藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: iPad/iPhone

最近はマルチ入出力を装備したオーディオインターフェイスがかなり手ごろな価格で入手できるようになっています。たとえばPreSonusの6IN/8OUTのオーディオインターフェイスStudio 6|8なら36,800円程度、TASCAMの16IN/8OUTであるUS-16x08で32,700円程度、またSteinbergの8IN/8OUTのUR824でも70,000円程度と、そんなに安くなってるの…と驚くほどです。

そのオーディオインターフェイスを普通にDAWと接続して使うのもいいのですが、これをiPhoneやiPadと接続することで超高機能・高性能なミキシングコンソールにできてしまうというスゴイiOSアプリがあるんです。もう2年ほど前に発売されていたようですが、先日たまたま見つけた買ったAUMというのがそれ。スウェーデンのKymaticaさんという方が開発したものなんですが、かなり強力な機能を備えているので、どんなものなのか紹介してみたいと思います。


オーディオインターフェイスを高性能・高機能なミキシングコンソールにできるアプリ、AUM


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iPhoneやiPadで動作する音源は、今や膨大な数がありますが、考えてみるとDX7互換のFM音源ってなかったんですよね。かなり昔から水引孝至さん開発のDXi FM synthesizerというDX7風な4オペのFM音源があったり、やはり4オペのFM4というアプリ、また種田聡さん開発の金属音サウンドを奏でるMersenneというちょっと変わったFM音源があったりと、FM音源自体はいろいろありました。しかし今回登場したKQ Dixieは、世界初のDX7互換となるシンセアプリで、以前「海外で大ヒット中、日本人開発のiOSシンセ、KQ MiniSynthが凄い!」という記事でも紹介したことがある雲英亮太(きらりょうた)さん開発のもの。

DX7互換のFM音源だから、もちろん6オペレータ、32アルゴリズムを装備。DX7のシステムエクスクルーシブメッセージ(SysEx)およびsyxファイルに対応しているので、DX7の実機とのやりとりはもちろんのこと、ネット上に数多くあるDX7の音色ファイルを読み込んで使ったり、KORGのvolca fmやオープンソースソフトウェアのDexedなどとのやりとりも可能となっているのです。どんなアプリなのか紹介してみましょう。


iOS初のDX7互換音源、KQ Dixie
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1月8日、アメリカ・ラスベガスで行われている家電の見本市、CES 2018においてRolandが新製品を3つ発表しました。1つはR-05以来8年ぶりとなるリニアPCMレコーダーの登場で、Bluetoothでスマホとの連携も可能なR-07。2つ目は、BOSSブランド製品で、世界初の完全ワイヤレスとなるギターアンプのKATANA-AIR

そして3つ目はiPhone/iPadアプリで、とりあえず無料で使える4XCAMERAです。これは「歌ってみた」、「演奏してみた」などで活用可能なビデオ撮影アプリで、最大4トラック・4画面の多重録音・多重録画が可能なビデオ版MTRともいえるもの。それぞれ、どんなものなのか速報記事ということで紹介してみたいと思います。


RolandがCES 2018で3製品を新たに発表
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11月15日、KORG Gadgetの新バージョンがリリースされました。その新バージョンの目玉機能となるのは、あの音圧爆上げマキシマイザーであるDotec-AudioDeeMaxを搭載したということ。まさに最強のツール同士のコラボレーションです。ご存じのとおり、KORG GadgetにはMac版とiOS版がありますが、それぞれKORG Gadget for Mac v1.5KORG Gadget for iOS v3.5にバージョンアップするとともに、DeeMaxが搭載されているのです。

でも、なぜKORG GadgetとDeeMaxが出会ってしまったのか、そこにどんなやり取りがあり、どのようにして開発されていったのか。従来のVST、AU、AAXで動作するプラグイン版とどう違い、ホントにiPhoneやiPadでもDeeMaxが動作するのか……。そうした点について、開発者みんなに集まっていただきお話を伺ってきました。伺ったのはKORGの中島啓さんと高橋和康さん、そしてDotec-Audioのフランク重虎さんと飯島進仁さんの4人です。


ついに、あのDeeMaxがKORG Gadgetの中に統合された!

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11月3日、いよいよiPhone Xが発売となります。私もなんとか初日に入手できる運びになったのですが、すでにiPhone 7をiOS 11にアップデートして試しているので、DTM用途という点だけに限って言えば、大きな変化はないのでは……と思っているところです。そうした中、その前日の11月2日早朝に、DTM関連での大きなアップデートが発表になりました。

iOS版のGarageBandがVer2.3へとバージョンアップし、大きな機能強化が図られたのです。その目玉となるのはサウンドライブラリ(SOUND LIBRARY)という機能で、ここからサウンドパックというものをダウンロードすることで、従来固定で用意されていたKEYBOARDやGUITAR、STRINGS、さらにはDRUMMERなどの音源を増やしていくことが可能になったのです。これはiPhone XやiPhone 8/8Plusに限らず、iOS 11をインストールしているiPhone 5s以降のすべての機種が対応で、いずれも無料でのアップデートとなっています。


iOS版のGarageBandがメジャーバージョンアップし、サウンドライブラリ機能などが追加された
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iPhoneやiPadで利用可能なオーディオインターフェイスというのは、もはや珍しくない存在です。というよりも最近は「USBクラスコンプライアント」という仕様のオーディオインターフェイスが主流になってきているので、多くのものが利用可能となっているのが実情です。ただ、iPhone/iPadで使うためには、Lightning-USBカメラアダプタが必要で、かつ電源供給のためには、さらにちょっとした工夫が必要になるなど、なかなか面倒なのものが多いというのも実際のところです。

