。いまだに喪失感を引きずっている人も少なくないようですが、その『響け!ユーフォニアム2』がiPhoneアプリになって帰ってきました!そう、以前にも記事で紹介した『ふこうよアンサンブル ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』がVer 2.0へとアップデートし、『響け!ユーフォニアム2』対応となったのです。もちろん、アプリは従来どおり無料です。

このアプリは、ヤマハ開発した楽器演奏評価技術、「virtana(ヴィルターナ)」というものを用いて、管楽器演奏支援アプリケーションとして誕生したもの。ユーフォニアムはもちろんのこと、フルートやアルトサックス、B♭トランペットなど対象とした練習用のアプリではあるけれど、小学校で習ったソプラノリコーダーにも対応しているし、まったく管楽器が吹けない人でも、アニメの世界に没入できるアプリとして十分楽しめるものとなっています。以前にも記事にしているので、ここではアップデートポイントを中心に簡単に紹介してみたいと思います。


『ふこうよアンサンブル ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』Ver.2のオープニング画面
 
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昨年末にImage-Lineから「FL Studio Mobileの新バージョン3がリリースされ、大きく変わった」というメールやメッセージがいろいろ来ていたけど、忙しくて放置したままでいました。が、iOS版の無料アップデートだけはしていたので、ふと開いてみたら、まったく違う完成されたDAWに変わっていてビックリ。しかもこれ、iPadとiPhoneだけのアプリということではないんですね。

Androidも同じFL Studio Mobile 3.xへと進化して、iOS版とまったく同じ機能を装備していました。さらに、買ってはいないけど、Windows PCおよびWindowsモバイルで使えるバージョン、そしてなんとFL Studio 12上で動作するプラグインバージョンまであって、それぞれがまったく同じものとなっているんです。何が起こっているのか、これがどんな機能を持っていて、何ができるのかをちょっと試してみました。


iPad、iPhone、Android、Windows、そしてFL Studio 12のプラグインとしても動く、FL Studio Mobile 3
 
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Rolandが3月に発売を予定している「手のひらサイズの小型ミキサー、GO:MIXER」を先日、記事で紹介しました。これはiPhoneやiPad、さらにはAndroidとも接続して利用可能なスマートフォン専用のミキサー。とっても小さいながらも10IN/2OUTを装備するミキサーとして非常に便利に使える機材であることを紹介しましたが、そのときは一晩、借りただけで基本部分の検証しかできませんでした。

でも、このGO:MIXER、かなり可能性を感じる面白い機材だったので、再度借りるとともに、マニュアルや仕様書にない使い方をいろいろと試してみました。あくまでもメーカー保証外なので、ここでの内容についてのRolandへの問い合わせはお控えいただきたいのですが、裏ワザ的な使い方が非常に面白いツールでもあるので、その内容について紹介していきましょう。

【4月21日追記】
発売された製品版では、この記事を書いたときに使ったプロトタイプから仕様が変わり、USB出力がUSB側へループバックしてしまうため、DTM用途ではほとんど使えなくなっています。Rolandに確認しましたが、設定変更はできないとのことなので、ご注意ください。



先日紹介したRolandのGO:MIXERを仕様書にない方法で使って、動くか検証してみた

 
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アメリカではNAMM SHOW開催中で、Rock oN宮地楽器ICONなどが現地から次々と新製品情報を届けてくれる中、一人お留守番のDTMステーションは、NAMM情報を元に国内メーカー製品をチェックしているわけですが、その中でとっても気になった製品の一つがRolandが発表したGO:MIXERという製品です。正確にいうとNAMM前のCESで発表になったのですが、手のひらサイズの「スマートフォン専用小型ミキサー」との打ち出しになっています。

完成した製品のほとんどはNAMM SHOWに行ってしまい、国内には1台限りしかないとのことでしたが、担当者に無理を言って1晩だけお借りして試してみました。その結果、発表資料に書かれているiOSデバイスやAndroidで使えるのはもちろんのこと、スタンドアロンでも、PCとの接続でも使えるミキサーであり、かつオーディオインターフェイスでもあることが分かったので、まずは速報版としてレポートしてみたいと思います。

【4月21日追記】
発売された製品版では、この記事を書いたときに使ったプロトタイプから仕様が変わり、USB出力がUSB側へループバックしてしまうため、DTM用途ではほとんど使えなくなっています。Rolandに確認しましたが、設定変更はできないとのことなので、ご注意ください。



95mm×95mmというとってもコンパクトなUSB接続型のスマートフォン用ミキサー、RolandのGO:MIXER
 

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DTM系のアプリが多いのは羨ましいけど、諸々の事情から「iPhoneには移れない」、「Androidがいい」という人は少なくないと思います。「もう少しAndroidにもシンセやシーケンサ、エフェクト、DAWなどが出てくれればいいのに……」と待ちわびていた方も多いでしょう。

お待たせしました。ようやくAndroidもDTM系のアプリが登場しはじめました。まあ、すでにFL STUDIO MobileやAmpliTube、iGrand Piano、SunVox……といったアプリも存在はしていたのですが、ついに本命ともいえる楽器メーカー、KORGがAndroidの世界に参入し、第1弾のアプリ、Kaossilator(カオシレーター) for Androidを発売したのです。見た目も使い勝手もiOS版とほぼ同じで、価格はiOS版の2,400円よりも安い1,980円。しかも2017年1月5日までは発売記念セールとして980円(iOS版も1,200円)と半額になっているんです。実際、どんなものなのか試してみたので、紹介してみましょう。


ついにAndroid版のKaossilatorが登場。いよいよAndroidによるDTM時代が到来 

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1990年にKORGから発売されたWAVESTATIONというシンセサイザ・キーボードをご存知ですか?当時22万円という価格で発売されたのを見て、憧れつつも、さすがに手も出せずに楽器屋で触っていたのを思い出しますが、そのWAVESTATIONが先日、KORGからiPad/iPhone版のiWAVESTATIONとして発売されました。

機能、音的には、まさに当時のWAVESTATIONをそのまま再現したものではありますが、使い方という面では、実機とは比較にならない次元で使いやすいものとなっていて、WAVESTATIONが本来目指した世界をこれで存分に実現できるようになっているんです。価格は3,600円と当時の1/60以下。しかも1月5日までは発売記念の特別セールということで2,400円となっているので、まさに今が購入のチャンス。どんなシンセなのか紹介してみたいと思います。


1990年発売のWAVESTATIONがUIを新たにしてiPad/iPhoneベースで復活
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