そうした中、Lightning-USBカメラアダプタ不要で、iPhone/iPad付属の充電ケーブルがあれば利用可能なオーディオインターフェイスがTASCAMiXRです。先日、人気アプリのKORG Gadget用に使ってみたらなかなか便利だったので、改めてKORG Gadgetとの組み合わせという観点で、iXRについて紹介してみたいと思います。


KORG Gadgetとの相性が抜群だったTASCAM iXR
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昨年「自分の声をキャラクターの声にリアルタイム変換するSFのような技術、リアチェンvoiceが楽器フェアに登場!」という記事で紹介した、クリムゾン・テクノロジーが名古屋大学・戸田智基教授〔元奈良先端科学技術大学院大学)の研究グループと共同で開発したリアチェンvoice。その後、テレビのニュース番組などでも取り上げられていたので、ご覧になったことがある方も多いと思います。そのデモを見たときには、非常に驚いた一方で、リアチェンvoiceはあくまでも業務用の機材であり、こんなものを一般ユーザーが使えるようになるのは遥か先のこと……と思い込んでいました。

ところが、それからちょうど1年が経過した本日、なんとリアチェンvoiceがというiPhone版のアプリとして登場し、しかも無料で入手できるようになったのです。標準で「くりむ蔵」というキャラクタの声に変換可能となっているほか、オプションとして声優の佐藤聡美さんがCVを務める「東北ずん子」(3,800円)、同じく声優でMIDI検定1級保持者でもある小岩井ことりさんがCVの「声乃ツバサ」(3,800円)、そして謎のキャラクター「キューティー・エイロアン ペロロ」(2,900円)の3つのキャラクターが用意され、内部課金の形で購入可能となっているのです。つまり、女性ユーザーはもちろん、男性ユーザーでも自分がしゃべると、リアルタイムに東北ずん子や、声乃ツバサの声に変換することができちゃうのです。実際、どんなものなのか紹介してみましょう。


クリムゾンテクノロジーからリリースされた、リアチェンvoice~ジュラ紀版
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女子中高生を中心に爆発的なヒットをしている音楽SNSアプリのnana。つい先日、登録ユーザー数が500万人を突破したということで、その勢いは止まらないようです。このnanaではアップロードした曲にユーザーが重ね録りをして再アップロードする「コラボ機能」があるために、コーラスを重ねて行ったり、楽器をセッションしていくことがでるのが大きな魅力で、DTMユーザーにとっても非常に使える作品発表の場となっています。

先日も「初心者DTMerの投稿先にピッタリ!? ついにnanaがPC直アップロードに対応」という記事で取り上げたところですが、10月24日、さらにnanaアプリが大型アップデートを行われました。今回のアップデートはiOS、Androidとも同時に行われ、内蔵エフェクトとしてサンプリングリバーブ(コンボリューションリバーブ)が搭載されるなど、DTMユーザーから見てもかなりマニアックな感じ。さらにiPhone/iPad上のGarageBandからの直アップロードもサポートされているのもポイントです。実は工夫することでGarageBandだけでなく、CubasisAuriaなど各種iOSのDAWで作ったデータもUPすることが可能となっているのです。実際どんなアップデートがなされたのか紹介してみましょう。


音楽SNSアプリのnanaが大幅なアップデートを行った

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最近、DTMステーションでも人工知能AIネタが増えてきていますが、今度はヤマハによる「人と一緒に演奏することができるAI」の登場です。10月27~29日に日本科学未来館で開催されるデジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)で人間×AIによるライブが披露されるほか、アニメ「響け!ユーフォニアム」の世界に入り込めるAI搭載のiPhoneアプリが展示され、来場者といっしょにユーフォニアムやトランペットでの合奏が可能になるというのです。

でも、そもそもAIが人と一緒に演奏するとはどういう意味なんでしょうか?AIなんてなくたって、クリックさえあれば昔からコンピュータと人間のセッションは可能でしたし、シーケンスによるプレイをカラオケととらえれば、クリックなんてなくても一緒に演奏できます。しかし、このヤマハのAIを利用すれば、より人間的な演奏が可能になるのだとか……。実際どういうもので、どんなメリットがあるのか、先日、このシステムを開発したヤマハ株式会社、研究開発統括部 第1研究開発部 音楽AIグループの前澤陽さんにいろいろ伺ってみました。


「響け!ユーフォニアム」のキャラクタがAI機能を持ち、合奏相手になってくれる

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iPhoneやAndroidのスマホを用いて、誰とでも簡単にコラボ=セッション可能な超人気アプリのnana。以前DTMステーションでも「女子中高生が熱狂するnanaのレコーディングセミナーに潜入してみた!」、「いまnanaへのDTM作品投稿でモテモテってホント!?」といった記事で取り上げたことがありました。

現在のユーザー数は400万人で、1日5~6万の新規投稿があるという、すごいサービスになっているのですが、DTM作品をUPする上で大きなネックがありました。それは、WAVファイルを直接アップロードできないため、一度アナログ化した上で、スマホを使って録音しなくてはならず、面倒だし、音質も劣化してしまうという点です。しかし、9月13日ついに念願のPCからの直アップロードが可能となり、手軽にそして高音質で投稿が可能となったのです。これにより、DTMユーザーの投稿先としてnanaがなかなか魅力的なものになってきました。実際、どのように投稿するのか、どんなメリットがあるのかについて見てみたいと思います。


nanaにPC直アップロード機能が搭載された

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